ページ記述言語
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2016/9/8/ (木) 23:49時点におけるja>演歌ビニールによる版
ページ記述言語(ページきじゅつげんご、英: page description language、略称PDL)は、プリンターに対して描画を指示するためのプログラミング言語である。
一般的なタイプライターでは、文字を一定の間隔で打つ指示を操作者が行うが、ページ記述言語では文字の印字位置や文字種をコマンドで指定し、プリンタに解釈させて印字させることができる。ドットインパクトプリンタなどでは、簡易な指示しかできないが、PostScriptなどの高機能なコマンドでは、印字位置を自由に指定することができる。コマンドの形式は各社で異なるが、PostScriptやARTの様に英数字・記号で記述できる形式と、PCLやLIPS他の様に非印字文字と文字列の組み合わせで記述する形式がある。
ページ記述言語の例
※ESC/P(セイコーエプソンが開発したシリアルプリンタ用言語)なども厳密にはページ記述言語の一種であるが、ここでは省略する。
言語 | 概要 |
---|---|
インタープレス | ゼロックスが開発したもの。J-Starなどのワークステーション用プリンターで使用。 |
PostScript | アドビシステムズの開発したページ記述言語。 |
PCL | ヒューレット・パッカードが開発したもの。 |
Pages | IBMが開発したもの。 |
LIPS | キヤノンが開発したもの。 |
ART | 富士ゼロックスが開発したもの。 |
RPDL | リコーが開発したもの。 |
ESC/Page | セイコーエプソンが開発したもの。 |
201PL | NECが開発したもの。 |
PRESCRIBE | 京セラ(現京セラドキュメントソリューションズ)が開発したもの。 |
HIPER-C | 沖データが開発したもの。 |