横浜シーサイドライン金沢シーサイドライン
停車場・施設・接続路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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金沢シーサイドライン(かなざわシーサイドライン)は、神奈川県横浜市磯子区の新杉田駅と同市金沢区の金沢八景駅を結ぶ第三セクター・横浜シーサイドライン(旧・横浜新都市交通)が運営するAGT路線である。全線が軌道法に基づく軌道(案内軌条式)となっている。都市計画法に基づく都市高速鉄道としての名称は「横浜国際港都建設計画都市高速鉄道第3号金沢シーサイドライン」、都市計画道路としての名称は「横浜国際港都建設計画道路9・7・1号金沢シーサイドライン」である[1]。
全区間にて全国相互利用ICカード(PASMO、Suica、Kitaca、manaca、TOICA、PiTaPa、ICOCA、nimoca、はやかけん、SUGOCA)が利用可能である[2]。2017年3月までは交通系ICカード全国相互利用サービスに対応しておらず、使用できるICカードはPASMOとSuicaのみであった[3]。
Contents
概要
JR根岸線の新杉田駅と京急本線の金沢八景駅を結んでいる。1973年(昭和48年)の「横浜市総合計画」・1981年(昭和56年)の「よこはま21世紀プラン」の中で、金沢区埋立地の工業団地開発に従う交通需要に対処するために建設することになり、1983年(昭和58年)当時の建設省・運輸省の指導による「新交通システムの標準化とその基本仕様」に沿った第1号となった路線である。車両に関しては当初、日立製作所と東急車輛製造が共同で開発した「パラトラン」をベースの車両を導入する方針であったがコストの引き下げを目的に標準仕様に変更された。
路線建設に当たって横浜新都市交通はコンペ方式により担当会社を決定。三菱重工業・東急車輛製造・新潟鉄工所の共同体と日本車輌が車両製造を、新潟鉄工所・神戸製鋼所が電気・保安設備の製造を担当をすることとなった[4]。
1984年(昭和59年)11月15日、一足早く工事施工の認可を受けた並木中央駅 - 福浦駅間(約2.3km)より工事を開始[5]、1987年(昭和62年)の開業を目指していた。しかし、野島公園駅 - 金沢八景駅間の平潟湾の横断・野島運河の埋め立て・金沢八景駅の京急本線の接続に地元団体や金沢八景駅前の地主が反発[6]。さらに金沢八景駅の商店街から並行しての駅前再開発の要請を受け、横浜市側が再開発プランを練ることになったこと、上述の接続計画により地主からの用地買収が厳しくなったことが原因で、1985年(昭和60年)3月1日に当時の横浜市長で横浜新都市交通の社長であった細郷道一は2年遅れの開業を表明した[7]。
それでも金沢八景駅周辺の用地買収が一向に進まず、金沢八景駅は仮駅を設置することで早期開業を目指し、1989年(平成元年)7月5日に暫定的に開業した[8]。総事業費は650億円[9]。シンボルカラーとして、海と空のブルーと明るく健康的な都市を象徴するイエローオレンジを全体的に配している。
沿線にある団地住民や工場通勤客の足となっているほか、横浜・八景島シーパラダイスや海の公園などへの観光路線としても活用されている。
開業当初から15年以上にわたって乗客数が伸び悩んでいるため、会社の経営に苦しんでいたが、経営改善やダイヤの見直しなどにより、2002年(平成14年)度(第20期、平成15年3月期)以降単年度黒字を計上している(第30期、平成24年3月期現在)[10][11]。
営業制度としては、開業からしばらくの間全線220円均一の運賃制度にしていたこと[12]や、回数券の有効期間を当時の横浜市営地下鉄や関西地区の民鉄と同様に購入した日の属する月の翌月から起算して第3月の末日までとする仕組みなど意欲的な制度を多く採用していたものの、現在では比較的近隣事業者と横並びの制度が目立つようになった。
2012年(平成24年)には、開業以来、22年間連続10期にわたり運転無事故を継続していたため、関東運輸局長より無事故表彰を受けた[13]。
路線データ
- 路線距離:計画路線長約11.0km→2010年(平成22年)度より約10.9km[14]、営業路線長約10.6km[15]
- 案内軌条:側方案内式[15][16]
- 駅数:14駅(起終点駅含む)[15]
- 複線区間:全線複線[16](ただし金沢八景仮駅構内は単線)
- 電気方式:直流750V[16]
営業路線長が計画路線長より短いのは上述の通り、京浜急行の金沢八景駅に乗り入れできていない分である。現在も同駅の仮駅と本駅の間が未開業である。2008年(平成20年)度に遅れていた金沢八景駅東地区土地区画整理事業が認可され、本駅までの延伸の目処がついた。2010年度に都市計画等の変更手続き(終点位置変更)を行い、2015年(平成27年)度に京急駅舎付近までの延伸に着工した。事業完了は2019年度の完成見込み[17][18]。
運行形態
新杉田駅 - 金沢八景駅間の列車のほか、朝と夜に車両基地最寄りの並木中央駅発着列車がある[20][21]。毎年大晦日から元日にかけては、横浜・八景島シーパラダイスへの観光客や称名寺への初詣客の輸送のため、終夜運転を行う(2011年度は23時00分から1時30分まで10分間隔運転・1時30分から5時00分まで30分間隔運転)[22]。また、ゴールデンウィーク期間中は特別ダイヤが適用され、本数が増える[23]。
車内信号閉塞方式の自動列車制御装置(ATC)と、自動列車運転装置(ATO)による無人運転を行っており、運転士と車掌は乗務していない[24]。開業当初は運転士が乗務するワンマン運転が行われており、車両前面(運転台付近)に「ワンマン」の表示と鉄腕アトムのキャラクターステッカーが貼られていた。また、開業告知のポスターでは「鉄腕アトムのシーサイドライン」などと記されていた[25]。その後、1992年(平成4年)より一部列車において自動運転が開始され、1994年(平成6年)から訓練車、試運転車を除く全列車が無人運転となっている[10]。
車両
現用車両
以下の車両が使用されている(2014年5月24日現在)。車両は東急車輛製造、およびその事業を継承した総合車両製作所製が多い。
- 2000形(5両編成16本)
- Yokohama New Transit 2000kei.JPG
2000形
過去の車両
- Yokohama New Transit 1000kei.JPG
1000形
編成番号
車両番号の付与方法は、千の位で2000形なら「2」・1000形なら「1」を、百ならびに十の位で製造順を(第1編成であれば「01」)、一の位で編成内における連結順を示すという、横浜市営地下鉄の各形式に準じた方式が採用されている。
優先席・バリアフリー設備
公式ホームページ開設後、「シーサイドラインは全席優先席」とする見解を明らかにしており、同時に携帯電話の電源も切るよう利用者に対し告知していた[30]。これとは別の動きとして横浜市営地下鉄が全席優先席制度を大々的にPRするにあたり全国唯一とする公式発表を行った[31]ものの、シーサイドラインの全席優先席の取り組みを無視しているとの指摘があったことに関する行政当局の意向や、利用者の反対意見も数多く寄せられていたことから、2008年(平成20年)4月1日より2号車と4号車を「優先車両」とする設定が行われたので、全席優先席の取り組みは廃止された[30]。この際、これまで設定していなかった号車番号を新たに設定した。また、一部編成の4号車に車椅子専用スペースを設けるなど、バリアフリー化に取り組む姿勢を見せている。
その後製造された2000形には、全車両に優先席、1・3・5号車に車椅子スペースがつくられている[28]。
駅の設備更新
PASMOの導入を契機に、2004年(平成16年)頃から駅設備の更新が始まり、2005年(平成17年)には自動券売機が、2006年(平成18年)には自動改札機がそれぞれ更新された。エスカレーターは開業時から全駅に設置されているが、2010年(平成22年)までに全駅にエレベーターが設置され、LED式の発車標も全駅に整備され(新杉田・並木中央・金沢八景には反転式発車標があったが、これらも交換された)、案内サインの更新が行われ、同時に全駅で駅ナンバリングが開始された[32][33]。2011年(平成23年)には、1000形よりも幅が広くなった2000形導入に従い、車両限界とホーム側建築限界を広げるための工事が行われた[34]。2012年(平成24年)には、ATC/TD地上設備を行われた。よって開業以来、長らくホームドアの閉まるタイミングが、車両ドアの閉まるのと同時に閉まる仕様であったが、全駅で車両ドアが閉まった後にホームドアが閉まるようになった。また、FDMAを使用した列車無線/非常発報ATOデータ伝送装置への更新も行われた[11][34]。
駅一覧
駅番号 | 駅名 | 駅間キロ | 累計キロ | 駅間所要時間(分)[35] | 累計所要時間(分)[35] | 接続路線 | 所在地 |
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1 | 新杉田駅 | - | 0.0 | - | 0 | 東日本旅客鉄道: 根岸線 (JK05) | 磯子区 |
2 | 南部市場駅 | 1.3 | 1.3 | 2 | 2 | 金沢区 | |
3 | 鳥浜駅 | 0.9 | 2.2 | 2 | 4 | ||
4 | 並木北駅 | 0.6 | 2.8 | 1 | 5 | ||
5 | 並木中央駅 | 0.7 | 3.5 | 2 | 7 | ||
6 | 幸浦駅 (ミツハシライス前) |
0.8 | 4.3 | 2 | 9 | ||
7 | 産業振興センター駅 (アルファ本社前) |
0.7 | 5.0 | 2 | 11 | ||
8 | 福浦駅 | 0.6 | 5.6 | 2 | 13 | ||
9 | 市大医学部駅 (ニッパツ前) |
0.7 | 6.3 | 2 | 15 | ||
10 | 八景島駅 (横浜・八景島シーパラダイス前) |
1.2 | 7.5 | 3 | 18 | ||
11 | 海の公園柴口駅 | 0.6 | 8.1 | 1 | 19 | ||
12 | 海の公園南口駅 | 0.7 | 8.8 | 2 | 21 | ||
13 | 野島公園駅 | 0.8 | 9.6 | 2 | 23 | ||
14 | 金沢八景駅 (関東学院大学前) |
1.0 | 10.6 | 2 | 25 | 京浜急行電鉄: 本線・逗子線 (KK50) |
- 新杉田・並木中央・金沢八景の各駅をのぞき無人駅だが、市大医学部駅では平日昼、八景島駅では休日昼に駅員が配置される。また、全駅を駅集中管理システムにより監視・制御している[24]。
- トイレは全駅に設置[36](うち身障者用多機能トイレは新杉田・鳥浜・並木中央・八景島・金沢八景に設置[37])。
- 接続路線とは、2007年3月18日より定期券に限り連絡運輸を開始した[38]。
- 八景島駅は関東運輸局が指定する関東の駅百選に選定されている[39]。
発車メロディ
2014年7月1日より、接近メロディと発車メロディを導入している[40]。曲は6曲(当初は5曲だったが、2016年4月18日から1曲追加[41])あり、駅ごとに異なっている。
- 凡例
- 「う」 - 童謡「うみ」
- 「海」 - 文部省唱歌「海」
- 「我」 - 文部省唱歌「我は海の子」
- 「た」 - 「たしかなこと」(小田和正)
- 「言」 - 「言葉にできない」(オフコース)
- 「S」 - シーサイドラインプロモーションソング「Seaside Line 〜わたしのお気に入り〜」
駅名 | 新杉田方面(↑) | 金沢八景方面(↓) |
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新杉田駅 | 1:S 2:我 | |
南部市場駅 | 2:S | 1:海 |
鳥浜駅 | 2:言 | 1:た |
並木北駅 | 2:海 | 1:我 |
並木中央駅 | 3:う 4:た |
1:言 2:う |
幸浦駅 | 2:我 | 1:S |
産業振興センター駅 | 2:S | 1:海 |
福浦駅 | 2:海 | 1:我 |
市大医学部駅 | 2:我 | 1:S |
八景島駅 | 2:言 | 1:た |
海の公園柴口駅 | 2:S | 1:海 |
海の公園南口駅 | 2:海 | 1:我 |
野島公園駅 | 2:我 | 1:S |
金沢八景駅 | S |
運賃
- 参照: 横浜シーサイドライン#運賃
広報
- 参照: 横浜シーサイドライン#広報
脚注
- ↑ 金沢八景駅東口地区の都市計画市素案説明会について - 横浜市建築局 2012年2月24日閲覧
- ↑ 交通系ICカード全国相互利用サービス開始について - 横浜シーサイドライン、2017年3月23日
- ↑ “PASMO(パスモ)・Suica(スイカ)は使用できますか”. よくある質問Q&A. 横浜新都市交通. 2013年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2017閲覧.
- ↑ 日本経済新聞 1984年4月29日 横浜新都市交通、「標準仕様」を初採用 車両など製作は三菱重・新潟鉄グループに。
- ↑ 日本経済新聞 1984年11月16日 横浜市金沢区の新交通システム、起工式 62年度中の開業目指す
- ↑ 日本経済新聞 1984年3月30日 景観か利便か 金沢八景に新交通システム、反対派増え横浜市苦慮
- ↑ 日本経済新聞 1985年3月2日 横浜市長、開業2年遅れ表明 金沢の新交通システム
- ↑ 横浜新都市交通シーサイドライン用車両 - 車両技術185号
- ↑ 日本経済新聞 1988年2月14日 来年夏に暫定開業、横浜市の新交通システム「金沢シーサイドライン」
- ↑ 10.0 10.1 シーサイドライン - 横浜市道路局企画課 2012年1月3日閲覧
- ↑ 11.0 11.1 第30期事業報告書 (PDF) 横浜新都市交通 2013年6月21日閲覧
- ↑ 『鉄道ジャーナル』平成12年2月号 横浜新都市交通金沢シーサイドライン
- ↑ 安全報告書2012 横浜新都市交通 2012年10月1日閲覧 (PDF)
- ↑ 金沢八景駅東地区土地区画整理事業で延伸される際、始めは金沢シーサイドラインの金沢八景駅や、その先の過走長が京浜急行の金沢八景駅をまたいで伸ばす予定だったが、京浜急行とのアクセス向上のため京浜急行の金沢八景駅より前に作ることになり、約70mが廃止されたため短くなった。 金沢八景駅東口地区の都市計画市素案説明会について 説明会配布資料(1) (PDF) 横浜市建築局 2012年1月12日閲覧
- ↑ 15.0 15.1 15.2 会社概要 - 横浜新都市交通 2012年2月24日閲覧
- ↑ 16.0 16.1 16.2 国土交通省鉄道局監修『平成十八年度 鉄道要覧』電気車研究会・鉄道図書刊行会
- ↑ 金沢シーサイドライン延伸事業における完成年度の変更について (PDF) - 横浜市、2014年12月17日
- ↑ 金沢八景 シーサイドラインと京急の一体化は2年先送り - カナロコ 神奈川新聞ニュース、2014年12月23日(2015年7月30日閲覧)
- ↑ 19.0 19.1 運転間隔 - 横浜新都市交通 2012年9月13日閲覧
- ↑ 新杉田駅の時刻表 - 横浜新都市交通 2012年2月25日閲覧
- ↑ 金沢八景駅の時刻表 - 横浜新都市交通 2012年2月25日閲覧
- ↑ 年末年始の運行について - 横浜新都市交通 2012年1月4日閲覧
- ↑ ゴールデンウィークの運転について 横浜新都市交通 2011年1月4日閲覧
- ↑ 24.0 24.1 安心・安全への取り組み - 横浜新都市交通 2012年2月24日閲覧
- ↑ シーサイドラインの歩み 横浜新都市交通 2012年2月24日閲覧
- ↑ ダイヤ改正を実施します (PDF) - 横浜新都市交通 2011年2月14日
- ↑ クロスシート配備、運転台も解放に - 横浜市のシーサイドラインに新型車両 - マイコミジャーナル 2010年10月13日
- ↑ 28.0 28.1 28.2 28.3 新型車両「2000型」2011年早春デビュー (PDF) - 横浜新都市交通 2010年10月8日
- ↑ 29.0 29.1 29.2 1000型車両サヨナラ企画“第3弾”1000型車両サヨナラ乗車体験会! 参加者募集 - 横浜シーサイドライン 2014年3月24日(2014年5月16日閲覧)
- ↑ 30.0 30.1 携帯電話の電波が気になります。メールをするビジネスマンも気兼ねなくできるように、優先車両とそうでない車両を分けてほしい。 - 横浜新都市交通 2011年1月3日閲覧
- ↑ 「日本で唯一の全席優先席を導入している」との記述がある 『スマイルマナー向上員』の導入について - 横浜市交通局 2012年1月3日閲覧
- ↑ 第27期事業報告書 (PDF) - 横浜新都市交通、2012年1月4日閲覧
- ↑ 横浜新都市交通 シーサイドラインのサインリニューアル - 株式会社アイ・デザイン 2013年6月21日閲覧
- ↑ 34.0 34.1 横浜新都市交通 2000型の概要 - R&M : Rolling stock & machinery 2012.1
- ↑ 35.0 35.1 所要時間 横浜新都市交通 2012年9月13日閲覧
- ↑ 第28期事業報告書 (PDF) 横浜新都市交通 2012年1月3日閲覧
- ↑ 駅情報 横浜新都市交通 2012年9月13日閲覧
- ↑ 第25期事業報告書 (PDF) - 横浜新都市交通、2012年10月1日閲覧
- ↑ 関東の駅百選 関東運輸局 2012年10月1日閲覧
- ↑ シーサイドライン全駅が発車メロディーに変わる (PDF) - 横浜シーサイドライン、2014年6月23日、2014年6月25日閲覧
- ↑ プロモーションソングが駅の発着メロディに! (PDF) - 横浜シーサイドライン、2016年4月24日
関連項目
- 日本の鉄道路線一覧
- 新交通システム
- 自動案内軌条式旅客輸送システム (AGT)
- 自動列車運転装置
- エル商会 - かつて、注意喚起ステッカーの下部広告に多くのコマ数を出稿していた。
- その気になるまで - TBS系列で放送されたドラマ。シーサイドライン沿線と車内が舞台であり、会社も撮影に協力した。
- イノセント・ラヴ - フジテレビ系列で放送されたドラマ。上記と同様に会社も撮影に協力し、新杉田駅で主人公が清掃スタッフとして働く場面が撮影された。