千葉中央駅
千葉中央駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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千葉中央駅(ちばちゅうおうえき)は、千葉県千葉市中央区本千葉町15番1号にある京成電鉄の駅である。駅番号は京成千葉線・京成千原線共通でKS60。
乗り入れ路線
千葉線と千原線が乗り入れており、前者の終点かつ後者の起点である。ただし、両路線の運転系統は一本化している。千原線ちはら台からの列車はすべて千葉線へ直通運転し、千葉線京成津田沼方面からの列車の半数、新京成電鉄からの列車の全てが当駅止まりである。当駅からの上り列車の行き先は上野、津田沼、松戸行きが存在するが、1990年代までは1日1本都営地下鉄浅草線直通の普通西馬込行きが存在した。
千原線は千葉急行電鉄の路線だった等の経緯から、他の京成線とは別運賃体系のため、キロ数計算は当駅で打ち切り、当駅前後の運賃を合算する。
当駅付近でJR外房線が並走していて、元々は同地に外房線本千葉駅があったが、当駅の同地への移転時に本千葉駅が現在地に移転したため、現在は外房線側に駅はない。
年表
- 1921年(大正10年)7月17日 - 千葉駅として[1]、テンプレート:Ins[2]。
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- 1958年(昭和33年)
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- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に際して、国鉄千葉駅前駅を京成千葉駅と改称するのに伴い、千葉中央駅に改称[3]。
- 1992年(平成4年)4月1日 - 千葉急行電鉄(現・千原線)が、当駅から大森台駅まで開業したことにより、途中駅および京成電鉄との境界駅になる[4][注釈 1]。
- 1998年(平成10年)10月1日 - 千葉急行電鉄の会社解散による事業譲渡により、京成電鉄単独の駅となる。
- 2002年(平成14年)9月6日 - 東口に京成ホテルミラマーレがオープン[5]。
- 2006年(平成18年)12月10日 - 新京成電鉄と千葉線の直通運転により、新京成車両が当駅まで片乗り入れ開始[6]。
- 2021年 - 新しい千葉中央駅西口ビルが完成予定。1967年に開業した現在のものにはフードコートやレストランなどが入居しているが老朽化が進んだことから建て替えに着手することを発表している。新しいビルは地上8階建てで敷地面積約2300平方m、延床面積約1万1000平方m、1-6階に店舗やオフィス、7・8階にホテルが入る。2018年8月に着工し2021年秋完成予定。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。ちはら台方面に引き上げ線があり、その先の千原線内は単線となる(ただし用地は複線に対応している)。
ホーム有効長は8両分あり、8両編成の列車も停車可能である。ただし、京成幕張本郷 - 新千葉間の各駅のホーム有効長は6両分しかないため、千葉線に8両編成が入線することはない。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 千葉線 | 上り | 千葉・京成津田沼・船橋・上野・ 成田空港・SL 新京成線方面 |
2 | 千原線 | 下り | ちはら台方面 |
- 案内では、列車の直通が無い「成田空港」も表記されている。
利用状況
2016年度の1日平均乗降人員は17,287人で、京成線内69駅中第30位である。
1日あたりの平均乗車人員は、以下の通りである[統計 1]。
年度 | 1日平均 乗降人員[7] |
1日平均 乗車人員[8] |
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2003年(平成15年) | 14,334 | |
2004年(平成16年) | 14,043 | 6,910 |
2005年(平成17年) | 14,078 | 6,940 |
2006年(平成18年) | 14,505 | 7,180 |
2007年(平成19年) | 15,068 | 7,438 |
2008年(平成20年) | 15,210 | 7,505 |
2009年(平成21年) | 15,647 | [統計 2]7,704 |
2010年(平成22年) | 15,903 | [統計 2]7,833 |
2011年(平成23年) | 15,546 | [統計 2]7,666 |
2012年(平成24年) | 15,624 | [統計 3]7,705 |
2013年(平成25年) | 16,263 | [統計 2]8,017 |
2014年(平成26年) | 16,291 | |
2015年(平成27年) | 16,953 | |
2016年(平成28年) | 17,287 |
駅周辺
周辺は千葉市の中心市街地で、千葉銀座通りなどは京成線では当駅が最も近い。しかし2000年代に入ると、千葉市街では富士見から千葉駅前付近に人が集まる傾向にあり、賑わいは京成千葉駅周辺ほどではない。千葉駅の外房線高架下のショッピングモールが千葉中央駅まで連続し、線路東側を含めて繁華街となっている。漫画・アニメ・ゲーム関連のように千葉市内では当駅周辺に店舗が集積する業種もある。東口が商業地で占められているのに対し、西口はかつて最寄りだったダイエー千葉店が2001年(平成13年)に撤退するなどひっそりとしている。その跡地にマンションが建築されるなど次第に住宅地となりつつある。東側亀岡町方面には千葉大学医学部や千葉大学医学部附属病院、千葉県文化会館などがある。他にも駅周辺には博物館や美術館、科学館など文教施設が多い。
千葉都市モノレール県庁前駅周辺の施設へも、徒歩6分から10分程度である。千葉県庁舎、千葉県警察本部などへは、京成線では当駅が最寄りである。
駅直結
- ショッピングセンターMio(ユアエルム京成千葉店)
- 京成ホテルミラマーレ
- 京成ローザ10[注釈 2](シネマコンプレックス) - Mio2番街にWest(4スクリーン)、Mio2(東口)にEast(6スクリーン)
東口(本千葉町・富士見・中央)
本千葉町
富士見二丁目
中央一丁目
- 中央公園
- 千葉中央ツインビル一号館
中央二丁目
- 千葉中央ツインビル二号館
- 千葉市文化センター
- 千葉都市モノレール葭川公園駅 - 徒歩約5分、モノレールとの乗り換えは京成千葉駅の方が至便。
- 千葉銀行京成駅前支店
- 若葉郵便局
- ゆうちょ銀行若葉店
中央三丁目
- 千葉市中央区役所
- 千葉市美術館
中央四丁目
亥鼻方面
西口(新宿・問屋町)
新宿一丁目
- 新宿公園
- 新宿郵便局
新宿二丁目
- 千葉市立新宿小学校
- 千葉市新宿保育所
問屋町
- 千葉ポートアリーナ
- 千葉ポートサイドタワー
- 千葉市立新宿中学校
路線バス
最寄り停留所は、西口と東口のロータリにある千葉中央駅西口、千葉中央駅東口、千葉中央駅停留所となる。以下の路線が乗り入れている[広報 1]。
千葉中央駅西口
- 稲101:稲毛駅行(ちばシティバス)
千葉中央駅東口
- 稲101:千葉中央駅西口行、稲毛駅行(ちばシティバス)
千葉中央駅(東口)
- 美浜線、千42:海浜病院行、稲毛海岸駅行、千葉駅行(千葉海浜交通、小湊鐵道)
- 千41:幸町団地行、千葉駅行(小湊鐵道)
- 千22・24・33:浜野行、浜野駅東口行、八幡宿駅西口行(小湊鐵道)※2017年3月4日のダイヤ改正により1日平日5本、休日4本となった[9]。
千葉中央駅(西口)
- 主に高速バスが発着する。
- 千葉中央駅・稲毛海岸駅・海浜幕張駅⇔羽田空港:羽田空港行(京成バス、京浜急行バス、東京空港交通)
- 千葉中央駅・稲毛海岸駅・海浜幕張駅⇔成田空港:成田空港行(京成バス、成田空港交通、ちばシティバス)
- 千葉中央駅・TDR・東京駅・横浜駅⇔大阪・神戸:神戸三宮行(京成バス、阪急バス)
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ↑ 『京成電鉄 街と駅の1世紀』、アルファベータブックス、2015年5月1日、 80頁。
- ↑ http://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do?specificationId=1670452
- ↑ 『鉄道ジャーナル』第21巻第6号、鉄道ジャーナル社、1987年5月、 104頁。
- ↑ “千葉中央―大森台5分で一日51往復 千葉急行が開業”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 27. (1992年4月2日)
- ↑ “ミラマーレ6日オープン 「地域とともに発展」 内覧会で新川総支配人”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 4. (2002年8月29日)
- ↑ “京成千葉線乗り入れ開始 新京成電鉄 松戸駅で一番列車出発式”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 15. (2006年12月12日)
- ↑ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ↑ 千葉県統計年鑑
- ↑ 停留所検索結果 - 小湊鐡道バス
広報資料・プレスリリースなど一次資料
統計資料
- ↑ 千葉市統計書(平成21年度版)
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 千葉市統計書(平成26年度版)
- ↑ 千葉県統計年鑑(平成25度) 111 民鉄等駅別1日平均運輸状況、平成27年7月25日閲覧