宜野座村営野球場
宜野座村営野球場 Ginoza Municipal Baseball Stadium | |
---|---|
施設データ | |
所在地 | 沖縄県国頭郡宜野座村宜野座188(宜野座村総合運動公園内) |
座標 | 東経127度58分23.1秒北緯26.483778度 東経127.973083度 |
開場 | -年 |
所有者 | 宜野座村 |
グラウンド |
内野:クレー舗装 外野:天然芝 |
照明 | 照明塔:4基 |
収容能力 | |
-人 | |
グラウンドデータ | |
球場規模 |
グラウンド面積:-m2 両翼:98 m 中堅:122 m |
表示 |
宜野座村営野球場(ぎのざそんえいやきゅうじょう)は、沖縄県国頭郡宜野座村の宜野座村総合運動公園内にある野球場。宜野座村が運営管理を行っている。
施設命名権により、2018年1月1日から「かりゆしホテルズボールパーク宜野座」の呼称を用いる(後述)。
概要
宜野座村では1998年から2002年までの間、日本ハムファイターズが二軍の春季キャンプを実施していた。しかし二軍ではメディアの露出が少ないことなどから、村は一軍がキャンプを実施できる球団を探していた。一方、これまで専ら高知県安芸市でキャンプを行ってきた阪神タイガースは、より温暖な気候の下で春季キャンプを実施したいという意向をかねてから持っており、沖縄県内でのキャンプ実施を模索していた。この阪神の事情を知った村は日本ハムの二軍キャンプを断り(これに伴い日本ハムは東風平町⇒現八重瀬町に二軍キャンプ地を移転)、地元行政や村民による積極的な誘致活動を行った結果、阪神は2003年から宜野座でキャンプを実施することになった。阪神は、当初はキャンプインの2月1日から中旬までの約2週間に亘って第1次キャンプとして北海道日本ハムなどと練習試合を数試合行いながら、以降は安芸に移動して第2次キャンプを実施していたが、現在では第2次キャンプは廃止され、この宜野座でそのままキャンプを終了させている。
2009年2月11日の阪神対日本ハム練習試合では通常練習では開放しない外野芝生席にも観客を入れ、公式戦・オープン戦並みの賑わいを見せた。
2011年2月18日から28日まで、阪神の1次キャンプ終了後、2次キャンプ地として韓国プロ野球ハンファ・イーグルスが利用した。
運動公園の近接地には沖縄県立宜野座高等学校があり、硬式野球部の日常の練習はこの村営球場でも行われている。
なお、この球場でキャンプを行っている阪神は3塁側ダッグアウトをホームにしている。
450px | 300px |
左:全景(バックスクリーンより)※3塁側スタンド奥が「宜野座ドーム」 右:フィールド(1塁側スタンド上部より)※スコアボード改修前のもの |
施設概要
- 両翼:98m、中堅:122m
- 内野:クレー舗装、外野:天然芝
- 照明設備:照明塔4基
- 収容人員:- 人(一・三塁側、ネット裏:座席、外野:芝生)
- 2015年に1・3塁側芝生席が座席に改修された。この際、併せてフェンスのラバー張替も行った[1]
- スコアボード:パネル式だったが、2014年に電光式にリニューアルされた。LED方式で、簡易フリーボード型(動画取り込み可)となっている。
公園内その他の施設
- 宜野座村総合グラウンド
- 陸上競技場として設計された多目的グラウンド。トラック内に二面の軟式野球用インフィールドがあり、阪神キャンプでは守備練習などに使用される。
- 宜野座ドーム(かりゆしホテルズボールパーク宜野座DOME)
- 野球場に隣接した多目的屋内施設。人工芝が敷設されており、軟式野球やソフトボール、フットサル、トレーニングや集会イベントなどに使用される。硬式球の使用は不可。
- ぎのざ打撃練習場
- 野球場敷地内にある村営バッティングセンター。2014年に新設された。
命名権
2017年12月28日、那覇市に本社を置くかりゆしが命名権を取得し、2018年1月1日から4年3カ月間の契約(年額550万円)で、 野球場が「かりゆしホテルズボールパーク宜野座」、ドームが「かりゆしホテルズボールパーク宜野座ドーム」の呼称を使用する[2][3]。
交通
関連項目
外部リンク
脚注
- ↑ 虎、西岡の中堅コンバート後押し!5億円で宜野座村野球場を大改修(サンケイスポーツ2014年12月4日 2015年2月6日閲覧)
- ↑ かりゆしが命名権取得 宜野座球場・ドーム 琉球新報 2017年12月29日
- ↑ 阪神の宜野座キャンプ施設「かりゆし」が命名権取得 日刊スポーツ 2017年12月29日