正仁親王妃華子

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常陸宮正仁親王妃華子(ひたちのみやまさひとしんのうひ はなこ、1940年昭和15年〉7月19日 - )は、日本皇族常陸宮正仁親王の妃。旧名は津軽 華子(つがる はなこ)。身位親王妃(常陸宮妃)。皇室典範における敬称殿下お印石南花(しゃくなげ)。勲等は勲一等。戦後皇室に嫁いだ妃の中で、唯一の旧華族家出身者である。

2007年9月5日から現在まで皇室会議の議員を務めている[1]

略歴

1961年昭和36年)3月、学習院女子短期大学(当時)文科英語専攻を卒業。1963年昭和38年)、正仁親王の研究室にて初顔合わせ。1964年昭和39年)2月28日皇室会議で満場一致で婚約内定。同年4月14日に納采の儀を経て婚約し、同9月30日結婚した。

1989年(平成元年)2月24日に、内閣の主催で行われた義父・昭和天皇大喪の礼(委員会委員長・竹下登内閣総理大臣)の際、欠席した義母・皇太后良子(香淳皇后)の名代を務めた。

宮邸は、東京都渋谷区にある常盤松御用邸。

日本赤十字社のほか、日本いけばな芸術協会、日本動物福祉協会、日本馬術連盟、日本・ラテンアメリカ婦人協会の名誉総裁職に就く。

家系

実父は尾張徳川家の出身で、弘前藩藩主津軽家の養子となった伯爵・津軽義孝。母は、長州毛利家の支藩長府藩主家出身の子爵・毛利元雄の長女・久子。華子はその四女(末子)として生まれた。有栖川流書道の伝承者の一人である。

高松宮妃喜久子のはとこ姪にあたる。また、義姉・池田厚子の夫・池田隆政ははとこにあたる。

系譜

華子 父:
津軽義孝
祖父:
徳川義恕
曾祖父:
徳川慶勝
曾祖母:
鈴木加津
祖母:
徳川寛子
曾祖父:
津軽承昭
曾祖母:
伊勢屋阿弥
母:
津軽久子
祖父:
毛利元雄
曾祖父:
毛利元敏
曾祖母:
嵯峨保子
祖母:
毛利政子
曾祖父:
徳川昭武
曾祖母:
斎藤八重

テンプレート:皇室系図

翻訳活動

2匹のを飼っている愛犬家であり、動物が主役の童話について翻訳も手がけている。華子妃が翻訳した絵本5冊の印税は、社団法人日本動物福祉協会に寄付されている。いずれも国土社で刊行。

  • 『しょうぼう犬ドット』リーザ・デジミニ作(2005年)
  • 『ハニーが盲導犬になるまで』キャロライン・アーノルド作(2000年)
  • 『せかいでいちばんおりこうないぬ』アニタ・ジェラーム作(1997年)
  • 『ぼくじゃないよ ジェイクだよ』アニタ・ジェラーム作(1996年)
  • 『89番めのネコ』エレノア・ニルソン作(1993年)

脚注

外部リンク

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