奈多
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奈多 | |
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国 | 日本 |
都道府県 | 福岡県 |
市町村 | 福岡市 |
区 | 東区 |
人口 (2016年7月30日現在) 一丁目〜三丁目 | |
- 計 | 4.232人 |
等時帯 | JST (UTC+9) |
郵便番号 | 811-0204 |
市外局番 | 092 |
ナンバープレート | 福岡 |
奈多(なた)は、福岡県福岡市東区にある地名。市の北端、海の中道の付け根に位置し、北の日本海側には砂丘をもつ奈多海岸が広がり、南は博多湾に面する。奈多の地は、奈多落雁(なたらくがん)として江戸時代には博多八景の一つに数えられていた[注釈 1]。
現行行政地名は奈多一丁目から奈多三丁目・奈多団地(住居表示実施区域)及び大字奈多(住居表示未実施区域)。郵便番号は811-0204。
名前の由来
この土地の形状である崖地・砂丘から「長処」(ながれた)あるいは「灘」(なだ)れる事から荒海を呼んだ事に由来する[2]。
概要
1970年代、人口の増加とともに奈多団地が建設され、それに伴い1981年(昭和56年)には奈多小学校も開校した。雁の巣レクリエーションセンターと奈多駅の間には、飛び地のように雁の巣一丁目〜三丁目と雁ノ巣駅がある。
沿革
- 和白村役場庁舎を改築。
- 1935年(昭和10年)1月7日 - 雁の巣飛行場建設起工式。
- 1936年(昭和11年)6月6日 - 頼母木桂吉逓信大臣臨席のもと、福岡陸上飛行場の開場式が挙行された。和白~雁の巣間の舗装工事が終わる。
- 1977年(昭和52年)3月 - 奈多団地東側第1、第2棟入居開始[3]
- 2002年(平成14年)10月 - 海の中道大橋開通
産業
- 17世紀初期に平戸のイギリス商館長を務めたリチャード・コックスが記した『イギリス商館長日記』1615年(元和元年)6月19日付の記には、「私は今日、庭を作り琉球から来た芋を植えた。日本ではまだ植えたことのないものだ。」とあるが、ごく最近まで奈多から三苫へかけて一面にサツマイモ畑が広がっていた[4]。
- 昭和36年当初は海苔の養殖、加工が盛んで海苔小屋が複数あったが昭和50年代にはまばらとなる。
周辺
- 福岡第一飛行場跡地
- 福岡航空交通管制部
- 福岡市雁の巣レクリエーションセンター
- 奈多漁港
交通
脚注
注釈
出典
- ↑ No.212 博多八景展 - 福岡市博物館、2016年8月19日閲覧。
- ↑ 『筑前の古地名・小字』、28頁
- ↑ “第5章 奈多村の歴史”. . 2017閲覧.
- ↑ 『筑前の古地名・小字』、28頁
参考文献
- 池田善郎 『筑前の古地名・小字』 石風社、2013年。ISBN 978-4-88344-222-5。