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− {{Otheruses|ギリシア神話の巨人}}
− {{出典の明記|date=2017-03-10}}
− [[Image:Io Argos Staatliche Antikensammlungen 585.jpg|thumb|right|260px|イーオーとアルゴス]]
− '''アルゴス'''({{lang-grc|'''Ἄργος''', ''Argos''}}, {{lang-la|Argus}})は、[[ギリシア神話]]に登場する100の[[目]]をもつ(あるいは体に多くの目をそなえた)[[巨人]]である。[[アゲーノール#アルゴス王|アゲーノール]]の息子。普見者(パノプテース)アルゴスと言われる。
− 全身に100の目を持ち、しかもそれらの目は交代で眠るため、アルゴス自身は常に目覚めている(別の伝承では、背中に第三の目があるとも、後頭部に二つ目があるとも言われる)。つまり、アルゴスには時間的にも空間的にも死角が無い。
+ '''アルゴス'''({{lang-grc|'''Ἄργος''', ''Argos''}}, {{lang-la|Argus}})
− 神々の命を受け、上半身は人間の女で腰から下は[[蛇]]の形をしていた怪物[[エキドナ]]や[[アルカディア]]地方を荒した雄牛の怪物を退治するなど、多くの手柄をあげた。
+ ギリシア神話の怪力の巨人。身体中に 100の目をもち,その半分が眠っても,残りの 50の目は目ざめていたという。アルカディア地方を荒した雄牛を退治し,その皮をはいで自分の衣服の代りにしたり,女怪 [[エキドナ]]を殺すなど,多くの手柄をあげたが,雌牛に変えられたゼウスの愛人イオの見張りをヘラに命じられたために,ゼウスに派遣された [[ヘルメス ]]によって殺された。
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+ {{ギリシア神話}}
+ {{テンプレート:20180815sk}}
− [[ファイル: Schnorr von Carolsfeld - Argos wird von Hermes eingeschläfert und getötet.jpg|thumb|right|260px|ヘルメースがアルゴスを眠らせたシーン. [[ドイツ]]画家:[[:de:Julius Schnorr von Carolsfeld|Julius Schnorr von Carolsfeld]]]]
− [[ゼウス]]の正妻[[ヘーラー]]の命令で、ゼウスの愛人で牝[[牛]]に変身した[[イーオー]]の見張りをしていたとき、イーオーを愛するゼウスの命令を受けてイーオーを取り戻しに来た[[ヘルメース]]により殺された。この際、ヘルメースは[[葦]][[笛]]の音を聞かせてアルゴスの目をすべて眠らせて[[剣]]で首を刎ねたとも、遠くから石を当てて殺したともいう。あるいは、ヘルメースには殺されなかったが、イーオーを逃がされた責でヘーラーに処刑されたともいう。ヘルメースの異名「アルゲイポンテース」は、「アルゴスを殺した者」という意味ともされる。
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− ヘーラーはアルゴスの死後、彼を悼んで(あるいは罰の一環として)その目を取って自身の飼っている[[クジャク]]の尾羽根に飾った。それ以来、クジャクは尾羽根に百の目を持つという。クジャクの話にはもう1つ説があり、それによれば、ゼウスがヘーラーの機嫌を直させるために送った鳥がクジャクだという。どちらにしても、クジャクの尾羽根にある百の目はアルゴスの目であるという説がある。
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− == 関連項目 ==
− * [[百目]] - 同様に百の目を持つとされる日本の[[妖怪]]。
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− {{Commonscat|Argus Panoptes}}
− {{ギリシア神話}}
− {{Normdaten}}
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[[Category:ギリシア神話の巨人]]
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[[Category:ギリシア神話の生物]]
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アルゴス (古代ギリシア語 : Ἄργος , Argos , ラテン語 : Argus )
ギリシア神話の怪力の巨人。身体中に 100の目をもち,その半分が眠っても,残りの 50の目は目ざめていたという。アルカディア地方を荒した雄牛を退治し,その皮をはいで自分の衣服の代りにしたり,女怪エキドナ を殺すなど,多くの手柄をあげたが,雌牛に変えられたゼウスの愛人イオの見張りをヘラに命じられたために,ゼウスに派遣されたヘルメス によって殺された。
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