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{{出典の明記|date=2018年6月}}
 
{{otheruses|企業|人物|ドクタークラレ|筋弛緩剤|d-ツボクラリン|}}
 
{{基礎情報 会社
 
|社名 = 株式会社クラレ
 
|英文社名 = KURARAY CO., LTD.
 
|ロゴ = [[ファイル:Kuraray Logo.svg|200px]]
 
|画像 = [[File:Ote Center Building 2012-11-29.JPG|200px]]
 
|画像説明 = 東京本社が入居する大手センタービル
 
|種類 = [[株式会社]]
 
|市場情報 = {{上場情報 | 東証1部 | 3405}}
 
|略称 =
 
|国籍 = {{JPN}}
 
|本社郵便番号 =
 
|本社所在地 = 〒100-8115<br />東京本社:東京都千代田区大手町1-1-3 [[大手センタービル]]<br />〒530-8611<br />大阪本社:大阪市北区角田町8-1 梅田阪急ビル オフィスタワー
 
|本店郵便番号 = 710-0801
 
|本店所在地 = [[岡山県]][[倉敷市]]酒津1621番地
 
|設立 = [[1926年]][[6月24日]]
 
|業種 = 3200
 
|統一金融機関コード =
 
|SWIFTコード =
 
|事業内容 =
 
|代表者 = 代表取締役会長 伊藤文大<br />代表取締役社長 伊藤正明
 
|資本金 = 889億円<br />(2013年3月末現在)
 
|発行済株式総数 =
 
|売上高 = 単体2,047億円、連結4,852億円<br />(2016年度3月末現在)
 
|営業利益 = 678億円
 
|純利益 =
 
|純資産 = 単体3,173億円、連結4,014億円<br />(2013年3月末現在)
 
|総資産 = 単体5,084億円、連結5,871億円<br />(2013年3月末現在)
 
|従業員数 = 単体3,078名、連結7,332名<br />(2013年3月末現在)
 
|決算期 = 3月31日
 
|主要株主 =
 
|主要子会社 =
 
|関係する人物 = [[大原孫三郎]]、[[大原総一郎]]、[[大原謙一郎]]
 
|外部リンク = [http://www.kuraray.co.jp/ www.kuraray.co.jp]
 
|特記事項 =
 
}}
 
  
'''株式会社 クラレ'''({{Lang-en-short|''KURARAY CO.,LTD''}})は、[[化学]]、[[繊維]]をはじめとする[[日本]]の化学[[企業]]グループである。
+
'''株式会社 クラレ'''({{Lang-en-short|''KURARAY CO.,LTD''}}
  
創業の地である[[岡山県]][[倉敷市]]酒津の倉敷事業所(酒津)に本店を置くが、実質的な本社機能は[[東京都]][[千代田区]][[大手町 (千代田区)|大手町]]一丁目1番3号(大手センタービル)の東京本社、及び[[大阪府]][[大阪市]][[北区 (大阪市)|北区]][[角田町]]8番1号([[梅田阪急ビル]] オフィスタワー)の大阪本社にある。
+
合成繊維メーカー。 1926年倉敷絹織として設立。 34年日本化学製糸,35年中国レーヨンを合併。 49年倉敷レイヨンと改称。 51年日本紡織,64年玉島レイヨンを合併,70年現社名に変更。 73年クラレクラベラ,74年クラレイソプレン,84年日本ベルクロ,87年クラフレックス,89年協和ガス化学工業の各社を合併。事業では 50年ポバール,ビニロンの操業開始,64年クラレエステルの操業を開始し,またビニロンプラントを中国に輸出した。 66年人工皮革「クラリーノ」生産開始。 69年ポリエステルフィラメント「クラベラ」生産開始。 70年イソプレンゴムの企業化に乗出した。近年,医療材料や精密化学品の分野の拡充が目覚ましい。売上構成比は,繊維関連 32%,機能性樹脂など 27%,ファインケミカルなど 17%,人工皮革など 12%,その他 12%。年間売上高 3364億 6500万円 (連結。うち輸出 27%) ,資本金 805億 7000万円,従業員数 4621名 (1999)
  
== 概要 ==
 
近代日本を代表する実業家の一人でもある[[大原孫三郎]]により、[[1926年]]に[[レーヨン]]の国産化を目的として設立される。同社の代表的製品でもあり、[[ランドセル]]で有名な人工皮革「[[クラリーノ]]」や<ref name="asahi20151117">{{Cite news
 
| title = ランドセルからブランド品へ クラリーノ50年、新たな挑戦
 
| newspaper = [[朝日新聞]]
 
| date = 2015-11-17
 
| author = 伊沢友之、村井七緒子
 
| publisher = 朝日新聞社
 
| page = 朝刊 9面
 
}}</ref>、機能性樹脂「[[エバール]]」「クラレ[[ポバール]]」、高機能[[エラストマー]]「セプトン」「ハイブラー」、合成繊維「[[ビニロン]]」「ベクトラン」、乾式不織布「[[クラフレックス]]」など代表的製品も数多く存在する。
 
 
「マジックテープ」(一般名:[[面ファスナー]])はクラレの登録商標である。
 
 
[[倉敷紡績]](クラボウ)の経営多角化を目的に大原一族が創業したが、現在はクラボウとの関係は営業面のみに関するものであり、人的関係や資本関係は一切ない。
 
 
海外売上比率が高く、2016年度は63%となっている。
 
 
総合職の内定競争倍率が高いことでも有名であり、2014年度の内定競争倍率は250倍となっている。全体で18位とかなりの高水準であり、非常に狭き門となっている。
 
 
日経225銘柄を構成する1社である。
 
 
== 歴史 ==
 
* [[1926年]]([[大正]]15年) - [[大原孫三郎]]により岡山県倉敷市に設立。社名は「倉敷絹織株式会社」。
 
* [[1943年]]([[昭和]]18年) - 社名を「倉敷航空化工株式会社」に変更。
 
* [[1945年]](昭和20年) - 社名を「倉敷絹織株式会社」に復帰。
 
* [[1949年]](昭和24年) - 社名を「倉敷レイヨン株式会社」に変更。ウイリス・オーバーランドとの共同出資で[[ジープ]](CJ=シビリアンジープ)の販売拠点となる倉敷[[カイザー=フレーザー|フレーザーモータース]]設立。
 
* [[1950年]](昭和25年) - 日本初の国産合成繊維であるポリビニルアルコール繊維「[[ビニロン]]」を世界で初めて事業化。
 
* [[1963年]](昭和38年) - 商号商標「Kクラレ」の使用開始。
 
* [[1965年]](昭和40年) - 人工皮革「クラリーノ」を販売開始<ref name="asahi20151117"/>。
 
* [[1970年]](昭和45年) - 社名を「株式会社クラレ」に変更。
 
* [[1974年]](昭和49年) - [[大阪市]][[福島区]]野田に結婚式場「クラレ白鷺」を開館(1998年閉館)。
 
*[[2000年]](平成12年)- 社長に和久井康明が就任。新規水溶性樹脂<エクセバール> 事業化(岡山)。イタリアの人工皮革加工販売会社 ロリカ社に資本参加。
 
* [[2001年]]([[平成]]13年) - [[レーヨン]]事業から撤退。
 
* [[2006年]](平成18年) - 創立80周年を機にロゴマークを一新。
 
* [[2007年]](平成19年) - 化学関連事業の売上高拡大に伴い、株式の所属業種を「繊維製品」から「化学」に変更。
 
*[[2012年]] - 産業用ポバールフィルムを扱う、米国モノソル社を買収。
 
*[[2014年]](平成26年) - 決算期日を3月31日から12月31日に変更。米国DuPont社のビニルアセテート関連事業を買収。
 
*[[2015年]](平成27年) - 社長に伊藤正明が就任。バイオマス由来のバリアフィルム事業を扱う、オーストラリアのプランティック社を買収。
 
* [[2017年]](平成29年)3月10日 - [[自衛隊]]の[[戦闘服]]などの[[入札]]で[[談合]]を繰り返していたなどとして、[[公正取引委員会]]から[[私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律#排除措置命令|排除措置命令]]を受ける<ref>[http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170310/k10010906081000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001 クラレとユニチカが自衛隊戦闘服で談合 排除命令] NHKニュース 2017年3月10日</ref>。
 
 
正式な社章(以前は株券等に使用)は設立時に制定された。[[同心円]]を二つ重ね、中に紋所の三つ星を配した通称『二三印』で、その意味は創業者の[[大原孝四郎]]が[[森田節斎]]に師事したときに伝授された「謙受説」の一節にある『謙受益、則富、富即驕、驕即衰。滿招損、即窮、窮即慎、愼即盛。盛衰相尋於無窮。』<ref>現代的に訳せば「とかく物事は一番になると慢心し、心が緩んで後退しやすいから、願わくばいつも一番に迫ろうとする希望に満ちた二、三番の謙虚な気持ちを堅持して、不断の努力を続けるべきである。」となる。</ref>の思想を図表化したものである。
 
 
== 主要事業 ==
 
*樹脂
 
*化学品
 
*繊維
 
*トレーディング
 
*その他
 
 
売り上げの約4割は、[[ポバール]]、[[エバール]]などを含む樹脂事業であげている。[[液晶]]に使用されるポバールフィルムで世界シェア80%、[[ガソリンタンク]]や食品密封包装などに使用されるエバールで世界シェア70%など、機能性樹脂を中心とする新素材で高い競争力と独自性を持つことを、事業の特徴としている。
 
 
また、事業競争力の維持のため、研究開発を積極的に行うほか、2001年にはポバールのシェアで競合するドイツの[[クラリアント]]社から、製造プラントを一括して買収するなどの、直接投資も積極的に行っている。
 
 
== 新潟事業所の廃水地下浸透問題 ==
 
<!-- 個人的な感情に基づいて書くのではなく、事実に基づいて書く事が、Wikipediaの主旨。 -->
 
<!-- 個人的な感情に基づいて校正します。ごめんなさい。 -->
 
クラレ新潟事業所(新潟県[[胎内市]]倉敷町、旧協和ガス化学工業(株)中条工場、1989年クラレと合併)は、1959年から1995年まで、工場の製造工程から排出される一部の廃液を、地下(工場内に位置する深さ120から125メートルの[[井戸]])に未処理のまま注入処分(地下浸透)していた。地下に処分していた廃液は[[合成樹脂]]の原料である「[[メチルメタアクリレート]]」、塗料等の原料である「[[メタクリル酸]]」、「[[硫安]]」の製造工程で生じる副生物であった。胎内市の指摘を受け、この事実が発覚した2006年に工場で生産していた副生物の廃水を成分分析した結果、1リットル当たり[[シアン]]化合物が最大0.59ミリグラム、[[鉛]]と[[ヒ素]]がそれぞれ約0.3ミリグラム含まれていた。<!-- この値は2006年の製造工程で生じた廃水の分析値であり、地下浸透させていた当時の廃液のものではない。 -->同工場は廃液を地下浸透させるための専用の井戸(深さ120〜125メートル)を10本掘り、1959〜1995年の約36年間で計94万7000トンを地下浸透させた。なお同工場が地下処分を開始して間もない[[1965年]]には、同県内で新潟水俣病([[第二水俣病]])の発生が[[新潟大学]]から公表され、[[1968年]]には[[昭和電工]]鹿瀬工場からの排水に含まれていた[[メチル水銀]]が原因であるとの政府見解が発表されている。
 
 
== 関連企業 ==
 
*[[クラレトレーディング]]株式会社(大阪市北区)
 
*[[クラレエンジニアリング]]株式会社(大阪市北区)
 
*[[クラレプラスチックス]]株式会社(大阪市北区)
 
*[[クラレリビング]]株式会社(大阪市北区)
 
*[[クラレテクノ]]株式会社(大阪市北区)
 
*株式会社[[テクノソフト (コンサルティング)|テクノソフト]](大阪市北区)
 
*[[クラレクラフレックス]]株式会社(大阪市北区)
 
*[[クラレファスニング]]株式会社(大阪市北区)
 
*[[クラレトラベル・サービス]]株式会社(大阪市北区)
 
*[[クラレアメリカ]]
 
*[[クラレヨーロッパ]]
 
*株式会社[[入間カントリー倶楽部]](入間郡越生町)
 
*株式会社[[岡山臨港]](岡山市南区)
 
*[[協精化学]]株式会社(千代田区)
 
*[[クラレアクア]]株式会社(千代田区)
 
*[[クラレノリタケデンタル]]株式会社(千代田区)
 
*[[クラレ西条]]株式会社(西条市)
 
*[[クラレ玉島]]株式会社(倉敷市)
 
*株式会社[[倉敷国際ホテル]](倉敷市)
 
 
==テレビCM・広告活動==
 
テレビCMでは人工皮革クラリーノの[[アヒル]]をキャラクターにしたCMが知られているが、2006年に新ロゴマークが登場、その後[[2007年]][[11月]]から[[成海璃子]](2008年8月からは[[アルパカ]]が加わる)を起用した企業CMが放送された。繊維メーカーから化学メーカーへ進出したクラレをPRする「'''未来'''に'''化け'''る新'''素'''材。ミラバケッソ」がキャッチフレーズで<ref>[http://www.kuraray.co.jp/release/2010/100819.html キャンペーンのキャッチフレーズ「未来に化ける新素材」⇒「ミラいにバケる新ソ材」⇒「ミラバケッソ」]2010年8月19日、2010年9月9日閲覧</ref>、[[スカイライナー|電車]]内と[[高等学校|高校]]教室を舞台に、日常の空間の中で突然登場する[[造語]]ミラバケッソのTシャツを着た男性陣を見て成海が疑問に感じてしまうというコミカルなCM。なお「電車編」では[[京成電鉄]]の特急列車「[[スカイライナー]]」([[京成成田空港線|成田スカイアクセス]]開業前)で[[ロケーション撮影|ロケ]]が実施されている
 
([http://www.kuraray.co.jp/release/2007/071114.html 詳細])。[[東日本旅客鉄道|JR東日本]][[山手線]]の[[トレインチャンネル]]でも同じ内容のCMが同年末〜[[2008年|翌年]]初にかけて放映された。
 
 
その後も、成海と「'''アルパカのクラレちゃん'''」が共演した、企業CM「'''ミラバケッソ'''」シリーズの続編が放映された。
 
 
[[東日本大震災]]後の2011年4月からは、同社の[[社会貢献]]活動を紹介する企業CMとして、「'''ランドセルは海を越えてキャンペーン'''」、「'''少年少女化学教室'''」並びに「'''クラレ作業所'''」(のうち新潟事業所内にあるクラレの障害者雇用施設第1号)の3作品を、同社提供番組の『[[日経スペシャル ガイアの夜明け]]』などで放映している(2008年10月頃提供開始していたが、2013年3月末をもって一時降板、2017年10月より復帰)。いずれもBGMは、[[平原綾香]]の「'''大きな木の下'''」(後に歌抜きとなった)。過去には、『[[どちら様も笑ってヨロシク]]』や『[[クイズタイムショック]]』などで番組スポンサーについていた。
 
 
また、[[大阪市]]の[[野田阪神]]([[福島区]]鷺洲一丁目)にあった系列の[[結婚式場]]「'''クラレ白鷺'''」のCMは、閉館後の現在も[[関西]]地区を代表する「'''なつかしのCM'''」として知られている。
 
 
[[2014年]]からは[[ソチ]][[オリンピック]]への出場が決まった[[スキージャンプ]]の[[高梨沙羅]]が出演する企業CMの放映がスタート。イメージソングは高梨沙羅と同じ17歳の[[シンガーソングライター]]、[[新山詩織]]の楽曲「[[今 ここにいる]]」を起用。
 
 
2014年[[12月]]から[[黒島結菜]](アルパカは引き続き登場している)を起用した企業CMが放送されている。
 
 
CMに出演するアルパカは[[那須ビッグファーム]]で飼育されているものだが、ここではアルパカが[[熱中症]]になるのを防ぐため、夏になると全頭の体毛を刈り上げてしまう。したがってCMに出演できるのは1歳未満(毛刈りを経験していない)のアルパカに限られるため、毎年代替わりしている。2013年のCMに出演していたアルパカは「カイカイ君」という名前であり、これに合わせてクラレのキャッチフレーズに「チキュウカイカイ」('''地球'''問題を'''解'''決する'''会'''社)が加わっている<ref>2014年11月29日放送『[[平成タイムジャンパー]]』([[テレビ朝日]]系)</ref><ref>[http://www.mirabakesso.jp/index.html ミラバケッソキャンペーンサイト]</ref>。
 
 
== 脚注 ==
 
{{Reflist}}
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[西条中央病院]] - クラレ従業員のための病院として設立された。<!-- 現在は関連企業ではないようです -->
 
* [[クラレ岡山硬式野球部]] - [[1973年]]廃部。
 
* [[鹿内信隆]]
 
* [[大崎剛彦]] - 男子元競泳選手。倉敷レイヨンに社員として在籍していた。
 
* [[高梨沙羅]] - 女子スキージャンプ選手。2013年から所属契約選手となった。
 
* [[西武ドーム|メットライフドーム]] - かつてベンチに広告の提供をしていた。
 
 
== 外部リンク ==
 
 
*[http://www.kuraray.co.jp/ 株式会社 クラレ]
 
*[http://www.kuraray.co.jp/ 株式会社 クラレ]
*[http://www.kuraray.co.jp/Medical/ クラレノリタケデンタル]
 
*[http://www.clarino.com/ ランドセルはやっぱり〈クラリーノ〉]
 
*[http://www.mirabakesso.jp/ クラレ・ミラバケッソ キャンペーンサイト]
 
  
{{石油化学工業協会}}
+
{{テンプレート:20180815sk}}
{{全日本実業団駅伝優勝チーム}}
 
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{{Company-stub}}
 
 
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[[Category:日本の化学工業メーカー]]
 
[[Category:日本の化学工業メーカー]]

2019/5/10/ (金) 22:01時点における最新版

株式会社 クラレ: KURARAY CO.,LTD

合成繊維メーカー。 1926年倉敷絹織として設立。 34年日本化学製糸,35年中国レーヨンを合併。 49年倉敷レイヨンと改称。 51年日本紡織,64年玉島レイヨンを合併,70年現社名に変更。 73年クラレクラベラ,74年クラレイソプレン,84年日本ベルクロ,87年クラフレックス,89年協和ガス化学工業の各社を合併。事業では 50年ポバール,ビニロンの操業開始,64年クラレエステルの操業を開始し,またビニロンプラントを中国に輸出した。 66年人工皮革「クラリーノ」生産開始。 69年ポリエステルフィラメント「クラベラ」生産開始。 70年イソプレンゴムの企業化に乗出した。近年,医療材料や精密化学品の分野の拡充が目覚ましい。売上構成比は,繊維関連 32%,機能性樹脂など 27%,ファインケミカルなど 17%,人工皮革など 12%,その他 12%。年間売上高 3364億 6500万円 (連結。うち輸出 27%) ,資本金 805億 7000万円,従業員数 4621名 (1999) 。



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