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ゴッフレード・パリーゼGoffredo Parise, 1929年12月8日 - 1986年8月31日)は、イタリア小説家ジャーナリスト脚本家劇作家である[1][2]。日本で出版された書籍ではゴフレッド・パリーゼと表記されているものもある[3]

来歴・人物

生前

1929年(昭和4年)12月8日、イタリアのヴェネト州ヴィチェンツァ県ヴィチェンツァに生まれる[1]

1956年(昭和31年)に公開されたエルマンノ・オルミ監督の映画『ミケリーノ 1A B』の脚本を、オルミと共同で執筆して、映画脚本家としてデビューしている[1]

1965年(昭和40年)、小説 Il Padrone で、第32回ヴィアレッジョ賞を受賞する。

1977年(昭和52年)にトニーノ・チェルヴィ監督の映画 Ritratto di borghesia in nero (日本未公開)の脚本が映画界での最後の仕事となり、小説等の著述業に専念した[1]。心臓発作で倒れた後、1979年(昭和54年)に書き終えた小説『血の匂いL'odore del sangue は、没後まで公開されることはなかった。

1982年(昭和57年)、小説 l sillabario n.2 で、第36回ストレーガ賞を受賞する。

1986年(昭和61年)8月31日、ヴェネト州トレヴィーゾ県トレヴィーゾで死去した[1]。満56歳没。

没後

1989年(平成元年)、フランス・パリのポンピドゥー・センターで、パリーゼに関する大きな展覧会が開かれた[4]

1997年(平成9年)、未発表小説『血の匂い』がイタリアで初めて出版され、2004年(平成16年)には、マリオ・モルトーネが監督して映画化された[1]

フィルモグラフィ

生前作品

没後作品

おもなビブリオグラフィ

国立国会図書館蔵書等。

参考文献

関連事項

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 Goffredo Parise, インターネット・ムービー・データベース (英語), 2011年1月27日閲覧。
  2. Goffredo Parise, allmovie (英語), 2011年1月27日閲覧。
  3. 彼女と彼国立国会図書館、2011年1月27日閲覧。
  4. Catalogue de l'exposition Parise. Éditions du Centre Georges Pompidou, 1989.

外部リンク