「チョウセンブナ」の版間の差分

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|英名 = {{sname||Roundtail paradise fish}}
 
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'''チョウセンブナ'''(朝鮮鮒、''Macropodus ocellatus'')は、[[スズキ目]][[オスフロネムス科]]の[[淡水魚]]の一種である。別名、'''ジシンブナ'''、'''トウギョ'''<ref>[http://www.kannousuiken-osaka.or.jp/zukan/zukan_database/tansui_gairai/9450b31ce70473b/1150b865b1f3450.html チョウセンブナ | 淡水魚図鑑(外来種) | 図鑑 | 大阪府立環境農林水産総合研究所]</ref>。
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'''チョウセンブナ'''(朝鮮鮒、''Macropodus ocellatus''
  
== 形態 ==
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[[スズキ目]][[オスフロネムス科]][[淡水魚]]の一種。
全長5-7cm。体は側扁している。[[背鰭]][[対鰭|尻鰭]]の基底は長い。尾鰭の後縁は丸みを帯び、[[鰓蓋]]後縁に青色斑がある。産卵期のオスは、背鰭、尻鰭、尾鰭が著しく伸び、全ての[[鰭]]が[[青]]の美しい[[婚姻色]]となる。
 
  
== 分布 ==
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体は長楕円形で,側扁する。口は小さく,やや上向き。背鰭と尻鰭の後端は長い。尾鰭の後縁は丸く,[[タイワンキンギョ]]のように二叉していない。1914年以来[[関東平野]][[濃尾平野]][[岡山平野]]などの都会付近の河川に繁殖したが,今日ではほとんど見られない。汚水によく耐える。中国,朝鮮半島が原産地。([[闘魚]]
[[中華人民共和国|中国]]の[[長江]]以北[[アムール川]]以南および[[朝鮮半島]]西部に自然分布している。
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[[日本]]国内では[[新潟県]]、[[長野県]]、[[茨城県]]、[[岡山県]]などに棲息している。[[1914年]]([[大正]]3年)に朝鮮半島から移入されたが、[[1917年]](大正6年)に飼育個体が洪水によって流出した。[[1937年]]([[昭和]]12年)の調査では南東北から岡山県にかけての12都県で棲息が確認されたが、その後都市化や[[圃場]]整備により棲息数を減らしている<ref>[https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/50400.html チョウセンブナ / 国立環境研究所 侵入生物DB]</ref>。
 
 
 
== 生態 ==
 
本種は[[水田]]や[[用水路]]、[[平野]]部の[[池]]に生息している。
 
 
 
繁殖期は6-7月で[[雄|オス]]は[[ウキクサ科|浮草]]の間に口から泡を出して[[巣]]を作る。オスと[[雌|メス]]は[[腹]]を上にして[[産卵]]、[[放精]]し、[[卵]]と[[稚魚]]はオスが保護する。
 
 
 
本種は[[ベタ]]や[[タイワンキンギョ]]と同じようにラビリンス器官をもち[[空気呼吸]]ができるため、溶存[[酸素]]量の少ない水でも生活できる。
 
 
 
食性は主に、[[動物プランクトン]][[アカムシ]][[イトミミズ]]などを食す。
 
 
 
== 利用 ==
 
[[観賞魚]]として飼育されている。
 
 
 
== 参考文献 ==
 
* 桜井淳史・渡辺昌和 共著『淡水魚ガイドブック』永岡書店 161頁 ISBN 9784522213544
 
 
 
== 出典 ==
 
{{Reflist}}
 
 
 
== 外部リンク ==
 
{{Wikispecies|Macropodus ocellatus}}
 
* [http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/50400.html 侵入生物データベース]
 
 
 
{{Fish-stub}}
 
 
{{デフォルトソート:ちようせんふな}}
 
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[[Category:オスフロネムス科]]
 
[[Category:オスフロネムス科]]
 
[[Category:淡水魚]]
 
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2018/10/29/ (月) 23:12時点における最新版

チョウセンブナ(朝鮮鮒、Macropodus ocellatus

スズキ目オスフロネムス科淡水魚の一種。

体は長楕円形で,側扁する。口は小さく,やや上向き。背鰭と尻鰭の後端は長い。尾鰭の後縁は丸く,タイワンキンギョのように二叉していない。1914年以来関東平野濃尾平野岡山平野などの都会付近の河川に繁殖したが,今日ではほとんど見られない。汚水によく耐える。中国,朝鮮半島が原産地。(闘魚



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