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'''コルサ'''(英:''Corsa'' )は[[トヨタ自動車]]が生産していた小型[[乗用車]]([[自動車]])であり、[[トヨタ・ターセル|ターセル]]/[[トヨタ・カローラII|カローラII]]の[[姉妹車]]。
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'''コルサ'''(英:''Corsa''
{{Infobox_自動車基本情報
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| ロゴ=
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[[トヨタ自動車]]が生産していた小型[[乗用車]]([[自動車]])であり、[[トヨタ・ターセル|ターセル]]/[[トヨタ・カローラII|カローラII]]の[[姉妹車]]。
| 画像=
 
| 画像説明=
 
| 車名=トヨタ・コルサ
 
| 販売期間= [[1978年]]-[[1999年]]
 
| 製造国={{JPN}}
 
| ボディタイプ=2ドア[[クーペ]](日本未発売)<br>3/5ドア[[ハッチバック]]<br>4ドア[[セダン]]
 
| 駆動方式= [[前輪駆動]]/[[四輪駆動]]
 
| 後継= セダン:[[トヨタ・プラッツ]]<br>※[[トヨタ・ターセル]]と統合(セダンのみ)
 
| 別名= [[トヨタ・ターセル]]<br>[[トヨタ・カローラII]](2代目以降のハッチバックのみ)
 
}}
 
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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2代目となってカローラ店専売[[トヨタ・カローラII|カローラII]](ハッチバックのみ)の姉妹車種追加を受けた。
 
2代目となってカローラ店専売[[トヨタ・カローラII|カローラII]](ハッチバックのみ)の姉妹車種追加を受けた。
 
これら3車種はフロントグリル形状やリヤガーニッシュ、リアコンビランプの色調とそれぞれの車種名エンブレムの表記意匠が異なる以外はすべて同じモデルライフを送っている。
 
これら3車種はフロントグリル形状やリヤガーニッシュ、リアコンビランプの色調とそれぞれの車種名エンブレムの表記意匠が異なる以外はすべて同じモデルライフを送っている。
 
== 歴史 ==
 
=== 初代 L1#型(1978年 - 1982年) ===
 
{{Infobox_自動車のスペック表
 
| 車種=普通自動車
 
| 車名=トヨタ・コルサ(初代)
 
| 車名補=L1#型
 
| 1枚目画像の説明=北米仕様ターセル3ドア
 
| 1枚目画像名=1st-Toyota-Tercel cropped.jpg
 
| 駆動方式=前輪駆動
 
| 製造国=
 
| 販売期間=[[1978年]]-[[1982年]]
 
| 乗車定員=5人
 
| ボディタイプ= 2/4ドア[[セダン]]<br>※2ドアは日本未発売。<br>3ドア[[ハッチバック]]
 
| 別名= [[トヨタ・ターセル]](初代)
 
}}
 
[[1978年]]8月 トヨタ初の[[前輪駆動]]車として[[姉妹車]]のターセルと、共に販売開始された。
 
キャッチコピーは「広さのコルサ」。
 
コルサのボディタイプは、2ドア/4ドア[[セダン]]と3ドア[[ハッチバック]]。
 
発売当初は1500cc([[SOHC]]・4気筒・1A-U型)のみだった。
 
 
初代と2代目はエンジンを縦置きに搭載、イシゴニス式ミッションの採用をしたFF(前輪駆動)であった。
 
<ref>エンジン横置きの前輪駆動車は[[トヨタ・カムリ|2代目カムリ]]/[[トヨタ・ビスタ|初代ビスタ]]がトヨタ初</ref>
 
そのため4mをわずかに切る全長ながら、当時のコンパクトクラスとしては最長を誇る2,500mmのホイールベースを可能にしていた。
 
 
パワートレーンの配置はトランスミッションに内蔵された[[メインドライブシャフト]]が車体前方に伸び、[[差動装置|デフ]]はクラッチ下に置かれていた。
 
エンジン縦置きを採用した理由としては「エンジンの整備性向上」、「既存の[[オートマチックトランスミッション]]搭載に有利」、「不等長[[ドライブシャフト]]に対する等長ドライブシャフトの優位性([[トルクステア]]軽減)」などが挙げられていた。
 
 
このパワートレインレイアウトからエンジンとデフが「2階建て構造」となったことにより、車体から観るボンネットの高さや側面のベルトラインが比較的に高い位置となるデザインとなった。
 
ライバル車に対しロングホイールベースやホイールハウスのないリヤシート、エンジン縦置きレイアウトなどを特徴とする。それによりこのサイズの小型乗用車としては、広い十分な室内空間を確保でき、アメリカ市場において重宝とされ、人気を博した。
 
 
[[1979年]]6月 1300ccの2A-U型とオートマチック(1500ccのみ)を追加。1500ccのエンジンが1A-U型からE70型[[トヨタ・カローラ|カローラ]]/[[トヨタ・スプリンター|スプリンター]]と共通の3A-U型に換装される。
 
 
[[1980年]]8月 スラントノーズ化されるマイナーチェンジを受けた。同時に1500に「GSLアベニュー」を設定。
 
 
=== 2代目 L2#型(1982年 - 1989年) ===
 
{{Infobox_自動車のスペック表
 
| 車種=普通自動車
 
| 車名=トヨタ・コルサ(2代目)
 
| 車名補=L2#型
 
| 1枚目画像の説明=北米仕様ターセル5ドア
 
| 1枚目画像名='85-'86_Toyota_Tercel_5-Door.jpg
 
| 製造国=
 
| 販売期間=[[1982年]]-[[1989年]]<br>※[[ハッチバック]]のみ[[1986年]]まで
 
| 乗車定員= 5人
 
| ボディタイプ=4ドア[[セダン]]<br>3/5ドア[[ハッチバック]]
 
| 駆動方式=前輪駆動/四輪駆動
 
| 別名= [[トヨタ・ターセル]](2代目)<br>[[トヨタ・カローラII]](初代)
 
}}
 
[[1982年]][[5月]] 当初の、ボディタイプは4ドアセダンと5ドアハッチバック、エンジンは縦置きを継承。ホイールベースは、取り回し・小回り特性を考慮して、70mmも短くなった。
 
姉妹車にはカローラ店向けの、[[トヨタ・カローラII|カローラII]]も加わる。
 
コルサ・ターセル‣カローラIIはそれぞれ基本構造や仕様は同じである。但し、この2代目よりそれぞれのグレード呼称に、明確な差別化を設けた。コルサは、DX/GX/GXソフィア/SX/SX-5/EXとなる。
 
 
[[1983年]]8月 3ドアハッチバックを追加。特別仕様車「スポーツS」発売。
 
 
[[1984年]]8月 マイナーチェンジでフェイスリフト/3ドアSXにエアロパーツと60扁平タイヤ装着のスポーツパッケージ仕様と4ドアセダンに[[四輪駆動]]仕様車追加。
 
 
1985年1月 3ドア/5ドアハッチバック特別仕様車「GXソフィア(エアコン付)」発売。
 
 
1985年9月 4ドアセダン特別仕様車「4WD GXエクストラ」、「4WD EXエクストラ」、3ドア・5ドア特別仕様車「DXエクストラ」をそれぞれ設定、発売。
 
 
1985年12月 3ドア/5ドアハッチバックのGXソフィアから発展した特別仕様車「ソフィアスペシャル」発売。
 
 
[[1986年]]5月 4ドアセダンはマイナーチェンジ。3ドア/5ドアハッチバックは生産終了し、次期型へ移行。
 
 
1987年10月 特別仕様車「4WD GX特別仕様車」発売。
 
 
1989年10月 生産終了。
 
 
=== 3代目 L3#型(1986年 - 1990年) ===
 
{{Infobox_自動車のスペック表
 
| 車種=普通自動車
 
| 車名=トヨタ・コルサ(3代目)
 
| 車名補=L3#型
 
| 1枚目画像の説明=後期型リトラスポーツパッケージ、1.5SX-i
 
| 1枚目画像名=Toyota Corsa 1986.jpg
 
| 2枚目画像の説明=後期型3ドア1.3モアスペシャル(特別仕様車)
 
| 2枚目画像名=CORSA‐EL30 IMG 00030.jpg
 
| 3枚目画像の説明=後期型5ドア1.5GX
 
| 3枚目画像名=Toyota Corsa 5door 1988 1.jpg
 
| 製造国=
 
| 販売期間=[[1986年]]-[[1990年]]
 
| 乗車定員= 5人
 
| ボディタイプ=3/5ドア[[ハッチバック]]
 
| 駆動方式=前輪駆動/四輪駆動
 
| 別名= [[トヨタ・ターセル]](3代目)<br>トヨタ・カローラII(2代目)
 
}}
 
 
1986年5月 ボディタイプは3ドア/5ドアハッチバックとなり、4ドアセダンのみ2代目を[[モデルチェンジ (自動車)|マイナーチェンジ]]して継続販売とした。発表時のキャッチコピーは、「Yes!BePop CORSA!」
 
 
また、2代目からのスポーツグレードは継承され、専用のリトラクタブルヘッドライト仕様(1.5リッターのみ、スポーツパッケージはオプション)となった。[[トヨタ・スターレット|スターレット]]がベースとなってエンジン横置き搭載の前輪駆動方式になり、ミッションもジアコーサ式へと変更される。ホイールベースは2代目と比較してさらに50mmも短くなったことで小回りの特性が向上した。このモデルで3ドア/5ドアハッチバックは、全車種横置き型前輪駆動方式となる。
 
 
ガソリン車は全車(4ドアセダンは、旧型に準ずる)[[SOHC]]12バルブ(1.3L・2E-U型、1.5L・3E-U型、1.5L [[EFI]]・3E-EU型)また、この3代目から1.5L[[ディーゼルエンジン|ディーゼル]]ターボエンジン(1N-T型)が加わり<ref>3ドア、5ドアにかかわらず設定。リアバックドア部分の右端に「Turbo-D」と表記された小型のオーナメントが貼られている。</ref>全てのグレードに"LASER"エンジンを搭載。
 
 
1.3リッターについては4MT/3AT仕様となり、1.5リッターはガソリンエンジン、ディーゼルエンジンにかかわらず5MTと4AT(ロックアップ機構付き)も選択できた。
 
グレード構成は、DX/GX/ソフィア/SX/EXとなる。DXとソフィア(GXにも?)には1.3リッターガソリンエンジンを搭載、GX/SX/EXには1.5リッターガソリンエンジンを搭載。GXとEX(DXにも?)には新設された1.5リッターディーゼルターボも設定。また、GP-TURBOには電子制御サスペンション、"TEMS"のオプション設定があった。
 
 
1986年10月 歴代3姉妹シリーズ唯一の1.5L SOHC12バルブインタークーラー[[ターボチャージャー|ターボ]]エンジン(3E-TEU型)搭載「GPターボ」が、3ドアリトラハッチバックのみ設定される。
 
特別仕様車の「1.3ソフィア(SOPHIA)スペシャル」を設定、
 
廉価グレード"DX"の、エアコン/パワステ付きお買い得仕様車として"モア(MOA)"グレードを新設。「モア(MOA)」は"DX"に準じており、1.3リッターガソリンエンジン仕様と1.5リッターディーゼルターボ仕様、ミッションは前者は4MTと3AT、後者は5MTと4ATが選べた。
 
 
[[1988年]]5月 マイナーチェンジ、グレード設定と呼称の見直し。グレード呼称はTX/GX/MOA/SOPHIA/EX/リトラUX/リトラSX-i/リトラsx-iスポーツパッケージ/リトラGP-TURBOとなる。同時に3ドアのみキャンバストップ仕様の"リトラSX-i"と"1.3ガソリン仕様モア(MOA)"に設定。マイナーチェンジ後のキャッチコピーにはキャンバストップを新設したこともあり、「ぴーかん(晴天を意味する)コルサ」となった。
 
{{-}}
 
3ドア/5ドアに1.3リッターガソリンエンジン仕様(4MT/3AT設定)の特別仕様車、「ソフィアスペシャル・モアスペシャル」をそれぞれ追加。
 
ボディカラーはホワイトとソリッドレッドの2種、ホワイトがブルー内装、レッドはブラック内装となる。
 
主な仕様として、既設グレード(ソフィア/モア)に対して"ソフィアスペシャル"が「着座位置記憶機能付きシート・パワーウィンドウ・スペシャルエアコン・カラードバンパー/可倒式電動カラードドアミラー/カラードホイール/ブロンズガラス(チルトステアリング?)」、"モアスペシャル"は、「スペシャルエアコン・カラードバンパー/可倒式カラードドアミラー/カラードホイール」となるら。
 
 
=== 4代目 L4#型(1990年 - 1994年) ===
 
{{Infobox_自動車のスペック表
 
| 車種=普通自動車
 
| 車名=トヨタ・コルサ(4代目)
 
| 車名補=L4#型
 
| 1枚目画像の説明=セダン 後期型(フロント)
 
| 1枚目画像名=Toyota Corsa 1990 1.jpg
 
| 2枚目画像の説明=セダン 後期型(リア)
 
| 2枚目画像名=Toyota Corsa 1990 2.jpg
 
| 製造国=
 
| 販売期間= [[1990年]]-[[1994年]]
 
| 乗車定員= 5人
 
| ボディタイプ=3ドア[[ハッチバック]]<br>4ドア[[セダン]]
 
| 駆動方式=前輪駆動/四輪駆動
 
| 別名= [[トヨタ・ターセル]](4代目)<br>[[トヨタ・カローラII]](3代目)
 
}}
 
[[1990年]]9月 発表時のキャッチコピーは、「少年コルサ」。ボディタイプは、3ドアハッチバックと4ドアセダン、4ドアセダンは2代目以来の刷新となったものの、5ドアハッチバックが消滅した。3ドアリトラ「1.5GPターボ」は廃止され全グレードの、エンジンが[[DOHC]]16バルブ(ハイメカツインカム)・[[EFI]]化される(ディーゼル車は除く)。今回から4ドアセダンと共に3ドアハッチバックにも四輪駆動仕様が導入された。当時の、自動車業界の傾向や世相により、内外装の品質が高くなった。グレード構成は3ドアハッチバックでTX/MOA/SOPHIA/SX/SZ、4ドアセダンがTX/AX/AX-X/VIT/VIT-X/VIT-Zとなる。グレードごとのエンジン構成は1.3リッターガソリン(4E-FE)がTX/MOA/SOPHIA/AX/AX-Xに設定。1.5リッターガソリン(5E-FE)は、SX/SZ/VIT/VIT-X/VIT-Zに設定され1.5リッターディーゼルターボ(1N-T)はTX/MOA/AX/VITに設定される。トランスミッションは1.3リッターガソリンが4MT/3ATと変わりないものの、1.5リッターに関しては基準車が5MT/4ATとなり、グレードSZ/VIT-Zには電子制御4ATの"ECT-S"が奢られた。尚、四輪駆動の設定はグレードMOA/SX/AX/VITとなる。
 
 
[[1992年]]4月 特別仕様車「3ドア1300モアスペシャル」、「4ドア1300AXスペシャル」、「4ドア1500VIT-Xリミテッド」発売。
 
 
1992年8月 マイナーチェンジ。全車前後バンパーが若干大型化されサイドドアビームが標準装備された。一部上級グレードには、"運転席SRSエアバッグ"の設定もあった。グレード構成が見直され3ドアハッチバックがTX/MOA/SOPHIA/SX/SZ、4ドアセダンがTX/AX/AX-X/VIT/VIT-X/VIT-Xとなる。エンジン構成はほぼ前期型と変わらないが、トランスミッションについてはSZ/VIT-Zに設定されていた電子制御4ATの"ECT-S"に対して、1.5リッターガソリン車(グレードSX/VIT)に電子制御4ATの"ECT"が標準となる。
 
 
1992年12月 特別仕様車「3ドア1300モアスペシャル」、「4ドア1300AXスペシャル」発売。
 
 
[[1993年]]5月 特別仕様車「生産累計8000万台記念NEW AXスペシャル」発売。
 
 
1993年8月 特別仕様車「3ドア1300モアスペシャル」、「4ドア1300AXスペシャル」仕様変更。ディーラー特別仕様車の車種としても使用設定された。
 
<gallery>
 
File:Toyota corsa el41 sedanaxspecial 1 f.jpg|セダン 前期型 フロント
 
File:Toyota corsa el41 sedanaxspecial 1 r.jpg|セダン 前期型 リア
 
</gallery>
 
 
=== 5代目 L5#型(1994年 - 1999年) ===
 
{{Infobox 自動車のスペック表
 
| 車種=普通自動車
 
| 車名=トヨタ・コルサ(5代目)
 
| 車名補= EL5#/NL5#型
 
| 1枚目画像の説明=4ドアセダン
 
| 1枚目画像名=Toyota Corsa rear.jpg
 
| 2枚目画像の説明=3ドアハッチバック
 
| 2枚目画像名=Toyota Corsa.jpg
 
| 3枚目画像の説明=
 
| 3枚目画像名=
 
| 販売期間=1994年9月 - 1999年8月
 
| 乗車定員=5人
 
| ボディタイプ=4ドア[[セダン]]<br/>3ドア[[ハッチバック]]
 
| ハイブリッドシステム=
 
| エンジン=5E-FE型 1.5L 直4<br />4E-FE型 1.3L 直4<br/>1N-T型 1.5L 直4
 
| モーター=
 
| トランスミッション=4速 / 3速AT<br />5速 / 4速MT
 
| 駆動方式=前輪駆動/四輪駆動
 
| サスペンション=前:マクファーソンストラット<br/>後:トーションビーム<br/>(前輪駆動)<br/>後:4リンク/コイル<br/>(四輪駆動)
 
| 全長=3,915 - 4,130mm
 
| 全幅=1,660mm
 
| 全高=1,370 - 1,385mm
 
| ホイールベース=2,380mm
 
| 車両重量=820 - 1,080kg
 
| 自由項目1(項目名)=[[姉妹車]]
 
| 自由項目1(内容)=[[トヨタ・ターセル]](5代目)<br/>[[トヨタ・カローラII]](4代目)
 
| 自由項目2(項目名)=
 
| 自由項目2(内容)=
 
| 先代=
 
| 後継=セダン:[[トヨタ・プラッツ]]
 
}}
 
[[1994年]]9月 キャッチコピーは「おれのコルサに何をする」。CMキャラクターには当初、俳優の[[大地康雄]]が起用されていた。
 
 
ボディタイプは3ドアハッチバックと4ドアセダン。コストダウンを図るべく基本コンポーネントは先代からのキャリーオーバーとなり、先代より直線的なスタイリングを採用。グレード構成は3ドアハッチバックのモア(MOA)/ソフィア(SOPHIA)/シンシア(CYNTHIA)、4ドアセダンのAX/AX-X/VIT-Xとなる。
 
 
エンジンは1.3リッターガソリン(4E-FE)をMOA/SOPHIA/AX/AX-Xに設定、また1.5リッターガソリン(5E-FE)をCYNTHIA/VIT-Xに設定、1.5ディーゼルターボ(1N-TE)の設定はMOA/AXのみとされた。
 
 
当初はフルラップ衝突対応の衝突安全ボディ"CIAS"が採用されていたが、1996年の一部改良より最新基準となるオフセット衝突対応の衝突安全ボディ"GOA"を採用。運転席SRSエアバッグのオプション設定(1996年以降より標準装備化)、四輪駆動車を1.5リッターガソリンのMOA/AX/CYNTHIA/VIT-Xに設定。
 
 
トランスミッションは変わらず1.3リッターガソリンが4MT/3ATという構成に1.5リッターガソリンが5MT/4AT(ECT)、1.5リッターディーゼルターボに5MT/4AT(ロックアップ付き)となった。
 
 
セダン全車ショルダーベルトアンカー/ハッチバック全車ショルダーベルトホルダー設定。MOA/AXに対しEパッケージを設定、前後バンパーが未塗装の簡素な仕様となっている。
 
 
[[1995年]]1月 特別仕様車、1.3リッターガソリン、3ドアMOA-SPECIAL・4ドアAX-SPECIAL・VIT-Xリミテッドを設定。
 
 
[[1996年]]1月 一部改良、全車に最新基準となるオフセット衝突対応の衝突安全ボディ"GOA"を採用。運転席SRSエアバッグとABSが全車標準装備となる。これに伴い特別仕様車、1.3リッターガソリン、3ドアMOA-SPECIAL/L・4ドアAX-LIMITEDを設定。
 
 
[[1997年]]12月 マイナーチェンジ、フロント周り/リア周り/シート生地色調の意匠変更。全車にマルチリフレクターヘッドランプが標準装備となる。ボディカラーの見直し、それまでの"スペシャルエアコン"(トヨタのエアコンは3種あり、通常のエアコンがスペシャルエアコン、ECOモード付きがマニュアルエアコン、オートがオートエアコンと、いうことになっている。)仕様に対して、ほとんどのグレードでマニュアルエアコン(ECOモード付き)に切り替わっている。全車デュアルエアバッグ/フロントプリテンショナーシートベルト、リアシート用ヘッドレストとリヤ左右シートベルト3点式の採用、グレード構成の見直しはなく、各グレード/エンジン/駆動方式に変更はない。ただし、ガソリン全車ディストリビュータレスの点火方式に、進化している。
 
 
[[1998年]]特別仕様車、1.3リッターガソリン、3ドアMOA-SPECIAL/L・4ドアAX-LIMITEDを設定。また3ドアハッチバックに"ヴェローネ"という、ユーロ調の装飾を施した特別モデルを設定。
 
 
[[1999年]]特別仕様車、1.3リッターガソリン、3ドアMOA-SPECIAL/L・4ドアAX-LIMITEDを設定。
 
 
[[1999年]]7月末  [[オーダーストップ]]に伴い生産終了。以後は在庫のみの対応となる。
 
 
1999年[[8月30日]] ハッチバックは事実上の[[トヨタ・スターレット|スターレット]]との統合後継車に当たる[[トヨタ・ヴィッツ|ヴィッツ]]、セダンはターセルとの統合後継車に当たる[[トヨタ・プラッツ|プラッツ]]の生産へと移行するに伴い、5代目を最後に販売終了し20年の歴史に終止符を打った。
 
<gallery>
 
ファイル:Toyota Corsa L50 Moa E package.jpg|前期型ハッチバック モア Eパッケージ
 
ファイル:Corsasedan 1500vit-x f.jpg|後期型セダン 1.5VIT-X フロント
 
ファイル:Corsasedan 1500vit-x r.jpg|後期型セダン 1.5VIT-X リア
 
</gallery>
 
{{-}}
 
 
== 車名の由来 ==
 
[[イタリア語]]の、「疾走、[[競走]]」から。
 
 
ちなみに世界市場では[[GM|GMグループ]]が[[オペル]]ブランドにて『コルサ』の名称で[[1982年]]から小型乗用車を販売している。
 
1990年代に「[[オペル・コルサ]]」が日本で発売された際には商標の問題により「ヴィータ」という車名で販売された。
 
 
== 脚注 ==
 
<div class="references-small"><references /></div>
 
 
== 関連項目 ==
 
{{commons|Category:Toyota Corsa}}
 
* [[トヨタ・ターセル]] - 姉妹車
 
* [[トヨタ・カローラII]] - 姉妹車
 
* [[トヨタ・ソルーナ]] - コルサ/ターセル/カローラII/[[トヨタ・サイノス|サイノス]]の系譜を持った東南アジア市場専売車種
 
* [[トヨタ・プラッツ]](輸出名:エコー/ヤリスセダン) - セダンの後継車種
 
* [[トヨタ・ベルタ]](輸出名:ヤリスセダン(2代目)/[[トヨタ・ヴィオス|ヴィオス]](2代目)) - プラッツの後継車種
 
* [[トヨタ・ヴィオス]] - 2018年3月現在トヨタの東南アジア市場における3ボックスセダンの最小車種
 
* [[トヨタ・エティオス]](セダン) - 2018年3月現在トヨタの南米市場、および新興国市場における3ボックスセダンの最小車種
 
* [[トヨタ・カローラアクシオ]] - 2018年3月現在トヨタの国内市場、および香港・マカオ市場における3ボックスセダンの最小車種
 
* [[サイオン・iA]]/トヨタ・ヤリスセダン - 2018年3月現在トヨタの米国市場における3ボックスセダンの最小車種にして[[マツダ・デミオ|マツダ・2セダン(日本名:マツダ・デミオ)]]の[[OEM]]
 
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
*[http://gazoo.com/meishakan/meisha/shousai.asp?R_ID=1253 トヨタ・コルサ(初代)GAZOO.com]
 
*[http://gazoo.com/meishakan/meisha/shousai.asp?R_ID=1253 トヨタ・コルサ(初代)GAZOO.com]
*[http://gazoo.com/meishakan/meisha/shousai.asp?R_ID=3053 トヨタ・コルサ(2代目)GAZOO.com]
 
*[http://gazoo.com/meishakan/meisha/shousai.asp?R_ID=3055 トヨタ・コルサ(3代目)GAZOO.com]
 
*[http://gazoo.com/meishakan/meisha/shousai.asp?R_ID=5573 トヨタ・コルサ(4代目)GAZOO.com]
 
*[http://gazoo.com/meishakan/meisha/shousai.asp?R_ID=5574 トヨタ・コルサ(5代目)GAZOO.com]
 
  
 
{{自動車}}
 
{{自動車}}
 
+
{{テンプレート:20180815sk}}
 
{{デフォルトソート:とよたこるさ}}
 
{{デフォルトソート:とよたこるさ}}
 
[[Category:トヨタの車種|こるさ]]
 
[[Category:トヨタの車種|こるさ]]

2018/10/6/ (土) 13:00時点における版

コルサ(英:Corsa

トヨタ自動車が生産していた小型乗用車自動車)であり、ターセルカローラII姉妹車

概要

コルサはトヨペット店専売の乗用小型車として設定され(大阪府のみ大阪トヨタ=現・大阪トヨペットで販売・トヨペット店扱いという性格上、営業車など法人需要が多かったこともコルサの特徴)、ターセル姉妹車として誕生した。 2代目となってカローラ店専売カローラII(ハッチバックのみ)の姉妹車種追加を受けた。 これら3車種はフロントグリル形状やリヤガーニッシュ、リアコンビランプの色調とそれぞれの車種名エンブレムの表記意匠が異なる以外はすべて同じモデルライフを送っている。

外部リンク




楽天市場検索:


テンプレート:Toyopet Timeline