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{{出典の明記|date=2012年4月}}
 
{| style="float: right; text-align:center; border-collapse:collapse; border:2px solid black; white-space:nowrap"
 
|-
 
|colspan="3" style="background-color:#ffccff; border:1px solid black; white-space:nowrap"|'''[[スーパー戦隊シリーズ]]'''
 
|-
 
|style="border:1px solid black; background-color:#ffccff; white-space:nowrap"|'''第2作'''
 
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap"|[[ジャッカー電撃隊|ジャッカー<br />電撃隊]]
 
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap"|1977年4月<br /> - 1977年12月
 
|-
 
|style="border:1px solid black; background-color:#ffccff; white-space:nowrap"|'''第3作'''
 
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap"|'''バトル<br />フィーバーJ'''
 
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap"|1979年2月<br /> - 1980年1月
 
|-
 
|style="border:1px solid black; background-color:#ffccff; white-space:nowrap"|'''第4作'''
 
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap"|[[電子戦隊デンジマン|電子戦隊<br />デンジマン]]
 
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap"|1980年2月<br /> - 1981年1月
 
|}
 
{{基礎情報 テレビ番組
 
|番組名=バトルフィーバーJ
 
|ジャンル=[[特撮]][[テレビドラマ]]
 
|放送時間=土曜 18:00 - 18:30
 
|放送分=30
 
|放送期間=[[1979年]][[2月3日]] - [[1980年]][[1月26日]]
 
|放送回数=全52
 
|放送国={{JPN}}
 
|制作局=テレビ朝日
 
|企画=
 
|製作総指揮=
 
|監督=[[竹本弘一]] 他
 
|演出=
 
|原作=[[八手三郎]]
 
|脚本=[[高久進]] 他
 
|プロデューサー=落合兼武・菅野哲夫(第41話 - )(テレビ朝日)<br />[[吉川進]]・[[折田至]](東映)
 
|出演者=[[谷岡弘規]]<br />[[伊藤幸雄|伊藤武史]]<br />[[伴大介|伴直弥]]<br />[[倉知成満|倉地雄平]]<br />[[大葉健二]]<br />[[ダイアン・マーチン]]<br />[[萩奈穂美]]<br />[[東千代之介]] 他
 
|ナレーター=[[大平透]]
 
|音声=モノラル放送 / [[シネテープ]]
 
|字幕=
 
|データ放送=
 
|OPテーマ=「バトルフィーバーJ」<br />歌:[[MoJo]]、[[音羽ゆりかご会|コロムビアゆりかご会]]、[[フィーリング・フリー]]
 
|EDテーマ=「勇者が行く」<br />歌:MoJo
 
|外部リンク=
 
|外部リンク名=
 
|特記事項=「[[スーパー戦隊シリーズ]]」 第3作
 
}}
 
{{色}}
 
『'''バトルフィーバーJ'''』(バトルフィーバー ジェイ)は、[[1979年]](昭和54年)[[2月3日]]から[[1980年]](昭和55年)[[1月26日]]まで[[テレビ朝日]]系列で毎週土曜18:00 - 18:30([[日本標準時|JST]])に全52話が放送された、[[東映]]制作の[[特撮テレビ番組一覧|特撮テレビドラマ]]、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「[[スーパー戦隊シリーズ]]」第3作目に当たる。
 
  
現在の「スーパー戦隊シリーズ」へと到る転機となった作品でもあり、[[昭和]]から[[平成]]にかけての数年間はシリーズ第1作として扱われていた{{Sfn|大全集|1988|p=1}}<ref>{{Cite book |和書 |editor=竹書房/イオン編 |date=1995-11-30 |title=超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み |publisher=[[竹書房]] |pages=pp.22、152 |id=C0076 |isbn=4-88475-874-9}}</ref>。{{Main|スーパー戦隊シリーズ#『ゴレンジャー』および『ジャッカー』の扱い}}
+
『'''バトルフィーバーJ'''』(バトルフィーバー ジェイ)
  
== 概要 ==
+
同名の特撮テレビ番組(1979-80)に登場する変身ヒーロー。バトルジャパン、バトルフランス、バトルコサック、バトルケニヤ、ミス・アメリカの5人で構成されるスーパー戦隊。秘密結社エゴスと戦う。戦隊技は5人のコマンドバットを合体させたペンタフォース。登場する巨大ロボはバトルフィーバーロボ。
前述の通り「スーパー戦隊シリーズ」第1作目として扱われていたこともある本作品であるが、これは本作品以前の『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』と『[[ジャッカー電撃隊]]』が[[石ノ森章太郎]]原作の「戦隊シリーズ」、本作品以降は原作者の名義が[[八手三郎]]の「スーパー戦隊シリーズ」、と区別されて認識されていたためでもある。現行のスーパー戦隊シリーズのベースは次作『[[電子戦隊デンジマン]]』からの要素が強く、その点においても本作品は少し異彩を放った作品となっている。
 
 
 
5人組のグループヒーローという骨子に加え、『ゴレンジャー』『ジャッカー』では登場しなかった巨大ロボット([[戦隊ロボ]])'''バトルフィーバーロボ'''やロボを輸送する巨大母艦'''バトルシャーク'''の登場など、後のメカによるスーパー戦隊シリーズにおける基本的なフォーマットは本作品において確立された<ref name="全怪獣370">{{Harvnb|全怪獣怪人 上|1990|p=370}}</ref>。当時、この巨大ロボと巨大母艦の組み合わせはコンビネーション・システムと呼ばれ、トミーから発売されて好調だった特撮アニメ作品『[[恐竜探険隊ボーンフリー]]』の「ボーンフリー合体セット」に対抗して発案されたものである<ref>『[[電撃ホビーマガジン]]』 2008年2月号、[[アスキー・メディアワークス]]{{要ページ番号|date=2017-12-03}}</ref>。
 
 
 
作品タイトルのネーミングは、前年の[[1978年]]に公開されたアメリカ映画『[[サタデー・ナイト・フィーバー]]』が大ヒットし、1979年日本で「フィーバー」が流行語となっていたことの反映である{{Sfn|東映HM10|2004|p=73}}<ref name="全怪獣370" /><ref name="超世紀154">{{Harvnb|大全集|1993|p=154|loc=「戦隊20年の戦い シリーズの変遷 設定の変化 バトルフィーバーJ」}}</ref>。「フィーバー」をタイトルに入れるアイデアは、当時東映テレビ部部長だった渡邊亮徳による<ref name="sentaitaizen10">{{Harvnb|東映スーパー戦隊大全|2003|p=10}}</ref>。
 
 
 
後述する企画立ち上げの経緯から、本作品もマーベルの{{仮リンク|マルチバース (マーベル・コミック)|label=マルチバース(多元宇宙)|en|Multiverse_(Marvel_Comics)}}の一つとして位置付けられており、本作品の舞台はアース-79203と設定されている。
 
 
 
=== 企画の経緯 ===
 
本作品は[[マーベル・コミック]]社と東映の業務提携によって、前年に制作した日本版『[[スパイダーマン (東映)|スパイダーマン]]』における視聴率や商品化収入の成功を引き継ぐ意味でも、マーベル社所有のキャラクター使用契約も視野に入れて企画された作品である<ref name="大全集162">{{Harvnb|大全集|1988|pp=162-163|loc=「新シリーズの開発 バトルフィーバーJ」}}</ref>。本作品の放映前の仮題は『キャプテンジャパン』{{Sfn|東映HM10|2004|p=73}}<ref>マーチャンダイジングライツレポート1978年12月号{{要ページ番号|date=2017年11月}}</ref><ref name="大全集162" /><ref name="超世紀154" />で、その題名での新番組企画書が現存する。「アメリカ」「ジャパン」のように国名を背負ったキャラクターから発想を広げ、世界各国から集結した集団ヒーローという構想が生まれた<ref name="sentaitaizen81">{{Harvnb|東映スーパー戦隊大全|2003|p=81}}</ref>。
 
 
 
やがて諸事情により吉川進が平山亨から本作品を引き継ぎ、企画の骨子「ダンスのリズムで細胞変化を起こし、変身する超人」も平山案からそのまま受け継がれた<ref name="大全集162" />。ただし、高久進が第1話の脚本を執筆した段階で「踊りを武器に戦う」という骨子の部分はそれほど意識されず、初期企画はオープニング映像や作中描写の一部に残されるのみとなった。その理由として実際に映像を撮影してみると、アクションと踊りがうまく融合しなかったことと言われる{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|p=238}}。また、アメコミ色の強かったタイトルや名称に異論が出て、『バトルフィーバーJ』やバトルジャパンなどのように修正された<ref name="大全集162" />。
 
 
 
正式に番組制作が決定したのは1978年10月のことであるが、翌年2月に放映開始するならば6月には作業を開始しているのが普通であり、スケジュールは逼迫した。そのうえ、『ゴレンジャー』『ジャッカー』の撮影が行われた[[東映生田スタジオ]]はすでに閉鎖されており、特撮は[[東映東京撮影所]]で東映映像が制作していたところを、一般向けドラマが中心だった東映テレビプロダクションに移行したばかりで、スタッフにもヒーロー番組のノウハウがなく、苦労が多かった<ref name="sentaitaizen81">{{Harvnb|東映スーパー戦隊大全|2003|p=81}}</ref>。このスケジュールの逼迫は番組開始以降も尾を引いており、従来の東映制作の特撮テレビドラマで行われてきた遠方ロケも、本作品では第21話・第22話での[[北陸地方|北陸]]・[[能登半島]][[ロケーション撮影|ロケ]]のみに留まっている{{Sfn|大全集|1988|p=148|loc=「遠征ロケーション集」}}。
 
 
 
=== キャラクター ===
 
本作品に登場するキャラクターは、[[ミスアメリカ (マーベル・コミック)|ミスアメリカ]](Miss America)をのぞき、すべて東映のオリジナルキャラクターである点が日本版『スパイダーマン』とは異なる。当初は「キャプテンジャパン」を中心としたチームだった<ref name="大全集162" /><ref name="全怪獣370" />。
 
 
 
だが、最初期段階でキャプテンジャパンのモチーフである[[キャプテン・アメリカ]]がマーベル側の事情で使用できなくなった<ref>1982年発行の同人誌「衝撃波Q」より{{出典無効|date=2017年11月}}。編者の開田裕治と協力の聖咲奇、久保宗雄は『バトルフィーバーJ』の企画に当初から関わっている。</ref><ref name="sentaitaizen73">{{Harvnb|東映スーパー戦隊大全|2003|p=73}}</ref>。同じくマーベルのキャラクターであるミスアメリカが代案として提示され、これを元にデザイン作業が行われた<ref>『バトルフィーバーJ』DVD Vol.3解説書の久保宗雄インタビューより。</ref><ref name="sentaitaizen73" />。ミスアメリカ自身も大幅なアレンジが施され、引用されたのは胸の星条旗をアレンジしたマークデザインのみで、マスクやタイツという要素は別のキャラクター「[[ミズ・マーベル]]」からの影響が見られる<ref name="sentaitaizen73" />。玩具においては、一部ミスアメリカだけ版権の問題で発売できないものがあり、乗用マシーンも制作が間に合わず劇中では市販の乗用車やバイクが使用されたため、商品化されなかった。
 
 
 
キャプテンアメリカという名称は、東映の公式設定においては名称・デザインともに一切使われていない。『マーチャンダイジングライツレポート』1978年12月号では、ミスアメリカはキャプテンアメリカという名前で掲載されている{{要ページ番号|date=2017年11月}}。また、当時の販売商品には「地球を守る5人のバトルマン」という表記もあり、商標としてのネーミングが1つに徹底されていない状況だったようである。バトルフィーバーロボや巨大ロボットバトルフィーバーといったロボの名称についても、同様である。
 
 
 
『ジャッカー』までのマントに代わり、全員が白いマフラーをなびかせている。また、胸にはそれぞれの国を象徴したワッペンが付いているが、これは前述のミスアメリカの要素を継承したものである<ref name="sentaitaizen81" />。放映時は「五色の戦士」というパターンも前面に出てはいなかったが、後年になって他のスーパー戦隊と設定を揃える意味で各員の「色」が設定されている。ただし、後付けの分類であるため、バトルコサックとバトルケニアの色の扱いには資料ごとに違いがある(後述)。ヒーローのスーツデザインにおいても、後のシリーズのようなデザイン上の統一された要素が少なく独自性が顕著だが、これはスーツのデザインがマーベルとの提携作品であるという面も含めて東映側の主導で決定している一方、ヒーローキャラクター自体の商品化を大きく意識していないためである{{efn|本作品での商品展開の主軸は『スパイダーマン』の商業的成功を踏まえ、バトルフィーバーロボやバトルシャークだった。ヒーローキャラクターを商品化前提で、スポンサーであるポピーがデザインするのは本作品に続いて放送された『デンジマン』からである。}}。マスクはその後のスーパー戦隊シリーズで一般的なゴーグル調のデザインとは異なり、アメコミヒーローのような「目」を持つデザインである{{efn|例外として『[[光戦隊マスクマン]]』は企画当初、本作品を踏襲したマスクが検討され、試作マスクも制作されていたが、最終的には採用されなかった。X1マスクの造形はこの試作マスクを流用し、新造されたマフラーを装着していることもあり、本作品の戦士と近似したものとなっている。}}。ゴーグル型マスクの使用も検討されたが、髪の毛のあるミスアメリカのデザインと馴染まなかったため、本作品では不採用になった<ref name="sentaitaizen81" />。
 
 
 
=== 巨大ロボット ===
 
『スパイダーマン』で好評だった日本独自設定の巨大ロボットが、本作品でも引き続き採用されている{{Sfn|東映HM10|2004|p=73}}<ref name="大全集162" /><ref name="超世紀154" />。巨大ロボの導入はスポンサー側からの要請であったともされるが<ref name="大全集162" /><ref name="全怪獣370" />、村上克司は「成功した要素だから継承した」という安易な思想を否定し、新作を手がける際には他作品との差別化を追及する旨を語っている{{要出典|date=2017年12月}}。バトルフィーバーロボを格納するバトルシャークに力が入っているのも、アニメ風の変形合体ロボからコンセプトを変えるためである{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|p=88}}{{efn|初期企画『キャプテンジャパン』では、『スパイダーマン』のレオパルドンと同様に戦艦からロボットへ変形するという設定であった<ref name="大全集162" /><ref name="超世紀154" />。}}。
 
 
 
バトルフィーバーロボが本格的に登場したのは、第5話からである。当初の予定では第1話からロボが活躍するはずだったが、[[村上克司]]によるデザイン決定が遅れたことで[[着ぐるみ]]製作にもさらなる時間を要していた{{Sfn|東映HM10|2004|p=73}}<ref name="sentaitaizen10" />。[[特撮監督]]の[[矢島信男]]が松竹映画『[[夜叉ヶ池 (戯曲)#映画|夜叉ヶ池]]』の仕事に関わっていたこともあり、特撮場面の撮影スケジュールは第1話の放送に間に合わないことが早期に判明していたため、第1話から第4話までの脚本はロボが建造中という設定で制作された<ref name="大全集162" /><ref name="超世紀154" />。第1話から第4話までにおける建造中の場面や、第5話・第6話における[[ミニチュア撮影|ミニチュア]]や着ぐるみを駆使した戦闘場面の数々は[[円谷プロダクション]]出身の特撮監督である[[佐川和夫]]が矢島の描いた絵コンテを参考に演出しており、劇中では未使用に終わった場面もエンディング用の映像素材や後のエピソードなどにおいて流用された。
 
 
 
第7話から参加の[[アクション監督]]{{efn|当時は'''技斗'''と表記。}}である[[金田治]]は、巨大ロボ戦の演出も同時に担当していた。ロボットだけを画面に収めても巨大さを実感しにくいため、画面下に小さなキャラクターを配置することで大きさを対比させる手法も、金田の発案による。森や岩と空の境など画面の切り合わせに使える線がある場所で等身大アクションの撮影を行い、そこに後から巨大ロボ戦を合成することで、奥行きのある画面を造った{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|pp=86-87}}。第3クールからはジャパンが単独で巨大ロボ戦を挑みながら、残り4人が等身大のエゴス怪人と戦うという演出が披露された{{efn|この手法は、2012年の『[[特命戦隊ゴーバスターズ]]』でも使用されている。}}。
 
 
 
== あらすじ ==
 
世界各地に様々な怪奇現象が起こる中、謎のこうもり傘の美女の手により国防省の重要人物が次々と殺されていった。
 
 
 
それを知った倉間鉄山将軍は、4人の精鋭から成る'''バトルフィーバー隊'''にその調査を命じた。4人は、捜査途中に謎のこうもり傘の美女そっくりの女性捜査官ダイアンと出会う。こうもり傘の美女を影で操る'''秘密結社エゴス'''に父を殺されたダイアンを加えた5人に、鉄山将軍はバトルスーツを与え、世界の混乱を目論むエゴスの討伐に向かわせた。
 
 
 
巨大ロボット・バトルフィーバーロボの設計図の争奪戦が繰り広げられる中、エゴスも悪魔ロボットを完成させる。その第1号・バッファローロボをバトルフィーバー隊は完成したばかりのバトルフィーバーロボで迎え撃ち、勝利した。戦士たちの激しくも苦しい戦いは、始まったばかりである。
 
 
 
== 登場人物 ==
 
=== バトルフィーバー隊 ===
 
[[国防省]]と[[連邦捜査局|FBI]]からの精鋭を集めて結成されており、メンバー全員それぞれ世界各地のダンスを基礎とした戦闘術を習得している。劇中では「バトルフィーバー」もしくは「バトルフィーバー隊」と呼ばれ、名乗りシーンにおいても全体としては「バトルフィーバー」と名乗ることが多いが、初期の回では「バトルフィーバーJ」と名乗っている。
 
 
 
「'''フィーバー!'''」の掛け声とともに、ダンスのようにくるっとターンすることで変身するが、本作品では変身の描写がさほど重視されておらず、「一瞬物陰に身を隠し、次に姿を現した時には変身している」<ref group="ep" name="8話">第8話。</ref>など、場合によっては掛け声やターンも省略されることがある{{efn|映画『[[海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE]]』で四郎が変身した際には、バトルスーツが装着される瞬間に全身が光に包まれるという演出が加えられた。}}。決め技は、5人の武器を組み合わせて放つ'''ペンタフォース'''。メンバーの年齢はマリアのみが19歳として明らかになっている<ref group="ep" name="36話">第36話。</ref>。
 
 
 
当初はエゴスや一般人には正体を隠していたが、中盤でエゴスの作戦によって正体を知られることになる。
 
 
 
初期企画『キャプテンジャパン』では、各国の音楽のリズムで細胞を変化させて超人になるという設定であったが、アメコミ的な[[スーパーヒーロー|超人]]の概念が日本では馴染みが薄いため、強化服で戦うという設定に改められた<ref name="大全集162" /><ref name="超世紀154" />。ダイアン以外の初期メンバー4人の名前は同企画書の時点で決定していた<ref name="大全集162" />。
 
 
 
; {{Visible anchor|{{読み仮名|伝 正夫|でん まさお}} / バトルジャパン|伝正夫|バトルジャパン}}
 
: [[アジア]]代表の戦士で、バトルフィーバー隊のリーダー。
 
: 吹雪村出身の国防省の元将校であり、真面目で一直線かつ天才的頭脳の持ち主{{Sfn|東映HM10|2004|p=70}}。仲間たちや上司の鉄山からの信頼も厚く、エゴス側からも「バトルフィーバーの中で最強」と言われる。その一方で、勝利に慢心して気を緩め、仲間たちと共に[[インベーダーゲーム]]に興じたこともあった{{Sfn|東映HM10|2004|p=78}}。高校時代は、城南高校野球部で捕手として甲子園を目指していた<ref group="ep" name="8話" />。
 
: 空手や[[功夫]]などの格闘技を身に付けており、戦闘時にはそれらを駆使した'''カンフーダンス'''を取り入れている{{Sfn|東映HM10|2004|p=70}}<ref name="大全集4">{{Harvnb|大全集|1988|pp=4-5|loc=「バトルフィーバーJ」}}</ref><ref name="sentaitaizen21">{{Harvnb|東映スーパー戦隊大全|2003|p=21|loc=「メインキャラクター紹介 バトルジャパン」}}</ref><ref name="gahou66">{{Harvnb|スーパー戦隊画報|2005|pp=66-67|loc=「リズムに乗って闘う戦士たち」}}</ref>。第32話以降、単身でバトルフィーバーロボを操縦するようになる。フィーバー隊の任務以外でメンバーと行動を共にすることはあまりない。後期では演じた谷岡が大河ドラマ『[[獅子の時代]]』に出演することになった関係で素面での出番が激減している。
 
: スーツは白地に赤いラインが入っており<ref name="21st1">{{Harvnb|21st 1|2017|pp=28-30|loc=「特集企画 スーパー戦隊その極意 Volume1 極彩色ヒーローのデザイン術」}}</ref>、後年では'''レッド戦士'''扱いとなっている。手袋とブーツは赤。ベルトは赤。変身後の頭部のマスクは「火の玉」をイメージしており{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|p=57}}、左右非対称のマスクになっている。
 
; {{Visible anchor|{{読み仮名|白石 謙作|しらいし けんさく}} / バトルコサック(初代)|白石謙作|バトルコサック}}
 
: [[ユーラシア大陸|ユーラシア]]代表の戦士。バトルフィーバー隊の中ではサブリーダー的存在。
 
: [[中央アジア]]で生まれた孤児で、[[教会]]の[[神父]]に引き取られたがほどなくして彼が[[地上げ屋]]に殺されたため鉄山に拾われ育てられた<ref group="ep" name="33話">第33話。</ref>{{Sfn|東映HM10|2004|p=74}}。心優しい性格で、メンバーの中でも落ち着いている一方、短気で怒りっぽいところがあり、無茶をしすぎるのが欠点。[[パチンコ]]が大好きで、「確率の研究」と称してよくパチンコ店に出入りしていたほど{{Sfn|東映HM10|2004|p=74}}。また、スマートな見た目からは想像できないが怪力の持ち主でもある<ref group="ep" name="4話">第4話。</ref>。
 
: 戦闘時には、[[コサック]]の流れを汲むパワフルな戦法'''[[コサックダンス]]'''で戦い<ref name="大全集4" /><ref name="sentaitaizen23">{{Harvnb|東映スーパー戦隊大全|2003|p=23|loc=「メインキャラクター紹介 バトルコサック」}}</ref><ref name="gahou66" />、周囲の敵に連続で足払いを決める'''コサック回転キック'''、ジャンプしながらの両手パンチ'''ダブルパンチ'''、空中で両足を開いて左右の敵を同時に蹴るタイプと、両脚飛び蹴りを決めるタイプがある'''ダブルキック'''といった応用技で敵を蹴散らす。
 
: 第33話で、エゴスに父を殺されたまゆみから「血の臭いがする」と言われた為、強化服を持たずにまゆみに会いに行き、彼女の心の傷を癒していくが、エゴスに遭遇し、カットマンの凶弾に倒れ、仲間たちに看取られながら、息を引き取った<ref group="ep" name="33話" />。
 
: 橙色を基調としたシリーズ初の'''オレンジ戦士'''であり<ref name="21st1" />、変身後の頭部は[[ロシア帽]]をイメージしたものである。戦闘服の胸部には、当時の[[ソビエト連邦|ソ連]]の国章だった[[鎌と槌|赤地に金色のハンマーと鎌]]のエンブレムが裏返しの状態で描かれていた。手袋とブーツは橙色。ベルトは黒。なお、初期案での配色は黄色だったが、『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』との差別化の為、橙色に黒いラインを引いた形に変更された<ref name="sentaitaizen81" />。[[竹書房]]刊の『スーパー戦隊画報 第1巻』では「ソ連はイエロー系ではない」と書かれていたが、バトルコサックを'''イエロー戦士'''に分類する例もある<ref>トレーディングカードゲーム「[[レンジャーズストライク]]」第7弾RS-441</ref>。その後、2014年の『[[烈車戦隊トッキュウジャー]]』東映公式サイトにて、橙(オレンジ)色の戦隊ヒーローはバトルコサックを1人目として、『トッキュウジャー』のトッキュウ6号が2人目であることが明言された<ref>{{Cite web|url=http://www.toei.co.jp/tv/toqger/story/1203822_2183.html|title=烈車戦隊トッキュウジャー 第18駅『君の名を呼べば』|publisher=東映|accessdate=2014-06-22}}</ref>。
 
; {{Visible anchor|{{読み仮名|神 誠|じん まこと}} / バトルコサック(2代目)|神誠}}
 
: 第33話より登場。謙作の国防省時代の先輩で射撃の名手。助手を装い三村博士の護衛をしていたが、博士がエゴスに殺害されたためにスパイの疑いをかけられ、さらに謙作が殉職したため、復讐の意から、2代目バトルコサックとなり<ref group="ep" name="33話" />、サブリーダーのポジションも受けついだ。
 
: 短気で怒りっぽいところがあった謙作とは対照的に、正夫の上を行く冷静さを持っており、不言実行の孤高の一匹狼タイプで他のメンバーと距離を置く場面も多かった<ref group="ep">第34話ほか。</ref>{{Sfn|東映HM10|2004|p=74}}。この役を急遽演じることとなった伴直弥の年齢も考慮され、レギュラー戦士では最年長の32歳という設定となった。かつて警察官である弟を闇将軍に殺されており、その復讐の機会を伺っていた。射撃の名手であるためか、常に[[銃]]を数丁ほど携帯している{{Sfn|東映HM10|2004|p=74}}。変身後に使用する武器は初代コサックと同じだが、初代コサックがパワー系の戦士だったのに対し、2代目コサックはスピーディな技を得意とする。
 
: 第45話では、『[[キカイダー01]]』の主人公であるイチローのトランペットでの登場場面を再現してみせた{{efn|神役の伴大介が『キカイダー01』に出演していたことによる。ただし、伴が演じていたのはイチローではなく、『[[人造人間キカイダー]]』の主人公・ジローである。}}。
 
: [[テンガロンハット]]を被ったカウボーイスタイルの服装が特徴的だが、オープニングとエンディングでは謙作の映像を誠の映像に差し替えているため、映像の前後を合わせるために誠が謙作と同じスーツを着ている場面がある。
 
: 演じた[[伴大介|伴直弥]]は、自身が愛好する[[スティーブ・マックイーン]]のイメージを取り入れ、また他のメンバーよりも年長であることから4人とは離れた場所にいるイメージにしたと述べている{{Sfn|大全集|1993|p=184|loc=「戦隊シリーズ キャストインタビュー [[伴大介|伴直弥]]」}}。
 
; {{Visible anchor|{{読み仮名|志田 京介|しだ きょうすけ}} / バトルフランス|志田京介|バトルフランス}}
 
: [[ヨーロッパ]]代表の戦士。バトルフィーバー隊の切り込み隊長役的なチームのムードメーカー。[[美容師]]でもあり、ヘアデザイナーとしての腕前は超一流でキザな性格{{Sfn|東映HM10|2004|p=74}}。
 
: オシャレにも気を遣っており<ref group="ep" name="4話" />、親からキザな性格を直すために国防省に入れられたという裏設定がある。無邪気で温厚ではあるが、意地っ張りでムードメーカー的なおおらかな性格なお調子者でもある。四郎とは性格が違うが馬があう模様{{Sfn|東映HM10|2004|p=74}}。女性にはめっぽう弱く、ダイアンがメンバーの頃は特に彼女とプライベートでも行動を共にすることが多かったが、振り回されてもいた。ヨーロッパ代表ゆえにフランス語も得意<ref group="ep" name="15話">第15話。</ref>。魚の生臭さが嫌い<ref group="ep" name="6話">第6話。</ref>。謙作の殉職後は彼の性格を引き継いだ部分も見られるようになる。
 
: 戦闘時には'''スパニッシュダンス'''{{efn|これは、渡辺宙明にテーマ曲の発注が来たときはスペインモチーフだった名残である。後でフランスに変更となったが、同国の音楽は戦闘にそぐわないため、スペイン風テーマのままでいくと割り切られた{{Sfn|東映スーパー戦隊大全2003|p=239}}。}}を駆使する<ref name="大全集4" /><ref name="sentaitaizen25">{{Harvnb|東映スーパー戦隊大全|2003|p=25|loc=「メインキャラクター紹介 バトルフランス」}}</ref><ref name="gahou66" />。名乗りの際は、カスタネットの音のような手拍子がけたたましく鳴る。
 
: スーツは白地に青い線が入っており<ref name="21st1" />、後年では'''ブルー戦士'''扱いとなっている。マスクにはVの字のようなマークが刻まれている。手袋とブーツは青。ベルトは青。
 
; {{Visible anchor|{{読み仮名|曙 四郎|あけぼの しろう}} / バトルケニア|曙四郎|バトルケニア}}
 
: [[アフリカ]]代表の戦士。バトルフィーバー隊一の力持ちでスピード戦にも対応。
 
: 逞しい野生児で、非常に明るい性格かつ図太い神経の持ち主。何でも食べる大食漢。動物と会話ができる特殊技能を持つ。京介と気が合う{{Sfn|東映HM10|2004|p=74}}。第26話では、ホウタイ怪人に「若くして禿げる」と宣告されてしまった。戦闘時には、俊敏な動きを得意とした'''トロピカルダンス'''で敵を翻弄し、蹴散らす<ref name="大全集4" /><ref name="sentaitaizen27">{{Harvnb|東映スーパー戦隊大全|2003|p=27|loc=「メインキャラクター紹介 バトルケニア」}}</ref><ref name="gahou66" />。崖を駆け上り、身軽に回転しながら敵を倒す'''アニマルアクション'''も得意。悪魔ロボットが登場するたびに「また出やがった!」という決まり文句を叫ぶことが多い。スーツアクター兼任の大葉が演じたため、変身前のアクションシーンも他のメンバーより激しいものが多くなっている。他のメンバーと比べて主役を演じるエピソードが多い<ref group="ep">第10・30・43話など。</ref>。
 
: スーツは黒地に緑のラインが引いてあり<ref name="21st1" />、後年ではシリーズ初の'''ブラック戦士'''扱いとなっているが<ref>『25大スーパー戦隊シリーズ 完全マテリアルブック 上巻』ケイブンシャ、p.112</ref>、バトルケニアを'''グリーン戦士'''とし{{Sfn|スーパー戦隊 36LEGENDS|2012|p=24}}、シリーズ初のブラック戦士は『[[大戦隊ゴーグルファイブ]]』のゴーグルブラックにあてる場合もある{{Sfn|スーパー戦隊 36LEGENDS|2012|p=27}}。マスクには動物の耳や牙が反映されている。手袋とブーツは緑。ベルトは黄色。
 
; {{Visible anchor|ダイアン・マーチン / ミスアメリカ(初代)|ダイアン・マーチン|ミスアメリカ}}
 
: [[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[オセアニア]]代表の戦士で、バトルフィーバー隊の紅一点。
 
: FBI秘密捜査官のアメリカ人で、父のボスナーと共に来日するが、その際に父をコウモリ傘の女に殺されている<ref group="ep" name="1話">第1話。</ref>{{Sfn|東映HM10|2004|p=75}}。日本語も達者で、鼠と日焼けを嫌い、四郎の動物好きに対して嫌悪感を抱くところから相当な[[潔癖|潔癖症]]でもある。冷静沈着だが、気が強い性格。[[水泳]]が得意でビキニ姿でプールを泳ぐことも多く、何度かスレンダーなプロポーションのビキニ姿を披露した。男性メンバーが変身後の名で呼び合っているのに対し、彼女は本名のほうで呼ばれている。
 
: 戦闘時には'''ディスコダンス'''で敵を蹴散らす<ref name="大全集4" /><ref name="sentaitaizen29">{{Harvnb|東映スーパー戦隊大全|2003|p=29|loc=「メインキャラクター紹介 ミスアメリカ」}}</ref><ref name="gahou66" />。
 
: 第24話で、来日していた妹のキャサリンがエゴスに誘拐され、彼女をエゴスの手から救い出すも、ドラキュラ怪人の吸血牙攻撃により倒れ、妹の護衛役だった汀マリアにスーツを託した。その後、体調は回復したが、妹が誘拐された際に妹のペンダントにあったダイアンの写真によりエゴスに正体が露見したこともあり、妹と安全に暮らす為、FBIからもバトルフィーバー隊からも脱退し、アメリカへ帰国した<ref group="ep" name="24話">第24話。</ref>{{Sfn|東映HM10|2004|p=75}}。
 
: スーツは薄めの桃色ベース<ref name="21st1" />に濃い水色が配されており、後年では'''ピンク戦士'''扱いとなっている{{efn|『海賊戦隊ゴーカイジャー』以降に登場するミスアメリカのスーツは桃色が濃いものとなっている。}}。マスクはブロンドが特徴。手袋とブーツは青。ベルトは白。
 
: 初期企画『キャプテンジャパン』では、ペリー・マクブライドという名称であった<ref name="大全集162" />。
 
; {{Visible anchor|{{読み仮名|汀 マリア|なぎさ マリア}} / ミスアメリカ(2代目)|汀マリア}}
 
: 第24話より登場。19歳。ダイアンの代わりに2代目ミスアメリカとなった、元FBI捜査官。バトルフィーバー隊の最年少。ダイアンの妹・キャサリンの護衛役として来日した縁でバトルフィーバー隊と知り合い、目を離した隙にキャサリンをエゴスに誘拐され、戦闘中に負傷したダイアンからスーツを託された<ref group="ep" name="24話" />{{Sfn|東映HM10|2004|p=75}}。
 
: アクティブな性格でバトルフィーバー隊のムードメーカーとなり、ダイアン以上の行動力でチームの戦力を引き上げた。ダイアン同様に水泳も得意で、ビキニ姿で水泳をしていることもある。水泳ばかりでなく[[新体操]]を中心としたスポーツ全般が得意である。仲間内での金銭の貸し借りなどはあまり好まない性格だった<ref group="ep" name="48話">第48話。</ref>。過去に、弟のようにかわいがっていた少年が溺れたのを見殺しにしてしまったことがある。爆弾犯の指名手配にかけられた際に年齢が19歳であることが分かった<ref group="ep" name="36話">第36話。</ref>。FBI時代はダイアンの父でFBI捜査官であるボスナー・マーチンから指導を受けており、キャサリンの護衛を任されたのもその縁からだった。
 
: 変身後も柔軟な体を生かした身体能力を武器にしており、また、水泳を応用した水中戦と柔軟性と身体能力を応用した新体操技も得意。第47話では剣道を応用したバッティング技'''唐竹割り打ち'''を身につけ、ヒダリテ怪人に操られた野球選手の時速200キロの剛速球をコマンドバットで打ち返した<ref group="ep" name="47話">第47話。</ref>。
 
: ダイアンとは違い変身後は「アメリカ」と呼ばれる。
 
: 作中ではホットパンツスタイルであるが、オープニングとエンディングではダイアンの映像をマリアの映像に差し替えているため、映像の前後を合わせるためにマリアがダイアンと同じスーツを着ている場面がある。
 
 
 
==== 支援者 ====
 
; {{Visible anchor|{{読み仮名|倉間 鉄山|くらま てつざん}}将軍|倉間鉄山}}
 
: バトルフィーバー隊の最高司令官。国防省の重鎮であり、バトルフィーバー隊の創設者。国防省のどの部門に在籍していたかは不明だが、武道・戦略・技術のいずれの分野でも高い能力を持ち、正に秘密特殊部隊であるBF隊の司令官に相応しい存在である。藤波白雲斎の許で剣術・一光流を学び、自身では鉄山流を名乗っている。バトルフィーバーロボにも通じる電光剣を奥義とし、バトルフィーバー隊の必殺技ペンタフォースが効かないエゴス怪人四面怪人を一刀両断し<ref group="ep" name="37話">第37話。</ref>、さらには一時的に失明しながらも読心術でヘッダー指揮官を[[一騎討ち]]で倒すなど<ref group="ep" name="50話">第50話。</ref>優れた剣技の持ち主でもある。
 
: 厳格かつ冷静な思考回路の持ち主で、その優れた思考力と行動力については、敵であるサタンエゴスでさえ高く評価したほどである。初期ではバトルフィーバー隊がマイペースで緊張感に欠けていたため、彼らを厳しく叱責する場面もしばしば見られた{{Sfn|東映HM10|2004|p=75}}。劇中フルネーム以外は苗字ではなく名前で呼ばれていた。
 
: 将軍の出演場面はほとんどがアフレコではなく、同時録音で撮影されている。
 
: 名前や設定は初期企画『キャプテンジャパン』の時点で決定していた<ref name="大全集162" />。
 
; {{Visible anchor|{{読み仮名|中原 ケイコ|なかはら ケイコ}}|中原 ケイコ}}
 
: バトルフィーバー隊の連絡員。18歳。主な任務は、基地内での通信業務や、バトルシャークの発進準備。ロボ開発中は、鉄山将軍のアシスタント的な業務もこなした。素性を隠して街で諜報活動を行う場合もあり、その際にレンタカー会社やスナックケニヤに勤務して、隠れみのにしている。隊員たちやマサルと共に遊びに出かけることも多く、マスコット的な存在でもある。
 
; {{読み仮名|青葉 ミドリ|あおば ミドリ}}
 
: バトルフィーバー隊の連絡員。普段はレコード店に勤めている。得意の変装を生かして諜報活動を行う。
 
; {{読み仮名|上野 トモコ|うえの トモコ}}
 
: ミドリに代わり、バトルフィーバー隊に配属された連絡員。ケイコのマンションの隣に住む。
 
; {{Visible anchor|{{読み仮名|九太郎|きゅうたろう}}|九太郎}}
 
: 第7話から登場した鉄山将軍が作ったロボット九官鳥。仕事とは無関係の方向に暴走することが多いバトルフィーバー隊に対して叱責を繰り返している。口が悪く、頻繁にメンバーの神経を逆撫でしている。そのためメンバーとの折り合いは悪く、謙作には一度、真っ二つにされたことがある<ref group="ep" name="23話">第23話。</ref>。動力源は[[電池]]。ピンチの際には、口から凍結光線を吐く。
 
 
 
=== バトルフィーバー隊の関係者 ===
 
; {{読み仮名|中原 マサル|なかはら マサル}}
 
: ケイコの弟。小学2年生。カラクリ怪人こと金太郎との友情が描かれたこともあった。
 
; {{読み仮名|上野 ユキ|うえの ユキ}}
 
: トモコの妹。
 
; {{読み仮名|浜村 昭夫|はまむら あきお}}
 
: ケイコが「表向きの職業」として勤めている[[レンタカー]]会社の主任。彼女の正体には気付いていない。自分の店の車(実はバトルフィーバーカー)をツケで乗り回す正夫を暴走族だと思っているらしい。
 
; {{読み仮名|青木 茂雄|あおき しげお}}
 
: スナック「ケニヤ」のマスター。自分の店のトイレにバトルフィーバー隊の秘密の連絡通路があることを知らず、四郎がトイレから出てこないことを不思議に思うことがあった。
 
: [[逗子マリーナ]]の会員券を所有しているが、四郎に無断使用されてしまった<ref group="ep" name="28話">第28話。</ref>。
 
 
 
=== 秘密結社エゴス ===
 
サタンエゴスを神とみなすエゴス教を母体とした[[秘密結社]]。首領であるサタンエゴスの言葉は、神官を務めるヘッダー指揮官を通して一般構成員に伝えられる。現代科学の枠組みを超えた「原始科学」を使い、様々な怪人を生み出す。親子の信頼関係を破壊したり、子供たちを怠け者にするなど人間社会を混乱させる作戦を行い、人間の欲望を煽り、エゴス教の信者を増やすことを目的とする。サタンエゴスを信じるようになった人間は額に赤いXの文字が浮かび、エゴスの忠実な下僕になる。
 
 
 
バトルフィーバーたちの正体に最初は気づいておらず、物語初期は一般市民を勧誘して悪用したり、毒入りの食べ物を撒くなどの無差別的な攻撃や、新兵器や宝を所持する者(主に科学者)を誘拐・殺害して横取りするなどの作戦が多かったが、物語中盤で全員正体を知ってから(後述)は、毎回メンバーの誰か1人をつけ狙う作戦をよくとるようになった。
 
 
 
; {{Visible anchor|サタンエゴス}}
 
: 神として崇められる正体不明の人物で、エゴスの首領。黒い頭巾とローブで包まれて、手も顔も見えない。怪人製造カプセルに遺伝子伝達光線を発することで怪人を誕生させる。
 
: 基本的には部下たちに命令や叱咤するのがもっぱらの役回りであるが、作中で敵司令官の鉄山将軍について分析した際、判断力と行動力について敵ながら高い評価を与え警戒するなど、首領としてただ闇雲に攻撃命令を出すだけではない冷静な分析力も持つ。
 
: 最終話では自ら巨大化してバトルフィーバーロボと戦う。クロスフィーバーをあっけなくはじき返し、強大な超能力で猛烈な風を発生させて大いに苦しめたが、電光剣をロケット噴射で投げつける技・電光剣ロケッターに敗れる<ref group="ep" name="52話">第52話。</ref>。その正体は謎のまま明かされることはなかった。
 
: デザインを担当した久保宗雄は、手前の水晶体が本体で黒い人型の方は崇拝のための偶像と想定していた<ref name="百化17">{{Harvnb|百化繚乱 上之巻|2011|p=17}}</ref>。
 
; {{Visible anchor|ヘッダー指揮官}}
 
: 第1 - 51話に登場。サタンエゴスに絶対の忠誠を誓う神官にして剣術'''邪神流'''{{Sfn|東映HM10|2004|p=76}}{{efn|書籍『全怪獣怪人大事典 上巻』では、'''邪心流'''と記載している{{Sfn|全怪獣怪人・上|2003|p=334}}。}}の達人。邪神流は、倉間鉄山将軍の一光流と対立関係にある流派。怪人より格下であるため、彼らの無理難題に振り回されることも多かった{{Sfn|東映HM10|2004|p=76}}。普段はサタンエゴスの立案した作戦を実行に移す役割を担い、本部内でカットマンやエゴス怪人に行動指示を与えるが、たまに前線に出てバトルフィーバー隊と直接戦うこともあり19話では、サイを両手に持って戦い、BF隊を苦しめた。常備した短剣は、16話で正夫を牽制する際に使用した。武器は[[目]]から出す怪光と[[剣]]。
 
: 師匠である鬼一角を殺害し、「二代目鬼一角」襲名。その後、夜にパトロール中のフランスとケニアを襲い負傷させ、暗殺団を率いて鉄山の恩師である藤波白雲と兄弟弟子である尾上竜山を殺害。駆けつけたバトルフィーバーは「雑魚に用はない」と切り捨て、味方のオニヒゲ怪人ですら邪魔者呼ばわりし、鉄山と一騎討ちに挑み一時的に失明させるも最終的には敗れる<ref group="ep" name="50話" />。その後ヘッダー怪人として復活するもペンタフォースによって敗北<ref group="ep" name="51話">第51話。</ref>。しかし、目玉だけがフィーバー基地に潜入し再び蘇る。時限爆弾で基地を爆破しようとしたが、寸前九太郎の冷凍ガスで凍結させられバトルコサックの熱線銃で消滅した<ref group="ep" name="51話" />。弟のヘッダーロボットはクロスフィーバーや唐竹割りに破れても即座に蘇りロボを苦しめるも唐突に編み出したバトルフィーバーパワーで倒される<ref group="ep" name="51話" />。エゴス内ではかなり慕われていた人格者のようで、彼が死亡した際にはサロメや多くのエゴス隊員が号泣した。
 
: 潮建志版と石橋雅史版では頭部の装飾の形状の他、雰囲気や言葉遣いが異なっている。スキンヘッドにしていた潮と異なり石橋はかつらを着用するため、継ぎ目を隠すために装飾が追加された<ref name="百化17" />。
 
: 衣装は潮が演じることを想定してデザインされた<ref name="百化17" />。デザインを担当した久保はコンセプトを「メカニック[[袈裟]]」と称している<ref name="百化17" />。
 
: ヘッダー怪人のデザインはエゴス怪人の一体として描かれていたラフデザインを基にしており、完成デザイン時に顔をヘッダー風に描き変えている{{Sfn|百化繚乱 上之巻|2011|p=30}}。
 
; {{Visible anchor|サロメ}}
 
: 第19 - 52話に登場。ヘッダー指揮官の弟子。アメリカ支部にその人ありと言われていながら、当初はその存在はサタンエゴスに知られていなかった。レスリングを主体とした格闘術で戦う。変装の名手で、ペンタフォースに耐える強靭な身体の持ち主{{Sfn|東映HM10|2004|p=76}}。「世界最強の美女」の異名を持つ。彼女の持つ手鏡は光線を発射可能な上、打撃武器としても使用可能で、発信機も内蔵されている。
 
: 最終話で一乗寺綾子という探偵に変装し、エゴスを裏切ったと見せかけてバトルフィーバーを罠にかけるも、サタンエゴスの脱出によって発生した瓦礫の下敷きになり、その死による基地爆発により死亡した<ref group="ep" name="52話" />。
 
: デザインはアメリカンコミックの『[[ヴァンピレラ]]』を意識している<ref name="百化17" />。デザインを担当した久保はマキ上田が演じるとは知らされていなかったため、イメージとは異なるものになったと述べている<ref name="百化17" />。
 
; {{Visible anchor|エゴス怪人}}
 
: サタンエゴスによって生み出される怪人たち。彼らはサタンエゴスの息子(娘)として扱われ、サタンエゴスを「父上」と呼ぶ。組織内ではヘッダーやサロメより地位が高く、ヘッダーたちからは「{{読み仮名|御子|みこ}}{{efn|女性怪人の場合は「王女様」と呼ばれる場合もある。}}」として崇められているが、青すじ怪人などはヘッダーに敬語を使っていた。<!--基本的に巨大化する能力はないが、例外が何体か存在する。←巨大化したエゴス怪人いましたっけ?-->また、ネンリキ怪人・ハイド怪人・ゲンソウ怪人など人間を改造した怪人や、人間体とは別に怪人バラリンカ・格闘技怪人(並びに前述のハイド怪人の半人間形態{{efn|ハイド怪人の造形は映画『[[エイリアン]]』のクリーチャーのような姿だが、これや人間体(改造前の姿)とは別に牙が伸びて体毛が顔などの所々に出た形態がある。この形態がシルクハットにマントをまとった時の名称は「怪紳士」とされる{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|p=70}}。}})の様に怪人形態でも人間とほぼ同じ姿をした怪人もいる。また、ツララ怪人は出撃まで百万年間眠り続けていたと本人が言っていた。
 
: 初期は古代の仮面や民芸品をモチーフとしていたが、何の怪人かわかりにくいというスタッフの指摘や脚本でのモチーフの指定があったことなどから、徐々にモチーフのわかりやすいデザインへと変更された{{Sfn|百化繚乱 上之巻|2011|pp=19、86-87}}。
 
; {{Visible anchor|怪人製造カプセル}}
 
: サタンエゴスが怪人を誕生させる際に使う大型カプセル。カプセル自体が生物であり、会話したり飛行したり、体から機関砲を出したりすることも可能。誕生したエゴス怪人の能力を解説することもある。あらゆる熱エネルギーを吸収する性質があり、外部からの攻撃は一切通用しない。最終話でバトルフィーバーを体内に取り込んで、バトルフィーバー怪人を作ろうと企むが、バトルフランスに弱点である心臓を発見され、そこをペンタフォースで破壊されて消滅した<ref group="ep" name="52話" />。
 
: デザインは[[心臓]]をモチーフとし、人工[[子宮]]のイメージも加えられている<ref name="百化86">{{Harvnb|百化繚乱 上之巻|2011|p=86}}</ref>。デザイン画での名称は「人工カプセル」<ref name="百化86" />。
 
: 怪人製造機のコンセプトは、映画『[[デモン・シード]]』が参考にされている{{Sfn|百化繚乱 上之巻|2011|p=232|loc=「DESIGNER'S INTERVIEW09 渡部昌彦」}}。
 
; {{Visible anchor|カットマン}}
 
: 一般戦闘員。黒とグレーに彩られた覆面と服を着ている。日本語を話す場合もある。分子細胞を振動させ壁などを通り抜ける特殊能力を持つ。主な武器は[[剣]]{{efn|書籍『全怪獣怪人大事典 上巻』では、「大型ナイフ」と記載している{{Sfn|全怪獣怪人・上|2003|p=334}}。}}と[[マシンガン]]。第27話では軍服とヘルメットを装備したエリート部隊・特務軍団員が登場<ref group="ep" name="27話">第27話。</ref>。劇中で「[[ミミズ]]の化身」と説明され、事実、彼らの怨念が合体して生まれたミミズ怪人はその親玉的存在であり、カットマンの頭部と酷似した頭部となっている。第33話ではバトルコサックこと謙作を射殺することに成功している<ref group="ep" name="33話" />。
 
: マスクは東映版『[[スパイダーマン (東映)|スパイダーマン]]』のスパイダーマンと同じ素材を使用しており、形状もスパイダーマンと同じものになっている<ref name="百化17" />。デザイン画ではマスクに目がなく、スチール撮影会ではフェイスペイントで表現されたが手間がかかったため変更された<ref name="百化17" />。
 
; {{Visible anchor|特殊部隊}}
 
: 第21話に登場したサロメ直属の特殊部隊で、頭にストッキングを被っている。
 
 
 
== バトルフィーバー隊の戦力 ==
 
=== 装備・能力 ===
 
; バトルスーツ<ref name="大全集204">{{Harvnb|大全集|1988|p=204|loc=「スーパー戦隊全戦力データ バトルフィーバーJ」}}</ref><ref name="sentaitaizen34">{{Harvnb|東映スーパー戦隊大全|2003|pp=34-35|loc=「バトルフィーバー隊」}}</ref>
 
: 国防省が総力を挙げ開発した体組織の機能を強化させるスーツ。「強化服」とも呼称される<ref name="gahou64">{{Harvnb|スーパー戦隊画報|2005|pp=64-65|loc=「バトルフィーバー隊」}}</ref>。機関銃の連射なら傷ひとつ付かない強度を持つ。バトルフィーバー隊が、人間を遥かに超えた力を持つ怪人と戦えるのは、スーツの力によるところが大きい。
 
: 通信機である'''バトルシーバー'''<ref name="sentaitaizen34" />{{efn|書籍『スーパー戦隊大全集』では名称を'''ブレスレット'''と記述している<ref name="大全集204" />。}}の内部より強化服バトルスーツが射出されるという設定だが<ref name="大全集204" />、それが劇中で描かれているのは第24話でダイアン・マーチンから汀マリアにバトルスーツが引き継がれる場面のみである<ref group="ep" name="24話" />。
 
: 基地には予備の強化服も置いてある。
 
; コマンドバット<ref name="大全集204" />
 
: 5人の標準武器で5つの個人武器に変形する万能棒である。単体で投擲し'''バトルファイヤー'''として爆発させることが可能であり、また合体させて7''ペンタフォース'''としても威力を発揮する。敵の光線を反射するアークミラー(ドグウ怪人の光線を跳ね返した)、ロープ、ヌンチャク(36話と45話で使用)にも変形可能。
 
:; バトルファイヤー
 
:: コマンドバットをクロスさせて高エネルギーを発生させる。
 
:; ペンタフォース<ref name="大全集204" />
 
:: コマンドバットを合体させた必殺武器。砲身と架台を形成させて破壊ミサイル2発を発射するバズーカタイプと、放射状に連結させて敵に向かって飛ばすブーメランタイプがある{{efn|それぞれの名称は、書籍『スーパー戦隊大全集』では'''バズーカ砲タイプ'''・'''五角形タイプ'''<ref name="大全集204" />、書籍『東映スーパー戦隊大全』では'''タイプA'''・'''タイプB'''<ref name="sentaitaizen34" />、書籍『スーパー戦隊画報』では'''ペンタフォース(ロケット砲)'''・'''ペンタフォース(ブーメラン)'''<ref name="gahou64" />、書籍『30大スーパー戦隊超全集』では'''ペンタフォース(バスーカタイプ)'''・'''ペンタフォース(ブーメランタイプ)'''<ref name="30dai248">{{Harvnb|30大スーパー戦隊超全集|2007|p=248|loc=「バトルフィーバーJの合同武器」}}</ref>と記述している。}}。いずれの場合も、ジャパンの「スクラムだ!」の号令の後、5人が正面を向いたまま、頭上に放り投げられたコマンドバットが空中で自動的に合体する{{efn|ジャパンがバトルフィーバーロボに搭乗している場合を除く。}}。
 
:: バズーカタイプは主に初期で使用された。4話までは、5人がジャンプして空中で「BF」の人文字を作ってからコマンドバットを合体させていた。ジャパンとアメリカがメインとは限らず、4話と7話と13話ではコサック、11話ではケニア、12話と14話ではフランスと各話の主軸の戦士が真ん中にくることが多い。
 
:: ブーメランタイプは15話から使用された。空中で合体したコマンドバットがそのまま回転しながら怪人に向かって飛んでいく。なお、5人が一定の範囲内にいれば必ずしも集合する必要は無いらしく、ジャパンがバトルフィーバーロボの操縦席から、他の4人が地上からコマンドバットを投げるという描写も見られる{{efn|ただし射程に限界もありダイアン=アメリカが不在の時にバトルシャークに搭乗させ呼び寄せた例もある。}}。基本的にジャパンを先頭に陣形が組まれる。最終話では、3回使用されたが決まったのは1回だけだった。
 
:: バズーカタイプ・ブーメランタイプ共に『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』でも使用された。
 
:
 
; バトルショット5<ref name="sentaitaizen34" /><ref name="gahou64" />
 
: 5人が持つ、ナイフ付きの銃。通常の銃の銃口に当たる部分からナイフの刃を発射し、その下部にある円筒が銃口となり、弾丸を撃つことができる。変身前に使用することもある。
 
; ジェットオン
 
: ジェットシューズ(ブーツ)からのジェット噴射で大きくジャンプする。主にロボ搭乗時に使用する。
 
; バトルシーバー<ref name="sentaitaizen34" /><ref name="gahou64" />
 
: 5人が左手に装着している通信機。前述のように、普段は内部に強化服が収納されているという設定である。
 
; 熱線銃
 
: 51話でコサックがヘッダー怪人を焼き尽くすために使用した、熱線を発射する銃。
 
; 精神統一
 
: ゴースト怪人の分身攻撃を見破った。
 
 
 
=== 個人武器・技 ===
 
; [[槍|ヤリ]]<ref name="大全集5204">{{Harvnb|大全集|1988|pp=5、204}}</ref><ref name="sentaitaizen21" /><ref name="gahou66" /><ref name="30dai247">{{Harvnb|30大スーパー戦隊超全集|2007|p=247|loc=「バトルフィーバーJの個人武器」}}</ref>
 
: バトルジャパン専用の槍。
 
; [[釵|サイ]]<ref name="大全集5204" />{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|pp=23、33}}<ref name="gahou66" /><ref name="30dai247" />
 
: バトルコサック専用の[[釵]]タイプの[[二刀流]]剣。
 
; [[フェンシング]]<ref name="sentaitaizen25" /><ref name="gahou66" /><ref name="30dai247" />
 
: バトルフランス専用の[[フェンシング#エペ|エペ]]<ref name="sentaitaizen25" /><ref name="gahou66" />。
 
; ムチ<ref name="大全集5204" /><ref name="sentaitaizen27" /><ref name="gahou66" /><ref name="30dai247" />
 
: バトルケニア専用のムチ。[[ロープ]]になる。
 
; 手裏剣<ref name="大全集5204" /><ref name="gahou66" /><ref name="30dai247" />{{efn|資料によっては[[ナイフ]]と記述している{{Sfn|大全集|1993|p=25|loc=「CHARACTER & MECHANIC」}}{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|pp=29、31}}。}}
 
: ミスアメリカ専用の小型ナイフ。マリアは変身前にも使った。
 
 
 
=== メカニック ===
 
; ビッグベイザー<ref name="sentaitaizen36">{{Harvnb|東映スーパー戦隊大全|2003|pp=36-37|loc=「バトルフィーバー隊の超戦力」}}</ref><ref name="gahou69">{{Harvnb|スーパー戦隊画報|2005|pp=69-71|loc=「Mechanics」}}</ref>{{Sfn|30大スーパー戦隊超全集|2007|p=248|loc=「バトルフィーバーJのメカ」}}{{efn|資料によっては、名称を'''ビッグベーザー'''<ref name="大全集8">{{Harvnb|大全集|1988|pp=8-9|loc=「始動するスーパーメカニック」}}</ref>{{Sfn|全怪獣怪人 上巻|1990|p=371}}や'''ビッグベイサー'''<ref name="超世紀170">{{Harvnb|大全集|1993|p=170|loc=「超世紀全戦隊メカニックファイル」}}</ref>と表記している。}}
 
: バトルフィーバー隊の海底移動基地。バトルシャークを収容して海底に潜む巨大要塞である。内部には船の舵輪が架かっているメインルームなどの居住スペースや各マシンの格納庫・巨大兵器工場まで備え、防衛設備も完備されている。この基地に通じる秘密ルートは数多く存在しており、このルートを自らの足で渡り基地へ出入りする。
 
; バトルフィーバーカー
 
: バトルジャパン、ミスアメリカ専用のスーパーカー。最高時速400キロメートル<ref name="超世紀170" /><ref name="sentaitaizen36" /><ref name="gahou69" />。武器は無く、探査能力が高い<ref name="超世紀170" />。ベースは[[マツダ・RX-7#初代 SA22C型(1978-1985年)|マツダ・RX-7]]<ref name="大全集8" /><ref name="gahou69" />。ナンバーは「品川57の・466」普段は浜村のレンタカー会社に置かれている。外見は普通の[[スポーツカー]]。
 
; スリーマシーン
 
: バトルフランス、バトルコサック、バトルケニア専用のバイク。武装は無いがミサイルにも耐えられる装甲を誇る<ref name="超世紀170" />。最高時速350キロメートル<ref name="超世紀170" /><ref name="sentaitaizen36" /><ref name="gahou69" />。呼称は話によって様々。[[ヘッドライト]]の脇に各々の担当の国旗が付いている。バトルフィーバーカー同様に、外見は市販車と変わらない。
 
; バトルシャーク
 
: 飛行速度マッハ5の万能戦闘母艦<ref name="大全集8" /><ref name="sentaitaizen36" /><ref name="gahou69" />。バトルフィーバーロボを戦地まで輸送するほか、単機での空中戦も行う。ロボの各種武器を収納しており、必要に応じて射出してもいる。ジャパンが指揮と主に操縦、フランスとアメリカが索敵や機体のモニタ、コサックとケニアが兵装を担当している。ナバロン砲<ref name="大全集8" /><ref name="sentaitaizen36" /><ref name="gahou69" />、爆雷<ref name="大全集8" /><ref name="sentaitaizen36" /><ref name="gahou69" />、船尾ミサイル<ref name="大全集8" /><ref name="sentaitaizen36" /><ref name="gahou69" />{{efn|書籍『スーパー戦隊大全集』では、名称を'''後部ミサイル'''とも記述している<ref name="大全集204" />。}}、ウイングミサイル<ref name="大全集8" /><ref name="超世紀170" /><ref name="sentaitaizen36" /><ref name="gahou69" />{{efn|書籍『スーパー戦隊大全集』では、名称を'''側面ミサイル'''とも記述している<ref name="大全集204" />。}}、マジックハンド<ref name="大全集204" /><ref name="sentaitaizen36" /><ref name="gahou69" />などを装備。メンバーが搭乗していない場合でも、オートパイロット機能がある。
 
; バトルフィーバーロボ
 
: 倉間鉄山将軍の指揮の下、バトルフィーバー隊のために建造されたISO合金製の巨大ロボット。1話からストーリー中で語られ登場していたものの、実戦投入は5話からとなった。
 
: 上半身は日本の鎧武者、下半身は西洋の鎧騎士をモチーフとし、赤と黒をベースに、黄色をアクセントとした配色が施された、重厚な意匠が特徴。当時はメイン商品として「DXバトルシャーク」が位置づけられ、ロボはその付属アイテムとして考えられていた<ref>{{Cite book |和書 |year=2002 |title=スーパー戦隊アートコレクション 戦隊ロボ編 |publisher=[[メディアワークス]] |page=137 |isbn=4-8402-2139-1}}</ref>ことから変形や合体などの機構は内蔵されておらず、デザイン面においてはシリーズ中でも特にシンプルかつスマートなものに仕上げられている。
 
:バトルフィーバー隊各員は「ジェットオン!」の掛け声とともにジャンプして腰のバックルに相当する入口から乗り込み、頭部の中にある操縦席へと移動する。基本は5人全員で操縦するが、緊急時(敵ロボットとの二面作戦対策)はメイン操縦者のジャパンのみでも操縦可能。また当初は操縦席に[[シートベルト]]が存在しなかったため、バトルフィーバーロボが大きな衝撃を受けて転倒したような場合には、搭乗中のメンバーが操縦席から投げ出される描写があった。第11話から4点式シートベルトが装備されるようになったが、第13話のように2点式シートベルトとして利用する描写も存在している。武器など装備のほとんどは待機中のバトルシャークに搭載されており、バトルフィーバーロボの戦闘状況に応じて射出転送が行われる。
 
:スーパー戦隊シリーズにおいて最初に登場した巨大ロボットである。このバトルフィーバーロボの玩具が商業的成功を収めたことが、以降のシリーズ後継作でも様々な巨大ロボットが登場するきっかけの1つとなった。
 
:[[超合金 (玩具)|超合金]]での商品名は「バトルフィーバー」。放送終了後もたびたび再発売されたほか、[[2006年]]には[[超合金 (玩具)|超合金魂]]として発売された。
 
:『[[太陽戦隊サンバルカン]]』44話で嵐山長官が考案した新ロボットはバトルフィーバーロボの設計図が流用されている。
 
:『[[轟轟戦隊ボウケンジャー]]』Task.35ではミニコーナー「スーパー戦隊スペシャルファイル」にてボウケンジャーの1号ロボ・ダイボウケンと共に互いの必殺技を放つシーンが描かれた{{efn|映画『[[ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦]]』に登場した際にもこのシーンが活用されている。}}。
 
: 初期企画『キャプテンジャパン』では、万能潜艦キャプテンベイザーから変形する救助用巨大ロボット・ネルソンが設定されており、救助用装備を応用して戦うと想定されていた<ref name="大全集162" />。
 
:;装備
 
::;ソードフィーバー<ref name="sentaitaizen38">{{Harvnb|東映スーパー戦隊大全|2003|pp=38-39|loc=「バトルフィーバーロボ」}}</ref><ref name="gahou69" /><ref name="30da249">{{Harvnb|30大スーパー戦隊超全集|2007|p=249|loc=「バトルフィーバーJのロボ」}}</ref>
 
:::バトルフィーバーロボ登場時からの必殺武器で、両足の脇に装備されている起爆装置付きの[[短剣]]<ref name="大全集204" />([[短刀]]<ref name="gahou69" />)。必殺技は交差する形でソードフィーバーを敵に投げつける'''クロスフィーバー'''<ref name="大全集204" /><ref name="sentaitaizen38" /><ref name="gahou69" />。
 
::;電光剣
 
:::第15話から登場した必殺武器。巨大な[[日本刀]]で使わないときは鞘に収められ、刀身に「電光剣」と銘が刻まれている他、柄には'''ジャパンのJ'''、'''コサックのC'''、'''フランスのF'''、'''ケニアのK'''、'''アメリカのA'''の文字が入れられている。刀身に電気を吸収して力を増幅するため、敵の電気攻撃に対する防御にも応用可能。必殺技は、電光剣を回転させて宇宙エネルギーを集めて上段から敵を一刀両断にする'''電光剣・唐竹割り'''<ref name="大全集204" /><ref name="sentaitaizen38" /><ref name="gahou69" /><ref name="30da249" />、ロボの全エネルギーを電光剣に集めて敵の胴体を斬る'''バトルフィーバーパワー'''<ref name="sentaitaizen38" />、最終回でのみ使われた大気中の宇宙エネルギーを電光剣に集めてロケット噴射で加速し敵めがけて投げつける最強最後の技'''電光剣ロケッター'''<ref name="大全集204" /><ref name="sentaitaizen38" /><ref name="gahou69" /><ref name="30da249" />。
 
::;フィーバーアックス<ref name="大全集204" /><ref name="sentaitaizen38" /><ref name="gahou69" /><ref name="30da249" />
 
:::巨大な[[斧]]。メイン必殺武器以外で唯一特殊効果映像がある。
 
::;スティックアタッカー<ref name="sentaitaizen38" /><ref name="gahou69" />{{efn|資料によっては、名称を'''スティックランサー'''と記述している<ref name="大全集204" /><ref name="30da249" />。}}
 
:::柄の端にトゲ付きの円環が付いている必殺武器以外では最も多用されたオーソドックスな[[槍]]。
 
::;チェーンクラッシャー<ref name="大全集204" /><ref name="sentaitaizen38" /><ref name="gahou69" /><ref name="30da249" />
 
:::両手首から出す、ISO合金製の[[鎖]]<ref name="大全集204" />。
 
::;アタックランサー<ref name="sentaitaizen38" /><ref name="gahou69" /><ref name="30da249" />
 
:::厚さ12メートルの鉄板を貫く三つ又の槍<ref name="大全集204" />。チェーンクラッシャーにつないで振り回すこともできる。
 
::;ケーンノッカー<ref name="sentaitaizen38" /><ref name="gahou69" />
 
:::先端にリングの付いた[[錫杖]]。
 
::;バトルシールド<ref name="大全集204" /><ref name="sentaitaizen38" /><ref name="gahou69" />
 
:::2万8千度の耐熱性能を誇るISO合金製の[[盾]]<ref name="大全集204" />。バトルフィーバー隊のロゴと赤い円が描かれている。
 
::;ナックルパンチャー<ref name="sentaitaizen38" />
 
:::両手に装備する、突起のついたメリケンサック。作中未使用。
 
::;クロスターン<ref name="sentaitaizen38" />
 
:::角をブーメランのように飛ばす。作中未使用。
 
; スペック
 
:{| class="wikitable sortable" style="font-size:small" border="1"
 
|-
 
! 名称 !! 全長 !! 全高 !! 重量 !! スピード !! 出力 <!--!! 初登場-->
 
|-
 
! バトルシャーク
 
|150m<ref name="大全集8" /><ref name="超世紀170" /><ref name="sentaitaizen36" /><ref name="gahou69" />
 
|
 
|5000t<ref name="sentaitaizen36" /><ref name="gahou69" />{{efn|書籍『超世紀全戦隊大全集』では、「8000t(ロボを含む)」と記述している<ref name="超世紀170" />。}}
 
|マッハ5<ref name="大全集8" /><ref name="超世紀170" /><ref name="sentaitaizen36" /><ref name="gahou69" />
 
|
 
|-
 
! バトルフィーバーロボ
 
|
 
|58m<ref name="大全集8" /><ref name="超世紀170" /><ref name="gahou69" />
 
|3000t<ref name="大全集8" /><ref name="超世紀170" /><ref name="gahou69" />
 
|マッハ10<ref name="超世紀170" /><ref name="gahou69" />
 
|500万馬力<ref name="超世紀170" /><ref name="gahou69" />
 
|}
 
 
 
== エゴスの戦力 ==
 
; {{Visible anchor|悪魔ロボ(悪魔ロボット)}}
 
: エゴス怪人の弟や妹(それぞれの性別と同一)と称される同型の巨大ロボットで、頭部(あるいは胸部)にエゴスのシンボルが付加されている。ロボットなので、しゃべることはできない。怪人が死ぬ間際や窮地に陥ると「弟(妹)よー!」という絶叫に呼び寄せられて出現するのが基本パターン。他の戦隊の巨大戦のように怪人がやられる間際に悪魔ロボットを呼んだり、健在なうちに呼んだが悪魔ロボが来る前に怪人が倒されてしまうという展開も多いが、ジャパンが単独もしくは数人を伴いバトルフィーバーロボに搭乗して残りのメンバーが怪人と戦っている最中に悪魔ロボットとの戦闘を開始することもあった。5話以降の怪人でも魔術怪人・黒仮面怪人・カラクリ怪人はロボットが存在しない。<br>なお「ロボット」と劇中ではっきり言われているが、第51話でヘッダー怪人の力でドグウ・ギンガ・スポーツロボの3体が幽霊のような形で'''蘇った'''ことがある(実体がない・ヘッダー怪人撃破で消える描写もあるので同型機の再建造などではない)。
 
; {{Visible anchor|エゴス戦闘機}}
 
: 一人乗りの小型戦闘機。機体色は黒。武器は機体側面の2門の機銃。三機編成で攻撃を行う。
 
 
 
== キャスト ==
 
初代バトルコサックには『ゴレンジャー』のミドレンジャー / 明日香健二を演じた伊藤武史{{efn|『ゴレンジャー』当時は[[伊藤幸雄]]。}}、2代目バトルコサックには『[[人造人間キカイダー]]』の[[キカイダー#キカイダー|キカイダー / ジロー]]などを演じ、既に中堅俳優としてのキャリアも持っていた[[伴大介|伴直弥]]を起用。
 
 
 
その他の主演俳優も[[谷岡弘規]]は当時29歳、[[倉知成満|倉地雄平]]は当時27歳、伴直弥は当時32歳といった具合に、中堅層を揃えている。
 
 
 
バトルケニア・曙四郎役には[[スタントマン]]として活躍してきた[[ジャパンアクションエンタープライズ|JAC]]の[[大葉健二]]が起用された。大葉は[[東京ドームシティアトラクションズ|後楽園ゆうえんち]]で行われていたショーにも特別出演しており、「バトルケニアが敵に捕まってマスクを外される」という演出でテレビと同じ俳優であることを印象付けた{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|p=80|loc=大葉健二スペシャルインタビュー}}。大葉は翌年の『デンジマン』でも[[スーツアクター]]を兼ねたレギュラー役{{efn|スーパー戦隊シリーズで2年連続でヒーローを演じたのは、他には『[[大戦隊ゴーグルファイブ]]』『[[科学戦隊ダイナマン]]』にスーツアクター兼任で出演した[[春田純一]]のみである。}}、そして[[1982年]]には単独主人公役の『[[宇宙刑事ギャバン]]』へと抜擢された。
 
 
 
初代ミスアメリカ役は当時の[[アグネス・ラム]]人気にあやかって、モデルのダイアン・マーチン(役名同じ。オープニングでは「D.マーチン」と表記)が起用されたが、スケジュールの都合が次第につかなくなり、交代を余儀なくされた。マーチンは英語しか話せなかったので、変身後のスーツアクトレスである小牧リサがアフレコを担当した<ref name="sentaitaizen11">{{Harvnb|東映スーパー戦隊大全|2003|p=11}}</ref>。
 
 
 
倉間鉄山将軍役としては東映時代劇の名優・[[東千代之介]]が招聘され、当時話題となった{{Sfn|東映HM10|2004|p=73}}。吉川進と「東京放映」社長・香山新二郎は懇意であり、その東京放映に所属していた東千代之介とも交流があったため、声をかけやすかったという<ref>DVD第2巻の吉川進プロデューサーインタビューより。</ref>。
 
 
 
後に[[声優]]業へと転身しアニメ番組『[[タッチ (漫画)|タッチ]]』にて一躍脚光を浴びることになる、[[日高のり子]]こと伊東範子がレギュラー出演している。また[[ビューティ・ペア]]として活躍し、引退間もない頃の元女子プロレスラー・[[マキ上田]]が悪役として途中からレギュラー入りしている。
 
 
 
=== バトルコサックの交代劇について ===
 
{{独自研究|section=1|date=2017年11月27日 (月) 11:24 (UTC)}}
 
第33話「コサック愛に死す」での劇中におけるバトルコサックの交代劇は、以下のような悲劇色の強いストーリーだった。
 
: 謙作(初代コサック)は、知人でミサイルを開発していた三村教授の家を訪れる。しかし、その設計図を狙ってエゴスが襲来。教授はその場で射殺されてしまう。
 
: 目の前で父親が殺害されるのを目撃した教授の娘・まゆみは、それが元で心に深い傷を負い、入院してしまう。育ての親である神父を目の前で殺された過去を持つ謙作は、自分と同じ境遇となってしまったまゆみを気遣い見舞に訪れるが、彼女に「(戦士である謙作もエゴスと同じく)血の臭いがする」と拒絶されてしまう。
 
: その後、なんとかまゆみの心を開くきっかけを掴んだ謙作は、彼女を元気付けようと一緒にダム湖の風景を見に出かける。しかし、「血の臭いがする」という言葉が忘れられず、戦闘服を基地に置いてきていた謙作は、そこをエゴスに襲撃され、まゆみをかばい敵の凶弾に倒れる。
 
 
 
しかし、2003年にTBS系で放映されたバラエティ番組『[[USO!?ジャパン]]』でこのエピソードが紹介された際に、「強化服はクリーニングセンターに出した」という謙作のセリフを強調した編集がなされ、「強化服をクリーニングに出した隙に殺されたヒーロー」として揶揄的に語られた。このセリフは実際は、強化服を持たずに出かけることを仲間に止められた際にとぼけたものである。その編集意図は不明だが、初代バトルコサックの退場劇に関して誤解を招くものであった。
 
 
 
『[[ファンロード]]』のシュミの特集「特撮もの特集」では、この件について「バトルコサック…戦闘服をクリーニングに出したまま敵に撃ち殺されるという、戦隊史上最も恥ずべき死に方をした人」と誤解されたまま投稿され、後の号のハシラ部分でその誤解が指摘されていた{{Full|date=2014年7月}}。
 
 
 
バトルコサックの交代は、伊藤武史が「結婚するので降板したい」と申し出たからだと吉川進は回想している<ref name="sentaitaizen11" />。
 
 
 
=== ヘッダー指揮官の映像の差し替えについて ===
 
開始当初は[[潮健児|潮建志]]が敵幹部のヘッダー指揮官役を演じていたが、[[覚醒剤]]所持容疑で逮捕されたことにより降板となり、第4話でゲスト出演をしたばかりの[[石橋雅史]]が急遽その後を継ぐことになった。潮の逮捕は放送が開始されて間もない3月第1週だったことから、未放送・ネット開始前の地域も含まれた地方局への悪印象を防ぐ意味でも、過去に潮が演じた映像を可能な限り石橋の映像に差替え、保存用[[ネガ]]を改変していた。初回放送時のフィルムは経年劣化が著しい上に所在が不明となっている。
 
 
 
例外的に潮による映像をそのまま用いているものとしては、第1話のラストシーンや第3話のエンディング、第5話の坂口(国防省高官)移送シーンなどの細かいカット、第4話と第6話の全編などが挙げられる。第4話の差し替えが行われなかったのは、石橋がゲストとして潮演じるヘッダーと同一の画面にいるため、第6話は、ヘッダーの出番がエゴス基地内に留まらず屋外ロケにまで及んでいることで、全カットの撮り直しが困難だったためである。
 
 
 
なお、初回放送時は以下の通りである{{Sfn|東映スーパー戦隊大全2003|p=76}}。
 
* 第1話 - 第6話
 
** 演・声:潮建志(クレジットは「ヘッダー指揮官」)
 
* 第7話
 
** 演:潮建志、声:石橋雅史(クレジットは「ヘッダー指揮官の声」)
 
* 第8話
 
** 演:なし(姿は画面に映らず)、声:石橋雅史(クレジットは「ヘッダー指揮官の声」)
 
* 第9話以降
 
** 演・声:石橋雅史(クレジットは「ヘッダー指揮官」)
 
 
 
=== レギュラー・準レギュラー ===
 
* 伝正夫 / バトルジャパン(声):[[谷岡弘規]]
 
* 白石謙作 / 初代バトルコサック(声):[[伊藤幸雄|伊藤武史]](第1 - 33話)
 
* 神誠 / 2代目バトルコサック(声):[[伴大介|伴直弥]](第33 - 52話)
 
* 志田京介 / バトルフランス(声):[[倉知成満|倉地雄平]]
 
* 曙四郎 / バトルケニア(声):[[大葉健二]]
 
* ダイアン・マーチン / 初代ミスアメリカ:[[ダイアン・マーチン]](第1 - 24話)
 
* 汀マリア / 2代目ミスアメリカ(声):[[萩奈穂美]](第24 - 52話)
 
* 倉間鉄山:[[東千代之介]]
 
* 中原ケイコ:[[日高のり子|伊東範子]]
 
* 上野トモコ:[[菅野啓子]]
 
* 中原マサル:[[佐藤たくみ]]
 
* 青葉ミドリ:[[司ゆり]]
 
* 上野ユキ:[[佐藤三千代]]
 
* 浜村昭夫:[[吉宮慎一]]
 
* 青木茂雄:[[鈴木誠司]]
 
* ヘッダー指揮官
 
** 第7話まで:[[潮健児|潮建志]]
 
** 第8話以降、及び第7話までの差し替え分:[[石橋雅史]]{{efn|第31話と第43話はクレジットされているが、実際は登場していない。第36話と第37話はクレジットも登場もなかった。なおこれら4本のうち、第36・37話は36話で「戦略の生ぬるさにより謹慎処分」とされ、代わりにサロメが指揮を執るという描写があった{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|p=69}}。}}
 
* サロメ:[[マキ上田]]
 
 
 
=== 声の出演 ===
 
* ダイアン・マーチン(吹き替え)/ 初代ミスアメリカ:[[小牧リサ]](第1 - 14・17 - 24話)、[[よこざわけい子|横沢啓子]](第15・16話)
 
* 九太郎:[[京田尚子]]
 
* サタンエゴス:[[飯塚昭三]]
 
* 翻訳機、怪人製造カプセル:[[依田英助]]
 
* ナレーター:[[大平透]]
 
 
 
=== ゲスト ===
 
※エゴス関係は放送リスト参照。
 
* こうもり傘の女{{efn|name="koumori"|コウモリ怪人の人間体と記載する資料があるが{{Sfn|全怪獣怪人 上|1990|p=373}}、真相は映像でも脚本でも明確になっていない{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003}}。<br>彼女の暗殺活動の後にコウモリ怪人誕生の描写があるので、少なくとも「コウモリ怪人が彼女に化けて活動していた」わけではない。『東映スーパー戦隊大全』の第1話のガイド(P56)では「おそらく決戦前にコウモリ怪人に改造されたと解釈するのが妥当」としている。}}:[[鹿沼絵里|鹿沼エリ]](第1話)
 
* ボスナー・マーチン(ダイアンの父):[[デビッド・フリードマン]](第1・24話〈回想シーンのみ〉)
 
* 秋山美代子:[[柿崎澄子]](第2話)
 
* ヒデミ:[[神亜子]](第2話)
 
* 科学雑誌の編集員:[[新井量大|新井和夫]](第3話)
 
* 瀬川参謀:[[橋本春彦]](第4話)
 
* リポーター:[[大宮悌二]](第4話)
 
* 坂口家(第5話)
 
** 坂口情報局長:[[勝部演之]]
 
** 坂口陽子:[[蝦名由紀子]]
 
** 坂口健一:[[広瀬容一]]
 
* ケン:[[安藤聖一]](第6話)
 
* 豊田英夫:竹内実(第7話)
 
* 消防士:[[栗原敏]](第7話)
 
* 警察官:[[高橋利道]](第7話)
 
* 松井幸司:[[安藤一人]](第8話)
 
* 片山家(第9話)
 
** 片山真一郎:[[土門峻]]
 
** 片山光子:[[三原じゅん子|三原順子]]
 
* 銃砲店の主人:[[関山耕司]](第9話)
 
* 森山先生:[[須永慶]](第10話)
 
* 女教師:[[麻志那恂子|麻志奈純子]](第11話)
 
* 怒りん坊:[[福田信義]](第11話)
 
* 抜け作:[[木村英幸]](第11話)
 
* 弱虫:[[原田徹也]](第11話)
 
* 鈴本家(第13話)
 
** 鈴本雄三:[[滝雅也]]
 
** 鈴本八重子:[[大井小町]]
 
** 鈴本雄一:[[財前正己]]
 
** 雄一の姉:[[木内恒子]]
 
* ルミ:[[渡辺明美]](第13話)
 
* トキオ:[[藤井謙尚]](第13話)
 
* 大山洋平:[[林健樹|草鹿宏]](第14話)
 
* 水沢家(第14話)
 
** 水沢久美子:[[三浦リカ]]
 
** 水沢美代子:[[佐藤三千代|佐藤美千代]]
 
* カトリーヌ:[[梅田智子|梅田智美]](第15話)
 
* 雷太:[[堰口未来雄]](第15話)
 
* ブラック・タイガーマリー:[[ミッチー・ラブ]](第16話)
 
* 沖山満:[[内田直哉]](第16話)
 
* ブラック・スネーク:[[ジャガー横田|横田利美]](第16話)
 
* 鳥島家(第17話)
 
** 鳥島太一博士:[[大泉滉]]
 
** 鳥島大助:大泉滉(二役)
 
* レーシングドライバー(特別出演):[[寺田陽次郎|寺田陽次朗]](第17話)
 
* 岩本家(第18話)
 
** 岩本所長:[[田畑孝]]
 
** 岩本一樹:[[中村肇]]
 
** お婆ちゃん:[[武智豊子|武知杜代子]]
 
* 寮長:[[谷本小代子|谷本小夜子]](第20話)
 
* 有島家(第21、22話)
 
** 有島千造:[[河合絃司]]
 
** 有島しのぶ:[[浅川薫]]
 
* キャサリン・マーチン(ダイアンの妹):[[ルイズ・フィリップ]](第24話)
 
* 栗原小百合:小牧リサ(第25話)
 
* 監督:[[相馬剛三]](第25話)
 
* 夢野会長:[[山本武 (俳優)|山本武]](第25話)
 
* 山田:[[菊地太]](第25話)
 
* 明:[[安藤勝明]](第26話)
 
* 少女時代のマリア:[[浜村砂里]](第26話)
 
* 看護婦:[[村松美枝子]](第26話)
 
* マリアが弟のようにかわいがっていた少年:[[富士圭一]](第26話)
 
* タケシ:[[浦崎真之夫]](第27話)
 
* 中井家(第28話)
 
** 中井信也:[[当銀長太郎]]
 
** 中井秋子:[[杉本真知子]]
 
** 中井哲也:[[大熊昌明]]
 
* 香坂静香:[[中田彩子]](第29話)
 
* 秋田良夫:[[森烈|森祐介]](第29話)
 
* ユキの友達:[[柳瀬弘美]]、[[桑野聡子]]、[[海老原里美]]、[[臼田檀]](第29話)
 
* タクシー運転手:菊地太(第29話)
 
* 女学生:[[本庄典子]]、[[高橋美千夜]]、[[野口美智子]](第29話)
 
* 岩田家(第31話)
 
** 岩田鉄男:[[佐藤蛾次郎]]
 
** 岩田幸子:[[滝口千浪]]
 
* 村長:[[寄山弘]](第32話)
 
* 山中美代:[[野川愛]](第32話)
 
* 村野義雄:[[遠藤憲一]](第32話)
 
* 三村家(第33話)
 
** 三村教授:[[大木史朗|大木史郎]]
 
** 三村まゆみ:[[松下実加]]
 
* 神父:[[エンベル・アルテンバイ]](第33話)
 
* 作業員:[[山浦栄]](第33話)
 
* 看護婦:[[八百原寿子]](第33話)
 
* 神明:[[蒲原敏明|鴨原敏明]](第34話)
 
* 新車の持ち主:[[杉欣也]](第34話)
 
* 大富豪:飯塚昭三(第35話)
 
* 大田黒慎造:依田英助(第35話)
 
* 支配人:[[佐藤晟也]](第35話)
 
* 大富豪夫人:[[伊藤慶子]](第35話)
 
* 使用人:[[小甲登枝恵]](第35話)
 
* 八百屋:[[佐川二郎]](第35話)
 
* 八百屋の妻:[[岩岡洋子]](第35話)
 
* 秋山家(第36話)
 
** 秋山五郎:[[春田純一]]
 
** 秋山美子:[[里見和香]]
 
* 鬼塚刑事:[[きくち英一]](第36話)
 
* 太田久美:[[田中さつき]](第36話)
 
* 支配人:[[高崎良三]](第36話)
 
* 久美の母:伊藤慶子(第36話)
 
* 前田武:[[黒田務]](第37話)
 
* 武の母:[[重盛てる江]](第37話)
 
* ミス・フジコ:[[高橋みどり]](第38話)
 
* 仮装パーティーの客:[[香野麻里|平野真理]]、[[土橋博行]]、[[佐藤勉 (俳優)|佐藤勉]](第38話)
 
* 安原教授:[[時本和也|時本武]](第39話)
 
* 高松教授:[[宮沢元]](第39話)
 
* 典子:[[岡本美佐子]](第39話)
 
* 北条達也:[[七五三木猛明]](第40話)
 
* 達也の母:[[西川ひかる]](第40話)
 
* 松野:[[平井一幸]](第41話)
 
* 矢吹:森祐介(第41話)
 
* 関根家(第42話)
 
** 関根功:[[柴本浩行|阿部健多]]
 
** 関根洋子:[[史織ゆき]]
 
** 関根弘:[[原田潤]]
 
* 医者:[[高野隆志]](第43話)
 
* 看護婦:小野寺えい子(第43話)
 
* めぐみ:[[鈴木雅美]](第43話)
 
* 看護婦:高田早苗(第43話)
 
* 医師:[[松下昌司]](第43話)
 
* 片目:[[田辺進三]](第44話)
 
* 月影一郎太:[[宍戸久一郎]](第44話)
 
* 月影一族:[[劇団幻想劇場]](第44話)
 
* 健太:[[矢葺義晴]](第45話)
 
* 大沢博士:[[林孝一]](第45話)
 
* 医師:[[山田光一]](第45話)
 
* 健太の両親:[[中山照雄]]、[[増田くみ子]](第45話)
 
* 井川卓郎:[[佐伯貴宏]](第46話)
 
* 卓郎の担任:[[秋山欣也]](第46話)
 
* 卓郎の母:[[三上瓔子]](第46話)
 
* 少年:[[細木直浩]](第46話)
 
* 少女:[[橋本昌枝]](第46話)
 
* 堀内家(第47話)
 
** 堀内豊:[[日吉としやす]]
 
** 堀内実:[[庄野聡]]
 
** 堀内君子:[[中嶋朋子]]
 
* 相手チームの監督:[[岩城力也]](第47話)
 
* 茂太:[[藤森政義]](第48話)
 
* 加代:[[中村和泉]](第48話)
 
* 茂太と加代の父:[[稲川善一]](第48話)
 
* 灯油屋:[[平松慎吾]](第48話)
 
* 村井良子:[[伊東しず子]](第49話)
 
* 鬼一角:[[高杉哲平]](第50話)
 
* 藤波白雲:[[真弓田一夫]](第50話)
 
* 尾上竜山参謀:[[柳沢紀男]](第50話)
 
* 一乗寺綾子:鹿沼エリ(第52話)
 
* マサルの友人:[[河松義浩]]、[[谷田川知恵]](第52話)
 
 
 
=== スーツアクター ===
 
番組開始当初の技斗は[[オフィス・ビッグ|ビッグアクション]]が担当しており、[[ジャパンアクションエンタープライズ|ジャパン・アクション・クラブ (JAC)]]は『スパイダーマン』に携わっていた。バトルケニア役の大葉健二はJAC所属だが、あくまでひとりの俳優としての参加であって、クラブ全体が『バトルフィーバーJ』に参与する予定はなかった{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|p=86}}。
 
 
 
しかし吉川進から招聘されたことで、JACの[[金田治]]が『スパイダーマン』終了とともに『バトルフィーバーJ』に移行し、第7話から技斗の担当となった。このときバトルコサックのスーツアクターもスパイダーマン役だった古賀弘文に交代した。ただ闇雲に人員を変更して視聴者に違和感を抱かせるのは金田の本意ではなかったので、他のスーツアクターは続演している{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|p=86}}。後にミスアメリカ役の小牧リサも交代しているが、これは負傷が理由である<ref name="sentaitaizen11" />。なお、バトルフィーバーロボを鈴木弘道が演じたとする資料があるが<ref name="sentaitaizen250">{{Harvnb|東映スーパー戦隊大全|2003|p=250}}</ref>{{Sfn|東映HM10|2004|p=83}}、鈴木自身はこれを否定している<ref>『東映ヒーローMAX』VOLUME 51(辰巳出版)P95</ref>。ミスアメリカのオートバイスタントは、タケシレーシングチーム所属の男性スタントマンが演じた{{Sfn|東映HM10|2004|p=81}}。
 
 
 
* バトルジャパン<ref name="大全集4" /><ref name="sentaitaizen250" />{{Sfn|東映HM10|2004|p=83}}:[[新堀和男]]
 
* バトルコサック(第1 - 6話)<ref name="sentaitaizen250" />{{Sfn|東映HM10|2004|p=83}}:[[渥美博]]
 
* バトルコサック(第7話以降){{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|p=86}}{{Sfn|東映HM10|2004|p=83}}:[[古賀弘文]]
 
* バトルフランス<ref name="sentaitaizen250" />{{Sfn|東映HM10|2004|p=83}}:[[橋本春彦]]
 
* バトルフランス<ref name="sentaitaizen250" />{{Sfn|東映HM10|2004|p=83}}:[[益田てつ|益田哲夫]]
 
* バトルケニア<ref name="sentaitaizen250" />{{Sfn|東映HM10|2004|p=83}}:大葉健二
 
* バトルケニア<ref name="sentaitaizen250" />、ミスアメリカ(スタント){{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|p=86}}{{Sfn|東映HM10|2004|p=81}}:[[喜多川2tom|喜多川務]]
 
* ミスアメリカ(第1話 - 12話){{Sfn|東映HM10|2004|p=83}}:[[小牧リサ]]
 
* ミスアメリカ(第13話以降){{Sfn|東映HM10|2004|p=83}}{{efn|資料によっては第17話よりとされているが{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|p=62}}、小野寺えい子自身は、書籍「東映ヒーローMAX」のインタビューで第13話より演じたと明言しており{{Sfn|東映HM10|2004|p=80}}、同書の作品リストでも小野寺の発言に合わせて第13話以降が小野寺と明記している。}}:[[小野寺えい子]]
 
* エゴス怪人<ref name="Shibahara2">{{Cite web|date=2006-02-11|url=http://moon.ap.teacup.com/wild/44.html|title=「スタントマン10」|publisher=柴原孝典ブログ「危険請負人」|accessdate=2011-05-19}}</ref>、カットマン<ref name="Shibahara">{{Cite web|date=2006-02-09|url=http://moon.ap.teacup.com/wild/39.html|title=「スタントマン7」|publisher=柴原孝典ブログ「危険請負人」|accessdate=2011-05-19}}</ref>、バトルフィーバーロボ(一部)<ref name="Shibahara2"/>:[[柴原孝典]]
 
* タマゴ怪人{{Sfn|東映HM10|2004|p=80}}:沢田祥二
 
 
 
== スタッフ ==
 
* 原作:[[八手三郎]]
 
* 連載:[[テレビマガジン]]、[[おともだち]]、[[たのしい幼稚園 (雑誌)|たのしい幼稚園]]、[[テレビランド]]、[[冒険王 (漫画雑誌)|冒険王]]
 
* 脚本:[[高久進]]、[[上原正三]]、[[江連卓]]、[[曽田博久]]
 
* プロデューサー:落合兼武・菅野哲夫(41話-)(テレビ朝日)、[[吉川進]]・[[折田至]](東映)
 
* 音楽:[[渡辺宙明]]
 
* 演奏:コロムビア・オーケストラ([[日本コロムビア|コロムビアレコード]] SCS-468)、マジカルスペース・オーケストラ(コロムビアレコード CQ-7019)
 
* 撮影:加藤弘章、相原義晴、[[いのくままさお]]、石橋英敏
 
* 照明:中川勇雄、吉岡伝吉、富樫広哉、石垣敏雄、富樫政雄
 
* 美術:井上明、森田ふみよし
 
* 録音:上出栄二郎、佐藤修一、広上益弘
 
* 効果:阿部作二
 
* 選曲:石川孝
 
* 編集:松谷正雄、成島一城
 
* 助監督:稲垣信明、[[坂本太郎 (テレビドラマ監督)|坂本太郎]]、服部和史、[[青木弘司]]、[[小中肇]]
 
* 計測:黒須健雄、小林啓二、内田正司、石山信雄、小泉貴一
 
* 記録:石川和枝、南口倫子、栗原節子、福島勇子
 
* 進行:沼尾和典、桐山勝、長橋勇、奈良場稔
 
* 装置:紀和美建
 
* 操演:佐藤幹雄
 
* 美粧:太陽かつら
 
* 衣裳:鷹志衣裳
 
* 技斗:[[高橋一俊]]([[オフィス・ビッグ|ビッグアクション]])、[[金田治]]([[ジャパンアクションエンタープライズ|ジャパン・アクションクラブ]])
 
* 視覚効果:デン・フィルム・エフェクト
 
* 合成:[[日本映像クリエイティブ|チャンネル16]]
 
* 現像:[[東映ラボ・テック|東映化学]]
 
* キャラクターデザイン:[[企画者104]]
 
** ヒーローデザイン原案:[[開田裕治]](ジャパン、ケニア、アメリカ)、久保宗雄(フランス、コサック)
 
** 怪人デザイン:久保宗雄、[[野口竜]]、[[SYUFO|板橋しゅうほう]]、増尾隆之
 
* キャラクター制作:[[エキスプロダクション]]
 
* メカニック制作:[[ヒルマモデルクラフト]]
 
* オートバイ協力:[[スズキ (企業)|鈴木自動車]]
 
* 車輌協力:[[マツダ|MAZDA]]
 
* 振付:清水秀男
 
* 舞踊:国際アートダンサーズ
 
* 特撮:[[特撮研究所]]
 
** 操演:[[鈴木昶]]
 
** 美術:[[大澤哲三]]
 
** 撮影:高橋政千
 
** 照明:日出明義
 
** 特撮監督:[[矢島信男]]、[[佐川和夫]]
 
* 監督:[[竹本弘一]]、広田茂穂、[[山田稔 (テレビドラマ監督)|山田稔]]、平山公夫
 
* 制作:[[テレビ朝日]]、[[東映]]、[[東映エージエンシー]]
 
 
 
== 音楽 ==
 
本作品の楽曲は、シリーズでは初めて[[レコード]]化が前提となり、[[ステレオ]]で録音された。楽曲は複数の曲を繋いで1トラックとする[[組曲]]形式で録音され、『組曲バトルフィーバーJ』のタイトルで発売された。曲がクロスフェードしている箇所もあり、単純に曲ごとに切り離しただけでは映像に合わせるのに不都合が生じてしまうため、映像では各トラックを曲ごとにトラックダウンし直し、モノラルに変換したものを使用している<ref>『バトルフィーバーJ MUCIC COLLECTION』(1996年、[[日本コロムビア]])のライナーノーツより。</ref>。
 
 
 
組曲形式で録音する都合上、楽曲がトラックごとに一つの流れを作る形で作曲しなければならず、そのため楽曲の絶対数が不足してしまうという事態が発生した。主題歌の[[器楽曲|インストゥルメンタル]]版([[カラオケ]]へのメロ被せ)や[[ブリッジ]](長くても10秒ほどの短い曲)など組曲に含まれない曲もある程度用意していたが、曲数の不足を補いきれるものではなく、また不足分を補うための追加録音も行われなかった。
 
 
 
そのため、渡辺宙明が過去に作曲した楽曲を流用することで不足分を補っている。このようなケース自体は当時は珍しくなかったが、本作品ではペンタフォース([[人造人間キカイダー]] M-51)やクロスフィーバー([[五番目の刑事]] M-25)、電光剣・唐竹割り([[イナズマン]] M-12T2、同作品の予告編用楽曲)といった必殺技のテーマ曲がことごとく過去作品からの流用である点が特徴になっている。巨大ロボット戦の描写として『[[大鉄人17]]』からも多くが流用されている。
 
 
 
本作品の歌曲は、一部の曲に存在する別バージョンを除く全5曲とシリーズ中最少であり、また放送当時は作品単体でのアルバムには収録されなかったが、「明日の戦士たち」を除く挿入歌2曲は主題歌を含めたシングル盤として発売された。
 
 
 
また本作品より、[[大泉音映]]の前身である[[東映東京撮影所|東映大泉撮影所録音部]]の阿部作二が効果技師として参加、以降20年以上にわたってスーパー戦隊シリーズの[[効果音]]を手掛けた。
 
 
 
; 主題歌
 
:; オープニングテーマ「バトルフィーバーJ」
 
:: 作詞:[[山川啓介]] / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:[[MoJo]]、[[音羽ゆりかご会|コロムビアゆりかご会]]、[[フィーリング・フリー]]
 
:: 当初録音されたものが「やや軽い感じになってしまうから」という理由でNGとなり、フィーリング・フリーによるスキャットを減らす形で再録音された{{Sfn|東映スーパー戦隊大全2003|p=239}}。ただし、NGバージョンは一部のエピソードで挿入歌として使用されたほか、初期の予告編音楽としても使用されている。NGバージョンは音源が行方不明になっていた時期があったが、[[1997年]]に音源が発見され、『バトルフィーバーJ〜オルターネートヴァージョン〜』のタイトルで、「東映戦隊ヒーロー [[バトルミュージックコレクション]]」(COCC-14061 [[日本コロムビア]])に収録された。なお[[キングレコード]]からは、[[たいらいさお]]が歌うカバー版が存在する。
 
:; エンディングテーマ「勇者が行く」
 
:: 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:MoJo
 
:: 当初は「明日の戦士たち」がエンディングテーマとなる予定だったが、その曲がNGになったため、急遽製作された。
 
:
 
; 挿入歌
 
:; 「バトルフィーバー大出撃」(第23話、24話、26話、31話、35話)
 
:: 作詞:[[保富康午]] / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:[[水木一郎]]、[[こおろぎ'73]]、コロムビアゆりかご会
 
:: 当時発売された音源ではテンポが変わる部分に水木一郎のセリフが被せられているが、このセリフがないバージョンも音源として残されており、劇中で使われている。
 
:; 「バトルフィーバー讃歌」(第23話)
 
:: 作詞:保富康午 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:水木一郎、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会
 
:; 「明日の戦士たち」(第22話、40話、46話、47話、49話、52話)
 
:: 作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:MoJo、こおろぎ'73
 
:: 前述のように本来はエンディングテーマとして作られた歌のため、テレビサイズも録音されている。劇中では中盤以降物語のクロージングとして多用されたが、放送当時は発売されず、[[1996年]]に発売された『バトルフィーバーJ MUSIC COLLECTION』で初商品化となった。
 
 
 
== 放送日程 ==
 
{| class="wikitable" style="text-align: center; font-size: smaller;"
 
|-
 
!放送日!!放送回!!サブタイトル!!登場怪人・エゴスの構成員!!登場悪魔ロボット!!脚本!!監督
 
|-
 
|style="text-align: right;"|1979年{{0}}2月{{0}}3日
 
|1
 
|突撃!! 球場へ走れ
 
|style="text-align: left;"|
 
* コウモリ怪人(声:[[大宮悌二]])
 
* キバジシ怪人
 
* こうもり傘の女{{efn|name="koumori"}}(演:[[鹿沼絵里|鹿沼エリ]])
 
||-
 
|style="text-align: left;"|高久進
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|竹本弘一
 
|-
 
|style="text-align: right;"|2月10日
 
|2
 
|エゴス怪人製造法
 
|style="text-align: left;"|
 
* キバジシ怪人(声:大宮悌二)
 
* 天野ひかる(演:[[橘麻紀]])
 
||-
 
|style="text-align: left;"|上原正三
 
|-
 
|style="text-align: right;"|2月17日
 
|3
 
|スパイを探せ!
 
|style="text-align: left;"|
 
* デスマスク怪人(声)/ 東英社編集長(演:[[曽我町子]])
 
||-
 
|style="text-align: left;"|高久進
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|広田茂穂
 
|-
 
|style="text-align: right;"|2月24日
 
|4
 
|超魔力の罠だ!
 
|style="text-align: left;"|
 
* ネンリキ怪人(声)/ ベンガルの虎(演:石橋雅史)
 
||-
 
|style="text-align: left;"|上原正三
 
|-
 
|style="text-align: right;"|3月{{0}}3日
 
|5
 
|ロボット大空中戦
 
|style="text-align: left;"|
 
* バッファロー怪人(声:[[渡部猛]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* バッファローロボット
 
|style="text-align: left;"|高久進
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|竹本弘一
 
|-
 
|style="text-align: right;"|3月10日
 
|6
 
|万能戦艦発進せよ
 
|style="text-align: left;"|
 
* ドグウ怪人(声:渡部猛)
 
|style="text-align: left;"|
 
* ドグウロボット
 
|style="text-align: left;"|上原正三
 
|-
 
|style="text-align: right;"|3月17日
 
|7
 
|お家が燃える!
 
|style="text-align: left;"|
 
* 火の玉怪人(声:[[清川元夢]])
 
* カットマン / 看護婦:[[藤山律子]]
 
|style="text-align: left;"|
 
* 火の玉ロボット
 
|style="text-align: left;"|高久進
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|広田茂穂
 
|-
 
|style="text-align: right;"|3月24日
 
|8
 
|鉄腕エースの謎
 
|style="text-align: left;"|
 
* スポーツ怪人(声)/ ドクター米山(演:[[杉義一]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* スポーツロボット
 
|style="text-align: left;"|上原正三
 
|-
 
|style="text-align: right;"|3月31日
 
|9
 
|氷の国の女
 
|style="text-align: left;"|
 
* ツララ怪人(声:[[坂井寿美江|坂井すみ江]]、人間態:[[森愛]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* ツララロボット
 
|style="text-align: left;"|高久進
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|竹本弘一
 
|-
 
|style="text-align: right;"|4月{{0}}7日
 
|10
 
|ナウマン象を見た
 
|style="text-align: left;"|
 
* ナウマン怪人(声:[[依田英助]]、人間態:[[弘松三郎]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* ナウマンロボット
 
|style="text-align: left;"|上原正三
 
|-
 
|style="text-align: right;"|4月14日
 
|11
 
|ペット誘拐大事件
 
|style="text-align: left;"|
 
* コブラ怪人(声:[[青森伸]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* コブラロボット
 
|style="text-align: left;"|高久進
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|広田茂穂
 
|-
 
|style="text-align: right;"|4月21日
 
|12
 
|呪い殺法バラ吹雪
 
|style="text-align: left;"|
 
* 怪人バラリンカ / 野方純子(演:[[潤真理子]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* バラリンカロボ<br>(バラロボ){{efn|エゴス怪人と悪魔ロボットは原則「○○怪人」なら「○○ロボ」というネーミングだが、バラリンカの妹ロボのみ「バラロボ」という名前で掲載されている資料がある{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|p=48・60}}」(「バラリンカロボ」表記資料もある{{Sfn|スーパー戦隊画報|2005|p=75}}。)また、タイツの色が怪人は黄色だがロボは青いなどの違いもみられる。}}(演:潤真理子)
 
|style="text-align: left;"|江連卓
 
|-
 
|style="text-align: right;"|4月28日
 
|13
 
|金の卵と目玉焼き
 
|style="text-align: left;"|
 
* タマゴ怪人(声:大宮悌二)
 
|style="text-align: left;"|
 
* タマゴロボット
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|上原正三
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|山田稔
 
|-
 
|style="text-align: right;"|5月{{0}}5日
 
|14
 
|美女と野獣の結婚
 
|style="text-align: left;"|
 
* ギンガ怪人(声:大宮悌二)
 
* カットマン(演:[[河原崎洋央|河原崎洋夫]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* ギンガロボット
 
|-
 
|style="text-align: right;"|5月12日
 
|15
 
|エゴスの地獄料理
 
|style="text-align: left;"|
 
* カタツムリ怪人(声:渡部猛、人間態:[[久地明]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* カタツムリロボット
 
|style="text-align: left;"|高久進
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|竹本弘一
 
|-
 
|style="text-align: right;"|5月19日
 
|16
 
|格闘技!闇の女王
 
|style="text-align: left;"|
 
* 格闘技怪人(演:[[大前均|大前鈞]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* 格闘技ロボット(演:大前鈞)
 
|style="text-align: left;"|江連卓
 
|-
 
|style="text-align: right;"|5月26日
 
|17
 
|<ruby>怪物<rp>(</rp><rt>モンスター</rt><rp>)</rp></ruby>マシンを奪え
 
|style="text-align: left;"|
 
* 青スジ怪人(声:大宮悌二)/ 黒田(演:[[柄沢英二]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* 青スジロボット
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|上原正三
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|広田茂穂
 
|-
 
|style="text-align: right;"|6月{{0}}2日
 
|18
 
|鳩よ悪の巣へ急げ
 
|style="text-align: left;"|
 
* マグネット怪人(声:大宮悌二)
 
|style="text-align: left;"|
 
* マグネットロボット
 
|-
 
|style="text-align: right;"|6月{{0}}9日
 
|19
 
|世界最強の美女!!
 
||-
 
||-
 
|style="text-align: left;"|高久進
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|竹本弘一
 
|-
 
|style="text-align: right;"|6月16日
 
|20
 
|危険な幽霊狩り
 
|style="text-align: left;"|
 
* ギザ歯怪人(声:青森伸)/ 掃除婦(演:[[団巌]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* ギザ歯ロボット
 
|style="text-align: left;"|曽田博久
 
|-
 
|style="text-align: right;"|6月23日
 
|21
 
|恐竜半島へ突撃!!
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|
 
* 恐竜怪人(声:渡部猛)
 
* ゼロワン(演:[[賀川ゆき絵|賀川雪絵]])
 
* ゼロツー(演:[[美川利恵]])
 
||-
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|上原正三
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|山田稔
 
|-
 
|style="text-align: right;"|6月30日
 
|22
 
|女スパイ団の逆襲
 
|style="text-align: left;"|
 
* 恐竜ロボット
 
|-
 
|style="text-align: right;"|7月{{0}}7日
 
|23
 
|決戦!! 怪人総登場
 
|style="text-align: left;"|
 
* ゴースト怪人(声:[[政宗一成]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* ゴーストロボット
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|高久進
 
|style="text-align: left;" rowspan="3"|竹本弘一
 
|-
 
|style="text-align: right;"|7月14日
 
|24
 
|涙!ダイアン倒る
 
|style="text-align: left;"|
 
* ドラキュラ怪人(声:依田英助)/ 老婆(演:[[折原啓子]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* ドラキュラロボット
 
|-
 
|style="text-align: right;"|7月21日
 
|25
 
|撮影所は怪奇魔境
 
|style="text-align: left;"|
 
* 魔術怪人(声:[[丸山詠二]])
 
||-
 
|style="text-align: left;"|上原正三
 
|-
 
|style="text-align: right;"|7月28日
 
|26
 
|包帯男の仮面報告
 
|style="text-align: left;"|
 
* ホウタイ怪人(声:[[岩城和男]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* ホウタイロボット
 
|style="text-align: left;"|曽田博久
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|広田茂穂
 
|-
 
|style="text-align: right;"|8月{{0}}4日
 
|27
 
|初恋泥棒にご用心
 
|style="text-align: left;"|
 
* 黒仮面怪人(声:[[加藤精三 (声優)|加藤精三]])
 
||-
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|上原正三
 
|-
 
|style="text-align: right;"|8月11日
 
|28
 
|謎のボートを追え
 
|style="text-align: left;"|
 
* クラゲウニ怪人(声:政宗一成)
 
|style="text-align: left;"|
 
* クラゲウニロボット
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|竹本弘一
 
|-
 
|style="text-align: right;"|8月18日
 
|29
 
|見たか!? 口裂け女
 
|style="text-align: left;"|
 
* 口裂け怪人(声:坂井すみ江、人間態:中田彩子)
 
|style="text-align: left;"|
 
* 口裂けロボット
 
|style="text-align: left;"|江連卓
 
|-
 
|style="text-align: right;"|8月25日
 
|30
 
|悪食雑食の料理長
 
|style="text-align: left;"|
 
* ヘンショク怪人(声:[[和田周]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* ヘンショクロボット
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|曽田博久
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|山田稔
 
|-
 
|style="text-align: right;"|9月{{0}}1日
 
|31
 
|激走トラック兄妹
 
|style="text-align: left;"|
 
* ゼニゲバ怪人(声:丸山詠二)
 
|style="text-align: left;"|
 
* ゼニゲバロボット
 
|-
 
|style="text-align: right;"|9月{{0}}8日
 
|32
 
|ふるさと殺人村
 
|style="text-align: left;"|
 
* ミミズ怪人(声:大宮悌二)
 
|style="text-align: left;"|
 
* ミミズロボット
 
|style="text-align: left;" rowspan="5"|上原正三
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|竹本弘一
 
|-
 
|style="text-align: right;"|9月15日
 
|33
 
|コサック愛に死す
 
|style="text-align: left;"|
 
* イーグル怪人(声:大宮悌二)
 
|style="text-align: left;"|
 
* イーグルロボット
 
|-
 
|style="text-align: right;"|9月22日
 
|34
 
|地獄で笑う闇将軍
 
|style="text-align: left;"|
 
* セミキラー怪人(声:依田英助)
 
|style="text-align: left;"|
 
* セミキラーロボット
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|広田茂穂
 
|-
 
|style="text-align: right;"|9月29日
 
|35
 
|腹ペコ大パニック
 
|style="text-align: left;"|
 
* コダイギョ怪人(声:渡部猛)
 
|style="text-align: left;"|
 
* コダイギョロボット
 
|-
 
|style="text-align: right;"|10月{{0}}6日
 
|36
 
|爆破された結婚式
 
|style="text-align: left;"|
 
* バクダン怪人(声:大宮悌二)
 
|style="text-align: left;"|
 
* バクダンロボット
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|平山公夫
 
|-
 
|style="text-align: right;"|10月13日
 
|37
 
|電光剣対風車剣
 
|style="text-align: left;"|
 
* 四面怪人(声:大宮悌二)
 
|style="text-align: left;"|
 
* 四面ロボット
 
|style="text-align: left;"|江連卓
 
|-
 
|style="text-align: right;"|10月20日
 
|38
 
|怪奇!仮装行列
 
|style="text-align: left;"|
 
* ドクロキノコ怪人(声:政宗一成、人間態:[[高木修平 (俳優)|高木修平]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* ドクロキノコロボット
 
|style="text-align: left;"|曽田博久
 
|style="text-align: left;" rowspan="3"|竹本弘一
 
|-
 
|style="text-align: right;"|10月27日
 
|39
 
|悪魔になった友
 
|style="text-align: left;"|
 
* ハイド怪人(声:渡部猛)/ 関根直人(演:[[藤堂新二|香山浩介]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* ハイドロボット
 
|style="text-align: left;"|上原正三
 
|-
 
|style="text-align: right;"|11月{{0}}3日
 
|40
 
|美人先生危機一髪
 
|style="text-align: left;"|
 
* ベンキョウ怪人(声:滝雅也)
 
|style="text-align: left;"|
 
* ベンキョウロボット
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|江連卓
 
|-
 
|style="text-align: right;"|11月10日
 
|41
 
|爆破寸前の大逆転
 
|style="text-align: left;"|
 
* カラクリ怪人(声:[[細井雅男]])
 
||-
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|広田茂穂
 
|-
 
|style="text-align: right;"|11月17日
 
|42
 
|電気人間愛の火花
 
|style="text-align: left;"|
 
* デンキ怪人(声:[[島田彰]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* デンキロボット
 
|style="text-align: left;"|曽田博久
 
|-
 
|style="text-align: right;"|11月24日
 
|43
 
|暗殺者ジャッカル
 
|style="text-align: left;"|
 
* ゴロンゴ怪人(声:政宗一成)
 
* ジャッカル(竹内剛)(演:[[友田僚]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* ゴロンゴロボット
 
|style="text-align: left;"|高久進
 
|style="text-align: left;" rowspan="3"|竹本弘一
 
|-
 
|style="text-align: right;"|12月{{0}}1日
 
|44
 
|地獄谷の月影一族
 
|style="text-align: left;"|
 
* ゲンソウ怪人(声:坂井すみ江)
 
|style="text-align: left;"|
 
* ゲンソウロボット
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|江連卓
 
|-
 
|style="text-align: right;"|12月{{0}}8日
 
|45
 
|心臓停止五分前!
 
|style="text-align: left;"|
 
* シンゾウ怪人(声:[[今西正男]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* シンゾウロボット
 
|-
 
|style="text-align: right;"|12月15日
 
|46
 
|呪いのワラ人形
 
|style="text-align: left;"|
 
* ノロイ怪人(声:青森伸)
 
|style="text-align: left;"|
 
* ノロイロボット
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|曽田博久
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|広田茂穂
 
|-
 
|style="text-align: right;"|12月22日
 
|47
 
|怪!謀略の草野球
 
|style="text-align: left;"|
 
* ヒダリテ怪人(声:[[増岡弘]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* ヒダリテロボット
 
|-
 
|style="text-align: right;"|12月29日
 
|48
 
|大盗賊と泥棒少年
 
|style="text-align: left;"|
 
* 大盗賊怪人(声:政宗一成)
 
|style="text-align: left;"|
 
* 大盗賊ロボット
 
|style="text-align: left;"|高久進
 
|style="text-align: left;" rowspan="3"|平山公夫
 
|-
 
|style="text-align: right;"|1980年{{0}}1月{{0}}5日
 
|49
 
|2年5組の反乱軍
 
|style="text-align: left;"|
 
* ハエジゴク怪人(声:滝雅也)
 
* カットマン(演:[[花巻五郎]])
 
|style="text-align: left;"|
 
* ハエジゴクロボット
 
|style="text-align: left;" rowspan="4"|上原正三
 
|-
 
|style="text-align: right;"|1月12日
 
|50
 
|将軍を狙う覆面鬼
 
|style="text-align: left;"|
 
* ヘッダー指揮官
 
* オニヒゲ怪人(声:依田英助)
 
|style="text-align: left;"|
 
* オニヒゲロボット
 
|-
 
|style="text-align: right;"|1月19日
 
|51
 
|エゴス復活の儀式
 
|style="text-align: left;"|
 
* ヘッダー怪人 / ヘッダー指揮官
 
|style="text-align: left;"|
 
* ヘッダーロボット
 
* 幽霊ドグウロボット
 
* 幽霊ギンガロボット
 
* 幽霊スポーツロボット
 
|style="text-align: left;" rowspan="2"|広田茂穂
 
|-
 
|style="text-align: right;"|1月26日
 
|52
 
|英雄たちの<ruby>交響曲<rp>(</rp><rt>シンフォニー</rt><rp>)</rp></ruby>
 
|style="text-align: left;"|
 
* サタンエゴス
 
* サロメ / 一乗寺綾子(演:鹿沼エリ)
 
* 怪人製造カプセル
 
||-
 
|}
 
 
 
<!--== 放映ネット局 ==
 
* 東京都・関東広域圏 ANB(現EX) [[テレビ朝日]]
 
* 北海道 HTB [[北海道テレビ放送]]
 
* 青森県 RAB [[青森放送]]
 
* 岩手県 [[IBC岩手放送]]
 
* 宮城県 KHB [[東日本放送]]
 
* 秋田県 ABS [[秋田放送]]
 
* 山形県 YBC [[山形放送]]
 
* 福島県 FCT [[福島中央テレビ]]
 
* 新潟県 BSN [[新潟放送]]
 
* 山梨県 YBS [[山梨放送]]
 
* 富山県 KNB [[北日本放送]]
 
* 石川県 MRO [[北陸放送]]
 
* 福井県 FTB [[福井テレビジョン放送|福井テレビ]]
 
* 長野県 NBS [[長野放送]]
 
* 静岡県 SKT [[静岡朝日テレビ|静岡けんみんテレビ]](現SATV 静岡朝日テレビ)
 
* 愛知県・中京圏 NBN [[名古屋テレビ放送|名古屋放送]](現名古屋テレビ)
 
* 近畿広域圏 ABC [[朝日放送テレビ|朝日放送]](現朝日放送テレビ)
 
* 鳥取県・島根県 NKT [[日本海テレビジョン放送]]
 
* 岡山県・香川県 OHK [[岡山放送]]+KSB 瀬戸内海放送(〜1979年3月)→KSB [[瀬戸内海放送]](1979年4月〜1980年1月)
 
* 広島県 HOME [[広島ホームテレビ]]
 
* 山口県 TYS [[テレビ山口]]
 
* 徳島県 JRT [[四国放送]]
 
* 愛媛県 EBC [[テレビ愛媛|愛媛放送]](現テレビ愛媛)
 
* 高知県 KUTV [[テレビ高知]]
 
* 福岡県・佐賀県 KBC [[九州朝日放送]]
 
* 長崎県 NBC [[長崎放送]]
 
* 熊本県 TKU [[テレビ熊本]]
 
* 大分県 OBS [[大分放送]]
 
* 宮崎県 MRT [[宮崎放送]]
 
* 鹿児島県 KTS [[鹿児島テレビ放送]]
 
* 沖縄県 RBC [[琉球放送]]
 
-->
 
 
 
== 他媒体展開 ==
 
<!--[[プロジェクト‐ノート:特撮]]での議論に基づく形式にしています。反対意見があれば[[プロジェクト‐ノート:特撮]]に意見をください。-->
 
 
 
=== 映像ソフト化 ===
 
いずれも[[東映ビデオ]]より発売。
 
; [[VHS]](セル・レンタル共通)
 
: 第8話のみがリリースされた。
 
; [[レーザーディスク]]
 
: [[1999年]][[6月21日]]から[[2000年]]6月21日にかけて初の全話収録形式のソフト化として発売された<ref>{{Cite book|和書|date = 2000-04-20|title = 宇宙船YEAR BOOK 2000|series = [[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]別冊|publisher = [[朝日ソノラマ]] |page = 62 |chapter = '99TV・映画 特撮DVD・LD・ビデオ&CD |id = 雑誌コード:01844-04}}</ref><ref>{{Cite book|和書|date = 2001-04-30|title = 宇宙船YEAR BOOK 2001|series = 宇宙船別冊|publisher = 朝日ソノラマ |page = 66 |chapter = 2000TV・映画 特撮DVD・LD・ビデオ&CD |id = 雑誌コード:01844-04}}</ref>。全7巻の各2枚組で各巻8話(Vol.7のみ1枚・4話)収録。
 
; [[DVD]]
 
: [[2007年]][[2月21日]]から6月21日にかけて発売された。一時期絶版状態となっていたが、2012年9月21日に全戦隊DVDコンプリート化に伴い生産が再開された。全5巻の各2枚組で各巻11話(Vol.4は10話、Vol.5は9話)収録。
 
: 前後の作品のDVD化が2003年から2004年にかけてなされたのに対し、本作品はそれより間を置いてのリリースとなった。2003年時点では発売未定と発表されていた<ref>{{Cite journal |和書|date=2003-05-01 |title=DVD & VIDEO Selection |journal=[[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]] |volume=Vol.106 |issue=(2003年5月号) |page=88 |publisher=[[朝日ソノラマ]] |id=雑誌コード:01843-05}}</ref>。
 
: また劇場公開版はDVD第5巻の映像特典となったほか、同年12月発売の「東映特撮ヒーロー THE MOVIE BOX」及び2009年11月21日の「東映特撮ヒーロー THE MOVIE Vol.5」にも収録された。
 
 
 
<!--以下の各作品ともリンク先を見ればわかるため、詳細は書かないでください。-->
 
 
 
=== 他テレビシリーズ ===
 
; 『[[太陽戦隊サンバルカン]]』
 
: メンバーは未登場だが、第44話「大脱走・ヘリ爆破」でバトルフィーバーロボが新兵器として設計図に描かれている。
 
; 『[[高速戦隊ターボレンジャー]]』
 
: 第1話(特別編)「10大戦隊集合 頼むぞ!ターボレンジャー」で、バトルフィーバーJの5人が登場。前述の事情により、ピンクターボから「初代スーパー戦隊」として紹介されている。
 
; 『[[未来戦隊タイムレンジャー]]』
 
: 第51話(特別総集編)「スーパー戦隊大集合」で、タイムレンジャー5人がタイムジェットで本作品の世界を見に来たという設定で、本作品の映像が流用されている。
 
; 『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』
 
: 第44話にて曙四郎が登場。
 
 
 
=== 映画作品 ===
 
; 『バトルフィーバーJ<!--副題なし-->』
 
: [[1979年]][[7月21日]]、「[[東映まんがまつり]]」内で公開(ただし一部地域のみ)。
 
: テレビシリーズ第5話「ロボット大空中戦」のブローアップ版。劇場用新作は作られなかった。『スーパー戦隊シリーズ』において、1話分をブローアップして劇場公開したケースは本作品が最後となる{{efn|テレビシリーズのブローアップ版自体は、本作品以降も『[[超新星フラッシュマン|超新星フラッシュマン 大逆転!タイタンボーイ]]』([[1987年]][[3月14日]]公開)が存在するが、同作品は複数のエピソードを再編集したものである。}}。
 
; 『[[ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦]]』及び『[[仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦]]』
 
: バトルフィーバーの5人(『199ヒーロー大決戦』はバトルフィーバーロボも含む)が登場。
 
; 『[[海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船]]』
 
: カットマンが登場。
 
; 『[[海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE]]』
 
: 曙四郎 / バトルケニアが登場。
 
; 『[[仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦]]』
 
: バトルジャパンが登場。
 
 
 
=== 漫画作品 ===
 
放送当時の雑誌展開は[[徳間書店]]の『[[テレビランド]]』が中心で、[[小学館]]の『[[てれびくん]]』では一切掲載されなかったが、1981年以降からは『てれびくん』でもブロマイド商品他などの写真が掲載されるようになった。
 
; 『テレビランド』1979年3月号 - 1980年3月号
 
: 画 - [[細井雄二]]
 
: おおむねテレビ版に沿った展開だが、コサックが殉職する回はオリジナル怪人・セミダラーが登場する{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|p=242}}。
 
: 単行本は[[大都社]]Stコミックス電子戦隊デンジマンに併録。
 
; 『テレビマガジン』1979年3月号 - 1980年2月号
 
: 画 - [[津原義明]]
 
: テレビシリーズのエゴス怪人は登場しない。正夫がアマチュアからのスカウトだったりなど初期設定も大きく異なる。最後はヘッダーとの決戦で締めくくられた{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|p=242}}。
 
; 『冒険王』1979年3月号 - 1980年2月号
 
: 画 - [[古城武司]]
 
: 唯一バトルフィーバーロボが登場する漫画作品。またテレビシリーズとは異なり、初代ミスアメリカが作中にて本当に命を落としている{{Sfn|東映スーパー戦隊大全|2003|p=242}}。
 
 
 
=== オリジナルビデオ・オリジナルDVD ===
 
; 『[[百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊]]』
 
: バトルジャパン、バトルシャークが登場。
 
; 『[[轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊]]』
 
: バトルジャパンが写真のみ登場。
 
 
 
== CS放送・ネット配信 ==
 
; CS放送
 
* [[東映チャンネル]]…[[2006年]][[6月]] - [[12月]](「スーパー戦隊ワールド」枠)、[[2008年]][[11月]] - [[2009年]][[4月]](「アンコールアワー」枠)
 
; ネット配信
 
* 東映特撮 [[YouTube]] Official…[[2013年]][[10月28日]] - [[2014年]][[4月27日]]、[[2015年]][[12月19日]] - [[2016年]][[6月18日]]
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
=== 注釈 ===
 
{{notelist}}
 
=== 参照話数 ===
 
{{Reflist|group="ep"|3}}
 
 
 
=== 出典 ===
 
{{Reflist}}
 
 
 
== 参考文献 ==
 
* 大全集シリーズ([[講談社]])
 
**{{Cite book|和書|date=1988-04-25|title=スーパー戦隊大全集|publisher=講談社|isbn=4-06-178408-0|ref={{SfnRef|大全集|1988}}}}
 
**{{Cite book|和書|date=1993-11-14|title=[[テレビマガジン]]特別編集 戦隊シリーズ20周年記念 超世紀全戦隊大全集|publisher=講談社|isbn=4-06-178416-1|ref={{SfnRef|大全集|1993}}}}
 
* {{Cite book|和書|date = 1990-03-24|title = [[全怪獣怪人]]|publisher = [[勁文社]]|volume = 上巻|id=C0676|isbn = 4-7669-0962-3|ref={{SfnRef|全怪獣怪人 上|1990}}}}
 
* {{Cite book |和書|year=2003|title=東映スーパー戦隊大全 バトルフィーバーJ・デンジマン・サンバルカンの世界|publisher=[[双葉社]]|isbn=4-575-29520-5|ref = {{SfnRef|東映スーパー戦隊大全|2003}}}}
 
*{{Cite book|和書|others = 編集:[[井上嘉大]]|date = 2003-03-20|title = 全怪獣怪人大辞典(上巻)東映篇|publisher = [[英知出版]]|isbn = 4-7542-2016-1|ref = {{SfnRef|全怪獣怪人・上|2003}}}}
 
* {{Cite journal |和書 |date=2004-09-10 |journal=東映ヒーローMAX |volume=VOL.10 |publisher=[[辰巳出版]] |isbn=4-7778-0061 |ref={{SfnRef|東映HM10|2004}} }}
 
* {{Cite book|和書|date=2005-09-07|title=スーパー戦隊画報|volume=第1巻|publisher=[[竹書房]]|ISBN=4-8124-2219-1|ref={{SfnRef|スーパー戦隊画報1|2005}}}}
 
* {{Cite book|和書|others=構成 間宮“TAKI”尚彦|date=2007-03-08|title=30大スーパー戦隊[[超全集]]|publisher=[[小学館]]|isbn=9784091051127|ref = {{SfnRef|30大スーパー戦隊超全集|2007}}}}
 
*{{Cite book|和書|date=2011-12-15|title=東映スーパー戦隊シリーズ35作品記念公式図録 百化繚乱 [上之巻] 戦隊怪人デザイン大鑑 1975-1995|publisher=グライドメディア|isbn=978-4813021636|ref={{SfnRef|百化繚乱 上之巻|2011}} }}
 
* {{Cite book |和書|year=2012|title=スーパー戦隊 36LEGENDS|publisher=[[日之出出版]]|isbn=978-4891988623|ref = {{SfnRef|スーパー戦隊 36LEGENDS|2012}}}}
 
*{{Cite book|和書|date=2017-02-25|title=スーパー戦隊 Official Mook 21世紀 Vol.1 [[百獣戦隊ガオレンジャー]]|publisher=講談社|series=講談社シリーズMOOK|isbn=978-4-06-509512-6|ref={{SfnRef|21st 1|2017}}}}
 
== 関連書籍 ==
 
*11大戦隊決戦大百科([[勁文社]]、ケイブンシャの大百科)
 
*13大戦隊大百科(勁文社、ケイブンシャの大百科)
 
 
 
== 関連項目 ==
 
; [[pop'n music]]
 
: シリーズ14作目のイベント「フィーバー戦士ポップン14」はイベントの名前や設定から本作品を意識したことが伺われ、公式サイトでのコメントでもスタッフがそれを匂わせる発言をしている。イベントの演出は戦隊ヒーロー番組風で、プレイ開始前に司令官である「オヤッサン」から課せられるノルマをゲーム中に遂行し、成功すると隠し曲が全国の店舗別に解禁していく「店舗対抗イベント」というスタイルだった。
 
 
 
== 外部リンク ==
 
* [http://www.super-sentai.net/sentai/bfj.html バトルフィーバーJ](スーパー戦隊ネット内の紹介記事)
 
* [http://www.toei-video.co.jp/DVD/bfj.html DVD バトルフィーバーJ特集](東映ビデオ内にあるサイト)
 
 
 
{{前後番組
 
|放送局=[[テレビ朝日]][[オールニッポン・ニュースネットワーク|系列]]
 
|放送枠=土曜18:00 - 18:30
 
|番組名=バトルフィーバーJ<br />(1979年2月3日 - 1980年1月26日)<br />※本番組より[[スーパー戦隊シリーズ]]
 
|前番組=[[闘将ダイモス]]<br />(1978年4月1日 - 1979年1月27日)<br />※同番組まで[[長浜ロマンロボシリーズ]]
 
|次番組=[[電子戦隊デンジマン]]<br />(1980年2月2日 - 1981年1月31日)
 
}}
 
{{スーパー戦隊シリーズ}}
 
  
 +
{{テンプレート:20180815sk}}
 
{{DEFAULTSORT:はとるふいいはあしえい}}
 
{{DEFAULTSORT:はとるふいいはあしえい}}
 
[[Category:スーパー戦隊シリーズ]]
 
[[Category:スーパー戦隊シリーズ]]

2018/10/27/ (土) 15:03時点における最新版

バトルフィーバーJ』(バトルフィーバー ジェイ)

同名の特撮テレビ番組(1979-80)に登場する変身ヒーロー。バトルジャパン、バトルフランス、バトルコサック、バトルケニヤ、ミス・アメリカの5人で構成されるスーパー戦隊。秘密結社エゴスと戦う。戦隊技は5人のコマンドバットを合体させたペンタフォース。登場する巨大ロボはバトルフィーバーロボ。



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