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{{otheruses|水泳などを行う施設・空間}}
 
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| 幅= 220px
 
| 1=Mosul-swimming.jpg
 
| 2=[[イラク]]・[[モースル|モスル]]のプールで遊ぶ子供たち(2003年5月9日、撮影:[[アメリカ陸軍|米国陸軍]])
 
| 3=Fm stirling pool.jpg
 
| 4=スコットランドの競泳用プール
 
| 5=Arima Grand Hotel01s4s4272.jpg
 
| 6=リゾートホテルのプール
 
| 7=Rooftop pool NYC.jpg
 
| 8=屋上プール
 
| 9=Girls playing in a small pool.jpg
 
| 10=ビニールプール
 
}}
 
'''プール'''({{lang-en-short|swimming pool}})は、[[レクリエーション]]あるいは[[水泳]]の習得・練習や競技([[競泳]]、[[水球]]、[[シンクロナイズドスイミング]]、[[飛込競技|飛び込み]]など)、水中ウォーキングのような水泳以外の運動<ref>[https://style.nikkei.com/article/DGXKZO18825170T10C17A7W10601?channel=DF130120166090 プールは泳がずとも運動に 水中歩行で無理なく鍛える]『日本経済新聞』朝刊別刷りNIKKEIプラス1(2018年7月15日)2018年8月5日閲覧。</ref>のために、人為的に[[水]]を溜め込んである空間または施設。[[英語]]の''pool''は単に「[[水たまり]]」を指し、水泳用のプールは''swimming pool''と呼ぶ。[[日本語]]におけるプールの数え方は「面」を使う。
 
  
== 概要 ==
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'''プール'''({{lang-en-short|swimming pool}})
プールは、主に[[学校]]、[[公営]]の体育施設・保養施設、民間の[[スイミングスクール|スイミングクラブ]]・[[スポーツクラブ|フィットネスクラブ]]、レジャー施設、高級[[ホテル]]や一部の豪華[[客船]]に備えられている。かつてはデラックスなマンションの屋内または屋外に備えられることもあったが、日本では[[環境基準]]が厳しくなった1990年代以降、閉鎖されたり、駐車場に転用されたりして激減している。屋外に設置され[[夏]]だけ使用されるプールと、屋内に設けられていて室温や水温が調節・管理された通年使用可能なタイプ、またそのうち通常より水温が高めにした[[温水プール]]もある。[[防火用水]]や非常用水の水源として利用される場合は、使用時期以外にも貯水・管理されているが、水質管理までは行われていない施設が大半である。
 
  
屋外のプールは昼間だけ使用されることが多いが、近年、ホテルや[[テーマパーク]]では、リゾート地のような非日常感を楽しんでもらうため夜も営業する「ナイトプール」も見られる<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXMZO19954570U7A810C1SHD000/ ナイトプール、ちょっとプレミアムな夏の夜]『[[日本経済新聞]]』電子版及び夕刊2017年8月14日</ref>。
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[[水泳]]用につくられた開水面施設。使用目的によって一般レクリエーション用,学校用,[[競泳]]用,[[水球]]競技用 (水深 1.8m以上) ,[[飛び込み]]用に区別され,設備様式により,屋外プール,屋内プール,温水プール,海水プールなどの種類がある。競泳用プールは,日本水泳連盟が公認する 50mプール (長水路。水深 1.35m以上) と 25mプール (短水路。水深 1.00m以上) があり,2~2.5mのコース幅で,前者が7コース以上,後者が5コース以上を要求される。国際水泳連盟 FINAが定める競技用コースは 2.5m幅で8コース以上。またシャワー,洗眼所,便所,浄化・消毒用の諸設備も不可欠である。
  
温度管理がされていないプールは主として、冷水に入っても健康に悪影響がなく、逆に涼感を得られる夏に使われる。猛暑の日には水中で[[熱中症]]を起こす危険性があるとして利用が禁止されることもある<ref>[https://www.sankei.com/west/news/180730/wst1807300044-n1.html 「猛暑なのに学校プール中止…水温上昇で熱中症を回避、教委や現場が判断」][[産経新聞|産経WEST]](2018年7月30日)2018年8月5日閲覧。</ref>。
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{{テンプレート:20180815sk}}
 
 
このほか、空気を入れて膨らませる子供1人~数人分の遊具が「ビニールプール」と呼ばれる。また[[清流]]を一時的に堰き止めた水遊び場を「天然プール」と称している地域もある<ref>[https://www.kankomie.or.jp/spot/detail_21557.html 多度峡天然プール]三重県観光連盟(2018年8月5日閲覧)。</ref>。
 
 
 
==歴史==
 
=== オリンピック ===
 
初期の[[近代オリンピック|オリンピック]]において水泳競技は河川や海で実施されていた<ref name="olympic">瀧澤次朗『知れば100倍楽しめる!オリンピックの秘密』彩図社、2008年、108-109頁</ref>。[[近代オリンピック]]第1回の[[アテネオリンピック (1896年)|アテネオリンピック]]([[1896年]])の水泳競技はゼア湾で<ref name="olympic" />、第2回の[[パリオリンピック (1900年)|パリオリンピック]](1900年)の水泳競技は[[セーヌ川]]の河畔で<ref name="olympic" />、第3回の[[セントルイスオリンピック]]([[1904年]])の水泳競技は[[人工湖]]で開催された<ref name="olympic" />。
 
 
 
オリンピックの水泳競技で初めてプールが使用されたのは、[[1908年]]の[[ロンドンオリンピック (1908年)|ロンドンオリンピック]]で、陸上競技場のフィールド部分に全長100mのプールが設けられた<ref name="olympic" />。しかし、初期のオリンピックプールにはコースロープがなく、[[1920年]]の[[アントワープオリンピック]]で進路妨害の問題が発生したことから、[[1924年]]の[[パリオリンピック (1924年)|パリオリンピック]]で初めてコースロープが設置された<ref name="olympic" />。
 
 
 
なお、[[2008年]]の[[北京オリンピック]]からプール外での水泳競技である[[オープンウォータースイミング]]が正式採用されている<ref name="olympic" />。
 
 
 
=== 日本 ===
 
日本では、[[会津藩|会津]][[藩校]]の[[日新館]]に設けられた水練場あるいは水練[[水馬]]池が、最古のプールとされている。当時の藩校の中では、日新館と[[長州藩]]校の[[明倫館]]の2校を除いて施設が設けられていなかったとも言われている。また日本最古の温水プールは1917年に[[東京YMCA]]に開設された。
 
 
 
== 設備 ==
 
=== 規格 ===
 
競技用のものは[[国際水泳連盟]]によって種目別に細かく規格が定められており、[[近代オリンピック|オリンピック]]などの国際大会で使用するプールはこの規格を達成していなければならない<ref>国際水泳連盟 (FINA) による規格 [http://www.fina.org/H2O/index.php?option=com_content&view=category&id=88:facilities-rules&Itemid=184&layout=default]</ref><ref>ベースボール・マガジン社による解説 [http://www.sportsclick.jp/swimming/facility/index.html]</ref>。
 
 
 
; 競泳
 
: [[競泳]]用のプールでは、'''短水路'''と呼ばれる長さ25メートルのものと、'''長水路'''と呼ばれる長さ50メートルのものが定められており、競泳のタイムは水路によって別々に扱われる。これは、ターンの際に壁面を蹴ることにより加速が行われるため、特に長距離の種目ではターンの回数が多くなる短水路の方が、長水路に比べタイムが短くなる傾向があるためである<ref>短水路世界記録 (FINA) [http://www.fina.org/swimming/records/pdf/FINA%20SC%20WORLD%20RECORD.pdf] </ref><ref>長水路世界記録 (FINA) [http://www.fina.org/swimming/records/pdf/FINA%20LC%20WORLD%20RECORD.pdf]</ref>。長水路のプールは幅25メートル、水深2メートル以上のものも多く、長水路のプールを横方向に使って短水路の競技を行うこともある。
 
: 正確な長さについては、[[東京辰巳国際水泳場]]などの主要な国際水泳大会などが行われるような[[日本水泳連盟]]の公認プールは、長水路50.02m・短水路25.01mに設計されている。これはタイムを測定するために厚さ1cmの[[タッチ板]]を長水路ではプールの両端に1枚ずつ、短水路ではスタートサイドに1枚設置するためである。また、スタート台にはリアクションタイム(=号砲が鳴ってから足が離れるまでの時間)を測定するための装置が付いており、台へかかる圧力によりそのタイムを測定する。これらの装置は組み合わせてリレーのフライング判定にも使用される。なお、スタートの場合は'''号砲が鳴る前にスタート動作に入ったら'''フライングと判定される(日本水泳連盟競泳競技規則第4条2項)ため、リアクションタイムはスタートの反応を知るための参考にしかならない。リレーの引継ぎはリアクションタイムがマイナス0.03秒以上早いと自動的に失格となる。
 
: 水温についても国際規格で、摂氏25℃から28℃までの範囲内に収まるよう調節しなければならないとされるが、2010年の改正以前は26℃を一つの目安とし±1℃を許容範囲としていた。この範囲を逸脱した状態での記録は公認されない。
 
; シンクロナイズドスイミング
 
: [[シンクロナイズドスイミング]]用のプールでは、定められた面積について3メートル以上の水深を持つことが必要となる。フィギュアとルーティンによって要求される面積は異なる。競泳用プールと共用するために、[[東京辰巳国際水泳場]]などではプールの底が可動式になっており、水深を競技によって変えることができる。
 
; 飛び込み
 
: [[飛込競技]]用のプールは、水深は5メートル以上が必要であり、高飛び込み用の 10m、7.5m、5mの高さの台と、板飛び込み用の 3m と 1m の高さの台が設置される。各飛び込み台の端はプールの上空に張り出した形状になっている。
 
; 水球
 
: [[水球]]競技では、水深2m以上のプールに、男子は縦30m×横20m、女子は縦25m×横17mのコートをフィールドロープで区画して作り、コートの両ゴールライン中央にはゴールが浮かべられるため、ゴールのスペースも含めた競技面積以上のプールが必要となる。一般には50m競泳プールが使用されるが、宮城県仙南総合プールは35m×25mの水球公認プールで、国内唯一の屋内温水水球専用プールとして知られる<ref>非公開施設としては秀明栄光高校の屋内温水水球専用プールや秀明大学の屋内女子水球専用プールも存在する。</ref>。
 
 
 
=== その他の設備 ===
 
; 排水口
 
: プールの排水口は、その膨大な水量を素早く排出するため、[[銭湯]]などのそれと比べて非常に大きな物が取り付けられている。通常は金網などで安全対策が行われるが、死亡・負傷事故も起きている。金網や柵が外れて全身が吸い込まれたり、それらがあったり排水口が小さく作られていたりしていても足だけ嵌り込まれたり、身体の一部が強い水流で排水口に密着してしまったりすることが原因である<ref>[https://poolkansi.com/rekisi-jikokyu.html プール監視員の道/吸水口・排水口の事故事例の一覧](2018年8月5日閲覧)。</ref>。こうした危険に対処するため、学校用[[繊維強化プラスチック|FRP]]製プールで国内シェアトップの[[ヤマハ発動機]]では、排水口を複数設置して(1つあたりの)流水圧の低減を図る、排水口部分の構造をL字型にしてその上から金網を張る、といった措置を取っている。同社製のプールでは2016年時点で一度も事故は発生していないという<ref>[http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1608/10/news019_4.html 「YAMAHA」のプールが、学校でどんどん増えていったワケ (4/7)]</ref>。
 
 
 
; プールフロア
 
: 利用者の身長に合わせてプールの一定の区画の水深を浅くする必要がある場合には、プールフロア(プールの水深を調節するためのプラスチック製の台)が設置される。
 
 
 
; 可動床
 
: プールの床面を昇降させ利用目的に適した水深に変えることができるシステム。主として公共プール、学校プールに、約300箇所建設された。屋外プールに設置されたケースもあるが、多くは通年使用の屋内プールに設置されている。
 
 
 
一般向けのプールは様々なものがあり、レジャー施設用のプールの中には、[[流水プール]]、子供用の水深の浅いプール等があり、附帯設備として[[滑り台]]([[ウォータースライダー]])などが併設されるものもある。
 
 
 
== 水質 ==
 
通常のプールは不特定多数の人間が利用するため、[[衛生]]上、水質管理が必要となる。一般的には[[殺菌]]・[[消毒]]のためにプールと付帯施設の足洗い場・腰洗い槽に[[塩素]]系消毒剤が加えられている。消毒剤は[[次亜塩素酸ナトリウム]]、[[次亜塩素酸カルシウム]]、[[トリクロロイソシアヌル酸|塩素化イソシアヌール酸]]のいずれかであり、遊離残留塩素は0.4ppm~1.0ppmを保持しなくてはならない。[[上水道|水道水]]基準(0.1ppm~1.0ppm)に比較してわずかに高めだが、[[有機物]](人体や汚れ)と接したり[[太陽光]]の[[紫外線]]を浴びたりすることなどによって残留塩素濃度が低下するため、定期的な濃度維持が必要である。加える方法はプール・足洗い場・腰洗い槽に消毒剤を直接投入する方法と塩素供給機器に消毒剤を入れて水に溶かす方法がある<ref>[http://www.nankai-chem.co.jp/pro/clear.pdf 南海クリヤー・クリヤー] [[南海化学]]</ref>。
 
 
 
日本では[[厚生労働省]]が「遊泳用プールの衛生基準について」(平成19年5月28日健衛発第0528003号)を定めている<ref name="mhlw">{{Cite web|url=http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei01/pdf/02a.pdf|title=遊泳用プールの衛生基準|publisher=厚生労働省|accessdate=2013-04-14}}</ref><ref name="kawasaki">{{Cite web|url=http://www.city.kawasaki.jp/350/cmsfiles/contents/0000017/17179/news04.pdf|title=衛研ニュース 第4号|publisher=川崎市衛生研究所|accessdate=2013-05-14}}</ref>。この基準では、[[水素イオン濃度]]・[[濁度]]・[[過マンガン酸カリウム]]消費量・遊離残留[[塩素]]・[[大腸菌]]、一般細菌、総トリハロメタンの7項目について衛生基準が示されており、また循環[[ろ過]]方式等の[[浄化設備]]を備えることも必要とされる<ref name="mhlw"/><ref name="kawasaki"/>。
 
 
 
また、いわゆる[[1条校]]のプールにあっては文部科学省が「学校環境衛生基準」を定めている<ref name="mext">{{Cite web|url=http://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/hoken/1292482.htm|title=[改訂版]学校環境衛生管理マニュアル 「学校環境衛生基準」の理論と実践|publisher=文部科学省|accessdate=2013-04-14}}</ref>。なお、学校における水泳プールは[[学校保健法]](昭和33年法律第56号)に基づく衛生管理が実施されているため「遊泳用プールの衛生基準について」(平成19年5月28日健衛発第0528003号)の適用対象外となっている<ref name="mhlw"/>。
 
 
 
プールは[[プール熱]]などの[[感染症]]の媒介となりやすいため、病気に罹患している場合や回復した直後などはプールへの入場が禁止されている。
 
 
 
目が赤くなる原因がプール内の[[尿]]と塩素の化合物が原因であることがわかった。<ref>http://nspf.org/en/NewsNew/15-05-19/Healthy_Pools_Red_Eye.aspx</ref>
 
 
 
アメリカ合衆国では、感染源がプールや温浴施設等と判明している集団感染のうち、58%は[[クリプトスポリジウム症]]であったことが報告されている。[[アメリカ疾病対策センター]]の専門家は、消毒剤に対する耐性を持つ菌等の存在を踏まえてプールの水を飲まないことを勧めている<ref>{{Cite web |date= 2018-05-17|url= https://www.cnn.co.jp/usa/35119409.html|title= プールの水に寄生虫や病原菌、集団感染の原因に|publisher= CNN|accessdate=2018-05-19}}</ref>。
 
 
 
== 安全性 ==
 
[[:en:Swimming_pool#Safety|Safety]]
 
 
 
大量の水を湛えた施設であるため、前述の排水口近くでなくても溺れたり、飛び込み時に頭などを打ったり<ref>[https://www.sankei.com/west/news/180220/wst1802200104-n1.html 「飛び込みで後遺症 中学プール事故で和解へ/岐阜・多治見」]産経WEST(2018年2月20日)2018年8月5日閲覧。</ref>する事故が度々発生している。このため学校の水泳授業や[[部活動]]では教員らが安全に注意を払うほか、[[ライフガード]]や監視員を配置しているプールもある。
 
 
 
;事故・判例
 
[http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/320/081320_hanrei.pdf 平成21年(ワ)第610号 損害賠償請求事件]
 
 
 
[http://www.city.sennan.lg.jp/kurashi/kyoiku/sunagawa/ 砂川小学校プール児童死亡事故関係について] 大阪府[[泉南市]]
 
 
 
早稲田小学校事件・広島地判平成9(1997)年3月31日 判タ958号<!--https://www.kaisei.ac.jp/media/library/pdf/47_04_kakumoto_maekaku.pdf 学校事故における公立学校の責任 神戸海星女子学院大学-->
 
 
 
[http://www.caa.go.jp/csic/action/pdf/140620_houkoku_honbun1.pdf 消費者安全法第23条第1項に基づく事故等原因調査報告書 <small>平成23年7月1日に神奈川県内の幼稚園で発生したプール事故</small>]  消費者安全調査委員会 平成26年6月20日
 
 
 
== 脚注・出典 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
<references />
 
 
 
== 関連項目 ==
 
{{Commons&cat|Swimming pool|Swimming pools}}
 
* [[日本のプール一覧]](公営・民営のプール)
 
* [[温水プール]]
 
 
 
{{Normdaten}}
 
 
{{DEFAULTSORT:ふうる}}
 
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[[Category:プール|*]]
 
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[[Category:スポーツ施設]]
 
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[[Category:夏の季語]]
 
[[Category:夏の季語]]

2019/4/28/ (日) 17:46時点における最新版

プール: swimming pool

水泳用につくられた開水面施設。使用目的によって一般レクリエーション用,学校用,競泳用,水球競技用 (水深 1.8m以上) ,飛び込み用に区別され,設備様式により,屋外プール,屋内プール,温水プール,海水プールなどの種類がある。競泳用プールは,日本水泳連盟が公認する 50mプール (長水路。水深 1.35m以上) と 25mプール (短水路。水深 1.00m以上) があり,2~2.5mのコース幅で,前者が7コース以上,後者が5コース以上を要求される。国際水泳連盟 FINAが定める競技用コースは 2.5m幅で8コース以上。またシャワー,洗眼所,便所,浄化・消毒用の諸設備も不可欠である。



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