ルイ3世 (西フランク王)

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ルイ3世フランス語:Louis III, ドイツ語ではルートヴィヒ3世Ludwig III, 863年 - 882年8月5日)は、西フランク王国カロリング朝)の国王(在位:879年 - 882年)。ルイ2世(吃音王)と最初の妃アンスガルドの長男。

生涯

879年、父王ルイ2世の死去をうけ、弟カルロマン2世とともに王位に即いた。何人かの貴族はルイ3世を単独の王とすべきだと主張したが、結局ルイ3世とカルロマン2世がともに王に選出された。その正当性に疑問も投げかけられたものの2人の即位は承認され、彼らは880年3月にアミアンで父の遺領を分割した。ルイ3世はネウストリアを相続した。

しかしプロヴァンス公ボソは2人に対する忠誠を拒否し、プロヴァンス王に選ばれた。880年の夏、ルイ3世とカルロマン2世はボソに対して兵を動かし、マコンとボソの領地の北部を奪った。さらに2人は8月から11月にかけて東フランク王カール3世とともにヴィエンヌを包囲したが、失敗した。

881年、ルイ3世はソクール=アン=ヴィムー(Saucourt-en-Vimeu)でノルマン人を破った。

ルイ3世は882年8月5日にサン=ドニにおいて、狩猟中の事故が原因で死去した。彼には嗣子がなく、カルロマン2世が単独の王となった。

脚注

参考文献

関連項目

先代:
ルイ2世(吃音王)
西フランク国王
879 - 882(カルロマン2世と共治)
次代:
カルロマン2世