佐渡空港
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佐渡空港(さどくうこう、英: Sado Airport)は、新潟県佐渡市(佐渡島)にある地方管理空港である。
歴史
- 1958年(昭和33年)11月7日 - 新潟空港の場外飛行場として開港
- 1959年(昭和34年)8月1日 - 富士航空(現・日本航空)が新潟 - 佐渡航路を開設
- 1965年(昭和40年) - 日本国内航空(後の日本エアシステム、現・日本航空)が同区間の航路を開設(1966年休止)
- 1968年(昭和43年) - 横浜航空(後の日本近距離航空)が同区間の定期航路を開設
- 1971年(昭和46年)6月1日 - 空港の管理が県に移管
- 1974年(昭和49年)8月 - 横浜航空が日本近距離航空(現・全日本空輸)に吸収合併、DHC-6型機による定期航路となる(1980年9月30日をもって廃止)
- 1980年(昭和55年)10月 - 新中央航空が同区間のコミューター空路を開設(1994年9月30日廃止)
- 1996年(平成8年)4月 - 旭伸航空が同区間のコミューター空路を開設(2008年9月30日廃止)
- 2008年(平成20年)10月 - ATR 72-500型機を用いて羽田空港へのデモフライト(新潟空港経由)が実施される[1]
- 2009年(平成21年)2月 - 新潟 - 佐渡間参入を表明していたエアードルフィンが親会社の破綻により参入撤回
- 2011年(平成23年)7月29日 - 新日本航空により新潟 - 佐渡航路が再開
- 2014年(平成26年)3月31日 - 新日本航空の新潟 - 佐渡航路が無期限運休[2]。
滑走路距離が短いために離着陸できる機材が限られていることから、新潟県ではリージョナルジェットやボーイング737級が離着陸可能な2000メートル滑走路を備えた拡張整備事業を進めている[3][4]。新滑走路は現滑走路の東をかすめる形で概ね南西から北東方面に向かって設置される計画となっている。
施設
佐渡空港関連画像 | ||||||||||||
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就航路線
2011年(平成23年)2月15日に、新潟県、佐渡市、鹿児島県の新日本航空の三者による合意があり、2011年7月29日から新日本航空による新潟空港とを結ぶ空路が1日4往復(冬季は3往復)で再開した[5][6][7][8][9]。ただし、再開初日は悪天候のため、すべての便が欠航した[10]。その後、2014年3月31日から体制整備を理由に無期限で運休に入った。
アクセス
- 乗合タクシー
- 新潟発佐渡着の便を利用する場合、新潟空港で搭乗手続きの際に新日本航空の係員に利用予約する旨を申し出ると、佐渡空港到着後に待たずに乗車できる。佐渡空港到着後の利用予約も可能だが配車の都合上、待ち時間が生じる場合がある。
- 運行コースは両津港佐渡汽船ターミナル前、佐渡総合病院経由 佐渡市役所、トキの森公園の3コースで、ルート途中での降車も可能。
- 両津港からタクシーで約10分
- 両津港佐渡汽船ターミナル(両津埠頭バス停)から新潟交通佐渡バス「1【本線】佐和田・相川」行で「秋津」下車後徒歩約10分
- 両津港から国道350号・新潟県道282号佐渡空港線経由で車で約10分
総面積
佐渡空港の総面積は147,980m2[11]。滑走路は長さは890メートルで、幅は25メートル[11]。
脚注
- ↑ 佐渡新航空路開設促進協議会の歩み | 佐渡新航空路開設促進協議会
- ↑ 新日本航空、新潟〜佐渡線を無期限で運休 体制整備のため Traicy 2014年3月29日付
- ↑ 佐渡空港拡張整備計画
- ↑ 佐渡空港拡張整備計画 - 佐渡新航空路開設促進協議会
- ↑ 佐渡―新潟空路、7月再開で合意 県庁で覚書締結式 - 新潟日報netpark 2011年2月15日
- ↑ 佐渡への空路7月に再開 新潟県などが財政支援 - MSN産経ニュース 2011年2月15日
- ↑ 佐渡―新潟便、7月にも再開 新日本航空 - asahi.com 2011年1月21日
- ↑ 佐渡新潟空路:1日4往復で再開 7月から、大筋合意/新潟 - 毎日jp 2011年2月11日
- ↑ 「佐渡-新潟線」就航日決定のお知らせ - 新潟県 2011年7月14日
- ↑ 佐渡新潟空路:再開祝賀セレモニー 初日は欠航 /新潟 - 毎日新聞 2011年7月30日
- ↑ 11.0 11.1 “新潟県ホーム > 交通・運輸 > 佐渡空港”. 新潟県公式ページ (新潟県). (2015年4月1日)