八戸市

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八戸市(はちのへし)は、青森県東部に位置し、太平洋に面する中核市である。青森市弘前市と共に、青森県主要3市の一角を構成する。

Contents

概要

八戸都市圏は約33万人の人口を擁する。また商圏は隣接する岩手県北東部に及び、商圏人口は東北地方有数の約60万人を誇り、人口密度は青森県内1位である。三戸郡を包含する八戸圏域連携中枢都市圏でもあり、三八地域県民局が設置されている[1]2002年平成14年)12月には東北新幹線八戸駅まで延伸開業し、東京駅まで最短2時間56分で結ばれている。

縄文遺跡が出土するなど、人が定住した歴史は古い。伝統芸能であるえんぶり(朳)および八戸三社大祭騎馬打毬はいずれも国の重要無形民俗文化財に指定されている。伝統工芸品には八幡馬八戸焼南部姫毬などが、郷土料理には南部煎餅八戸せんべい汁いちご煮などが、特産品には市川いちご糠塚きゅうりなどがある。お盆には「背中あて」を食べる慣習が根付いている[2]温泉銭湯も歴史的に多く存在する。

スケートアイスホッケーが盛んで、氷都八戸の異名を持つ。実業団体やジュニアチーム、女子チーム、素人アイスホッケーを含め加盟登録数は60チームを数える。

ご当地グルメB級グルメ)の「B-1グランプリ」発祥の地でもある。入賞面では第1回は殿堂入り、開催地(投票対象外)後の第2回〜第4回は2位、第5回・第6回は3位、第7回では優勝し、第1回の殿堂入り以外で全て3位以内を獲っているのは八戸のみである。

地理

歴史

古代

縄文時代是川遺跡風張遺跡がある。風張遺跡からは縄文時代後期の米粒[3]が出土している。風張から出土した合掌土偶国宝となっている[4]ほか、是川からも数々の工芸品が出土している。その後、南部氏が治めるようになるまで蝦夷の土地であり、律令制の及ばない地であった。

中世

奥州合戦後の1191年建久2年)、甲斐国南部氏北東北一帯を源頼朝から賜ったとされている。南部氏が実際に北東北に移ってきたのは南北朝時代である。1334年建武元年)、南部師行根城を築き、根城南部氏(遠野南部氏)の祖となった。根城南部氏は1627年寛永4年)、三戸南部氏(後の盛岡南部氏)の命により遠野市に居城を移した。

近世

転機となったのは江戸時代前期の1664年寛文4年)である。南部重直が世継ぎを決めずに亡くなったため、盛岡藩は御家断絶の危機を迎えた。江戸幕府は南部藩10万石を八戸2万石と盛岡8万石に分け、八戸南部氏の祖となる南部直房により八戸城が築かれた。これが八戸藩の始まりである。八戸藩の領地と現在の八戸市の領域にはかなり違いがあり、久慈市までが八戸藩であった。

八戸城は現在の三八城公園にあった(従って八戸公園は城跡ではない)。城下町には三日町、十三日町など市の立つ日を名前とした街が並んでおり、現在も八戸市中心市街地となっている。

近代

港町である八戸市は、港湾と共に発展してきた。八戸藩誕生の頃、八戸の港は「鮫浦」と呼ばれる漁港であった(現在も八戸市には鮫町鮫駅がある)。また、新井田川河口は湊川口と呼ばれ、こちらも漁港および商港として重要な拠点であった。1915年大正4年)、鮫浦港修築工事が開始され、1929年昭和4年)に商港に指定されると、鮫浦と湊川口を合わせて八戸港八戸漁港と呼ぶようになった。

現代

八戸市には馬淵川新井田川という二本の河川が流れている。特に馬淵川は蛇行が激しく流量も多いため、水害の多い河川であった。特に河口部分で馬淵川が大きく曲がって新井田川と合流するような形で太平洋に注ぎ込んでいた。1937年(昭和12年)、馬淵川の改修工事(河口付近の直線化)が開始されたが難航し、戦争のために中断された。1949年(昭和24年)に工事が軌道に乗り、新産業都市に指定された1961年(昭和36年)に完成した。これにより水害がなくなり、臨海地域を工業地帯として利用可能となった。

新産業都市に指定されると臨海部に火力発電所、製紙業、非鉄金属工業などの工場が相次いで進出し、工業港としての整備が本格化した。

2011年(平成23年)3月11日東北地方太平洋沖地震に伴う津波により臨海部は大きな被害を受けたものの、岩手県以南よりは比較的被害が少なかった。

沿革

気候

太平洋側気候であるが、夏はやませの影響で冷涼であり、度々冷害が発生する。冬は北東北にありながら降雪量が少なく乾燥し、晴天が多いため日照時間も長い。東北電力初のメガソーラー(大規模太陽光発電所)は八戸市に開設された[5]

八戸市(1981年 - 2010年)の気候資料
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) 2.6(36.7) 3.2(37.8) 7.0(44.6) 13.7(56.7) 18.3(64.9) 20.6(69.1) 24.3(75.7) 26.5(79.7) 23.1(73.6) 17.9(64.2) 11.6(52.9) 5.5(41.9) 14.5(58.1)
日平均気温 °C (°F) -0.9(30.4) -0.5(31.1) 2.7(36.9) 8.5(47.3) 13.1(55.6) 16.2(61.2) 20.1(68.2) 22.5(72.5) 18.9(66) 13.0(55.4) 6.9(44.4) 1.8(35.2) 10.2(50.4)
平均最低気温 °C (°F) -4.2(24.4) -4.0(24.8) -1.3(29.7) 3.8(38.8) 8.7(47.7) 12.8(55) 17.1(62.8) 19.3(66.7) 15.2(59.4) 8.5(47.3) 2.6(36.7) -1.6(29.1) 6.4(43.5)
降水量 mm (inches) 42.8(1.685) 40.1(1.579) 52.0(2.047) 64.3(2.531) 89.3(3.516) 105.8(4.165) 136.1(5.358) 128.8(5.071) 167.6(6.598) 87.2(3.433) 62.0(2.441) 49.1(1.933) 1,025.1(40.358)
降雪量 cm (inches) 77(30.3) 75(29.5) 47(18.5) 3(1.2) 0(0) 0(0) 0(0) 0(0) 0(0) 0(0) 6(2.4) 40(15.7) 248(97.6)
湿度 70 70 67 65 71 81 83 82 79 73 70 70 73.4
日照時間 130.8 129.6 168.1 188.9 197.0 167.7 148.5 167.1 143.6 161.3 133.3 124.5 1,860.4
出典: 気象庁

経済

かつて八戸藩の城下町であった歴史があり、市域は内陸部から海岸に亘る。このため農業漁業水産業工業商業観光業がバランス良く発展している。朝市は、市民の買い物・飲食と観光客誘致の両方に貢献している[6]

1989年(平成元年)に「はちのへ共通商品券」が発行されている。2016年(平成28年)9月1日に期限付きとなった[7]

産業

工業

畜産業

漁業

水揚げ数量は2016年度は全国7位の9万9312トンで、サバ3万9360トン、イカ2万2120トン、イワシ2万3126トンなどが主要な魚種となっている[8]

  • 八戸漁港
  • 白浜漁港
  • 深久保漁港
  • 種差漁港
  • 大久喜漁港
  • 金浜漁港

鉱業

青森県指定伝統工芸品

八戸市内でも指定されている[9]

特産品

家電販売、IT・通信業

書籍

このほか、アニメイト未来屋書店くまざわ書店文教堂書店、川村商店、成田本店、木村書店、アリス書店、ほんだらけ[15]などが単独出店している。最大規模の新刊書店はVidawayが運営するTSUTAYA八戸ニュータウン店である。

ホームセンター

  • サンデー(創業時は吉田産業グループだったが、2000年代にイオングループとなる)

このほか、DCMグループDCMサンワDCMホーマックが市内に出店している。

スーパーマーケット

このほか、やまむら、やまはる、スーパーセンタートライアルなどが単独出店している。また、カブセンターは2店舗体制である。かつては中央スーパーと三光ストアも存在した。

主な百貨店・商業施設

このほか、おいらせ町イオンモール下田が単独出店している。

金融機関

「支店名」表記のあるものは市内に1店舗のみ置いている金融機関である。

銀行

政策金融機関

協同組織金融機関

証券会社

日本郵政

その他ATMのみ設置
かつて市内にあった金融機関

生活協同組合

マスメディア

土曜夕方(16:00~16:50)と日曜午前(10:00~11:00)に同支社制作のラジオ番組が放送されている[注釈 3]
かつては本社を八戸市に置いていたが、2006年7月1日付けで放送センター(演奏所)のある青森市に移し、同局は八戸支社になった。

IBC、TVI、mitは本来岩手県内のテレビ局であるが、岩手県北部の沿岸地方(久慈市)と内陸地方(二戸市)の双方に交通の便が良い八戸市に取材拠点としての支社を置いている。

インターネットサービス・プロバイダ

電子掲示板

  • オラシティ八戸(八戸なんでも掲示板)
  • 八戸ちゃんねる
  • 8ちゃんねる(八戸サイト)
  • 地域総合掲示板青森ch

行政

ファイル:HachinoheCityoffice-Honkan.jpg
八戸市庁 本館(2007年7月)
(隣の「別館」が完成する前は「新館」と呼称していた。)
ファイル:Hachinohe city hall.jpg
八戸市庁 別館(2011年10月)
1994年12月に発生した三陸はるか沖地震の際、当時同地にあった市庁「旧館」が壊滅的な被害を受け使用不能となったことから、それを教訓に免震構造によって建て替えられたものである。
ファイル:Hachinohe-nango-wardoffice01.jpg
南郷事務所(2007年5月撮影)
かつての南郷村役場であり、2005年3月31日に市町村合併によって設置された地域自治区「南郷区」の南郷区役所を経て南郷事務所となった。
  • 市長 : 小林眞(2005年11月17日就任、4期目)

歴代市長

氏名 就任年月日 退任年月日
1 近藤喜衛 1929年9月22日 1930年5月19日
2-4 神田重雄 1930年8月18日 1942年8月17日
5 山内亮 1942年10月1日 1946年5月17日
6-7 夏堀悌二郎 1946年7月20日 1951年4月4日
8 村井倉松 1951年4月25日 1953年10月23日
9-11 岩岡徳兵衛 1953年12月8日 1965年11月16日
12 中村拓道 1965年11月17日 1969年11月16日
13-17 秋山皐二郎 1969年11月16日 1989年11月16日
18-20 中里信男 1989年11月17日 2001年11月16日
21 中村寿文 2001年11月17日 2005年11月16日
22-24 小林眞 2005年11月17日 現職

庁舎・支所など

  • 市庁本庁舎(本館・別館)
    • 八戸市の場合、公式には「八戸市役所」ではなく「八戸市庁」と呼称する。ただし、読みが「八戸市長」と同じであるため混同されることも多いことから、「八戸市役所」と呼称することもある。
  • 南郷事務所(旧南郷村役場)
    • 南郷事務所は2005年4月から2015年3月まで南郷区役所という名称だった。
  • 市民サービスセンター(市川・大館・是川・下長・館・豊崎・八戸駅・南浜・白銀・島守)(八戸駅以外の地区は八戸市という接頭辞を付けて「八戸市 ○○市民サービスセンター」の名称を用いる)(白銀と八戸駅以外の地区は2012年3月31日までは「○○支所」の名称を用いていた)
    • 八戸駅市民サービスセンターは2010年3月まで上長支所という名称だった。

環境への取組み

議会

市議会

  • 定数:32名[18]
  • 任期:2015年(平成27年)5月2日 - 2019年(平成31年)5月1日
  • 議長:吉田淳一(自由民主・市民クラブ、7期)
  • 副議長:豊田美好(きずなクラブ、4期)
会派名 議席数 議員名(◎は代表)
自由民主・市民クラブ 17 ◎坂本美洋、久保百恵、岡田英、日當正男、高橋一馬、高山元延、工藤悠平、藤川優里、小屋敷孝、森園秀一、壬生八十博、豊田美好、松橋知、立花敬之、吉田淳一、秋山恭寛、大館恒夫
きずなクラブ 8 ◎田名部和義、三浦博司、冷水保、古舘傳之助、寺地則行、五戸定博、八嶋隆、吉田博司
公明党 3 ◎前澤時廣、夏坂修、中村益則
日本共産党議員団 2 ◎田端文明、苫米地あつ子
無所属 2 伊藤圓子、山名文世

※:2011年(平成23年)9月27日、市議会の定例議会において、定数を36から32とする条例案が可決され、2015年の市議選から適用された[18]

青森県議会(八戸市選挙区)

  • 構成市町村:八戸市
  • 定数:8名
  • 任期:2015年(平成27年)4月30日 - 2019年(平成31年)4月29日
氏名 会派名 当選回数
田名部定男 国民民主党 6
清水悦郎 自由民主党 5
熊谷雄一 自由民主党 4
山田知 無所属 4
畠山敬一 公明・健政会 3
藤川友信 自由民主党 2
松田勝 日本共産党 1
田中満 国民民主党 1

衆議院

議員名 党派名 当選回数 備考
大島理森 自由民主党 12 選挙区
衆議院議長

※:なお、八戸市とその周辺における激しい選挙戦は八戸戦争と形容される。

姉妹都市・提携など

海外

人口

八戸市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

地域

教育

大学・短期大学

私立(五十音順)

高等専門学校

国立・独立行政法人

高等学校

※:私立高校の数が同規模の他都市より多い。これは生徒の増加に対応して私立高校が早期に開校したことにより。受け皿となったためである。同時期に公立高校でも共学化や普通高校の新設が図られた。

中学校

市立(五十音順)
八戸市・階上町学校組合立
私立

小学校

市立(五十音順)
八戸市・階上町学校組合立

特別支援学校

県立(五十音順)

学校教育以外の施設

ホール
図書館
職業訓練施設
  • 青森県立八戸工科学院(県立の職業能力開発校
  • 八戸職業能力開発校(認定職業訓練による職業能力開発校)
  • 八戸調理共同高等職業訓練校(認定職業訓練による職業能力開発校)

所管警察署

所管消防署

霊園

市営

郵便

  • 八戸郵便局(集配局)(84006)
  • 八戸西郵便局(集配局)(84060)
  • 南郷郵便局(旧中沢郵便局)(集配局)(84087)
  • 八戸鮫郵便局(84053)
  • 八戸小中野郵便局(84074)
  • 八戸常泉下郵便局(84110)
  • 島守郵便局(84129)
  • 豊崎郵便局(84144)
  • 八戸中央通郵便局(84158)
  • 八戸新井田郵便局(84160)
  • 館郵便局(84163)
  • 八戸湊郵便局(84165)
  • 八戸荒町郵便局(84185)
  • 市川郵便局(84197)
  • 本八戸駅内郵便局(84198)
  • 八戸白銀郵便局(84200)
  • 種差郵便局(84209)
  • 是川郵便局(84218)
  • 桔梗野郵便局(84210)
  • 八戸吹揚郵便局(84224)
  • 八戸江陽郵便局(84237)
  • 八戸根城郵便局(84244)
  • 八戸大町郵便局(84246)
  • 日計郵便局(84251)
  • 八戸旭ヶ丘郵便局(84255)
  • 八戸大杉平郵便局(24259)
  • 多賀台郵便局(84262)
  • 八戸白銀台郵便局(84263)
  • 八戸類家郵便局(84267)
  • 八戸中居林郵便局(84269)
  • 八戸河原木郵便局(84272)
  • 八戸湊台郵便局(84278)
  • 八戸田面木郵便局(84282)
  • 八戸湊高台郵便局(84284)
  • 八戸ニュータウン郵便局(84287)
  • 八戸駅前郵便局(84288)
  • 高岩簡易郵便局(84707)
  • 八戸下長簡易郵便局(84733)
  • 三條簡易郵便局(84782)
  • 東前田簡易郵便局(84784)
  • 八戸卸センター郵便局(84795)

福祉

三大病院

三大病院を補佐する公的医療機関

交通

鉄道

※:八戸市庁の最寄り駅は本八戸駅であるが、JTB時刻表では八戸駅が中心駅として記載されており、いずれも八戸市中心市街地までは距離がある。

かつて存在した鉄道

  • 南部鉄道:尻内駅(現:八戸駅) - 張田駅 - 正法寺駅 - 七崎駅 - 豊崎駅 - (終点は五戸駅

路線バス

※:2009年3月に市が策定した「八戸市地域公共交通総合連携計画」により、同市内を運行する八戸市交通部(八戸市営バス)、南部バス(当時)、十和田観光電鉄(十鉄バス)共通の系統番号表示がなされた。2009年に詳細が決定し、地図「バスマップはちのへ」が発行された。さらに、2010年4月1日のダイヤ改正時よりバスの方向幕への表示が開始された。

旧・南郷村エリア

高速バス

関連施設

道路

高速道路

高速自動車国道

※:八戸西スマートインターチェンジが2018年度の供用開始を目指して建設中である。

高規格幹線道路(一般国道自動車専用道路)
高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路
  • 一般国道45号 百石道路
    • (7)八戸北IC - (上北郡おいらせ町)

一般国道

県道

主要地方道
一般県道

市道

旧・八戸市域
旧・南郷村域
  • 八戸市道島守根子久保線
  • 八戸市道十文字沢代線
  • 八戸市道沢代西山線
  • 八戸市道境ノ沢刈又線
  • 八戸市道相畑古里線
  • 八戸市道不習長代線
  • 八戸市道不習楜桃沢線
  • 八戸市道崎ノ木沢水吉線
  • 八戸市道不習山田線
  • 八戸市道島守根子久保線
    • ほか

港湾

空港

定期航空路線を持つ空港はない。最も近い空港は青森県三沢市三沢空港である。

かつては海上自衛隊八戸航空基地に民間航空路線が就航し、「八戸空港」を称していた時期がある。

公営事業・私営事業

名所・旧跡・観光

史跡

考古

  • 長七谷地貝塚〔市川町字長七谷地吹上〕縄文時代早期。国の史跡[1]
  • 是川遺跡〔是川〕国の史跡[2]
縄文遺跡。出土品等は八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館等で展示している。出土品は国宝や国の重要文化財に指定[3]
  • 長七谷地貝塚 〔市川町字長七谷地吹上〕国の史跡。縄文時代早期の貝塚および集落遺跡[4]
  • 丹後平古墳群〔根城字丹後平〕100基前後と推定。国の史跡[5]

中世

本殿ほか:国の重要文化財[7]
工芸品:国宝赤糸威鎧兜白糸威褄取鎧兜)、重要文化財紫糸威肩白浅黄鎧兜唐櫃入白糸威肩赤胴丸兜兜浅黄威肩赤大袖二枚付
前述の八戸市博物館と隣接し、「史跡 根城の広場」として公開されている

近世

  • 八戸城角御殿表門 〔内丸〕県重宝[9]八戸城下の名残をとどめる唯一の遺構
  • 餓死萬霊等供養塔および戒壇石 〔新井田字寺ノ上〕県史跡[10]対泉院にある天明の飢饉の餓死者供養
  • 一里塚(県史跡)
〔十日市天摩〕[11]、〔南郷大字頃巻沢字長久保〕[12]、〔南郷区市野沢字新田、中野字大久保〕[13]、〔南郷大字大森字砂子崎、字林崎〕[14]、慶長年間

近代

  • 旧八戸小学講堂 〔八幡町八幡丁、櫛引八幡宮〕県重宝[15]。明治14年竣工の木造擬洋風建築
  • 旧河内屋橋本合名会社〔八日町〕登録有形文化財[16]。大正13年竣工。ゼセッション風木造近代建築、ほこるやとして営業
  • 安藤昌益資料館〔八日町〕旧河内屋橋本合名会社の裏にある
  • 更上閣主屋〔本徒土町〕登録有形文化財[17]。泉山家邸宅、近代和風建築、明治30年大正8年増築
  • 旧旭商会〔小中野〕登録有形文化財[18]。大正6年ころ、ルネッサンス風、再建へ
  • 新むつ旅館〔小中野〕
  • 日本聖公会八戸聖ルカ教会会堂〔類家〕

記録

観光拠点

公園・広場・運動施設

祭り

スポット

朝市・飲食

展望台

自然

日本の音風景100選ウミネコ繁殖地。国の天然記念物[22]
離岸流のため遊泳はできないが鳴り砂で知られる海岸
国の名勝

路上

ヒマラヤスギがクリスマスイルミネーションで彩られる

事業

スポーツ

スポーツ総合

スケート・アイスホッケー

「氷都八戸」の歴史は1947年昭和22年)の第1回冬季国体から始まったとされている。以来、冬季国体は2009年のみちのく国体まで過去11回八戸で行われた。また、アイスホッケー1932年(昭和7年)の第3回全日本アイスホッケー選手権大会(長根リンク)から始まり過去4回八戸で開催。60年ぶりの八戸開催となった2007年(平成19年)の第74回全日本アイスホッケー選手権大会は(八戸新井田インドアリンク)(三沢市アイスアリーナ)など各地で行われた。1948年(昭和23年)の第16回全日本アイスホッケー選手権大会(盛岡)では八戸ホワイトベアが優勝の美を飾った。アジアリーグアイスホッケーH.C. TOCHIGI 日光アイスバックス、廃部になったSEIBUプリンスラビッツなどにはゆかりの選手も多い。 八戸付近には5か所のリンク場があり市民の憩いの場所になっている。

  • 地元チーム
  • 主なスケートリンク場
    • 長根スケートリンク(長根運動公園内)、テクノルアイスパーク八戸(新井田インドアリンク)、田名部記念アリーナ(南部山アイスアリーナ)(南部山健康運動公園内)、東アイスアリーナ(休業中)(東運動公園内)、八戸駅西アイスアリーナ、ふくちアイスアリーナ、三沢アイスアリーナ
  • 主なジュニアホッケーチーム
    • 八戸ホワイトベアJr、八戸北Jr、八戸南Jr、八戸東Jr、八戸パイレーツJr、ふくちJr、三沢Jr
  • 主なホッケー実業団
    • 八戸ブルースターズ(旧八戸市庁)、八戸信用金庫、YSアイスホッケー(吉田産業)、小中野フェニックス
  • 主な女子ホッケーチーム

出身有名人

政界

芸能

スポーツ

その他

ゆるキャラ・マスコット

脚注

注釈

  1. 岩手県北部(二戸・久慈地区)も取材・購読対象地域としており、地域ニュース面には「岩手県北」欄も不定期で掲載。
  2. 青森県全域を取材・購読対象地域としており、八戸地区の地域ニュースは「上十三(かみとおさん)・下北」という題名で掲載。さらにラテ欄も在盛局は最終面に岩手めんこいテレビをフルサイズで、第二TV&ラジオ面には他の在盛民放TV局をハーフサイズで、在盛ラジオ局も在青局と同一サイズで各々掲載。加えて津軽・下北地方は在札局の越境視聴者も多いことから、在札局はテレビ北海道が最終面にフルサイズで、他の在札局は第二TV&ラジオ面にハーフサイズで、在札ラジオ局も在青局と同一サイズで各々掲載。
  3. なお、2017年3月までは土曜夕方の番組は県南地方(八戸・十和田地域)のみの放送だった。
  4. 地域ニュースの岩手県北(二戸地域)面は日によって「県北・八戸」という題名になる場合があり、岩手県を取材・購読対象地域とする地方紙でありながら八戸地区の話題も掲載。なお第二TV&ラジオ面は在青TVおよび在仙TVのみをハーフサイズで掲載し、ラジオは(在青局を含めた岩手県外局は非掲載で)在盛局のみ掲載。

出典

  1. 八戸圏域連携中枢都市圏八戸市ホームページ(2018年1月24日閲覧)
  2. 八戸のお盆といえば!「せなかあて」をご紹介八戸市観光ブログ(2015年8月12日)
  3. 炭素14年代でおよそ3000年前、竪穴住居の土間(床面)から炭化米粒7粒が見いだされた。八戸教育委員会が発掘調査、北海道大学の吉崎昌一のグループが明らかにした。縄文後期に属することが確実であれば、日本最古の米である。佐原真「米と日本文化」金関恕・春成秀爾編『佐原真の仕事6 考古学と現代』岩波書店 2005年
  4. 国宝「合掌土偶」八戸市ホームページ(2018年1月24日閲覧)
  5. 八戸太陽光発電所の営業運転開始について~当社初のメガソーラー発電所が営業運転開始~東北電力プレスリリース(2011年12月20日)
  6. 日本最大級の朝市「館鼻岸壁朝市」八戸市観光情報サイト(2018年1月24日閲覧)
  7. 9/1(木)はちのへ共通商品券は有効期限付きになります。 - はちのへ共通商品券
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  16. 田向地区商業施設公募5社の提示額を公表 - デーリー東北、2012年6月5日(47NEWS)
  17. 2017年秋にFM補完放送として開局予定
  18. 18.0 18.1 “八戸市議会、「定数4減」可決”. 東奥日報. (2011年9月27日). http://www.47news.jp/localnews/aomori/2011/09/4_378.html . 2014-4-3閲覧. 
  19. 19.0 19.1 19.2 19.3 19.4 南部バスの倒産に伴い、2017年3月1日より岩手県北自動車が南部支社として事業譲受したが、南部バスの名称をブランド名として継続使用している。

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外部リンク

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