「内陸性気候」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2015年8月}}
 
'''内陸性気候'''(ないりくせいきこう)とは[[内陸]]に見られる[[気候]]をいう。対義語は[[海洋性気候]]。
 
  
== 概要 ==
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'''内陸性気候'''(ないりくせいきこう)
「内陸性気候」という言葉は特徴の項に示すような気候の特性を指すものであり、いわば「暖かい」「寒い」と同じような表現である。そのため、比較対象となる地域によっては内陸性気候になったりならなかったりする。
 
 
 
地域による偏りを考慮して世界的に見たとしても内陸性気候となる地域を上げるときりがないので、この記事では具体的な地域名や都市名は挙げないこととする。
 
 
 
なお「内陸性気候」は[[気候区分]]の分類用語ではない。
 
 
 
== 特徴 ==
 
* [[気温]]の上昇・下降を緩衝する[[水辺]]が少ない地域に見られる気候で、比較的[[湿度]]が低く、[[日較差]]・[[年較差]]が大きい。
 
* [[風]]が吹かない場合は[[放射冷却]]が起こりやすい。
 
* 比較的近くに水辺([[海]]や[[湖]])があっても、[[山地]]や[[高地]]によって水辺と隔てられた地形の地域は内陸性気候となりやすい。また、山地や高地によって水辺と隔てられていなくても水辺との距離が遠くなると空気が乾燥しやすく、内陸性気候となりやすい。
 
* 周囲と高低差の大きい[[盆地]]では[[冬|冬季]]、[[冷気湖]]と呼ばれる現象により、突然気温が低下したり[[突風]]が吹いたりすることがある。
 
* [[フェーン現象]]の影響を受けやすい。
 
* 数千m級の高山や[[高原]]の気候は内陸性の気候の特徴がより強くなり、年平均気温も全体的に低くなり、[[風]]が強くなる。このような気候は、[[高山気候]]とも呼ぶ。
 
  
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大陸の内部にみられる特有の気候。[[海洋性気候]]に対するもので,大陸気候,内陸性気候ともいう。[[気温の日較差]],[[気温の年較差]]がきわめて大きく,冬季は風は弱く,湿度は低い。[[高気圧]]が発達して水蒸気の供給が少ないため快晴の日が多く,日中は直射が強く,地面の気温は上がるが,夜間は地面からの放射が強く気温が低下する。これに対し夏季は気温も上昇し大陸は低圧部になるため降水は夏に集中するが,年降水量は少ない。
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== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
 
* [[海洋性気候]]
 
* [[海洋性気候]]
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* [[高山気候]]
 
* [[高山気候]]
 
* [[中央高地式気候]]
 
* [[中央高地式気候]]
 
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[[Category:気候区分]]
 
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2018/10/16/ (火) 23:36時点における最新版

内陸性気候(ないりくせいきこう)

大陸の内部にみられる特有の気候。海洋性気候に対するもので,大陸気候,内陸性気候ともいう。気温の日較差気温の年較差がきわめて大きく,冬季は風は弱く,湿度は低い。高気圧が発達して水蒸気の供給が少ないため快晴の日が多く,日中は直射が強く,地面の気温は上がるが,夜間は地面からの放射が強く気温が低下する。これに対し夏季は気温も上昇し大陸は低圧部になるため降水は夏に集中するが,年降水量は少ない。


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