古仁屋

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古仁屋
—  大字  —
古仁屋の位置
古仁屋
座標: 東経129度18分39.26秒北緯28.1472722度 東経129.3109056度28.1472722; 129.3109056
Flag of Japan.svg 日本
都道府県 鹿児島県
大島郡
市町村 瀬戸内町
人口 (2016年5月31日現在)瀬戸内町人口世帯集計表(市街地)[1]
 - 計 5,296人
等時帯 JST (UTC+9)
郵便番号 #郵便番号を参照

古仁屋(こにや、Koniya)は、鹿児島県大島郡瀬戸内町大字。旧大島郡東方村大字古仁屋、大島郡古仁屋町大字古仁屋奄美大島の最南端域に位置しており、2016年5月31日現在の人口は5,296人、世帯数は2,868世帯[2]

人口の動向

瀬戸内町の中で最も人口が密集し、町の中心となっている[3]。2016年5月時点で町内人口の約58%が古仁屋に集中している[2]。瀬戸内町全体では奄美群島外への流出等で人口が減少傾向にあるが、古仁屋は加計呂麻島請島などの離島や周辺集落からの移住による人口集中で増加傾向にある。2010年10月1日の人口は4,381人、世帯数は1,922世帯であった[4]

地理

奄美大島の南端域に所在している。字域の北方には阿木名、西方には久根津手安(てあん)、東方には清水(せいすい)がそれぞれあり、南方には大島海峡に接している。小字は、大湊、春日、松江、船津、高丘、宮前[5]、瀬久井東、瀬久井西がある。

歴史

近世の古仁屋

古仁屋という地名は江戸時代より見え、奄美大島東間切のうちであった。当初は渡連方、明治初期は東方に属していた[6]

島嶼町村制施行以後

1908年明治41年)に島嶼町村制が施行されたのに伴い、施行以前の古仁屋村は東方村の大字「古仁屋」となった。

1936年(昭和11年)には東方村が町制施行及び改称し古仁屋町となり、古仁屋町の大字となった。

1956年(昭和31年)には古仁屋町と西方村・実久村・鎮西村が対等合併し、瀬戸内町が成立し、古仁屋町大字古仁屋は瀬戸内町の大字となった[6]

2000年平成12年)に古仁屋の一部が分割され、古仁屋瀬久井東及び古仁屋瀬久井西が設置された[7]

2001年平成13年)に公有水面埋立地の区域を大字古仁屋字松江に編入した[8]

2007年平成19年)に公有水面埋立地の区域を大字古仁屋字大湊に編入した[9]

字域の変遷

実施後 実施年 実施前
大字古仁屋瀬久井東 2000年平成12年) 古仁屋字大田原、沢津又原、古見田原、本川原の一部
大字古仁屋瀬久井西 古仁屋字瀬久井原、アヤダキ原、大田原、沢津又原、古見田原の一部
古仁屋字松江の一部 2001年平成13年) 公有水面埋立地
古仁屋字大湊の一部 2007年平成19年) 公有水面埋立地

河川

  • 仲里川
  • 仲金久川

施設

ファイル:Central of koniya.JPG
古仁屋の東側を流れる仲里川の河口
公共
教育
郵便局
  • 古仁屋郵便局

交通

道路

国道
県道

港湾

古仁屋港

近隣の離島や奄美群島の他の島への航路があるほか、海上タクシーもよく利用されている。陸路では奄美市名瀬から直通の路線バスや町内を走る瀬戸内海浜バスが発着し、奄美大島南部の交通の拠点となっている。

2007年に、1991年から始まった古仁屋漁港活性化計画「コニヤ21プラン」の一環として「せとうち海の駅」(総工費約5億円)が完成した。

鹿児島港(本港) - 喜界島(湾港) - 名瀬港 - 古仁屋港 - 徳之島(平土野港) - 沖永良部島(知名港)
  • フェリーかけろま(瀬戸内町営)
古仁屋港 - 加計呂麻島(瀬相・生間)
  • せとなみ(瀬戸内町営)
古仁屋港 - 請島(請阿室・池地) - 与路島(与路)

メディア

コミュニティ放送局

ケーブルテレビ

郵便番号

古仁屋の郵便番号は小字または大字ごとに分類されている。以下に一覧を示す。

  • 古仁屋(こにや) : 〒894-1508
    • 古仁屋大湊( - おおみなと) : 〒894-1503
    • 古仁屋春日( - かすが) : 〒894-1504
    • 古仁屋瀬久井( - せくい) : 〒894-1507
    • 古仁屋高丘( - たかおか) : 〒894-1501
    • 古仁屋船津( - ふなつ) : 〒894-1506
    • 古仁屋松江( - まつえ) : 〒894-1505
    • 古仁屋宮前( - みやまえ) : 〒894-1502
    • 古仁屋瀬久井西( - せくいにし) : 〒894-1510
    • 古仁屋瀬久井東( - せくいひがし) : 〒894-1509

経済

企業

出身者

脚注

  1. [1]
  2. 2.0 2.1 瀬戸内町の人口・世帯 [2]
  3. 角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.889
  4. 2.男女別人口及び世帯数 - 町丁・字等(CSVファイル)( 平成22年国勢調査 小地域集計 46鹿児島県) - 総務省統計局 2012年2月7日閲覧。
  5. 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.1138
  6. 6.0 6.1 角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.294
  7. 平成12年鹿児島県告示第1160号(字の区域の設定及び変更、平成12年9月22日付鹿児島県公報第1612号所収)
  8. 平成13年鹿児島県告示第1350号(字の区域の変更、平成13年10月19日付鹿児島県公報第1722号所収)
  9. 平成19年鹿児島県告示第1615号(字の区域の変更、平成19年11月2日付鹿児島県公報)

座標: 東経129度18分39.26秒北緯28.1472722度 東経129.3109056度28.1472722; 129.3109056