「小浜線」の版間の差分

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|画像説明 = [[若狭本郷駅]]に停車中の[[JR西日本125系電車|125系]]電車
 
|画像説明 = [[若狭本郷駅]]に停車中の[[JR西日本125系電車|125系]]電車
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|起点    = [[敦賀駅]]
 
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|所有者  = [[西日本旅客鉄道]]
 
|所有者  = [[西日本旅客鉄道]]
 
|運営者  = 西日本旅客鉄道
 
|運営者  = 西日本旅客鉄道
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|使用車両 = [[#使用車両|使用車両]]の節を参照
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|使用車両 =  
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|車両基地 = [[敦賀地域鉄道部]]敦賀運転センター車両管理室
 
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|路線距離 = 84.3 [[キロメートル|km]]
 
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|軌間    = 1,067 [[ミリメートル|mm]]（[[狭軌]]）
 
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|線路数  = [[単線]]
 
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|電化方式 = [[直流電化|直流]]1,500 [[ボルト (単位)|V]] [[架空電車線方式]]
 
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|閉塞方式 = 特殊自動閉塞式（軌道回路検知式）
 
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|保安装置 = [[自動列車停止装置#ATS-S改良形（ATS-Sx形）|ATS-SW]]
 
 
|最高速度 = 85 [[キロメートル毎時|km/h]]
 
|最高速度 = 85 [[キロメートル毎時|km/h]]
 
|路線図  =  
 
|路線図  =  
 
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'''小浜線'''（おばません）は、[[福井県]][[敦賀市]]の[[敦賀駅]]から[[京都府]][[舞鶴市]]の[[東舞鶴駅]]に至る[[西日本旅客鉄道]]（JR西日本）の[[鉄道路線]]（[[地方交通線]]）である。
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'''小浜線'''（おばません）
  
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正式な起点は敦賀駅だが、列車運行上は東舞鶴駅から敦賀駅へ向かう列車が下り、逆方向が上りとなっている。これは、敦賀駅で接続する[[北陸本線]]や東舞鶴駅で接続する[[舞鶴線]]と方向をあわせたためである。
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[[福井県]][[敦賀市]]の[[敦賀駅]]から[[京都府]][[舞鶴市]]の[[東舞鶴駅]]に至る[[西日本旅客鉄道]]（JR西日本）の[[鉄道路線]]（[[地方交通線]]）。
  
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== 概要 ==
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若狭（わかさ）湾沿岸を走り、沿線に小浜、舞鶴などの都市、若狭湾国定公園に含まれる三方（みかた）五湖、三方海域公園、高浜などの観光地がある。1917～1922年（大正6～11）に開業し、1987年（昭和62）日本国有鉄道の分割民営化に伴い西日本旅客鉄道に所属。2003年（平成15）3月に全線直流電化された。
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[[若狭湾]]に沿って[[敦賀市|敦賀]]・[[小浜市|小浜]]・[[舞鶴市|舞鶴]]の各都市を結ぶ鉄道路線。沿線には[[海水浴場]]が多く、[[三方五湖]]や名勝[[蘇洞門]]、国宝[[明通寺]]、[[若狭彦神社]]などの社寺といった観光地を控えていることから行楽・観光路線としても利用されている。並行する国道のバイパス建設や高速道路の開通によってマイカーに利用客が流れており、近年は学生を中心とした地域住民の足として利用されている。過密地域である[[京阪神]]を避けて鉄道で迂回するには、この小浜線を利用することになる。全線に渡って[[国道27号|国道27号線]]及び[[舞鶴若狭自動車道]]と並行している。
 
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都市間輸送についても大阪市内を発着する[[近鉄バス]]・[[福井鉄道]]の高速バス（[[わかさライナー]]）や、湖西線[[近江今津駅]]で[[新快速]]に接続する[[西日本ジェイアールバス|西日本JRバス]]の[[若江線]]に対し、利便性などの差があるため劣勢となっている<ref>[http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=4915 小浜線電化から5年 07年度乗客数、開業時に届かず]{{リンク切れ|date=2010年1月}} - [[福井新聞]]、2008年8月27日付、同月31日閲覧。</ref>。
 
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各駅には[[ワンマン運転|ワンマン]]列車用のほか、[[車椅子]]専用の乗車位置が別途に設けられているが、これは2003年末に125系の座席増設改造を行ったことで車椅子での車内移動が困難になったための措置である<ref>『[[鉄道ジャーナル]]』2004年4月号、[[鉄道ジャーナル社]]、p.101。</ref>。
 
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[[西日本旅客鉄道福知山支社|福知山支社]]が管轄する東舞鶴駅を除いて、[[西日本旅客鉄道金沢支社|金沢支社]][[敦賀地域鉄道部]]が管轄している<ref>[http://www.westjr.co.jp/company/issue/data/ データで見るJR西日本：JR西日本] - 西日本旅客鉄道</ref>。
 
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=== 路線データ ===
 
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* 管轄（事業種別）：西日本旅客鉄道（[[鉄道事業者#第一種鉄道事業者|第一種鉄道事業者]]）
 
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* 路線距離（[[営業キロ]]）：84.3 km
 
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* [[軌間]]：1,067 mm
 
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* 駅数：24駅（起終点駅含む）
 
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** 小浜線所属駅に限定した場合、北陸本線の敦賀駅と舞鶴線所属の東舞鶴駅が除外され<ref>『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』[[ジェイティービー|JTB]]、1998年。ISBN 978-4-533-02980-6。</ref>、22駅となる<ref>[http://www.westjr.co.jp/railroad/digest/ 鉄道事業ダイジェスト] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20140314194736/http://www.westjr.co.jp/railroad/digest/ |date=2014年3月14日 }} - 西日本旅客鉄道</ref>。
 
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* 複線区間：なし（全線単線）
 
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* 電化区間：全線（直流1,500 [[ボルト (単位)|V]]）
 
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* [[閉塞 (鉄道)|閉塞方式]]：特殊自動閉塞式（軌道回路検知式）
 
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* [[運転指令所]]：金沢総合指令所（敦賀地域鉄道部小浜線CTC）<!-- 敦賀指令は輸送課の下部組織で、金沢総合指令所の配下組織ではないが、旅客指令および施設指令は金沢総合指令所の管轄となる。 -->
 
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* 最高速度：85 km/h
 
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== 沿線概況 ==
 
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{{節スタブ}}
 
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{{BS-map
 
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|title=停車場・施設・接続路線
 
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|title-bg=#0072bc
 
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|collapse=yes
 
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|map=
 
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{{BS3|||STR|||[[北陸本線]]|}}
 
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{{BS3||exSTR+4|STR|||''敦賀港線''|}}
 
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{{BS3||exABZgl|eABZg+r||||}}
 
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{{BS3||exBHF|STR||''敦賀駅''| -1909|}}
 
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{{BS3||exABZgl|eABZgr||||}}
 
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{{BS3||exSTR|BHF|0.0|[[敦賀駅]]|1909-|}}
 
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{{BS3|exKBSTaq|exKRZ|eABZgr|||''[[東洋紡|東洋紡績]] [[専用鉄道]]''|}}
 
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{{BS3||exSTRl|eABZg+r||||}}
 
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{{BS3||STR+l|ABZgr||||}}
 
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{{BS3||STR|BST|||[[敦賀地域鉄道部]]|}}
 
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{{BS3||STR|STRl|||北陸本線|}}
 
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{{BS3||STR|tSTR+l|||北陸本線（上り線）|}}
 
−
{{BS3||BHF|tSTRg|3.3|[[西敦賀駅]]||}}
 
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{{BS3||STR|tSTRl||||}}
 
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{{BS|WBRÜCKE|||黒河川|}}
 
−
{{BS|BHF|7.7|[[粟野駅]]||}}
 
−
{{BS|TUNNEL1||佐田トンネル|278 m|}}
 
−
{{BS|BHF|12.7|[[東美浜駅]]||}}
 
−
{{BS|TUNNEL2||||}}
 
−
{{BS|WBRÜCKE|||耳川|}}
 
−
{{BS|BHF|17.9|[[美浜駅]]||}}
 
−
{{BS|BHF|21.4|[[気山駅]]||}}
 
−
{{BS|BHF|24.7|[[三方駅]]||}}
 
−
{{BS|BHF|27.3|[[藤井駅]]||}}
 
−
{{BS|BHF|29.3|[[十村駅]]||}}
 
−
{{BS|TUNNEL1||大鳥羽トンネル|664 m|}}
 
−
{{BS|BHF|33.3|[[大鳥羽駅]]||}}
 
−
{{BS|BHF|35.4|[[若狭有田駅]]||}}
 
−
{{BS|WBRÜCKE|||[[北川]]|}}
 
−
{{BS|BHF|38.8|[[上中駅]]||}}
 
−
{{BS|BHF|43.3|[[新平野駅]]||}}
 
−
{{BS|BHF|46.2|[[東小浜駅]]||}}
 
−
{{BS|WBRÜCKE|||[[南川]]|}}
 
−
{{BS|BHF|49.5|[[小浜駅]]||}}
 
−
{{BS|TUNNEL1||||}}
 
−
{{BS|TUNNEL1||||}}
 
−
{{BS|BHF|53.2|[[勢浜駅]]||}}
 
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{{BS|TUNNEL1||||}}
 
−
{{BS|BHF|57.2|[[加斗駅]]||}}
 
−
{{BS|BHF|61.8|[[若狭本郷駅]]||}}
 
−
{{BS|BHF|65.7|[[若狭和田駅]]||}}
 
−
{{BS3|exKBSTaq|eABZgr||||''犬見興業 専用鉄道''|}}
 
−
{{BS|BHF|68.9|[[若狭高浜駅]]||}}
 
−
{{BS|BHF|71.4|[[三松駅]]||}}
 
−
{{BS|BHF|73.5|[[青郷駅]]||}}
 
−
{{BS|TUNNEL1+GRZq|||↑[[福井県]]／[[京都府]]↓|}}
 
−
{{BS|BHF|78.2|[[松尾寺駅]]||}}
 
−
{{BS3|exKBSTaq|eABZgr||||''[[日本板硝子]] 専用鉄道''|}}
 
−
{{BS3|exKBSTaq|eABZg+r||||''東舞鶴港駅''|}}
 
−
{{BS|BHF|84.3|[[東舞鶴駅]]||}}
 
−
{{BS|eABZgr|||←''[[中舞鶴線]]'' [[舞鶴線]]↓|}}
 
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}}
 
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=== 敦賀駅 - 小浜駅間 ===
 
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北陸本線と接続する敦賀駅では基本的に西端の1・2番のりばに発着し、発車後すぐ単線に変わり、しばらく北陸本線と並走する。ここから場所によっては[[舞鶴若狭自動車道]]の高架や築堤が現れる。そしてやがて市街地を外れ、北陸本線と別れた後に右へ緩くカーブを描き、[[福井県立敦賀工業高等学校|県立敦賀工業高校]]の最寄り駅である[[西敦賀駅]]に着くが、同駅到着前の進行方向左手には北陸本線の上り線（鳩原ループ）が高い位置を通っている。西敦賀駅出発後黒河川橋梁を渡り、次第に山間部へと入っていくこと左へ右へカーブを描きながら西進した後、島式ホーム1面2線で交換可能な[[粟野駅]]に着く。
 
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粟野駅を出て左へカーブを描き、ほどなく進むと進行方向右手から[[福井県道225号敦賀美浜線|福井県道225号]]が寄り添い、しばらく並走する。再び左へカーブを描き、佐田トンネルを抜け、さらに右へ緩くカーブを描いて[[東美浜駅]]に差し掛かる。同駅到着前には進行方向右手に[[国道27号]][[美浜東バイパス]]もやや離れた位置に現れる。同駅を出ると進行方向右手には舞鶴若狭自動車道の[[若狭美浜インターチェンジ]]が見えてくる。右へカーブを描き始めたところで先ほどの美浜東バイパスをアンダークロスし、山上・腰越の両トンネルを抜け、さらに左へ右へカーブを描きながら勾配を駆け下りると耳川を渡り、相対式ホーム2面2線の[[美浜駅]]に着く。ここからは国道27号に加え、小浜線よりも海側を走る[[若狭梅街道]]とも並走する。同駅を出るとほぼ視界も開けた田園地帯の中を進み、次いで[[三方五湖]]の一つである久々子湖が車窓右手に見え始めると左へ緩くカーブを描き、[[美浜町 (福井県)|美浜町]]と[[若狭町]]の境目を抜けるとすぐに[[福井県立美方高等学校|県立美方高校]]の最寄り駅である[[気山駅]]に着く。
 
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[[三方駅]]から上中駅までは、途中峠越えのためのトンネルがある以外は車窓に田園風景が続く。[[上中駅]]では[[西日本ジェイアールバス]]が運行する路線バス[[若江線]]が発着しており、県境を越えて湖西線の[[近江今津駅]]へと抜けることができる。上中駅からは再び田園風景の中を走る。ここまで並走してきた若狭梅街道は、[[新平野駅]]と[[東小浜駅]]の間で小浜線をアンダーパスし山側を進む。小浜市へと入り、南川を越える橋梁を渡ると起終点駅以外では最大規模の駅となる[[小浜駅]]に着く。
 
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File:Obama Line in Wakasa, Fukui.jpg|若狭町内の沿線風景
 
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=== 小浜駅 - 東舞鶴駅間 ===
 
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小浜駅を出発すると、小浜市の旧市街地を車窓右手に見ながら大小2つのトンネルを抜ける。進行方向右手には美浜駅付近以来の若狭湾が現れ、国道27号と並走すると[[勢浜駅]]に着く。再びトンネルを抜け、[[加斗駅]]を過ぎると舞鶴若狭自動車道の[[小浜西インターチェンジ]]が左手に見えてくる。この付近は小浜線内で最も若狭湾と近づく区間である。[[若狭本郷駅]]は、南側に[[1990年]]に開催された[[国際花と緑の博覧会]]（花博）で展示されていた「風車の駅」を移築した特徴的な駅舎、北側には鉄道ジオラマの展示も行っている施設「[[情報交差点ぽーたる]]」がある。高浜町に入り、[[若狭和田駅]]から先の区間は海沿いから少し離れ、水田と集落の間を抜けていく。改築によって新しくなった[[若狭高浜駅]]を過ぎると進行方向右手には再び若狭湾が現れ、「若狭富士」とも称される[[青葉山 (京都府・福井県)|青葉山]]が見えてくる。[[青郷駅]]と[[松尾寺駅]]の間で県境の峠をトンネルで越え、松尾寺駅から京都府舞鶴市へと入る。松尾寺駅は、[[西国三十三所]]の札所の一つ[[松尾寺 (舞鶴市)|松尾寺]]の最寄り駅となっているが距離にして4キロ以上離れており、バス等の公共交通機関も運行されていない。[[国道27号|国道27号線]]の高架橋をくぐり、舞鶴の市街地に入ると線路は高架駅の終点・[[東舞鶴駅]]に着く。
 
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== 運行形態 ==
 
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各駅に停車する[[普通列車]]のみが運転されており、臨時列車を除き特別料金が必要な列車や快速列車といった優等列車は運行されていない。
 
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おおむね1時間に1本程度（午前を中心に2 ‐ 3時間ほど開く時間帯あり）で、朝の一部列車をのぞき[[ワンマン運転]]を実施している。東舞鶴駅 - 小浜駅 - 敦賀駅間の全線直通列車が基本であるが、早朝・深夜を中心に一部列車は小浜駅を始発・終着としている。また、昼間にも一部列車で小浜駅での折り返しがある他、1往復のみ舞鶴線に乗り入れ西舞鶴駅まで運転している。2006年10月20日までは舞鶴線・[[山陰本線]]と直通運転を行い[[綾部駅]]・[[福知山駅]]に乗り入れる列車もあった。
 
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昭和30年代後半に相次いで開業した[[西敦賀駅]]・[[東美浜駅]]・[[気山駅]]・[[藤井駅]]・[[若狭有田駅]]・[[勢浜駅]]・[[三松駅]]は利用客が少なく、1990年代後半までは普通列車でも通過する列車が何本かあった。2007年3月18日から敦賀発22時半の最終列車が[[快速列車]]として運行されていたが、[[2009年]][[3月14日]]のダイヤ改正で22時発の普通に変更され、快速時代の通過駅における利便の改善が図られた<ref>{{PDFlink|[http://web.archive.org/web/20090306094445/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/pdf/20081222_kaisei_kanazawa.pdf 平成21年春ダイヤ改正について]}}（[[インターネットアーカイブ]]）- 西日本旅客鉄道金沢支社プレスリリース 2008年12月22日</ref>。
 
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=== 臨時列車 ===
 
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かつて海水浴シーズンや[[ズワイガニ|松葉・越前ガニ]]シーズンには大阪・京都方面から臨時列車が多数乗り入れており、[[2007年]]度までは[[京都駅]] - 東舞鶴駅間の特急「[[まいづる (列車)|まいづる]]」が[[小浜駅]]まで臨時に延長運転されていたことがあった<ref>[https://web.archive.org/web/20030618063931/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/030116a.html 平成15年 春の臨時列車運転について]（[[インターネットアーカイブ]]）- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年1月16日</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20030811170237/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/030516c.html 平成15年度 【 夏 】の臨時列車の運転(福知山支社)]（インターネット・アーカイブ）- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年5月16日</ref><ref>{{PDFlink|[http://web.archive.org/web/20040612095644/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/pdf/040116b_fukuchiyama.pdf 平成16年春季臨時列車の運転計画について]}}（インターネット・アーカイブ）- 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2004年1月16日</ref><ref>{{PDFlink|[http://web.archive.org/web/20040529200306/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/pdf/040514c_g.pdf 平成16年 【 夏 】 の臨時列車運転について]}}（インターネット・アーカイブ）- 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2004年5月14日</ref><ref>{{PDFlink|[http://web.archive.org/web/20050530214101/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/pdf/050114a_fukuchiyama.pdf 平成17年春季臨時列車の運転計画について]}}（インターネット・アーカイブ）- 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2005年1月14日</ref><ref>{{PDFlink|[http://web.archive.org/web/20050525163900/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/pdf/050520a_summer.pdf 平成17年【夏】の臨時列車の運転（別紙詳細）]}}（インターネット・アーカイブ）- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2005年5月20日</ref><ref>{{PDFlink|[http://web.archive.org/web/20051228125117/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/pdf/051014a_fukuchiyama.pdf 平成17年度冬季臨時列車の運転計画について]}}（インターネット・アーカイブ）- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2005年10月14日</ref><ref>{{PDFlink|[http://web.archive.org/web/20060203032939/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/060201b.html 平成18年【春】の臨時列車の運転（別紙詳細）]}}（インターネット・アーカイブ）- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2006年2月1日</ref><ref>{{PDFlink|[http://web.archive.org/web/20060627030352/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/pdf/060519a_fukuchiyama.pdf 平成18年【夏】の臨時列車の運転について]}}（インターネット・アーカイブ）- 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2006年5月19日</ref><ref>{{PDFlink|[http://web.archive.org/web/20061008094614/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/pdf/060824a_kitakinki.pdf 平成18年 【 秋 】 の臨時列車の運転について（北近畿エリア）]}}（インターネット・アーカイブ）- 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2006年8月24日</ref><ref>{{PDFlink|[http://web.archive.org/web/20061201074044/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/pdf/061013b_2.pdf 平成18年度冬季臨時列車の運転計画について]}}（インターネット・アーカイブ）- 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2006年10月13日</ref><ref>{{PDFlink|[http://web.archive.org/web/20070314044426/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/pdf/070119b.pdf 平成19年【春】の臨時列車の運転]}}（インターネット・アーカイブ）- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2007年1月19日</ref>。また、民営化前後までは名古屋方面から急行「[[わかさ (列車)|エメラルド]]」が設定されていた。
 
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また、2003年に開催された[[若狭路博2003]]の期間中には、メイン会場の最寄りであった小浜駅への臨時列車が多数運行された。上記の特急「まいづる」の延長運転に加え、臨時特急「若狭路博号」が[[富山駅]]から[[JR西日本683系電車|683系]]3両で、臨時[[急行列車|急行]]「若狭路博号」が[[福井駅 (福井県)|福井駅]]から[[こうのとり (列車)|エーデル鳥取]]に使われていた[[国鉄キハ65形気動車|キハ65形]]4両で、臨時[[快速列車|快速]]「若狭路快速」が[[敦賀駅]]から[[JR西日本125系電車|125系]]3両で運転された<ref>{{PDFlink|[http://www6.plala.or.jp/jrcFukui/97.pdf 鉄道友の会福井支部報 わだち　平成15年11月号]}}</ref>。
 
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毎年8月上旬には、[[若狭本郷駅]]近傍で[[スーパー大火勢]]が開催されることから、開催当日は通常ダイヤに加え、イベント終了前後を中心に臨時列車が運転される<ref>[http://www.wakasa-ohi.co.jp/sp-ogase/grounds_map.htm 会場案内＞交通機関のご案内] - スーパー大火勢実行委員会事務局</ref>。
 
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ファイル:JNR ｅｍｅｒａｌｄ shinhikida.jpg|急行「エメラルド」（新疋田駅 1985年）
 
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==== テレビ放映にともなう列車 ====
 
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2007年10月から2008年3月まで、沿線を舞台とした[[連続テレビ小説]]『[[ちりとてちん (テレビドラマ)|ちりとてちん]]』が放送されたことにより観光客の増加が見込まれたため、放送期間中の土曜・休日のみ敦賀発東舞鶴行と東舞鶴発小浜行（小浜駅から敦賀行き定期列車）の快速や、小浜発若狭高浜行（敦賀発定期列車の延長）、若狭高浜発敦賀行の普通が運転され、放送終了後の同年4月以降も小浜発若狭高浜行をのぞく3本が6月1日までの土曜・休日限定で運行が継続された（ただし、若狭高浜発敦賀行の列車は小浜発敦賀行になった）。また、2009年も4月4日から11月3日までの土曜・休日限定で同様の臨時列車が運行された。
 
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2011年は[[大河ドラマ]]『[[江〜姫たちの戦国〜]]』のなかで、[[崇源院|江]]の姉である[[常高院|初]]のゆかりの地であることから、3月19日から同様に臨時列車が運転されている<ref>{{PDFlink|[http://www.westjr.co.jp/ICSFiles/afieldfile/2011/01/21/20110121_kanazawa.pdf 平成23年【 春 】の臨時列車の運転について]}} - 西日本旅客鉄道金沢支社プレスリリース 2011年1月21日</ref><ref>{{PDFlink|[http://www.westjr.co.jp/ICSFiles/afieldfile/2011/05/20/20110520_kanazawa.pdf 平成23年【 夏 】の臨時列車の運転について]}} - 西日本旅客鉄道金沢支社プレスリリース 2011年5月20日</ref>。
 
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; 快速の停車駅
 
−
: 上り：敦賀駅 - 粟野駅 - 美浜駅 - 三方駅 - 十村駅 - 上中駅 - 東小浜駅 - 小浜駅 …（この間は各駅に停車）… 東舞鶴駅
 
−
: 下り：東舞鶴駅 - 若狭高浜駅 - 若狭本郷駅 - 小浜駅
 
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なお快速列車の運転については、設定の前年に当たる[[2006年]][[11月12日]]に小浜市が社会実験として「わかさ路快速」の試験運行が団体列車扱いで実施されている<ref>[http://www.city.obama.fukui.jp/section/kaisoku/ わかさ路快速を走らせるプロジェクト] - 小浜市</ref>。小浜駅 → 長浜駅間と逆方向の運行ではあったが、試験運行時に設定された小浜駅 - 敦賀駅間の所要時間は現在の臨時快速列車と同じ52分であった（途中停車駅は上中駅・三方駅・美浜駅・敦賀駅）。
 
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==== ウォーキングイベントによる列車 ====
 
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毎年5月に開催される（2009年のみ秋に開催された）[[ウォーキング]]イベント「若狭・三方五湖ツーデーマーチ」の開催当日は、「若狭・三方五湖ツーデーマーチ」が敦賀発小浜行き1本（2号）と午後に小浜発敦賀行き3本（1・3・5号）が運転される。小浜線直流電化後の2003年以降は列車増発による車両不足のための応援として、[[国鉄113系電車|113系]]4両編成が小浜線に入線していた。2011年は113系に代わって敦賀地域鉄道部所属の[[JR西日本521系電車|521系]]の4両編成で運転された<ref>[http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2011/06/jr5214.html 521系4輌編成 小浜線に入線] - 鉄道ホビダス [[ネコ・パブリッシング]] RMニュース 2011年6月2日</ref>。
 
−
 
 
−
=== 電化前の運行形態 ===
 
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[[ファイル:Express train HASHIDATE Kyoto,JAPAN.jpg|thumb|急行「はしだて」（舞鶴線西舞鶴駅 1988年）]]
 
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[[1922年]]全線開通当初は、敦賀駅 - 小浜駅間と小浜駅 - 新舞鶴駅（現在の東舞鶴駅）間でそれぞれ6往復運転され、このうち2本が京都駅まで乗り入れていた<ref>{{PDFlink|[http://www.city.obama.fukui.jp/~edu/seikatu/obama_k/_userdata/obamasen.pdf 知っとるけ? 小浜線物語]}} - JR小浜線鉄道遺産を守る会 p.12</ref>。
 
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[[北陸地方|北陸]]・[[中京圏|名古屋]]方面と[[山陰地方|山陰]]を結ぶルートとしても利用され、1961年から[[金沢駅]] - [[出雲市駅]]間に[[準急列車|準急]]「[[わかさ (列車)|わかさ]]」が、1964年12月から[[金沢駅]] - 出雲市駅間で「[[わかさ (列車)|あさしお]]」が、1966年から[[名古屋駅]] - 出雲市駅間に小浜線・[[北近畿タンゴ鉄道宮津線|宮津線]]経由の急行「[[わかさ (列車)|大社]]」がそれぞれ運転を開始<ref name="rekishichizucho" />。[[福井駅 (福井県)|福井駅]] - [[天橋立駅]]間に「[[わかさ (列車)|はしだて]]」が1982年より1992年まで運行されていた。また、1999年10月1日まで急行「[[わかさ (列車)|わかさ]]」が京都駅・東舞鶴駅 - 敦賀駅間に（京都直通は1996年まで<ref name="rekishichizucho">今尾恵介・原武史『日本鉄道旅行歴史地図帳』8号 近畿、新潮社、2010年、p.40</ref>）運転されていたが、その後電化されるまで[[優等列車]]の運転はなくなっていた。こうした事情から「'''北陸と山陰との架け橋'''」として謳われたことがある<ref>『国鉄全線大百科』1980年、[[実業之日本社]]。<!--小浜線の解説ページに「北陸と山陰の架け橋」の太字記述がある。--></ref>。ただし、電化後は前述の通り休日などに一部の臨時列車が小浜駅に乗り入れる程度で、本格的な優等列車の運行はなされていない。
 
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小浜線の中間駅で最も利用者の多い小浜駅から京都駅へは湖西線経由と山陰本線経由で距離は大差ないが、直通列車は山陰本線経由のみ設定されていた。ただし、京都駅発着の急行「丹後」など直通の優等列車は小浜線内のみ各駅停車となるなど、都市間輸送と線内の地域輸送を兼ねている側面もあった。
 
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2001年3月2日までは小浜駅の最終が22時台であったが、繰り上げになった。
 
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電化以前は、敦賀からの3両編成の普通列車が小浜駅で切り離し作業を行い、前1両が東舞鶴行き（1992年から4年間は天橋立行き）に、後2両は折り返し敦賀行きになる運用もあったが、電化以降は小浜駅での列車切り離しはなくなった。また、2006年の北陸本線の直流化の際には、同区間の普通列車と共通運用が組まれた。
 
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== 使用車両 ==
 
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2010年3月13日以降は、全列車が[[JR西日本125系電車|125系]]電車で運転されている。電化された2003年3月15日から2006年10月20日までは、125系のほか、小浜線用に塗装された[[国鉄113系電車|113系]]電車の体質改善工事施工車（福知山電車区W41 - 43・46編成）や<ref name="jrr_06">『JR気動車客車編成表 '06年版』ジェー・アール・アール、2006年、p.186。ISBN 4-88283-127-9。</ref>、2009年3月14日から2010年3月12日までは[[JR西日本521系電車|521系]]電車も定期運用されていた。ただし521系はその後も臨時列車や代走で運用されることがある<ref>[http://railf.jp/news/2012/05/09/165900.html 小浜線一部運用を521系が代走] - 『[[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]]』[[交友社]] railf.jp鉄道ニュース 2012年5月9日</ref>。
 
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113系については、2009年秋に入線した京都総合運転所所属のL11編成をのぞいて、転換式クロスシート化された体質改善工事施工車が使用されている（2006年10月以降の入線実績は、福知山電車区W43編成、京都総合運転所L11編成・C08編成）。
 
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このほか、[[国鉄183系電車|183系]]電車が、多客期に延長運転された特急「[[まいづる (列車)|まいづる]]」に使用されていた。
 
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<gallery>
 
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ファイル:JR West 125 series EMU 001.JPG|125系
 
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ファイル:JRW series113-Obama.jpg|113系
 
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</gallery>
 
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=== 非電化時の使用車両 ===
 
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[[ファイル:Type KIHA-58 diesel car of local color (OBAMA line) Kyoto,JAPAN.jpg|thumb|小浜線用塗装のキハ58系（舞鶴線西舞鶴駅 1988年）]]
 
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==== 気動車 ====
 
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* [[国鉄キハ20系気動車|キハ20形]]
 
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* [[国鉄キハ45系気動車|キハ53形]]：運転開始は[[1992年]][[3月14日]]
 
−
* [[国鉄キハ55系気動車|キハ26形・キハ55形]]
 
−
* [[国鉄キハ58系気動車|キハ28形・キハ58形]]
 
−
* [[国鉄キハ40系気動車 (2代)|キハ48形]]：片開き2扉
 
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==== 機関車 ====
 
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* [[国鉄C58形蒸気機関車|C58形]][[蒸気機関車]]
 
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* [[国鉄DE10形ディーゼル機関車|DE10形]][[ディーゼル機関車]]
 
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== 輸送改善 ==
 
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小浜線の[[鉄道の電化|電化]]計画は1970年に小浜市の総合開発計画に盛り込まれ、[[若狭湾]]沿岸部の[[嶺南]]地区を中心に電化を求める声が強かったが<ref>[http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/10years_ago/22100.html 小浜線電化の手続き完了、来月着手] - [[福井新聞]] 2000年6月23日</ref>、2000年7月から電化工事に着手し、[[2003年]]3月に電化された<ref name="jrr_03">『JR気動車客車編成表 '03年版』ジェー・アール・アール、2003年。ISBN 4-88283-124-4。</ref>。
 
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総事業費は約101億円で、福井県が27億5700万円、沿線の8自治体が13億7800万円、京都府と舞鶴市で1億8000万円を負担し、残りの約57億円は民間で負担した。民間負担分については、沿線の[[美浜町 (福井県)|美浜町]]・[[高浜町]]・[[大飯町]]（当時）に[[原子力発電所]]を持つ[[関西電力]]・[[日本原子力発電]]・[[北陸電力]]が合計54億円を福井県に寄付している<ref>{{Cite news |title=送電線直流化で30億寄付へ 福井県に電力3社 |newspaper=[[47NEWS]] |date=2005-02-22 |url=http://www.47news.jp/CN/200502/CN2005022201002632.html |agency=共同通信 |publisher=共同通信社 |accessdate=2018-05-06 |archiveurl= https://web.archive.org/web/20140727071959/http://www.47news.jp/CN/200502/CN2005022201002632.html|archivedate=2014-07-27}}</ref>。
 
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ただし、電化費用を抑えるため変電所の数を通常より減らし、路線長が80 kmを超える路線ながら、変電所は若狭高浜駅・小浜駅・十村駅・粟野駅の各駅構内に設けられた4箇所に留まった。駅の[[分岐器]]には[[分岐器#手動転轍器|スプリングポイント]]なども残るうえ、路盤が不安定なために設定された制限速度25 km/hの徐行区間があるなど線路規格が比較的低いため、加速度や最高速度を落として運転している<ref>125系電車は、起動加速度2.5 km/h/s、最高速度120km/hの性能を持つが、小浜線内においては起動加速度1.2 km/h/s、最高速度85km/hに落としている。</ref>。
 
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−
2017年6月7日に、福井県は[[北陸新幹線]]の金沢駅 - 敦賀駅間の開業を踏まえた二次交通強化策として小浜線の高速化を2018年度政府予算に向けて要望し、風雨による運休を減らすために防風柵やシェルター設置に対する財政支援を求めている<ref>{{Cite news |date=2017年6月7日 |url=http://www.fukui-tv.co.jp/?post_type=fukui_news&p=89717 |title=JR小浜線の高速化を国に要望へ〜福井県 |publisher= [[福井テレビジョン放送]]|newspaper=[[FNN]] |accessdate=2017年6月11日|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170607122813/http://www.fukui-tv.co.jp/?post_type=fukui_news&p=89717 |archivedate=2017年6月7日}}</ref><ref>{{Cite news |date=2017年6月8日 |url=http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/203267 |title=新幹線備えJR小浜線の高速化を福井県、関係省庁へ提案・要望 |publisher=福井新聞社 |newspaper=福井新聞ONLINE |accessdate=2017年6月11日<!--|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170610171439/http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/203267 |archivedate=2017年6月10日-->}}</ref>。
 
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== 歴史 ==
 
−
国が建設すべき鉄道を定めた「[[鉄道敷設法]]」が[[1892年]]に公布されたが、[[1895年]]1月に[[衆議院議員]]小畑岩次郎が同法の北陸線の改正を提案し、同年3月に鉄道敷設法が改正され、北陸線の中に「京都府下舞鶴ヨリ福井県小浜ヲ経テ敦賀ニ至ル鉄道」が追加され、'''敦鶴線'''（とんかくせん）と呼ばれていた。
 
−
 
 
−
[[1887年]]に小浜鉄道が設立され、敦賀・大津・舞鶴を結ぶ合計約153 kmの路線として計画され、同年に仮免状が交付されて1年6か月の有効期間内に本免許状を申請しなければならなかったが申請することができず、[[1900年]]に仮免状が失効し民間資本での建設は断念された。
 
−
 
 
−
[[1902年]]に再び鉄道敷設法の改正により、舞鶴・小浜・敦賀の鉄道が盛り込まれ、[[日露戦争]]後に日本海沿岸の輸送路の確保と、山陰と北陸を結ぶバイパス路線としても期待され、早期着工する第一期線として位置づけられた。
 
−
 
 
−
=== 年表 ===
 
−
* [[1895年]]（[[明治]]28年）：鉄道敷設法が改正され、北陸線に「京都府下舞鶴ヨリ福井県小浜ヲ経テ敦賀ニ至ル鉄道」が追加される。
 
−
* [[1911年]]（[[大正]]元年）：建設用地調査。
 
−
* [[1915年]]（大正4年）5月：建設開始。
 
−
* [[1917年]]（大正6年）[[12月15日]]：'''小浜線''' 敦賀駅 - 十村駅間（18.2 [[マイル|M]]≒29.29 km）が開業。粟野駅・河原市駅・三方駅・十村駅が開業。
 
−
* [[1918年]]（大正7年）[[11月10日]]：十村駅 - 小浜駅間（12.5 M≒20.12 km）が延伸開業。大鳥羽駅・三宅駅・新平野駅・小浜駅が開業。
 
−
* [[1921年]]（大正10年）[[4月3日]]：小浜駅 - 若狭高浜駅間（12.1 M≒19.47 km）が延伸開業。加斗駅・若狭本郷駅・若狭高浜駅が開業。
 
−
* [[1922年]]（大正11年）[[12月20日]]：若狭高浜駅 - 新舞鶴駅間（9.6 M≒15.45 km）が延伸開業し全通。松尾寺駅が開業。
 
−
** 北陸・山陰両線の連絡がなったことを記念し、東舞鶴では「裏日本鉄道全通・新舞鶴港開港記念博覧会」が1923年4月1日から5月10日までの40日間開催された（入場者総数179,982人）<ref>舞鶴市史編さん委員会編『舞鶴市史 通史編（下）』舞鶴市役所、1982年。</ref>。
 
−
* [[1925年]]（大正14年）[[6月26日]]：若狭和田仮停車場が開業。
 
−
* [[1930年]]（[[昭和]]5年）[[4月1日]]：マイル表示からキロ表示に変更（52.4 M→84.3 km）。
 
−
* [[1934年]]（昭和9年）[[6月1日]]：若狭和田仮停車場が駅に変更され若狭和田駅が開業。
 
−
* [[1939年]]（昭和14年）6月1日：新舞鶴駅が東舞鶴駅に改称。
 
−
* [[1940年]]（昭和15年）[[11月1日]]：青郷駅が開業。
 
−
* [[1953年]]（昭和28年）[[8月14日]]：東小浜駅が開業。
 
−
* [[1956年]]（昭和31年）[[4月10日]]：河原市駅が美浜駅に、三宅駅が上中駅に改称。
 
−
* [[1961年]]（昭和36年）
 
−
** [[7月15日]]：勢浜駅・三松駅が開業。
 
−
** [[8月1日]]：東美浜駅・気山駅・藤井駅が開業。
 
−
* [[1962年]]（昭和37年）[[9月1日]]：西敦賀駅が開業。
 
−
* [[1964年]]（昭和39年）[[6月20日]]：若狭有田駅が開業。
 
−
* [[1981年]]（昭和56年）[[8月25日]] - 8月31日：蒸気機関車[[国鉄C56形蒸気機関車|C56形]]160号による「SLわかさ号」が敦賀駅 - 小浜駅間で運転。
 
−
* [[1987年]]（昭和62年）4月1日：[[国鉄分割民営化]]により西日本旅客鉄道が継承。日本貨物鉄道が全線の[[鉄道事業者|第二種鉄道事業者]]となる。
 
−
* [[1991年]]（[[平成]]3年）4月1日：[[小浜鉄道部]]が発足し、同鉄道部の管轄になる<ref name="obamacom">[http://www.obamasen.com/introduce/history.html 小浜線のあゆみ] - おばませんドットコム</ref>。
 
−
* [[1992年]]（平成4年）3月14日：ワンマン運転開始<ref>ジェー・アール・アール編『JR気動車客車編成表 2011』[[交通新聞社]]、2011年。ISBN 978-4-330-22011-6。</ref>。
 
−
* [[1993年]]（平成5年）3月18日：全列車敦賀駅発着に統一。
 
−
* [[1996年]]（平成8年）[[7月13日]]：東舞鶴駅付近が高架化<ref>『JR気動車客車編成表 '97年版』ジェー・アール・アール、1997年。ISBN 4-88283-118-X。</ref>。
 
−
* [[1997年]]（平成9年）[[3月22日]]：敦賀駅 - 松尾寺駅間の[[貨物列車]]が廃止。
 
−
* [[1999年]]（平成11年）
 
−
** 4月1日：日本貨物鉄道の第二種鉄道事業廃止。
 
−
** 10月2日：舞鶴線との直通運転が中止。
 
−
* [[2003年]]（平成15年）[[3月15日]]：敦賀駅 - 東舞鶴駅間が電化<ref name="jrr_03" />。113系電車・125系電車が運用開始。舞鶴線との直通運転が再開。
 
−
* [[2006年]]（平成18年）[[10月21日]]：運用車両をすべて125系電車に統一<ref name="jrr_06" />。同系初の3・4両ならびにツーマン運転開始。舞鶴線との直通運転が廃止。
 
−
* 年月日不明：舞鶴線との直通運転再開。
 
−
* [[2009年]]（平成21年）[[3月14日]]：521系電車運行開始。<!--こまかな注釈は使用車両の節で-->
 
−
* 2010年（平成22年）6月1日：組織改正により、小浜鉄道部から敦賀地域鉄道部の管轄に変更<ref name="obamacom" />。
 
−
 
 
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== 駅一覧 ==
 
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* 定期列車は全列車普通列車（運行区間内の全駅に停車）
 
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* 線路（全線単線） … ◇・∨：[[列車交換]]可能、｜：列車交換不可
 
−
 
 
−
{| class="wikitable" rules="all"
 
−
|-
 
−
!style="width:6em;"|駅名
 
−
!style="width:2.5em;"|駅間営業キロ
 
−
!style="width:2.5em;"|累計営業キロ
 
−
!接続路線
 
−
!style="width:1em;"|線路
 
−
!colspan="2"|所在地
 
−
|-
 
−
|[[敦賀駅]]
 
−
|style="text-align:center;"|-
 
−
|style="text-align:right;"|0.0
 
−
|[[西日本旅客鉄道]]：{{JR西路線記号|K|A}} [[北陸本線]]・{{JR西路線記号|K|B}} [[湖西線]]<ref>湖西線の正式な終点は北陸本線[[近江塩津駅]]だが、運転系統上は一部を除き敦賀駅に乗り入れる</ref>
 
−
|∨
 
−
|rowspan="22" style="text-align:center; width:1em; line-height:2;"|[[福井県]]
 
−
|rowspan="3"|[[敦賀市]]
 
−
|-
 
−
|[[西敦賀駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|3.3
 
−
|style="text-align:right;"|3.3
 
−
|&nbsp;
 
−
|｜
 
−
|-
 
−
|[[粟野駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|4.4
 
−
|style="text-align:right;"|7.7
 
−
|&nbsp;
 
−
|◇
 
−
|-
 
−
|[[東美浜駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|5.0
 
−
|style="text-align:right;"|12.7
 
−
|&nbsp;
 
−
|｜
 
−
|rowspan="2"|[[三方郡]][[美浜町 (福井県)|美浜町]]
 
−
|-
 
−
|[[美浜駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|5.2
 
−
|style="text-align:right;"|17.9
 
−
|&nbsp;
 
−
|◇
 
−
|-
 
−
|[[気山駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|3.5
 
−
|style="text-align:right;"|21.4
 
−
|&nbsp;
 
−
|｜
 
−
|rowspan="7"|[[三方上中郡]]<br />[[若狭町]]
 
−
|-
 
−
|[[三方駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|3.3
 
−
|style="text-align:right;"|24.7
 
−
|&nbsp;
 
−
|｜
 
−
|-
 
−
|[[藤井駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|2.6
 
−
|style="text-align:right;"|27.3
 
−
|&nbsp;
 
−
|｜
 
−
|-
 
−
|[[十村駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|2.0
 
−
|style="text-align:right;"|29.3
 
−
|&nbsp;
 
−
|◇
 
−
|-
 
−
|[[大鳥羽駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|4.0
 
−
|style="text-align:right;"|33.3
 
−
|&nbsp;
 
−
|｜
 
−
|-
 
−
|[[若狭有田駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|2.1
 
−
|style="text-align:right;"|35.4
 
−
|&nbsp;
 
−
|｜
 
−
|-
 
−
|[[上中駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|3.4
 
−
|style="text-align:right;"|38.8
 
−
|&nbsp;
 
−
|◇
 
−
|-
 
−
|[[新平野駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|4.5
 
−
|style="text-align:right;"|43.3
 
−
|&nbsp;
 
−
|｜
 
−
|rowspan="5"|[[小浜市]]
 
−
|-
 
−
|[[東小浜駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|2.9
 
−
|style="text-align:right;"|46.2
 
−
|&nbsp;
 
−
|｜
 
−
|-
 
−
|[[小浜駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|3.3
 
−
|style="text-align:right;"|49.5
 
−
|&nbsp;
 
−
|◇
 
−
|-
 
−
|[[勢浜駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|3.7
 
−
|style="text-align:right;"|53.2
 
−
|&nbsp;
 
−
|｜
 
−
|-
 
−
|[[加斗駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|4.0
 
−
|style="text-align:right;"|57.2
 
−
|&nbsp;
 
−
|｜
 
−
|-
 
−
|[[若狭本郷駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|4.6
 
−
|style="text-align:right;"|61.8
 
−
|&nbsp;
 
−
|◇
 
−
|style="white-space:nowrap;"|[[大飯郡]][[おおい町]]
 
−
|-
 
−
|[[若狭和田駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|3.9
 
−
|style="text-align:right;"|65.7
 
−
|&nbsp;
 
−
|｜
 
−
|rowspan="4"|大飯郡[[高浜町]]
 
−
|-
 
−
|[[若狭高浜駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|3.2
 
−
|style="text-align:right;"|68.9
 
−
|&nbsp;
 
−
|◇
 
−
|-
 
−
|[[三松駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|2.5
 
−
|style="text-align:right;"|71.4
 
−
|&nbsp;
 
−
|｜
 
−
|-
 
−
|[[青郷駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|2.1
 
−
|style="text-align:right;"|73.5
 
−
|&nbsp;
 
−
|｜
 
−
|-
 
−
|[[松尾寺駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|4.7
 
−
|style="text-align:right;"|78.2
 
−
|&nbsp;
 
−
|｜
 
−
|rowspan="2" colspan="2"|[[京都府]][[舞鶴市]]
 
−
|-
 
−
|[[東舞鶴駅]]
 
−
|style="text-align:right;"|6.1
 
−
|style="text-align:right;"|84.3
 
−
|西日本旅客鉄道：{{JR西路線記号|K|L}} [[舞鶴線]]
 
−
|◇
 
−
|}
 
−
中間駅のうちJR西日本[[日本の鉄道駅#直営駅|直営駅]]は小浜駅のみであり、同社関連会社による業務委託駅も存在しない。それ以外の駅のうち、美浜駅・三方駅・大鳥羽駅・上中駅・東小浜駅・加斗駅・若狭本郷駅・若狭和田駅・若狭高浜駅・青郷駅の10駅が[[日本の鉄道駅#簡易委託駅|簡易委託駅]]、残りの11駅は[[無人駅]]である。
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
 
{{Reflist}}
−
 
+
{{テンプレート:20180815sk}}
−
== 参考文献 ==
 
−
* {{PDFlink|[http://www.city.obama.fukui.jp/~edu/seikatu/obama_k/_userdata/obamasen.pdf しっとるけ? 小浜線物語]}} - JR小浜線鉄道遺産を守る会
 
−
* [[今尾恵介]]監修『日本鉄道旅行地図帳 - 全線・全駅・全廃線』9号・関西2、[[新潮社]]、2009年。ISBN 978-4-10-790027-2。
 
−
* [[川島令三]]編著『中部ライン - 全線・全駅・全配線』5 米原駅 - 加賀温泉駅、[[講談社]]、2010年。ISBN 978-4-06-270065-8。
 
−
 
 
−
== 関連項目 ==
 
−
{{Commons|Category:Obama Line}}
 
−
* [[日本の鉄道路線一覧]]
 
−
* [[琵琶湖若狭湾快速鉄道]]
 
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* [[小鶴線]]
 
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* [[国道27号]]
 
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* [[舞鶴若狭自動車道]]
 
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== 外部リンク ==
 
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* [http://www.obamasen.com/ おばませんドットコム] - 嶺南広域行政組合
 
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{{西日本旅客鉄道金沢支社}}
 
 
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[[Category:中部地方の鉄道路線]]
 
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小浜線（おばません）

福井県敦賀市の敦賀駅から京都府舞鶴市の東舞鶴駅に至る西日本旅客鉄道（JR西日本）の鉄道路線（地方交通線）。

若狭（わかさ）湾沿岸を走り、沿線に小浜、舞鶴などの都市、若狭湾国定公園に含まれる三方（みかた）五湖、三方海域公園、高浜などの観光地がある。1917～1922年（大正6～11）に開業し、1987年（昭和62）日本国有鉄道の分割民営化に伴い西日本旅客鉄道に所属。2003年（平成15）3月に全線直流電化された。

脚注


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