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'''幸福の科学'''(こうふくのかがく、{{Lang-en-short|''Happy Science''}})
{{一次資料|date=2013年4月}}
 
{{Infobox 組織
 
|名称        = 幸福の科学<br/>''Happy Science''
 
|画像        = OR holy symbol.png
 
|画像サイズ  = 100px
 
|画像説明    = 幸福の科学シンボルマーク<ref group="PR">[http://ryuho-okawa.org/ja/#/profile/personalhistory/ 大川隆法パーソナルヒストリー] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20160206105335/http://ryuho-okawa.org/ja/ |date=2016年2月6日 }}</ref>
 
|画像2        = Tokyo Shoshinkan 1.jpg
 
|画像サイズ2  = 300px
 
|画像説明2    = 東京正心館
 
|画像3        =
 
|画像サイズ3  =
 
|画像説明3    =
 
|略称        = '''H S'''
 
|標語        =
 
|前身        =
 
|後継        =
 
|設立        = [[1986年]] [[10月6日]]
 
|廃止        =
 
|種類        = [[宗教法人]]
 
|地位        =
 
|目的        =
 
|本部        = {{jpn}} [[東京都]][[品川区]]
 
|位置        =
 
| 緯度度 = |緯度分 = |緯度秒 =
 
| 経度度 = |経度分 = |経度秒 =
 
|貢献        =
 
|メンバー    =
 
|言語        = [[日本語]]、[[英語]]
 
|事務総長    =
 
|leader_title =創始者 兼 総裁
 
|leader_name = [[大川隆法]]
 
|leader_title2 =[[本尊]]
 
|leader_name2 = [[エル・カンターレ]]
 
|leader_title3 =根本経典
 
|leader_name3 = 『仏説・正心法語』
 
|理事長      =
 
|人物        =
 
|機関        =
 
|提携        =
 
|設立者      =
 
|関連組織    = [[幸福実現党]]<br/>[[幸福の科学出版]]<br/>[[学校法人幸福の科学学園|幸福の科学学園]]<br/>[[ニュースター・プロダクション]]
 
|スタッフ    =
 
|ボランティア =
 
|予算        =
 
|ウェブサイト = [http://happy-science.jp/ 幸福の科学 HAPPY SCIENCE 公式サイト]{{Ja icon}}<br/>[http://happy-science.org/ HAPPY SCIENCE Official Website]{{En icon}}
 
|過去名      =
 
|補足        = [http://ryuho-okawa.org/ 大川隆法 公式サイト]
 
}}
 
'''幸福の科学'''(こうふくのかがく、{{Lang-en-short|''Happy Science''}})は、[[日本]]発祥の[[宗教団体]]である。世界100カ国以上に会員組織がある。世界通称として「''Happy Science''」を使用。関連団体に日本国外の宗教法人56の他、[[幸福の科学出版]]、[[幸福実現党]]、[[学校法人幸福の科学学園|幸福の科学学園]]、[[ニュースター・プロダクション]]などがある。
 
 
 
[[本尊]]は主[[エル・カンターレ]]。根本経典は『仏説・正心法語』。創始者・総裁である[[大川隆法]]の代表作『[[太陽の法]]』をはじめ、歴史上の人物や政治家、著名人などの霊言を含む多数の出版物による布教スタイルが特徴である。
 
 
 
1991年ごろから大規模な広告キャンペーンを行った<ref>{{cite news|title=1か月半の宣伝費約20億円 宗教法人「幸福の科学」|newspaper=朝日新聞朝刊|publisher=朝日新聞社|date=1991-07-30|page=29}}
 
</ref>。また写真週刊誌『[[フライデー (雑誌)|フライデー]]』の記事に虚偽の内容があると主張して出版元の[[講談社]]などへ抗議行動を行った。
 
 
 
== 概要 ==
 
[[ファイル:Tokyo Shoshinkan 4.jpg|thumb|right|300px|[http://www.tokyo-irh.jp/ 東京正心館]<br/>所在地:[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]]<br/>[[総裁]]・[[大川隆法]]の[[法話]]はここで行われることが多く、その際日本各地世界各地に衛星中継,Web中継送信されることがある{{要出典|date=2017年8月31日 (木) 02:22 (UTC)}}。]]
 
[[ファイル:Kofukuno Kagaku Osaka.jpg|thumb|right|300px|[http://www.osaka-irh.jp/ 大阪正心館]<br/>所在地:大阪府大阪市北区<br/>繁栄の神である[[ヘルメース|ヘルメス]]像を建物頂上に配置している。]]
 
[[ファイル:Happy science osak temple mural1.jpg|thumb|right|300px|大阪正心館の1階エントランスの天井画]]
 
[[ファイル:Happy science temple ornamentation1.jpg|thumb|right|300px|シンボルマーク<br/>「幸福の科学」の象徴的デザインのROマーク。<br/>1989年12月に制定された。]]
 
 
 
'''幸福の科学'''は、[[大川隆法]]が[[1986年]][[10月6日]]に、設立した[[新宗教]]である。幸福の科学によれば、仏法真理の流布による人類幸福化を掲げている<ref name=":0">{{Cite book |和書 |author=沼田健哉 |authorlink= |coauthors= |year=1995 |title=宗教と科学のネオパラダイム |publisher=創元社 |id= |isbn=4-422-14019-1 }}</ref>。発足以前の1985年から、[[イエス・キリスト]]や[[孔子]]などの歴史上の偉人・[[宗教家]]などが大川隆法の口を通じて語ると主張し、([[チャネリング]])という内容の書籍(霊言集)を多数出版している。最初の「霊言集」である『日蓮の霊言』<ref>『日蓮の霊言』(絶版、潮文社、[[1985年]][[8月15日]]初版発行、ISBN 978-4806311454)</ref>のなかで用いられている「幸福科学」という言葉は、1年後の1986年に団体の名称の基となった<ref>『日蓮の霊言』(潮文社、[[1985年]][[8月15日]]初版発行、ISBN 978-4806311454)</ref><ref>『大川隆法霊言全集 第1巻』</ref>。
 
 
 
その後[[1987年]]には『[[太陽の法]]』『[[黄金の法]]』『[[永遠の法]]』が出版された。[[桃山学院大学]]社会学部教授の沼田健哉は、書籍読者から数多くの信者が集まった、と述べ<ref name=":0" />、またジャーナリスト 秋谷航平は、短期間で日本国内の全国組織ができあがった、と述べている<ref>『幸福の科学』リンダパブリッシャーズ・秋谷航平 著、2015年10月1日発行、ISBN 978-4-8030-0779-4</ref>。
 
 
 
1991年3月6日に宗教法人となった。この1991年は、講談社フライデーへの抗議行動と共に[[マスコミ]]で盛り上がったことも相まって、年末には「[[チャネリング]]」が[[新語・流行語大賞|流行語大賞]]にノミネートされ、[[新語・流行語大賞#トップテン選出以前|特別部門特別賞]]を受賞した<ref>[http://singo.jiyu.co.jp/old/index.html 新語・流行語大賞 - 過去の受賞データ]</ref><ref>[http://singo.jiyu.co.jp/old/nendo/1991.html 新語・流行語大賞第8回1991年]</ref>。[[1994年]]からは日本国外の法人設立と支部展開が行われる。1996年には会員制度の変更や運営方針の転換が行われた<ref>「月刊幸福の科学」1996年12月号</ref>。[[2009年]]には、[[宗教政党]]の設立と、[[学校法人]]の設立が行われた<ref>「月刊幸福の科学」2009年12月号</ref>。
 
 
 
[[2007年]]のアメリカ・ハワイでの講演から以降、大川隆法の英語説法による海外講演会が世界各地で行われている。その後、[[ブラジル]](2010年11月)<ref group="PR">[https://www.youtube.com/watch?v=wWLlsKiAeWk 大川隆法総裁 ブラジル大講演会] - サンパウロ講演会 『愛と天使の働き』</ref>、[[インド]]・[[ネパール]](2011年3月)<ref name="happy-science1" group="PR">[http://info.happy-science.jp/2011/64/ インド・ネパールにて大川隆法総裁初の講演]</ref>、[[フィリピン]]・[[香港]](2011年5月)<ref group="PR">[http://info.happy-science.jp/2011/1087/ 大川隆法総裁によるフィリピン講演・香港講演が行われました]</ref>、[[マレーシア]]・[[シンガポール]](2011年9月)<ref group="PR">[http://info.happy-science.jp/2011/896/ 2011年9月15・18日マレーシア・シンガポール大講演会前後の現地レポート]</ref>、[[スリランカ]](2011年11月)<ref group="PR">[http://info.happy-science.jp/2011/542/ 2011/11/6 およそ13,000名が参加!スリランカ野外大講演会レポート!]</ref>、[[ウガンダ]](2012年6月)<ref name="happy-science2" group="PR">[http://info.happy-science.jp/2012/2161/ 国営放送を含む3局で同時中継! アフリカ・ウガンダ大講演会レポート!]</ref>、[[シドニー]](2012年10月)<ref group="PR">[http://info.happy-science.jp/2012/3652/ 「未来世界への大志」大川隆法総裁オーストラリア講演会レポート!]</ref>などで行われている。幸福の科学の発表では数千人数万人の規模だと報告している。幸福の科学によれば、インド・ネパールの講演では7紙のマスコミに紹介され<ref name="happy-science1" group="PR"/><ref group="注">「アージ新聞」(ヒンディー語紙)、「ヒンドゥスタン・タイムス」(英字紙)、「サンマルグ新聞」(ヒンディー語紙)、「ザ・テレグラフ」(英字紙)、「サハラ」(ヒンディー語紙)、「デニックジャグラン」(ヒンディー語紙)、「プラバットカバル」(ヒンディー語紙)</ref>、アフリカ・ウガンダの講演では、4紙のマスコミに紹介された<ref name="happy-science2" group="PR"/><ref group="注">「Bukedde」紙(ルガンダ語紙)、「Ovserver」紙、「New Vision」紙、「Monitor」紙</ref>、と報告している。
 
現在のところ、大川の著作は30言語以上<ref group="注">[[英語]](イギリスVer・USA,Ver、インドVer、オーストラリアVer他)、[[ドイツ語]]、[[フランス語]]、[[中国語]]([[簡体字]]・[[繁体字]] 台湾・香港)、[[ロシア語]]、[[スペイン語]]、[[朝鮮語|韓国語]]、[[ポルトガル語]](ブラジル・ポルトガル)、[[インドネシア語]]、[[ハンガリー語]]、[[ブルガリア語]]、[[タイ語]]、[[ヒンディー語]]、[[タミル語]]、[[テルグ語]]、[[マラーティー語]]、[[グジャラート語|グジュラティ語]]、[[ネパール語]]、[[シンハラ語]]、[[タガログ語]]、[[ベンガル語]]、[[アラビア語]]、[[ペルシア語|ペルシャ語]]、[[リトアニア語]]、[[スワヒリ語]]、[[ルガンダ語]]、[[モンゴル語]]、[[カンナダ語]]、[[トルコ語]]など。</ref>に翻訳され、世界各国で出版されている。([[太陽の法]]参照。)
 
 
 
== 設立 ==
 
1981年、[[東京大学]][[法学部]]を卒業した[[大川隆法]]は、[[商社|総合商社]][[トーメン]](現[[豊田通商]])に在職の傍ら、上記「霊言集」などを出版しながら教団設立の準備をしていた。[[1986年]]7月15日に退社後、具体的な団体設立の計画に着手。[[10月6日]]に任意団体として教団を設立した。その設立直前から、根本経典『正心法語』や基本書という宗教理論書『太陽の法』など短期間に多数の執筆を行い、これを機に書籍出版活動を活発に行った。これらの書籍が書店を通して日本各地に流通し、また入会する会員が増え、組織の全国展開へとつながった。[[1988年]]5月には関西支部が開所し、日本各地に支部展開が始まる<ref name="kyoudan2008">「幸福の科学」教団史『法輪、転ずべし』2008 より</ref>。[[1991年]][[3月7日]]に[[宗教法人|宗教法人格]]を取得した。
 
 
 
「幸福の科学」の英語名は 2008年2月までは The Institute for Research in Human Happiness であり、[[頭字語]]の ''IRH'' である略称を使用していた。[[ローマ字]]表記の Kofuku-no-Kagaku や Kōfuku-no-Kagaku 等も用いられる<ref>[https://happy-science.jp/activity/ 幸福の科学とは | 幸福の科学 HAPPY SCIENCE 公式サイト]</ref>
 
2008年2月から、世界通称として[[英語]]による正式名称を ''Happy Science'' とした。これは、世界伝道において、解りやすい名称にした<ref>『月刊 幸福の科学』2008年4月号</ref>とされている。
 
 
 
== 教義 ==
 
宗教法人「幸福の科学」では、大川隆法が多数の[[法話]]で説いた「'''仏法真理'''」を教義とし、仏法真理の探究・学習・伝道を通じての「この世とあの世を貫く幸福」と地上[[ユートピア]]の建設を目指しているとする<ref name=":0" />。
 
 
 
修行の実践については、現代の四正道として「愛・知・反省・発展」を提唱している。人間は神の子・仏の子であることを自覚した上で他者へ愛を与え、真理を探求し、自分の心を見つめ直し、社会全体を向上させる心構えを持つことを現世の「魂修行」とする<ref name=":1">{{Cite journal|author = 種田博之|year = 1993|title = 「幸福の科学」の急成長についての一考察 「幸福の科学」の特性とそのアンビバレンス|journal = 年報人間科学|volume = 14|pages = 31-46|ISSN = 02865149|publisher = 大阪大学|NAID = 110004746775}}</ref><ref name=":2">{{Cite book|和書|author = [[塚田穂高]]|title = 宗教と政治の転轍点 保守合同と政教一致の宗教社会学|publisher = [[花伝社]]|ISBN = 978-4763407313|date = 2015-03-25}}</ref>。また、世界観として[[多元宇宙論]]を展開し、三次元世界(この世)は根源神に近づくための「魂の修行の場所」とされている<ref name=":1" />。
 
 
 
=== 本尊 ===
 
宗教法人「幸福の科学」の本尊は、霊天上界に存在するとされる、'''至高神 [[エル・カンターレ]]'''(''El Cantare'')である。
 
{{main|エル・カンターレ}}
 
 
 
== 組織・施設 ==
 
[[Image:Kofuku-no-Kagaku (Suginami branch office).jpg|thumb|right|300px|総合本部、写真1<br/>「幸福の科学」'''発祥の地'''・東京都杉並区西荻南にある建物。<br/>1989年12月まで'''総合本部'''として使われて、その後、関東本部・東京本部・東京西部支部・杉並支部などに使用され、現在は青年部・学生部拠点として使用している{{要出典|date=2017年8月31日 (木) 02:22 (UTC)}}。]]
 
[[ファイル:Kioicho building chiyoda 2009.JPG|thumb|right|300px|総合本部、写真2<br/>[[東京都]][[千代田区]][[紀尾井町]]にある紀尾井町ビル<br/>1989年12月から1996年3月までの間、ここの4階に'''総合本部'''を設置していた。その後期には5階部分にも増床していた{{要出典|date=2017年8月31日 (木) 02:22 (UTC)}}。]]
 
[[ファイル:Daini Keihin 10.jpg|thumb|right|300px|総合本部、写真3<br/>[[東京都]][[品川区]]の[[首都高速道路]][[戸越出入口]]付近<br/>右側に、幸福の科学、戸越国際精舎があり、左側には旧'''総合本部'''(1996年4月 - 1999年10月)現・戸越精舎がある。]]
 
 
 
=== 総合本部 ===
 
1986年10月の教団発足当時、事務処理を行う[[寺社]]における寺務や社務所に相当する支部や本部を総括する「総合本部」は、[[東京都]][[杉並区]][[西荻南]]に事務所を設け設立した。1987年6月13日に杉並区松庵へ移転して一時的に「[[東京]]本部」とした後、1988年4月16日に[[西荻窪駅]]前のビル(右 写真1)杉並区西萩南へ移転して再び「総合本部」とした。
 
 
 
その後、総合本部は、1989年12月20日に[[千代田区]]の紀尾井町ビル(右 写真2)4階に移転後、1996年4月1日には自己[[資産]]ビルとしての[[品川区]][[平塚 (品川区)|平塚]]の総合本部ビル(右 写真3)に移転、1999年10月31日には現状の品川区[[東五反田]]の新総合本部ビルに移転している。<ref> 「幸福の科学」教団史2008法輪、転ずべし。</ref>
 
 
 
また、1996年7月10日には、本格的な礼拝施設としての、総本山・宇都宮正心館(後に「総本山・正心館」に改称)が竣工され、8月に開山した。1999年10月までの一時期、総合本部の一部の機能をこの宇都宮に移転したことがあった。<ref> 「幸福の科学」教団史2008法輪、転ずべし。</ref>
 
 
 
=== 組織 ===
 
{{出典の明記|date=2017年8月31日 (木) 02:22 (UTC)|section=1}}
 
教団組織は、総裁である大川隆法に代表される。
 
 
 
組織の分類では、会内で婦人部の総称として位置づけられている「女性部」。
 
 
 
「青年部」「学生部」「中堅部」「親子の会」
 
 
 
その他に、壮年部的な位置づけにあたる「百歳まで生きる会」(1997年3月発足)などがある。
 
 
 
=== 施設 ===
 
<ref>[http://map.happy-science.jp/ 幸福の科学]</ref>
 
地方本部、支部、拠点、布教所などが日本国内・世界各地にあり、「支部精舎」と呼ばれる施設も数多く建立されている。国内の支部および支部精舎の所在地は、公式ホームページ内の「お近くの幸福の科学」<ref group="PR">[http://map.happy-science.jp/ お近くの幸福の科学]</ref>等で公表されているが掲載されてないものも多い。
 
 
 
* 日本国内の支部数・拠点数:440ヵ所
 
:* 内、支部精舎数:240ヵ所
 
* 布教所数:約8000ヵ所
 
:: (2018年1月現在)
 
 
 
研修・礼拝施設は「精舎」と呼ばれている。日本国内にある主な精舎は下記の通り。
 
# 総本山・正心館([[栃木県]][[宇都宮市]])1996年8月4日開設
 
# 総本山・未来館(栃木県宇都宮市)1997年11月2日開設
 
# 総本山・日光精舎(栃木県[[日光市]])1998年7月18日開設
 
# 総本山・那須精舎 (栃木県[[那須郡]][[那須町]])2004年5月30日開設
 
# 東京正心館([[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[高輪]])2001年12月8日開設
 
# 聖地・四国正心館([[徳島県]][[鳴門市]])2000年7月7日開設
 
# 聖地・エル・カンターレ生誕館([[徳島県]][[吉野川市]])2016年開設
 
# 北海道正心館([[北海道]][[札幌市]][[中央区 (札幌市)|中央区]])2003年8月7日開設
 
# 東北・田沢湖正心館([[秋田県]][[仙北市]])2003年4月17日開設
 
# 秋田信仰館([[秋田県]][[由利本荘市]])2007年4月8日開設
 
# 日本再建祈念館([[宮城県]][[仙台市]])2011年10月30日開設
 
# 仙台正心館(宮城県仙台市)2011年10月30日起工、2012年7月開設
 
# 雌伏館([[千葉県]][[柏市]])2005年3月23日開設
 
# 千葉正心館(千葉県[[長生郡]][[長生村]])2005年7月27日開設
 
# ユートピア活動推進館(東京都[[港区 (東京都)|港区]][[赤坂 (東京都港区)|赤坂]])2012年5月13日開設
 
# 戸越精舎(東京都[[品川区]][[平塚 (品川区)|平塚]])1996年5月8日開設
 
# 戸越国際精舎(東京都品川区[[戸越]])2008年10月5日開設
 
# ヤング・ブッダ渋谷精舎(東京都[[渋谷区]][[鶯谷町]])2005年12月25日開設
 
# 新宿精舎(東京都[[新宿区]][[高田馬場]])2006年11月1日開設
 
# 初転法輪記念館(東京都荒川区[[西日暮里]]
 
# 横浜正心館([[神奈川県]][[横浜市]])2012年4月29日開設
 
# 箱根精舎(神奈川県[[足柄下郡]][[箱根町]])2002年8月27日開設
 
# 新潟正心館([[新潟県]][[新潟市]][[中央区 (新潟市)|中央区]])2008年1月1日開設
 
# 中部正心館([[静岡県]][[浜松市]])2002年4月17日開設
 
# 名古屋記念館([[愛知県]][[名古屋市]][[東区 (名古屋市)|東区]])2003年5月5日開設
 
# 名古屋正心館(愛知県名古屋市[[中村区]]亀島)2016年6月5日開設
 
# 北陸正心館([[石川県]][[羽咋市]])2004年9月7日開設
 
# 琵琶湖正心館([[滋賀県]][[滋賀郡]][[志賀町 (滋賀県)|志賀町]])1998年12月20日開設
 
# 大阪中央精舎([[大阪府]][[大阪市]][[中央区 (大阪市)|中央区]])2007年4月28日開設
 
# 大阪正心館(大阪府大阪市[[北区 (大阪市)|北区]])2007年12月23日開設
 
# 中国正心館([[岡山県]][[玉野市]])2004年4月17日開設
 
# 聖地・四国本部精舎(徳島県[[徳島市]])2004年10月17日開設
 
# アジア国際精舎 福岡正心館([[福岡県]][[福岡市]])2010年11月23日開設
 
# 湯布院正心館([[大分県]][[由布市]])1999年7月20日開設
 
# 九州本部研修所([[熊本県]][[葦北郡]])2005年8月7日開設
 
# 沖縄正心館([[沖縄県]][[国頭郡]])2005年4月17日
 
 
 
上記以外の研修施設の歴史としては、1988年9月に幸福の科学研修ホール(東京都杉並区西荻南)を開設、1990年12月16日に四国研修道場(鳴門市、現・四国正心館の境内地内)を竣工、1991年8月1日には幸福の科学研修センター(東京都[[中野区]][[弥生町 (中野区)|弥生町]])を開設した。1996年5月8日には、東京道場(旧東京正心館)を品川区[[大崎 (品川区)|大崎]]に開設したが、その後、総合本部ビルと呼ばれていた品川区[[平塚 (品川区)|平塚]]の施設へ移転し、戸越精舎として主に[[首都圏 (日本)|首都圏]]を中心に住む学生の会員が利用する研修施設となった。
 
 
 
大川の出身地である[[四国]]・徳島は「[[聖地]]」とされ、生誕地の徳島県[[吉野川市]]川島町には、参拝施設「川島特別支部」がある。[[鳴門市]]の聖地・四国正心館境内には、父で名誉顧問・善川三朗(本名:中川忠義、故人)を偲ぶ「善川三朗記念堂」がある。
 
 
 
その他の宗教施設としては、2006年4月15日、総本山・那須精舎(栃木県[[那須郡]][[那須町]])の境内に、「総本山・那須精舎付属 来世幸福園」が開園した。来世幸福園の中心には「大ストゥーパ」が建立され、幸福の科学の信仰の象徴となっている。「大ストゥーパ」の周辺には、3つの[[納骨堂]](「在家菩薩堂」「三帰誓願堂」「涅槃堂」)が建立されている。
 
2011年5月には、聖地・四国正心館の隣接地にも「来世幸福園」が開園した。
 
 
 
2005年9月には、[[2005年日本国際博覧会]](愛知万博「愛・地球博」)の[[ネパール]]館で展示された貴重な[[文化遺産]]である(ハラティ・マタ[[寺院]]の復元物)を購入し、総本山・正心館の[[境内]]に建立された「ネパール釈尊館」の中に移設している。館内には寺院のほかに、釈尊への信仰に基づいた[[仏教美術]]が展示されており、一般公開されている。
 
 
 
2015年に千葉県に「幸福の科学大学(仮称)」を開学することを計画し、準備を進めていた。しかし、2014年10月、文部科学省の大学設置審議会は、同大学の設置を認めないことを文部科学大臣に答申した。さらに文部科学省は、「審査の過程で認可を強要するような不適切な行為があった」として、今後最長5年間にわたって、学校法人幸福の科学学園による大学の設置を認めない方針を決定した。<ref>[http://www.sankei.com/life/news/141029/lif1410290036-n1.html 幸福の科学大学は開設「不可」大学など8校を新設認可文科省審議会答申]産経ニュース2014年10月29日</ref><ref>[http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/daigaku/toushin/attach/__icsFiles/afieldfile/2014/10/29/1357077_4_2.pdf 平成27年度開設予定大学一覧(判定を「不可」とするもの)]</ref>。これに対し、幸福の科学側は引き続き文科省に抗議を行うとともに幸福の科学大学を私塾として開設し、[[ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ]]との名称で開校した<ref>{{Cite news | last = | first = | coauthors = | title = 幸福の科学、私塾に260人入学へ 俳優・ジャーナリスト養成計画も | newspaper = withnews | location = | pages = | language = | publisher = | date = 2015-03-30 | url = http://withnews.jp/article/f0150330000qq000000000000000W00b0401qq000011737A | accessdate = 2015-04-26}}</ref>。
 
 
 
=== 日本国外 ===
 
1990年7月『[[太陽の法]]』の英訳版『''[[太陽の法#外国語翻訳版|The Laws of the Sun]]''』の発刊以降、海外在住の会員が増加し、1994年1月1日に海外初の法人として「幸福の科学USA (Kofuku-no-kagaku,U.S.A.)」が設立され<ref group="PR">『「幸福の科学」教団史2008 法輪、転ずべし』p57</ref><ref>「月刊 幸福の科学」1994年2月号p50</ref>、[[ニューヨーク]]支部の開所となる。続いて[[ロサンゼルス]]支部、[[ハワイ]]支部などが開所される。同年さらに[[ブラジル]]には、[[サンパウロ]]支部、[[イギリス]]の[[ロンドン]]には、[[ヨーロッパ]]支部など各地で現地法人が設立される。
 
 
 
'''海外の精舎・支部精舎'''
 
[[ファイル:Happy Science - panoramio.jpg|thumb|right|300px|[[ブラジル]]<br/>[[サンパウロ]]にあるブラジル正心館。]]
 
 
 
[[ファイル:(1)Happy Science Sydney-1a.jpg|thumb|right|300px|[[オーストラリア]]<br/>[[シドニー]]にあるオーストラリア正心館。]]
 
 
 
[[ファイル:(1)Happy Science Sydney.jpg|thumb|right|300px|オーストラリア正心館 シドニー支部]]
 
 
 
# ハワイ精舎 2006年12月17日開設
 
# [[サンフランシスコ]]支部精舎 2007年12月9日開設
 
# ロサンゼルス支部精舎 2008年2月24日開設
 
# [[台北]]支部精舎 2008年3月23日開設
 
# [[ソウル特別市|ソウル]]支部精舎 2008年5月25日開設
 
# ロンドン支部精舎(ヨーロッパ支部所属) 2008年6月7日開設
 
# ニューヨーク支部精舎 2008年8月24日開設
 
# ブラジル正心館 2010年5月16日開設
 
# アフリカ・[[ウガンダ]]支部精舎 2011年8月7日開設<ref group="PR">[http://info.happy-science.jp/2011/155/ アフリカ大陸初! ウガンダ支部精舎が8月7日に落慶]</ref>
 
# [[マレーシア]]支部精舎 2011年9月4日開設<ref group="PR">[http://info.happy-science.jp/2011/1204/ 9月4日 マレーシア支部精舎が落慶しました!]</ref>
 
# [[オーストラリア]]正心館 2011年12月11日開設<ref group="PR">[http://info.happy-science.jp/2011/351/ オーストラリア正心館が12月11日に落慶しました!ついに五大陸全てに精舎が落慶!]</ref>
 
# [[ブッダガヤ]]精舎建立祈念堂 2011年12月28日竣工<ref group="PR">[http://info.happy-science.jp/2012/1180/ ブッダガヤ精舎建立祈念堂]</ref>
 
# [[ネパール]]支部精舎 2014年8月30日落慶・開設<ref group="PR">[http://info.happy-science.jp/2014/11504/ 祝・ネパール支部精舎が落慶!盛大な式典を開催]</ref>
 
# インド、ブッダガヤ精舎
 
# [[カナダ]] [[トロント]]支部精舎 2017年7月9日落慶<ref group="PR">[http://findus.happy-science.org/21/ Toronto Local Temple |  HAPPY SCIENCE Official Website]</ref>
 
ほか世界130か国に支部・会員組織がある。(2018年4月現在)<ref group="PR">『忍耐の法』より。</ref>
 
 
 
=== 幸福の科学グループ ===
 
<ref group="PR">[http://hs-group.org/ 幸福の科学グループサイト]</ref>
 
2009年5月、宗教法人 幸福の科学の外部組織として「幸福実現党」の設立により、組織として「幸福の科学グループ」を呼称するようになった。これにより、大川隆法は肩書きを「幸福の科学総裁」から「幸福の科学グループ創始者兼総裁」へと変更している。
 
; 宗教法人
 
* 日本国内の宗教法人のほか、世界60カ国に法人組織がある。USA、カナダ、メキシコ、ブラジル、ペルー、イギリス、フランス、ドイツ、フィンランド、オーストリア、ブルガリア、韓国、台湾、香港、フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポール、インド、ネパール、スリランカ、ウガンダ、ナイジェリア、ガーナ、南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、他
 
* 来世幸福園(霊園・納骨堂)<ref group="PR">[http://raise-nasu.kofuku-no-kagaku.or.jp/ 来世幸福園]</ref>
 
* ヘレンの会(視聴覚障害者支援)<ref group="PR">[http://www.helen-hs.net/ ヘレンの会]</ref>
 
* ネバー・マインド(不登校児支援スクール)<ref group="PR">[http://hs-nevermind.org/ ネバー・マインド(不登校児支援スクール)]</ref>
 
; 出版・及び各種メディア展開
 
* 幸福の科学出版株式会社
 
** IRH Press Co., Ltd.USA.(アメリカ合衆国の出版法人)
 
::: このほか世界各地に「幸福の科学出版」の事務所が多数ある。
 
* 株式会社ブックスフューチャー (Web書店)<ref group="PR">[http://booksfuture.com/ ブックスフューチャー (Web書店)]</ref>
 
* ブックスフューチャー(一般書店)
 
* HS PICTURES STUDIO (映画制作は、ニュースター・プロダクションに移管)
 
* [[ニュースター・プロダクション]] - 幸福の科学副理事長[[大川宏洋]]が代表の映画製作や劇団運営を行う会社。[[芸能プロダクション]]の機能もある。
 
**劇団「新星(しんせい)」
 
*[[ARI Production]](アリ・プロダクション) - [[芸能プロダクション]]<ref group="PR">[http://aripro.co.jp/ ARI Production株式会社]</ref>。[[千眼美子]]([[清水富美加]])や[[雲母 (女優)|雲母]](きらら)などが所属する。
 
 
 
; 学校法人など
 
* [[学校法人幸福の科学学園]]
 
** [[幸福の科学学園中学校・高等学校]] 那須本校 - (栃木県)
 
** [[幸福の科学学園関西中学校・高等学校]]  関西校 - (滋賀県)
 
* [[ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ]] - [[大学]]に準ずる教育を行う[[無認可校]] - (千葉県、運営者は宗教法人の幸福の科学)
 
; 政治関連
 
* [[幸福実現党]]
 
* HS政経塾(社会人教育機関)<ref group="PR">[http://hs-seikei.happy-science.jp/ HS政経塾]</ref>
 
; その他
 
* 来世幸福セレモニー株式会社 (葬儀社)<ref group="PR">[http://www.raise-kofuku.jp/ 来世幸福セレモニー]</ref>
 
 
 
== 会員制度と信者数の推移 ==
 
2009年の発表では、全世界80か国に1100万人の信者・会員がいるとされる<ref>雑誌『週刊ダイヤモンド』2009年9/12号</ref>。
 
2010年の発表では、86か国に1200万人とされる<ref>「月刊幸福の科学」2010年7月号</ref><ref> 塚田穂高 『宗教と政治の転轍点 保守合同と政教一致の宗教社会学』</ref>
 
 
 
教団の刊行物「月刊幸福の科学」によれば、1986年11月23日に東京都の日暮里酒販会館で開催された幸福の科学発足記念座談会に集った人数は87名であった<ref>『宗教と科学のネオパラダイム』沼田健哉 著</ref>。
 
創設初期から入会試験制度があり、幸福の科学の書籍10冊を読み、入会願書に読書感想等を記入するものであり、合格率は4割程度であった<ref>『宗教と科学のネオパラダイム』沼田健哉 著</ref>。(入会試験は次第に簡略化され1994年頃に廃止された<ref>『宗教と科学のネオパラダイム』沼田健哉 著</ref>。
 
 
 
1987年3月8日の発足記念第1回講演会「幸福の原理」の聴講者は約400名であった<ref>「月刊幸福の科学」1987年5月号</ref><ref> 「幸福の科学」教団史2008法輪、転ずべし。</ref><ref>『宗教と科学のネオパラダイム』沼田健哉 著</ref>。
 
1989年4月に会の方針として伝道活動が許可されて「誌友会員」制度が発足した。これは入会試験の無い会員で従来の会員を「正会員」とした<ref> 「幸福の科学」教団史2008法輪、転ずべし。</ref>。
 
 
 
1989年11月26日に全国20会場で実施された「第1回全国統一神理学検定試験」の受験者数が2209人。
 
1990年7月には7万7千人とした。
 
1991年7月には会員数が150万人に達したとされている<ref>『月刊幸福の科学』1991年8月号</ref><ref>『宗教と科学のネオパラダイム』沼田健哉 著</ref>。
 
 
 
信者数が1000万人を突破したと公表されたのは1995年7月である<ref group="PR">『幸福の科学立宗10周年記念誌』宗教法人幸福の科学、1996年10月</ref>。
 
1996年に会員制度が変わり、以前の「正会員」「誌友会員」を統合し「会員」とされるようになった。
 
2007年には新たな入会制度が導入され、入会申し込みの手続きで会員になれるように簡略化された「入会者」会員ができた。
 
 
 
{| class="wikitable"
 
|+ 公称信者数の変遷
 
! 日付 !! 人数 !! 備考
 
|-
 
| 1986.11.23 || {{number format|87}}名 || 「幸福の科学発足記念座談会」参加人数<ref name=hourinntennzubesi2008 group="PR">
 
{{Cite book|和書
 
|author    = 宗教法人幸福の科学
 
|year      = 2008
 
|chapter  = 第2章 真理の太陽が昇る
 
|title    = 「幸福の科学」教団史2008,法輪、転ずべし。
 
|publisher = 幸福の科学出版
 
|page      = 34-35
 
|isbn      =
 
}}
 
</ref>
 
|-
 
| 1987.3.8 || 約{{number format|400}}名 || 「幸福の科学発足記念講演会」参加人数(出席していた[[生長の家]]および[[GLA総合本部|GLA]]の信者・関係者を含む数)<ref name=numata1995>
 
{{Cite book|和書
 
|author    = 沼田健哉
 
|year      = 1995
 
|chapter  = 第六章 幸福の科学の研究
 
|title    = 宗教と科学のネオパラダイム 新新宗教を中心として
 
|publisher = 創元社
 
|page      = 190-207
 
|isbn      = 4-422-14019-1
 
}}
 
</ref>
 
|-
 
| 1987.12 || {{number format|1700}}名 || <ref name=numata1995/>
 
|-
 
| 1988.12 || {{number format|4000}}名 || <ref name=numata1995/>
 
|-
 
| 1989.12 || {{number format|13300}}名 || 正会員{{number format|8100}}名、誌友会員{{number format|5200}}名<ref name=numata1995/>
 
|-
 
| 1990.7.8 || 7万数千名 || 「第七回大川隆法先生大講演会」における公表数<ref name=numata1995/>
 
|-
 
| 1990.12 || 17万名 || 正会員2万名、誌友会員15万名。
 
|-
 
| 1991.3 || 30万名 || 正会員5万名、誌友会員25万名<ref name=numata1995/>
 
|-
 
| 1991.5.22 || 77万名 || 正会員10万名、誌友会員67万名(同上)<ref name=numata1995/>
 
|-
 
| 1991.6.12 || 100万名 || 正会員15万名、誌友会員85万名(同上)<ref name=numata1995/>
 
|-
 
| 1991.7.15 || {{number format|1527278}}名 || 正会員約20万名、誌友会員約133万名<ref name=numata1995/>、[[東京ドーム]]での「御生誕際」での発表
 
|-
 
| 1991.9 || 約200万名 || 正会員約30万名、誌友会員約170万名<ref name=numata1995/>
 
|-
 
| 1991.12 || 約560万名 ||
 
|-
 
| 1995.7 || 1000万名以上 ||<ref group="PR">『幸福の科学立宗10周年記念誌』宗教法人幸福の科学、1996年10月</ref>
 
|-
 
| 2009.8 || 約{{number format|1100}}万名 || 根本経典『正心法語』累計発行部数をもって公称値とする<ref>
 
{{Cite journal ja-jp
 
|author    =
 
|coauthors =
 
|year      = 2009
 
|title    = 大川隆法インタビュー「ウチは創価学会より集票力がある」
 
|journal  = 文藝春秋
 
|serial    = 2009-8
 
|publisher = 文藝春秋
 
|page      = 322
 
}}
 
</ref>
 
|}
 
 
 
[[ファイル:Happy science chiba temple ceiling.jpg|thumb|right|300px|[http://www.chiba-irh.jp/ 千葉正心館](千葉県長生郡長生村)の礼拝堂の天井デザイン]]
 
[[ファイル:Happiness Realization Party - Shibuya May 2010.jpg|thumb|right|300px|[http://www.shibuya-irh.jp/ ヤング・ブッダ渋谷精舎]<br/>所在地:東京都[[渋谷区]][[鶯谷町]] ]]
 
[[ファイル:Chugoku Shoshinkan 3.jpg|thumb|right|300px|[http://www.chugoku-irh.jp/ 中国正心館]<br/>所在地:(岡山県玉野市)]]
 
[[ファイル:Okinawa Shoshinkan 2.jpg|thumb|right|300px|[http://www.okinawa-irh.jp/ 沖縄正心館]<br/>所在地:(沖縄県国頭郡)]]
 
 
 
== 活動 ==
 
* 教義の内容を編纂して、[[本|書籍]]や月刊「[[ザ・リバティ]]」等の[[雑誌]](幸福の科学出版より発行)、[[経典]]、[[コンパクトディスク|CD]]、[[DVD]]、[[磁気テープ|ビデオ]]、[[映画|劇場用映画]]、布教誌「ザ・伝道」(会員の生の声をピックアップ)「ヤング・ブッダ」(中学生~大学生を対象だがコラムがメイン)「ヘルメス・エンゼルズ」等を発刊している。
 
 
 
*2012年10月3日、インターネットに、幸福の科学 体験談投稿サイト voicee(ボイシー)を開設した。幸福の科学の信者の体験談や生の声を集めたサイトである<ref group="PR">[http://info.happy-science.jp/2012/3451/ 幸福の科学 体験談投稿サイト voicee(ボイシー)オープン!]</ref>。
 
 
 
* 特に映画は宣伝活動にも力を入れており、過去には[[興行通信社]]調べによる全国の映画興行収入ランキングで複数回1位を記録したこともあった。
 
:* [[ノストラダムス戦慄の啓示 (映画)|映画『ノストラダムス戦慄の啓示』]](1994年・実写・[[東映]]配給)
 
:: 1995年朝日ベストテン映画祭・読者賞グランプリ受賞
 
:* [[愛は風の如く|映画『ヘルメス 愛は風の如く』]] (1997年・アニメーション・東映配給)
 
:: 1997年毎日映画コンクール・日本映画ファン大賞2位、中央青少年団体連絡協議会推薦、優秀映画鑑賞会推薦
 
:* [[太陽の法|映画『太陽の法 エル・カンターレへの道』]](2000年・アニメーション・東映配給)
 
:: [[2006年以前の日本週末興行収入1位の映画の一覧]] 2000年10月28日-29日、11月4日-5日(2週連続)を参照
 
:: 2001年朝日ベストテン映画祭・読者賞第1位、第25回報知映画賞・読者投票邦画部門第1位
 
:: ぴあ映画満足度ランキング第1位、中央青少年団体連絡協議会推薦
 
:* [[黄金の法|映画『黄金の法 エル・カンターレの歴史観』]](2003年・アニメーション・東映配給)
 
:: [[2006年以前の日本週末興行収入1位の映画の一覧]] 2003年10月11日-12日、10月28日-19日(2週連続)を参照
 
:: ぴあ映画満足度ランキング第1位
 
:* [[永遠の法|映画『永遠の法 エル・カンターレの世界観』]](2006年・アニメーション・東映配給)
 
:: ぴあ映画満足度ランキング第2位
 
:* [[仏陀再誕|映画『仏陀再誕 The REBIRTH of BUDDHA』]](2009年・アニメーション・東映配給)
 
:* [[ファイナル・ジャッジメント|映画『ファイナル・ジャッジメント』]](2012年6月・実写・[[日活]]配給)
 
:* [[神秘の法|映画『神秘の法』]](2012年10月・アニメーション・日活配給)
 
::、[[ワールドフェスト・ヒューストン国際映画祭]] REMI SPECIAL JURY AWARD受賞<ref group="PR">[http://info.happy-science.jp/2013/7836/ ヒューストン国際映画祭で「神秘の法」が「スペシャル・ジュリー・アワード」を受賞!]</ref>。
 
:* [[UFO学園の秘密|映画『UFO学園の秘密』]](2015年10月・アニメーション・日活配給)
 
:* [[天使にアイム・ファイン|映画 『天使に“アイム・ファイン”』]](2016年3月・実写・日活配給)
 
:* [[君のまなざし|映画『君のまなざし』]](2017年5月・実写・日活配給)
 
:* [[心に寄り添う。|映画『心に寄り添う。』]](2018年5月5日・実写・東京テアトル)<ref group="PR">[http://aripro.co.jp/products/kokoro-yorisou/ 映画「心に寄り添う。」]</ref>
 
:* [[さらば青春、されど青春。|映画『さらば青春、されど青春。』]](2018年5月12日・実写・日活配給)<ref group="PR">[http://saraba-saredo.jp/ 映画「さらば青春、されど青春。」公式サイト]</ref>
 
 
 
* 全国の精舎で研修や祈願、各種大祭や式典等の[[行事]]を開催。
 
* 世界各地の支部や拠点を中心に、「御法話拝聴会」、各種の大祭や式典、研修、祈願、集い等の行事を開催。
 
 
 
=== 主な祭典行事 ===
 
<ref group="PR">[https://happy-science.jp/info/event-class/ceremony/ 式典・大祭 | 行事の種類 | 幸福の科学 HAPPY SCIENCE 公式サイト]</ref><ref> 塚田穂高 『宗教と政治の転轍点 保守合同と政教一致の宗教社会学』</ref>
 
支部や精舎において開催される。代表的な祭典は下記のとおり。
 
 
 
* 新年大祭(1月)
 
* 宗教法人設立記念式典(3月)
 
* 大悟祭(3月)
 
* 春の幸福供養大祭(3月)
 
* [[ヘルメース|ヘルメス]]大祭(5月)
 
* 御生誕祭(7月)
 
* お盆の幸福供養大祭(8月)
 
* 先祖供養大祭(9月)
 
* 立宗記念式典(10月)
 
* 初転法輪祭(11月)
 
* エル・カンターレ祭(12月)
 
特に御生誕祭とエル・カンターレ祭は二大祭典とされる。
 
 
 
[[ファイル:Happy Science Osaka central branch.JPG|thumb|right|300px|[http://map.happy-science.jp/?m=search&t=branch&k=139 大阪中央支部精舎]<br/>所在地:(大阪府大阪市中央区久太郎町)]]
 
[[ファイル:幸福の科学4485.jpg|thumb|right|300px|[http://www.happy-science.jp/shoja/location/index.php?m=search&t=branch&k=145 大阪府・枚方支部精舎]。<br/>このような形式の支部精舎が、日本国内に220ヵ所以上ある。]]
 
[[ファイル:Koufuku6961.JPG|thumb|right|300px|[http://www.happy-science.jp/shoja/location/index.php?m=search&t=branch&k=131 京都中央支部精舎] ]]
 
[[ファイル:Kofuku.JPG|thumb|right|300px|[http://www.happy-science.jp/shoja/location/index.php?m=search&t=branch&k=1 北海道・旭川南支部精舎]。<br/>[[ロマンティック街道 (旭川市)]]にある。]]
 
[[ファイル:Happiness Realization Party Headquaters.JPG|thumb|right|300px|[http://www.happy-science.jp/shoja/location/index.php?m=search&t=branch&k=48 東京中央支部精舎](東京都中央区銀座)<br/>旧政党本部ビルの3,4,5階部分に支部が入っている。一階入口上部の看板が「幸福の科学」となっている。1,2階には「ブックカフェ Happy Science GINZA」が開店した。<br/>[[幸福実現党]]本部は赤坂の「ユートピア活動推進館」(旧・第1信和ビル)に移転した。]]
 
 
 
=== 信仰形態の変遷 ===
 
1986年教団設立当初は、霊言集の刊行などによる「霊知識」「霊的人生観」の普及を中心とした啓蒙活動が展開され、[[信仰]]に関することが説かれることはあまりなかった。後に、教団内で組織ができるようになるが、多くの会員は入会する前に持っていた信仰に従い、会を指導(支援)しているとされた「高級霊」(例:[[日蓮宗]]系の人は[[日蓮]]、[[浄土真宗]]系の人は[[親鸞]])などを信仰していた。1989年からは、「三宝帰依」など信仰心について説かれるようになり、1990年「信仰と愛」「信仰と伝道」の法話が説かれ、1990年からは組織的な伝道活動が開始されるようになった。また、宗教法人となった1991年には、東京ドームでの「御生誕祭」7月15日に、大川隆法による「'''エル・カンターレ宣言'''」があり、信仰の中心がエル・カンターレに集約される基準点となった。1992年12月には、会員でも代理本尊の一つである「家庭御本尊」を安置することが可能となった。1994年4月10日には、大川隆法により「方便の時代は終わった」と宣言され、根本経典や基本書の『太陽の法』が改訂され、教団の運営体制の整備が進むとともに、[[エル・カンターレ]]信仰、[[三帰依|三宝帰依]]を中心とする信仰へと移行し、1994年6月からは三帰誓願式が始まっている。1996年10月6日には、会員制度を変更して、「正会員」と「誌友会員」の名称を「会員」とした<ref>「幸福の科学」教団史2008法輪、転ずべし。</ref>。1998年「エル・カンターレへの祈り」を制定し、研修施設「正心館・精舎」等で使用していたが、2010年に三帰誓願した信者まで下賜し「エル・カンターレへの祈り」で信仰を深めるようになった<ref>「幸福の科学」教団史2008法輪、転ずべし。</ref>。
 
 
 
幸福の科学では、単純な一神教信仰ではなく、またフラットな形の多神教でもない。「多様な価値観を包摂しながらも、融合させ調和させてゆく」という立場をとっている。「霊天上界には、神格、つまり高級神霊としての格を持った人が大勢いる」とし、「神は一人だけ、あと他は全部間違いだ」という考えは明らかに事実に反するとしている。またその「格」の高低の違いについても「どれだけ多様な人々を救い・導きうるか」によって格付けが成されるとしている。そして至高神エル・カンターレの教えによって世界の宗教間の対立問題は解決し、お互いの融和をもたらすことになるとしている<ref group="PR">『救世の法』p157</ref>。
 
 
 
現代社会に適応し、かつ、人類の豊かな未来を開いてゆくための宗教として、新しい手法を「発展の原理」として投入し、イノベーション型の組織・信仰となっている<ref group="PR">「幸福の科学」教団史2008法輪、転ずべし。p7</ref>。
 
 
 
=== 社会運動、活動、事件等 ===
 
1991年9月、幸福の科学会員らは[[写真週刊誌]]『フライデー』などに掲載された教団を批判する記事に抗議し、[[講談社]]に対する[[デモンストレーション|デモ]]行進や電話・ファクスによる抗議を実施した。9月6日には「講談社フライデー全国被害者の会」(会長・[[景山民夫]]、副会長・[[小川知子 (女優)|小川知子]])が結成され、以後教団・大川隆法・[[幸福の科学出版]]および会員らは「精神的公害訴訟」と銘打った裁判など数多くの訴訟を提起し講談社と対立した([[講談社フライデー事件]])。教団はこの一連の活動を、9月15日に開催された講演会法話に因んで「希望の革命」と称している。この事件を機に、外国の[[報道機関]]を含め、[[テレビ]]、[[新聞]]、[[雑誌]]などからの取材や対談に応じることとなり、1991年10月27日の[[テレビ朝日]]の番組([[サンデープロジェクト]])内では、教祖・大川隆法への公開インタビューが生放送で放映された。講談社側と争った裁判にて、講談社刊行雑誌の一部の記事内容と抗議行動の双方に違法性が認められた<ref group="PR">[http://www.justice-irh.jp/tokyo_h101116.html 雑誌「フライデー」に対する東京高裁平成10年11月16日判決]、この判決はマスコミ側の上告もなく確定した。</ref><ref group="PR">[http://www.justice-irh.jp/saikousai_h130612.html 雑誌「週刊現代」に対する最高裁平成13年6月12日第三小法廷決定 平成13年(オ)第101号・(受)第80号損害賠償請求上告及び上告受理申立事件]、東京高裁平成12年10月25日判決の確定裁定</ref><ref group="PR">[http://www.justice-irh.jp/saikousai_h110325.html 最高裁平成11年3月25日第一小法廷判決 平成8年(オ)第382号損害賠償請求上告事件]</ref><ref group="PR">[http://www.justice-irh.jp/kibou_no_kakumei/index.html 「講談社フライデー事件」]</ref><ref name="tokyochisaiH081220">東京地裁平成8年12年20日判決(判時1619号104頁)</ref>
 
<ref name="Tokyo19990717">
 
{{cite news
 
|title=「幸福の科学」敗訴確定
 
|newspaper=東京新聞朝刊
 
|publisher=中日新聞社東京本社
 
|page=
 
|date=1999-07-17
 
}}</ref><ref name="Yomiuri19981117">
 
{{cite news
 
|title=週刊誌フライデー「幸福の科学」報道で講談社側が逆転敗訴
 
|newspaper=読売新聞東京朝刊
 
|publisher=読売新聞社
 
|page=30
 
|date=1998-11-17
 
}}
 
</ref><ref name="Yomiuri20001026">
 
{{cite news
 
|title=「幸福の科学」名誉棄損訴訟 講談社に200万円の賠償命令/東京高裁
 
|newspaper=読売新聞東京朝刊
 
|publisher=読売新聞社
 
|page=38
 
|date=2000-10-26
 
}}</ref><ref name="Yomiuri20010613">
 
{{cite news
 
|title=「幸福の科学」の名誉棄損記事で講談社敗訴/最高裁
 
|newspaper=読売新聞東京朝刊
 
|publisher=読売新聞社
 
|page=38
 
|date=2001-06-13
 
}}</ref><ref name="Mainichi19951031">
 
{{cite news
 
|title=「幸福の科学」訴訟、景山民夫さんら勝訴 - 東京高裁
 
|newspaper=毎日新聞東京朝刊
 
|publisher=毎日新聞社
 
|page=30
 
|date=1995-10-31
 
}}
 
</ref><ref name="Mainichi19990326">
 
{{cite news
 
|title=2審を支持、上告を棄却 - 「幸福の科学」集団訴訟で勝訴、最高裁
 
|newspaper=毎日新聞東京朝刊
 
|publisher=毎日新聞社
 
|page=30
 
|date=1999-03-26
 
}}</ref>。裁判の結果、勝訴の件数・賠償金の合計額で幸福の科学側の勝利といえる<ref>『宝島30』1994年10月号特集「幸福の科学」における裁判の研究</ref>。{{Main|講談社フライデー事件}}
 
 
 
1995年フランス国民議会「アラン・ジュスト報告書」に「[[セクト]]」として記載されていたが、1999年の認定リストには記載されていない。{{Main|政府の文書によってセクトと分類された団体一覧}}
 
 
 
1994年には、誰でも手に取れる一般週刊誌等にも猥褻なヌード写真等が数多く掲載されていることにつき、問題を提起し、[[ヘアヌード|ヘア・ヌード]]反対運動として 同年11月に「マスコミ倫理研究会」を発足し、[[東京]]・[[渋谷]](11月26日)や[[大阪]]・[[御堂筋]](12月4日)でデモ行進を行なうなど、啓蒙活動を行なった<ref group="PR">『ストップ・ザ・ヘア・ヌード―あなたの子供が、危ない!』幸福の科学広報局、1995年1月10日、ISBN 4-87688-232-0</ref>。
 
 
 
1995年1月17日の[[阪神・淡路大震災]]では、地震発生当日から21日までに[[阪神地方]]に35ヵ所の救援拠点を設け、1月19日から炊き出しを始めて[[カレー]]など1日あたり3万食を提供し、全国からの救援物資を届け、医師ボランティアによる医療活動のほか、特設浴場を開くなどした<ref group="PR">書籍『阪神大震災神戸を救え!!―救援ボランティア活動全記録』幸福の科学出版、1995年2月、ISBN 4-87688-237-1</ref>。
 
 
 
1995年2月28日に発生した[[オウム真理教]]による[[公証人役場事務長逮捕監禁致死事件|目黒公証人役場事務長仮谷清志拉致事件]]では、拉致の現場目撃者が幸福の科学会員だったこともあり、幸福の科学は、オウム真理教による犯行であることを[[行政]]や[[報道機関]]、政治家などに訴え、事件の早期解決を求めた。これが一連のオウム教犯罪の捜査の突破口になったと幸福の科学は主張している<ref group="PR">『新生日本の指針―新時代への国家選択』幸福の科学出版</ref>。{{main|公証人役場事務長逮捕監禁致死事件}}
 
同年3月18日に東京都内などでオウム糾弾デモや街宣活動なども展開、[[破壊活動防止法]]適用を支持した。
 
 
 
1995年、幸福の科学が理想とする「哲人政治家」として、[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]の[[三塚博]]代議士を推薦するなど、積極的に政治に提言した。幸福の科学は[[政治]]に関しては「徳治主義的民主主義」を理想としており<ref group="PR">大川隆法『理想国家日本の条件』幸福の科学出版、1994年4月25日、ISBN 4-87688-202-9</ref>、思想的には[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[共和党 (アメリカ)|共和党]]や[[イギリス]]の[[保守党 (イギリス)|保守党]]に近い思想を持つとしている<ref group="PR">大川隆法『奇跡の法』幸福の科学出版</ref>。
 
1995年の御生誕祭(1995年7月10日、東京ドーム)で、幸福の科学政権の樹立を目指すとして三塚を推薦することを発表するなどしたが、8月には『三塚博総理大臣待望論』(小川空城編、幸福の科学出版)が刊行され、8月8日に[[日比谷公園]]の野外音楽堂で出版記念フェスティバルが開催された。
 
 
 
幸福の科学は、一貫して、宗教の立場から「霊的人生観」(宗教的真実を基礎におく人生観)を説いており、[[無宗教]]や[[唯物論]]・無神論を批判している。1997年から雑誌「ザ・リバティ」誌上で、[[脳死]]問題や[[臓器移植]]問題が宗教的真実を全く知らないで議論されているとして、問題点を指摘し、宗教的観点から解説している。霊的真実では'''「脳死」とされる段階では、まだ死んでいない'''として、この段階で臓器移植を行うと、本人は生体解剖されているのと同様の痛みと心理的混乱を引き起こし、死後の世界への魂に重大な傷を負わせてしまうとしている。また臓器移植を受けた患者は、死亡した臓器提供者の魂の[[憑依]]を受ける確率が高くなり、人格の豹変などの危険があるとしている<ref group="PR">大川隆法『永遠の生命の世界 - 人は死んだらどうなるか』幸福の科学出版、2004年4月27日、ISBN 978-4-87688-522-0</ref>。
 
 
 
1998年からは、毎年増え続ける自殺者を減らすべく、雑誌「ザ・リバティ」誌上で「自殺防止キャンペーン」を開始、この運動は現在も継続しており、Web上<ref name="happy-science3" group="PR">[http://withyou-hs.net// 幸福の科学 自殺防止サイト]</ref>や、全国で会員有志が街頭などでも「自殺者を減らそう」キャンペーンを展開している<ref group="PR">『永遠の生命の世界』参照、ISBN 4-87688-522-2</ref><ref group="PR">[http://withyou-hs.net/ 幸福の科学「自殺者を減らそう」キャンペーン]</ref><ref name="happy-science3" group="PR"/>。
 
 
 
2001年、元信者が献金を強要されたとして提起していた裁判(幸福の科学が「強制献金捏造訴訟」と呼称するもの。強制の事実はないとして元信者側が敗訴)<ref group="PR">[http://www.justice-irh.jp/other/kenkin_netsuzou/index.html 強制献金 捏造訴訟]</ref><ref group="PR">[http://www.justice-irh.jp/tokyo_h120120.html 東京高裁平成12年1月20日判決]</ref>の関連で、虚偽の内容と知りつつ裁判を提起したとして、その弁護士[[山口広]]らを訴えた裁判(悪質な弁護士業務の逸脱行為として提訴)にて、威嚇目的の[[スラップ]]訴訟とされ幸福の科学側が敗訴<ref name="tokyochisai20010629">東京地裁平成13年6月29日判決(判タ1139号184頁)</ref><ref name="Yomiuri20010629">
 
{{cite news
 
|title= 「批判的言論威嚇」幸福の科学側が敗訴 100万円賠償命令/東京地裁
 
|newspaper=読売新聞東京夕刊
 
|publisher=読売新聞社
 
|date=2001-06-29|page=27
 
}}
 
</ref><ref name="Asahi20020528">
 
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|title=一審判決支持し教団の控訴棄却「幸福の科学」訴訟
 
|newspaper=朝日新聞朝刊
 
|publisher=朝日新聞社
 
|date=2002-05-28|page=34
 
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</ref><ref name="Mainichi20021109">
 
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|title=宗教法人「幸福の科学」の敗訴確定
 
|newspaper=毎日新聞東京朝刊
 
|publisher=毎日新聞社
 
|date=2002-11-09|page=24
 
}}
 
</ref>。
 
{{main|幸福の科学事件}}
 
 
 
== 批評 ==
 
教義は[[伝統宗教]]とのつながりが弱く<ref>{{Cite book|和書|author = [[井上順孝]]|title = グローバル化するアジア系宗教 経営とマーケティング|publisher = [[東方出版]]|editor = 中牧弘允ほか|chapter = グローバル化時代の近代新宗教とポスト近代新宗教|ISBN = 978-4-86249-189-3}}</ref>、先行する[[新宗教]]である[[生長の家]]と[[GLA総合本部|GLA]]の影響を強く受けているとする宗教学者もいる<ref name=":0" /><ref name=":1" /><ref name=":2" />。
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
=== 注釈 ===
 
{{Reflist|group="注"}}
 
=== 出典 ===
 
{{Reflist|2}}
 
==== 一次資料または記事主題の関係者による情報源 ====
 
{{Reflist|group="PR"|2}}
 
 
 
== 参考図書 ==
 
* 大川隆法『幸福の法』幸福の科学出版、2004年、ISBN 4876885214(第4章に幸福の科学入門)
 
* 大川隆法『太陽の法』幸福の科学出版、1997年、ISBN 4876883211(第6章(エル・カンターレへの道)にエル・カンターレについての説明)
 
* 大川隆法『信仰のすすめ』幸福の科学出版、2005年、ISBN 4876885397(第4章にエル・カンターレについての説明)
 
* 大川隆法『永遠の生命の世界』幸福の科学出版、2004年、ISBN 4876885222(自殺防止、脳死・臓器移植等について)
 
* 『宗教と科学のネオパラダイム』沼田健哉 著
 
* {{Cite book|和書|author = 秋谷航平|title = 幸福の科学|publisher = [http://lindapublishers.com/ リンダパブリッシャーズ]|date = 2015-10-01}}
 
 
 
== 関連項目 ==
 
{{Commonscat|Kōfuku no Kagaku}}
 
* [[宗教多元主義]]
 
  
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大川隆法 (1956~) が 1986年に創始した新しい宗教運動。大川は生前の面識はなかったものの,[[GLA]]の高橋信次の著作から大きな影響を受けたとし,みずからが霊界から得たという『霊言集』ほか,多くの著作を出して活動している。活動の重点は出版ならびに大衆を動員した集会にあるが,その教えの内容も組織も,なおかなり流動的な面を残している。
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== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
* [http://happy-science.jp/ 幸福の科学 公式サイト]
 
* [http://happy-science.jp/ 幸福の科学 公式サイト]
* [http://ryuho-okawa.org/ 大川隆法 公式サイト | 幸福の科学 総裁]
 
  
 
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幸福の科学(こうふくのかがく、: Happy Science

大川隆法 (1956~) が 1986年に創始した新しい宗教運動。大川は生前の面識はなかったものの,GLAの高橋信次の著作から大きな影響を受けたとし,みずからが霊界から得たという『霊言集』ほか,多くの著作を出して活動している。活動の重点は出版ならびに大衆を動員した集会にあるが,その教えの内容も組織も,なおかなり流動的な面を残している。

外部リンク




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