斎藤誠 (競馬)
テンプレート:調教師 斎藤 誠(さいとう まこと、1971年4月7日 - )は、日本中央競馬会の美浦トレーニングセンター南に所属している調教師。戸籍上での表記は齋藤である。高崎競馬場所属の騎手および調教師だった斎藤誠は同姓同名の別人。
来歴
1993年1月にJRA競馬学校厩務員課程に入学する。卒業後の7月から美浦・前田禎厩舎所属の調教厩務員となる。
1997年6月から調教助手に転身。2005年10月、前田の死去にともない所属厩舎が解散し、一時的に美浦・相沢郁厩舎所属となる。2006年1月から美浦・清水英克厩舎所属となる。
2006年2月に調教師免許を取得し、同年6月1日付で厩舎を14馬房で開業。水野貴広厩舎と同期開業となった。6月17日に管理馬が初出走し、ワンダーブレベストが4着となり、7月16日に新潟競馬場で行われた糸魚川特別をシルクダッシュが制し、のべ13頭目の出走で初勝利を挙げた。11月21日に浦和競馬場で行われたマルチサンド特別にワンダーデビルが出走して7着となり、地方競馬への管理馬初出走となった。
2007年1月14日に京成杯をサンツェッペリンが制し、重賞初勝利を挙げた。2月15日に浦和競馬場で行われたツインマッチ特別をマジカルビューティが制し、地方初勝利を挙げた。12月9日にゴスホークケンが第59回朝日杯フューチュリティステークスを制し、JpnI初勝利を挙げた。
2014年5月25日のオークスをヌーヴォレコルトでクラシック初制覇を果たした。
長男は騎手を志し、2013年に東京競馬場で行われた第5回全国ポニー競馬選手権「ジョッキーベイビーズ」で優勝[1]。2016年に競馬学校騎手課程に35期生として入学した[2]。順調に行けば2019年3月に騎手デビュー予定。
調教師成績
日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
初出走 | 2006年6月17日 | 2回福島1日1R | 3歳未勝利 | ワンダーブレベスト | 16頭 | 6 | 4着 |
初勝利 | 2006年7月16日 | 2回新潟2日9R | 糸魚川特別 | シルクダッシュ | 13頭 | 1 | 1着 |
重賞初出走 | 2006年9月3日 | 3回新潟8日11R | 新潟2歳S | マイネルハーバード | 18頭 | 6 | 17着 |
重賞初勝利 | 2007年1月14日 | 1回中山5日11R | 京成杯 | サンツェッペリン | 12頭 | 3 | 1着 |
GI初出走 | 2007年4月15日 | 3回中山8日11R | 皐月賞 | サンツェッペリン | 18頭 | 15 | 2着 |
GI初勝利 | 2007年12月9日 | 5回中山4日11R | 朝日杯FS | ゴスホークケン | 16頭 | 3 | 1着 |
主な管理馬
※括弧内は当該馬の優勝重賞競走、太字はGI級競走。
- サンツェッペリン(2007年京成杯)[3]
- ゴスホークケン(2007年朝日杯フューチュリティステークス)[4]
- クリスマス(2013年函館2歳ステークス)[5]
- ヌーヴォレコルト(2014年優駿牝馬、ローズステークス、2015年中山記念、2016年レッドカーペットハンデキャップ)[6]
- エスメラルディーナ(2014年関東オークス、2015年トゥクソムカップ)[7]
- フラアンジェリコ (2015年京成杯オータムハンデキャップ)[8]
- トーキングドラム (2017年阪急杯)
- ミッシングリンク (2018年TCK女王盃)
主な厩舎所属者
※太字は門下生。括弧内は厩舎所属期間と所属中の職分。
関連項目
外部リンク
- 公式サイト「誠の真実」 - ウェイバックマシン(2011年2月6日アーカイブ分)
- ブログ「誠の真実〜馬と友達〜」
脚注
- ↑ 斎藤師の長男優勝/ジョッキーベイビーズ
- ↑ 競馬学校騎手課程に8人合格
- ↑ “競走成績:全競走成績|サンツェッペリン”. JBISサーチ. . 2015閲覧.
- ↑ “競走成績:全競走成績|ゴスホークケン(USA)”. JBISサーチ. . 2015閲覧.
- ↑ “競走成績:全競走成績|クリスマス”. JBISサーチ. . 2015閲覧.
- ↑ “競走成績:全競走成績|ヌーヴォレコルト”. JBISサーチ. . 2015閲覧.
- ↑ “競走成績:全競走成績|エスメラルディーナ(USA)”. JBISサーチ. . 2015閲覧.
- ↑ “競走成績:全競走成績|フラアンジェリコ”. JBISサーチ. . 2015閲覧.