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| − | '''方向幕'''（ほうこうまく）とは、公共交通機関の行き先や運行区間、路線名などを表示するため車両に設置される幕を使用した装置である。'''Rollsign（ロールサイン）'''とも呼ばれる。
| + | {{テンプレート:20180815sk}} |
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| − | 本項目では'''ヘッドマーク'''についても記述する。
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| − | [[ファイル:NanbuBus Houkoumaku-PiadoFutatsuya.jpg|thumb|200px|方向幕の例（バス）]]
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| − | [[ファイル:Houkoumaku.jpg|thumb|200px|車両から取り外した幕フィルム（[[小田急電鉄]]列車）]]
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| − | == 概説 ==
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| − | それ以前に使われていた金属製やプラスチック製の板であった[[行先標]]などに代わるもので、[[列車]]や[[バス (交通機関)|バス]]等の車両前面や側面に設置される。
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| − | 行き先のみを表示する装置は「'''行先字幕'''」や「'''行先表示幕'''」、[[列車種別|種別]]を示す装置は「種別幕」、[[系統番号 (バス)|系統番号]]や経由地を表示する装置は「系統幕」と呼ぶ場合がある。行き先と合わせて種別を表示したり、系統幕に種別を表示することもある。また夜間等での視認性向上の為、行先等を印字した薄いビニール製などの幕の裏側から[[白熱電球]]や[[蛍光灯]]等で照らすため「'''[[行灯]]式方向幕'''」とも呼ばれる。
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| − | 日本では、[[鉄道の日]]や[[車両基地]]などの催しで廃品として販売され、短時間で完売になることも多い人気のコレクターズアイテムである。[[ネットオークション]]などでは高額で取引されており、[[マニア]]によって方向幕を盗難される場合もある<ref>「オークションで高く売れる」 廃車予定のＪＲ表示幕盗んだ疑い http://news.yahoo.co.jp/pickup/6182392</ref>。
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| − | 1990年代以降は[[発光ダイオード]] (LED) を使った行先表示器が多用されるようになった。新規製作車両のほとんどがこのLED表示器を装備しているほか、方向幕をLED表示器に交換するケースも多い。
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| − | 英語ではロールサインといい、バスのロールサインのデザインは部屋の壁面を飾るディスプレイにもよく利用される<ref>『部屋を心地いいインテリアにする本』学研プラス、2015年、49頁</ref>。
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| − | == 鉄道 ==
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| − | === 日本 ===
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| − | ==== 表示内容 ====
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| − | 主に、列車の[[終着駅]]や[[鉄道路線|路線]]名が記載される。経由駅や列車種別を加えたものや、終着駅と路線名を組み合わせた表示もある。また、決まった区間を往復する列車では、両端の駅を表示する場合がある。
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| − | [[路面電車]]では、最終便の表示のみ赤色としたり、その1本前の便の表示を緑色にする例がある。列車種別を記載している場合は、種別を色分けしたり、走る路線のラインカラーを加えている例もある。
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| − | <gallery>
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| − | ファイル:JR719-zenmennhoukou-aizuwakamatsu.JPG|終着駅のみの表示
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| − | ファイル:Choshi-via-Yokaichiba.jpg|終着駅と経由駅・路線名を併記した例
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| − | ファイル:準快速 久留米行き(小倉 - 博多 間快速運転).png|終着駅に優等区間を併記した例
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| − | ファイル:Outside Information Board of OER 4000.jpg|終着駅に[[列車種別]]と次駅を併示した例
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| − | ファイル:種別・行先表示器(フルカラーLED).JPG|終着駅に列車種別と[[駅ナンバリング|路線記号]]そして号車番号を併示した例
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| − | ファイル:Kiha150 train destination.jpg|両端の終着駅を表示
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| − | ファイル:tsurumi-line.jpg|路線名のみ表示
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| − | ファイル:名城線右回り方向幕.jpg|路線名に行先（環状線の回転方向）を併記した例
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| − | ファイル:KEIO Front car sign to Takaosanguchi Tokyo.jpg|（参考）[[高尾山口駅|高尾山口]]<small>まで先行</small>
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| − | ファイル:Full color LED Outside Information Board of Keio 8002.jpg|（参考）[[高尾山口駅|高尾山口]]<small>まで先に到着</small>
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| − | </gallery>
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| − | ==== 設置箇所 ====
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| − | 車両の正面及び側面に設置される。正面の表示の多くは運転席窓の上部または下部に設置される。側面の表示は窓の上部に設置される。いずれか、あるいはどちらにも無い車両も存在する。
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| − | <gallery>
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| − | ファイル:Kodan-hokuso-9100.jpg|正面上全体
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| − | ファイル:Hanshin9000Series01.jpg|正面右上
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| − | ファイル:Keio6723+6724.JPG|正面中央上
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| − | ファイル:Hankyu9300Series02.jpg|正面左上
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| − | ファイル:Semi Express of Odakyu Electric Railway.JPG|正面中央下
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| − | ファイル:JRW-113 001 JPN.jpg|運転席と反対側の窓
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| − | ファイル:JRC-311EMU-Mc311-8.jpg|側面車端部
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| − | ファイル:JR223系2000番台2.jpg|側面中央部右寄り
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| − | ファイル:JR321系5.jpg|側面中央部
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| − | ファイル:JRE-EC-T204.jpg|側面の方向幕がない車両
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| − | ファイル:JNR EC475 Hokuriku line.jpg|正面、側面共に方向幕がない車両
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| − | </gallery>
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| − | ==== 方向幕の切り替え ====
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| − | [[ファイル:OER 5165 destination board controller.jpg|thumb|250px|ダイヤル式字幕表示機操作盤の例（[[小田急5000形電車]]）]]
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| − | 方向幕は手動、または電動で切り替えられる。手巻きの幕は、幕の内側に番号が小さく記入されており、ハンドル近くに掲出された行先対照表と照らし合わせながらハンドルを回して表示させる場合が多い。
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| − | 電動幕は、乗務員室に装備された指令機により、編成中の全字幕表示機を操作する。電動幕の初期の採用例としては[[国鉄485系電車|国鉄481系電車]]や[[長野電鉄0系・10系電車|長野電鉄0系電車]]が挙げられる<ref>小林宇一郎「新車インタビュー 信濃路のイキな通勤型新車 長野電鉄 OSカー『鉄道ファン』1966年4月号（NO.58）、鉄道友の会、1966年4月1日、 35頁。</ref>。私鉄によっては、[[東武8000系電車|東武8000系]]、[[東武10000系電車|10000系]]等ダイヤルではなく列車種別ボタンと行先ボタンを押して表示内容を決定するものがある。また、ダイヤル式指令機では、小田急電鉄や遠州鉄道などのように、表記されているのが数字ではなく表示内容になっている事業者も存在する<ref>保育社『日本の私鉄2 小田急電鉄』p157 ISBN 4586532025</ref>。
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| − | 電圧比較式、パルスコード式などスムーズに動くものは、国鉄では201系や[[国鉄205系電車|205系]]など1980年代以降に新造された車両などに多い。同期進段式は、コマごとに一瞬停止する。電動式方向幕を搭載し始めたばかりの頃からの一般的だったもの。[[国鉄103系電車|103系]]や[[国鉄113系電車|113系]]、[[国鉄183系電車|183系]]など国鉄中期以降に製作された車両に多い。
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| − | ==== 路面電車における系統表示 ====
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| − | 系統のみ表示する装置は、[[大阪市電]]、南海電鉄阪堺上町線（現[[阪堺電気軌道]]）などに見られる程度で、ほとんどが方向幕に行き先と系統番号が一緒に表示される。大阪市電は戦前は「いろは」表示であったが、戦中に番号に変更した。また戦前の[[東京都電車|都電]]では急行、割引、満員等を表示する種別幕と、系統幕がある車両が存在した。
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| − | === 韓国 ===
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| − | 韓国の地下鉄において、日本と同様の方向幕があり、近年はLED化されている車両が多くなっている。ただし側面の方向幕については、各駅への[[ホームドア]]（フルスクリーンタイプ）設置により確認困難となるため、使用を中止した車両もある。
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| − | | |
| − | 通常は、行き先をハングルと英語で併記（LED車の場合、ハングルと英語を交互に表示、光州地下鉄では中国語・日本語も表示）し、[[首都圏電鉄]]の[[急行列車 (韓国)|急行]]（日本の快速に相当）では、日本のような「種別 行き先」ではなく「行き先 急行 (Rapid)」と表示されている。
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| − | ただし、環状運転を行っている[[ソウル交通公社2号線]]では、内回り電車を「内線循環 (Inner Circle Line)」、外回り電車を「外線循環 (Outer Circle Line)」と表示している。かつては単に「循環（Circle line、その後 Circulation に変更）」とだけ表示されていた。また[[ソウル交通公社6号線]]では、一部がループ線になっているため、ループ線のある鷹岩方面に向かう際は「鷹岩循環 (Eungam Loop)」、鷹岩ループ線を過ぎると「峰火山」と途中で行き先が変わる。いずれも、途中どまりの列車の場合、通常通り行き先を表示する。
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| − | === 中国 ===
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| − | 中国の鉄道では、日本と同じLEDタイプの方向幕がある。その殆どが「开往○○」（○○ゆき）と書かれている。
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| − | === 台湾 ===
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| − | 台湾の[[台湾鉄路管理局]]では、種別ではなく、列車名で管理されているため、方向幕には、列車名、行き先が表示されている。また[[縦貫線 (台湾鉄路管理局)|縦貫線]]において、途中で線路が「山線」と「海線」に分かれるため、どちらを経由するかが記載されている。LED化された車両の場合、号車→列車番号→種別（列車名）→経由→行先の順に表示される。
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| − | === インドネシア ===
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| − | [[インドネシア]]の[[KRLジャボタベック]] (PT.KAI) の各車両にも方向幕が装備されており、行き先と列車種別が表示されている。
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| − | == バス ==
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| − | === 日本 ===
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| − | {{Double image aside|right|Bus houkoumaku mae.jpg|200|Bus houkoumaku yoko.jpg|200|バスの正面（左）と側面（右）の方向幕}} | |
| − | [[File:OdakyuBus-ForShinkojiPark.jpg|200px|thumb|フルカラーLEDを使用した行先表示]]
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| − | バス前面、側面、後部に表示される。側面の表示には多数の経由地が掲載される。
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| − | | |
| − | 路線バス後部の方向幕は、北海道では装備していない事業者が多い。[[1950年代]]には装備されていたが、[[1970年]]頃導入の新車から廃止が始まった。なお、現在は[[じょうてつ|じょうてつバス]]では1997年 - 2000年に自社発注で導入、及び[[札幌市営バス]]から引き継いだ同時期のバス車両には、方向幕の[[発光ダイオード|LED]]化と並行して後部に方向幕が装備されるようになった。2010年代に入るとフルカラーのLED表示がバスにも波及し始めている。
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| − | | |
| − | この他に、かつては[[名古屋鉄道]]（[[2004年]]に[[名鉄バス]]に分社）が1970年代（おおむねディーゼル車の排出ガス規制が'''K-（昭和54年規制）'''の適用を受けていた時期まで）に導入していた路線車両でも、後部方向幕を装備していない車両が多かった。また、[[遠鉄バス|遠州鉄道]]も交通バリアフリー法が施行されるまでの導入車では、後部方向幕を装備していなかった。また、[[東武バス]]では、観光地を除くと最後の利根川以北の車庫であった境車庫の配置車は、[[朝日自動車]]に移管される2000年まで後部方向幕の装備車は無かった。
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| − | | |
| − | ==== 表示の形式 ====
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| − | {| class="wikitable"
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| − | |-
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| − | ! colspan="2" | 表示の形式 !! 解説 !! 表示例
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| − | |-
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| − | | 終点のみを表示 || style="text-align:center" | '''「（終点）」'''<br />（終点のみ表示） || [[系統番号]]などが付加されていないか表示する必要のない路線の経由地を明記する必要のないもの || [[ファイル:Bus houkoumaku mae A a.jpg|thumb|center|150px]]
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| − | |-
| |
| − | | 経由地と終点を表示 || style="text-align:center" | '''「（経由地）（終点）」'''<br />（経由地と終点を表示） || 系統番号などが付加されていないか表示する必要のない路線の経由地を明記する必要のあるもの || [[ファイル:Bus houkoumaku mae B a.jpg|thumb|center|150px]]
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| − | |-
| |
| − | | 系統番号などと終点を表示 || style="text-align:center" | '''「（系統番号など）（終点）」'''<br />（系統番号などと終点を表示） || 系統番号などが付加されている路線で経由地を明記する必要のないもの || [[ファイル:Bus houkoumaku mae C a.jpg|thumb|center|150px]][[ファイル:Bus houkoumaku mae C2 a.jpg|thumb|center|150px|前面（系統幕が独立しているタイプ。この例では系統幕に番号ではなく種別を表示している、また系統幕をのぞいた方向幕では終点のみの表示の例と見ることも出来る。）]]
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| − | |-
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| − | | 系統番号などと始点終点両方を表示 || style="text-align:center" | '''「（系統番号など）（始点）-（終点）」'''<br />（系統番号などと始点-終点を表示） || 系統番号などが付加されている路線で経由地を明記する必要のないもの<br />短距離区間の場合や、使用頻度が低い表示のコマ数節約で見られる。 || [[ファイル:Bus Rollsign(Front) Mizue Sta.-Seisokojo.JPG|thumb|center|150px]]
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| − | |-
| |
| − | | 系統番号などと経由地・終点を表示 || style="text-align:center" nowrap| '''「（系統番号など）（経由地）（終点）」'''<br />（系統番号などと経由地さらに終点を表示） || 一般に上に該当しないもの || [[ファイル:Bus houkoumaku mae D a.jpg|thumb|center|150px|前面]][[ファイル:Bus houkoumaku mae D2 a.jpg|thumb|center|150px|前面（系統幕が独立しているタイプ。系統幕をのぞいた方向幕では経由地と終点のみの表示の例と見ることも出来る。）]]
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| − | |-
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| − | | 大まかな地名と終点を表示 || style="text-align:center" nowrap| '''「（地名（終着）地名）」'''<br /> '''「（地名（終着））」'''|| 終着停留所名ではあまりに細かすぎる場合は、市町村名や広域地名を表示させてわかりやすくする場合がある（中距離系統や団地路線に多い） || [[ファイル:Roll sign of Horikawa bus.png|thumb|center|150px|行き先となる大まかな地名を大きく記載し、停留所名を小さく表記した例]]
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| − | |-
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| − | |}
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| − | | |
| − | 系統番号や経由地などが別の幕に記載されることもある。また高速バス、都市間バス、中距離・郊外路線、近距離団地路線などでは、終着の停留所名ではなく都市名或いは大まかな地名を記載し、わかりやすくする場合（例：「都城」、「つくば・土浦」、「○○団地」など）や究極的には終着停留所名と一致しない場合（「[[関東自動車鹿沼営業所|新鹿沼]]」）もある。これらは、ターミナルなどでインデックスの役割を果たすためである<ref>[http://www.atochigi.ne.jp/kanto_bus/#r3 宇都宮駅バスのりば]</ref>。
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| − | | |
| − | また、行き先となる駅の所属路線名やバス路線向かう方向などの情報を方向幕の地の色によって示している路線もある。
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| − | | |
| − | ==== 経由地表示の切替 ====
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| − | [[ファイル:Roll-sign of loop line Showa bus.JPG|thumb|240px|循環線の表示例（[[昭和自動車|昭和バス]]）]]
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| − | 循環線などの場合、ひとつの方向に対して複数の表示を用意し、適当な停留所を通過するごとに乗務員が操作して表示を変えるという形をとる場合が多いが、始発から終点までの経由地を矢印でつないだりすることでひとつの表示にまとめることもある。またLED式の場合、表示の変更が容易なため、走行中に途中経由地の表示を変えることができる（西鉄バスなど）<ref>http://m-tech.nnr.co.jp/cardevice/led.html</ref>。
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| − | | |
| − | 幕式のものと違って物理的な限界がないため、[[メモリーカード]]の容量の上限までコマ数を増やすことも可能である。
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| − | ==== 最終便・深夜バスの表示 ====
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| − | 事業者によっては、幕を照らすランプの色を変えて最終の1本前（緑色）・最終（赤色）を示しているところがある（LEDに取り替えられた路線では端のLEDの点灯色を赤や緑として示している）。また[[東急バス]]や[[横浜市営バス]]など、幕自体の地色を変えて深夜バスである旨を示す事業者もある。前述の2社はともに緑地に白文字、LEDでは緑枠としている。
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| − | <gallery>
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| − | ファイル:Dest sign-last car.jpg|最終便表示の例（後方）
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| − | ファイル:Dest sign-midnight car.jpg|深夜バス表示の例（正面）
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| − | ファイル:Keihan Midnight bus Hirakata-shi Station Kita-guchi Hino Blueribbon2 N-3215 2015.05.20.jpg|[[京阪バス]]における深夜バス表示の例
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| − | ファイル:Kokusaikogyo-ike55-last.JPG|国際興業バスにおける「最終バス」の表示
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| − | </gallery>
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| − | * 東京・埼玉を走る[[国際興業バス|国際興業株式会社]]ではLED幕の際に「行先」と「最終バス」を交互に表示している。（例:最終バス THE LAST BUS→池55 小茂根五丁目）のように表記される。側面・後面は日本語のみターンされる。
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| − | * 東武バスでは、本来系統が表示される部分に「終バス」が表示される。（例：北01 西新井大師→終バス 西新井大師）
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| − | | |
| − | ==== その他の表示 ====
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| − | {| class="wikitable"
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| − | |-
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| − | ! colspan="2" | 種類 !! 解説 !! 表示例
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| − | |-
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| − | | 回送中 || style="text-align:center" | '''「回送」「回送中」「回送車」''' ||[[回送]]中のバスであり利用できないことを表示。多くのバスに「回送」もしくは「回送車」のいずれかの幕がある。一部の事業者では、「すみません'''回送中'''です」と表記する場合もある。||
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| − | [[ファイル:Shinki bus Sumimasen.jpg|150px|サムネイル|中央|神姫バスの例]]
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| − | |-
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| − | | 貸切 || style="text-align:center" | '''「貸切」''' ||路線バス車を特定の団体等が貸し切っていることを表示。|| [[File:Kantetsu 1823YT KL-MP37JK.jpg|thumb|center|150px|貸切表示の例（正面）]]
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| − | |-
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| − | | 臨時 || style="text-align:center" | '''「臨時」''' ||イベント等の多客時に設定される臨時運行であることを表示。|| [[File:JR west bus Takao Keihoku line at Yamashiro Takao bus stop.jpg|thumb|center|150px|臨時表示の例（正面）]]
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| − | |-
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| − | | 代行 || style="text-align:center" | '''「代行バス」「列車代行」「鉄道代行」''' ||災害等により鉄道が不通となった際に設定される鉄道代行バスであることを表示。|| [[File:Etsumihoku Line Pinch runner bus 200507.jpg|thumb|center|150px|代行バス表示の例（正面）]]
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| − | |-
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| − | | 事業者名 || style="text-align:center" | '''「○○バス」「○○交通」''' ||該当する表示幕が存在しない場合等に表示。|| [[File:Nohibus Furukawa 05a8037.jpg|thumb|center|150px|事業者名表示の例（正面）]]
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| − | |-
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| − | | フリー乗降 || style="text-align:center" | '''フリー乗降のマーク等''' ||フリー乗降区間を含む系統の場合に表示。|| [[File:ISUZU KK-LR233J1 Nara-Kotsu （Sakurai Communy Bus）2008.06.04.jpg|thumb|center|150px|フリー乗降表示の例（正面）]]
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| − | |-
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| − | | 乗降中 || style="text-align:center" | '''「乗降中」''' ||停留所において利用客が乗降中であることを表示。 || [[File:KL-HU2PLEA-Kintetsu-6239-Rear.jpg|thumb|center|150px|乗降中表示の例（後面）]]
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| − | |-
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| − | | 教習車 || style="text-align:center" | '''「教習車」「研修」「研修車」 ''' ||社員教育や新路線・経路変更路線の開設準備による教習などにより、教習中のバスであることを表示。 || [[File:Keisei transit bus M113 training.jpg|thumb|center|150px|教習車表示の例（正面）]]
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| − | |-
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| − | |nowrap|緊急事態表示 ||nowrap style="text-align:center" | '''「SOS」「緊急事態発生」''' ||[[テロリズム|テロ]]・[[バスジャック]]など緊急事態が発生した場合に表示。|| [[ファイル:Bus-Emergency-Sign-Frontboard.jpg|thumb|center|150px|緊急事態表示の例（正面）]][[ファイル:Bus-Emergency-Sign-Sideboard.jpg|thumb|center|150px|緊急事態表示の例（側面）]]
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| − | |-
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| − | | 故障車 || style="text-align:center" | '''「故障車」「けん引中」''' ||車両故障で緊急点検を行う際や、自走不可能となり救援バスによりけん引移動となった際に表示。[[都営バス|東京都交通局]]などで使用されている。 ||
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| − | |-
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| − | |}
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| − | また、イベントではないが、停車中に後方の表示機に「衝突注意」を表示するバスもある。
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| − | | |
| − | [[青森県]]の[[弘南バス]]では他社局から購入した車両の内、後部方向幕を装備している車両は、方向幕の上に広告ステッカーを貼っている。なお、弘南バスでは幕表示の車両は五所川原市内循環100円バスのみ後部方向幕を使用していたが、2012年初夏の車体更新で後部方向幕を撤去した。但し、2016年10月1日の路線再編により、前方方向幕の使用を開始<ref>これまでは、方向幕を使用せず、表示窓の上に'''固定表示'''していた。</ref>した。
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| − | | |
| − | 特殊な例として、熊本県内を走る[[熊本バス]]や[[九州産交バス|産交バス]]では、車両の後方方向幕は（LEDのものを除き）現在「熊本バス」、「産交バス」と社名表記に固定された状態となっている。また、[[青森市営バス]]では、車両の後方方向幕は電光表示ものを除き、表示窓の部分に｢青森市営｣のステッカーを貼っている。
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| − | | |
| − | また、イベント時には特別なイラストやデザインを施した行き先表示を行うことがある。例として、[[西鉄バス]]では『[[AKB48 41stシングル 選抜総選挙]]』開票イベントが開催された折に、変更が容易なLED表示機の利点を生かして前面や側面を当該イベント仕様にしたバスを運行したことがある<ref>{{Cite press release|title=AKB48総選挙会場行き臨時バス運行|publisher=[[西日本鉄道]]|date=2015-06-05|url=http://www.nishitetsu.co.jp/release/2015/Information/15_i_027.pdf|format=pdf|accessdate=2015-06-09}}</ref><ref>{{Cite news|newspaper=[http://travel.watch.impress.co.jp/ トラベル Watch] |title=西鉄、AKB48総選挙会場行き臨時バスを特別な行先案内表示で運行 |publisher=[[インプレス]] |date=2015-06-05 |author=柴田進 |url=http://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/20150605_705689.html |accessdate=2015-06-09}}</ref>。
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| − | | |
| − | 方向幕表示パターンの多い例として、[[神奈川中央交通]][[神奈川中央交通大和営業所|大和営業所]]に240表示の製品が納入されたことがある<ref>方向幕製作メーカー 株式会社[[交通電業社]]公式「FAQ」ページ[http://www.parasign.co.jp/html/faq.htm]（2010年10月18日閲覧）より。</ref>。
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| − | | |
| − | ==== 設置箇所 ====
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| − | 正面・側面・最後尾に設置されるが、何かがない無い車両や一部を[[行先標|サボ]]などで表現する車両も存在する。
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| − | * 側面の幕に関しては、入口側のドアに近い位置に設置される事がある。
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| − | * 乗り降りのドアが変更になった場合やどちらからも乗り降りする車両などには、側面の方向幕がドアから遠いときもある。
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| − | | |
| − | <gallery>
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| − | ファイル:Toei-bus-N-C230 edited.jpg|正面の方向幕は上側、側面の方向幕は入口となる前ドアの近くの窓部分
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| − | ファイル:Keiobus J217.JPG|正面の方向幕は上側、側面の方向幕は入口となる中ドアの近くの窓部分
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| − | ファイル:KushiroBus 54 Takuboku.jpg|正面の方向幕は上側、側面の方向幕は入口となる中ドアの近くの窓部分
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| − | ファイル:Kantobus-Cubic.jpg|正面の方向幕は上側、側面の方向幕は入口となる後ドアの近くの窓部分
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| − | ファイル:Nishitetsu Bus Kitakyushu - 9606.jpg|正面の方向幕は上側、側面の方向幕は入口となる前ドアの近くの窓の下
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| − | ファイル:U-MP218K-Oki-Bus-Original.jpg|正面の方向幕は上側、側面の方向幕は入口となる前ドアの近くの窓の下（サボ）
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| − | ファイル:Yamagatakotsu 139.JPG|正面の方向幕は窓内側、側面の方向幕は前ドアの窓部分（サボ）
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| − | ファイル:Tokyubus T380.jpg|正面の方向幕は運転席下、側面の方向幕は入口となる前ドアの近くの窓の下
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| − | ファイル:Odakyubus 22.JPG|正面の方向幕は運転席下（正面・側面ともサボ状の物で補足）
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| − | ファイル:Nishinihon-JR-bus-744-8984.jpg|ダブルデッカー車の例。正面の方向幕は運転席下、側面は前ドアの近くの1階窓部分
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| − | ファイル:JRbus D674-99502.JPG|ダブルデッカー車の例。正面は方向幕なし、側面は前ドアの近くの1階窓部分
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| − | ファイル:Hiroshimadentetsubus-29621.JPG|ダブルデッカー車の例。正面の方向幕は運転席下、側面の方向幕はなし
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| − | </gallery>
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| − | | |
| − | === 中国 ===
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| − | 中国では前面および側面に3桁表示が可能な[[7セグメントディスプレイ]]のみ設けられていて、バス停に番号に対応する停車表が設置されている。
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| − | | |
| − | === 韓国、台湾 ===
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| − | 韓国、台湾では、路線番号とともに両端のバス停名を表示しており、バスを見ただけでは、それがどちら側に行くのか分からない場合が多い。そのため、フロント部分に行き先を記載した紙が掲示してある場合もある。なお、韓国のバスは、行き先や経由地等をバス車体に直接貼り付けたものが多く、その路線でしか使用できないのが大半である（日本のような、回転式の方向幕がついていない車両が大半）。表示は、現地語でしか表示していないことが多かったが、近年導入されている新型車では、LED式表示器を利用したものが多く、現地語と英語（[[釜山広域市]]、[[蔚山広域市]]の市内バスの一部は日本語、中国語も表示）を交互に表示するようになった。またLED表示機では、先述の鹿児島市交通局のように、設定により行き先以外の内容を表示させる場合もある。台湾の[[統聯客運]]などでは、左折、右折、発車の際の後続車への注意喚起、自社のバス路線宣伝や、旧正月前後に「謹賀新年」などと表示されている。
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| − | == ヘッドマーク ==
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| − | {{複数の問題 | section = 1
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| − | | 出典の明記 = 2012年9月
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| − | | 国際化 = 2017年10月 | 領域 = [[日本]]
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| − | }}
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| − | [[ファイル:JRW Twilight Express at Osaka Japan02-r.jpg|thumb|180px|「[[トワイライトエクスプレス]]」ヘッドマーク]]
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| − | '''ヘッドマーク'''とは、[[鉄道車両]]や[[バス (交通機関)|バス]]の列車・系統番号等を示すために先頭部・後尾部・車体側面に取り付ける板ないしは表示幕のこと。板状のものは'''愛称板'''（あいしょうばん）とも称される。また、後尾部に取り付けられている場合は'''テールマーク'''・'''バックサイン'''と呼ばれ、[[ブルートレイン_(日本)|ブルートレイン]]ではブームとなった1979年頃から盛んになっている。先頭部に付けられた、板状で主に目的地を記したものは、[[鉄道ファン]]の間で俗に'''前サボ'''とされ珍重される。意味としては「前サインボード」。
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| − | === 鉄道 ===
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| − | 日本では、[[特急列車]]に使用される列車愛称とそれにちなんだ絵柄を用いたものが広く知られている。
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| − | 戦時中、特急の運転を中止していた[[日本国有鉄道]]は1949年、特急[[へいわ]]の運転によって特急の運転を再開。へいわは翌1950年特急[[つばめ (列車)|つばめ]]と改称される。この時[[西日本旅客鉄道近畿統括本部|大阪鉄道管理局]]の明石孝が、列車の最後尾につけられるテールマークを機関車の前面にもつけることを発案。これがヘッドマークの起源と言われている<ref>「[[鉄道ファン]]」1990年2月号 p.136 [[交友社]]</ref>。
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| − | 電車・気動車の特急形車両は当初白地に紺色文字<ref>[[国鉄583系電車|583系]]は黄緑または黄色文字を使用。</ref>で日本語、赤文字でローマ字標記をしていたが、[[ゴーサントオ|1978年10月改正]]を皮切りにイラストの採用が始まり、[[1985年3月14日国鉄ダイヤ改正|1985年3月改正]]までに全ての特急列車がイラスト入りヘッドマークに変更された<ref>「鉄道ファン」1985年4月号 p.124</ref>。国鉄分割民営化後は[[JR九州783系電車|783系]]を筆頭に愛称表示器を装備しない特急車両が次々と登場したことから<ref>一部の車両では車両形式や列車名をエンブレムやロゴとして表示しているものもある。</ref>、ヘッドマークを装備した特急列車は全体的に減少傾向にある。その一方、[[JR東日本651系電車|651系]]では新たに[[発光ダイオード|LED]]を使用したヘッドマーク表示装置を開発、多彩な表示が可能なことから他社でも追随する例が出ており、国鉄型車両でもヘッドマークをLED式に改造した車両が登場している。
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| − | [[新幹線車両]]は前面部への取り付けが技術的に困難である。ただし、新幹線車両であっても「鼻」とも通称された連結器カバーを持つ車両（[[新幹線0系電車|0系]]・[[新幹線100系電車|100系]]・[[新幹線200系電車|200系]]）では装飾実績があり、1987年3月の[[国鉄分割民営化]]時や各車両の引退時などでマークが付けられた実績がある。2003年に開催された[[2003年の日本シリーズ|日本シリーズ]]では、開催地が[[山陽新幹線]]沿線であったことから[[新幹線700系電車|700系電車]]の前面窓下に[[福岡ソフトバンクホークス|福岡ダイエーホークス（当時）]]と[[阪神タイガース]]の[[ペットマーク|両球団マーク]]を貼り付け、『ホークス・タイガース応援列車』として走行している。
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| − | [[1970年代]]には特急列車のうち、定期客車列車が[[寝台列車]]による運行のみとなったことにより、合理化・省力化のため牽引機関車にヘッドマークを設置しない事例が多かった<ref name="journal980654">『鉄道ジャーナル』1998年6月号別冊 P54 （鉄道ジャーナル社、1998年）</ref>。これは、当時の労使関係によるところが大きいとされているが、例外的に[[品川運転所|東京機関区]]が[[電気機関車]]の運行を担当した[[東京駅]]発着で[[東海道本線|東海道]]・[[山陽本線]]経由の列車（いわゆる、[[ブルートレイン_(日本)#運行による分類について|九州ブルトレ群]]）については設置されていた事例が多い<ref name="journal980654" />。通常運行される特急列車以外では、イベント列車、記念列車、あるいは車両の引退間際や車体広告の一環として特製のヘッドマークがつけられることがある。
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| − | 定期の[[貨物列車]]においては長らくヘッドマークが取り付けられる事が無く、[[コンテナ]]専用列車「[[たから (列車)|たから]]」（[[1959年]]11月運行開始）の[[車掌車]]にテールマークが取り付けられた程度であった。定期貨物列車にヘッドマークが設置されたのは、[[1986年11月1日国鉄ダイヤ改正]]で運行開始した「スーパーライナー」（[[東京貨物ターミナル駅]]・[[新鶴見信号場]] - [[幡生駅|幡生操車場]]・[[下関駅|下関貨物駅]]間）6本で、牽引を担当した[[吹田機関区]]の[[国鉄EF66形電気機関車|EF66形]]に取り付けて運行された。以降は旅客列車と同様合理化・省力化のために取り付けは基本的に行われていないが、2000年代以降では毎年夏～秋ごろに[[広島車両所]]が一般公開の告知を兼ねて、ヘッドマークを装着して運行している<ref>[http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2016/09/jref66_36_2.html EF66 36に「広島車両所公開」ヘッドマーク] 鉄道ホビダス 2016年9月23日</ref>。
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| − | JR以外の鉄道会社では[[通勤形車両]]にヘッドマークを装着することが多く、その中でも[[阪急電鉄]]・[[京阪電気鉄道]]・[[西武鉄道]]・[[京王電鉄]]の[[大手私鉄]]4社は定期列車へ積極的にヘッドマークを装着している。一方私鉄の中には専用の[[特急形車両]]を保有する事業者もあるが、これらの車両のヘッドマークは文字のみというケースが多い。
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| − | <gallery>
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| − | ファイル:Asakaze-headmark.jpg|「[[あさかぜ (列車)|あさかぜ]]」ヘッドマーク
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| − | ファイル:ToKi-Headmark.JPG|「[[とき (列車)|とき]]」ヘッドマーク
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| − | ファイル:Suruga-Shuttle-Headmark.jpg|「[[するがシャトル]]」ヘッドマーク
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| − | ファイル:JRK485HLHMkirisimacolor.JPG|方向幕を利用した「[[ホームライナー]]」ヘッドマーク（[[鹿児島本線]]で運転。同線の[[鹿児島中央駅]]にて）
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| − | ファイル:Dentetsu toyama sta06st3200.jpg|[[電鉄富山駅]]ホームに置かれたヘッドマーク
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| − | ファイル:Headmark in Horonobe.jpg|北海道[[幌延町]]でのイベントで展示されたヘッドマーク（2016年9月）
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| − | </gallery>
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| − | === バス ===
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| − | {{Double image aside|right|OER-5254-Tanzawa-go.jpg|180|P-MP218M-Kanachu-Ha27-Tanzawa-go.jpg|180|列車と同様のヘッドマークをバスにも使用した例}}
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| − | バスでは、愛称や系統を示すためにヘッドマークが掲出される。例えば[[都営バス]]では、[[都市新バス]]系統の車両について、フロントガラス下部にヘッドマーク（丸型）+愛称板が取り付けられている。過去には、冷房車であることを示すヘッドマークなどが掲出された例もある。
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| − | また、特定の列車に接続するバスに、列車と同様のヘッドマークを掲出することもある。例えば、[[1987年]]から数年間、[[小田急電鉄]][[小田急小田原線|小田原線]]で休日朝の急行のうち1本を「丹沢号」として運行した際に、[[渋沢駅]]で当該列車からの接続を受ける[[神奈川中央交通|神奈中バス]]大倉行きに、同じデザインの「丹沢号」ヘッドマークを掲出した。
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| − | [[ファイル:Keihan-w-1096 shijounawate-communitybus for-wiki.JPG|thumb|left|180px|前面下部にマグネットによる取り外し式のヘッドマークを掲出している四條畷市コミュニティバス]]
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| − | この他に[[観光地]]や[[観光]][[イベント]]の宣伝目的で、[[京都府]]の[[京都京阪バス]]では、京阪宇治バス時代には観光客への沿線のアピールおよびイベントの宣伝として[[2006年]]度より一部の[[バス (車両)|バス]]の前面に数種類のヘッドマークを装着していたが、現在は廃止された。[[京阪バス]]でも[[四條畷市コミュニティバス]]や、現在廃止された[[くるっとBUS]]や八幡市南北線で運用の車両については[[磁石]]式のヘッドマークを取り付ける（但し一般系統などに充当される場合は外される）。
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| − | これに似たケースとして「'''バスマスク'''」、俗称として、「'''よだれかけ'''」などと呼ばれるものがある。これはフロントガラスの下に布を張る（垂れ幕を下げる）方式であり、近年多く見られる。
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| − | {{Double image aside|right|Odakyu Bus D385.jpg|180|Kanachu Atsu101 Front Infomation.jpg|180|バスマスクの例（PASMOご利用いただけます）|バスマスクを行き先表示として使用した例（神奈川中央交通の厚101系統）}}
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| − | 都営バスにおいても過去に「都市新バス開通」・「tobus.jp広告」・「都議会議員選挙啓発」・「西葛01試験運行」（該当路線運用車のみ）など多数の実績がある。また、[[PASMO]]導入路線では、導入開始後からしばらくの間は、「PASMOご利用いただけます」と書かれたピンク色の幕を下げて運行することとなっている。また京阪バスでは各種イベント及びキャンペーン実施時に、及び[[京阪バス寝屋川営業所|寝屋川営業所]]管内では[[寝屋川警察署]]による[[ひったくり]]防止運動の垂れ幕を掲出する。[[ことでんバス]]では本来専用塗装車両が使用されるショッピング・レインボー循環バスや[[イオンモール高松|イオン高松]]線が検査などのため一般車両で運行される際に垂れ幕を掲出している。また、方向幕が幕式の頃は、運行頻度の少ない路線において、方向幕の代用として掲出するケースもみられた。
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| − | == 脚注 ==
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| − | {{Reflist}}
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| − | == 関連項目 ==
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| − | * [[行先標]]
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| − | * [[車内案内表示装置]]
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| − | == 外部リンク ==
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| − |  {{Commonscat-inline|Information boards on public transport vehicles|公共交通機関の情報板}}
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| − | {{DEFAULTSORT:ほうこうまく}}
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| − | [[Category:鉄道のサービス]]
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| − | [[Category:鉄道運転業務]]
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| − | [[Category:バス]]
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| − | [[en:Rollsign]]
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