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{{基礎情報 会社
 
|社名 = 日本光電工業株式会社
 
|英文社名 = NIHON KOHDEN CORPORATION
 
|ロゴ = [[File:Nihon Kohden company logo.svg|260px]]
 
|種類 = [[株式会社]]
 
|市場情報 = {{上場情報 | 東証1部 | 6849}}
 
|略称 = 日本光電
 
|国籍 = {{JPN}}
 
|郵便番号 = 161-8560
 
|本社所在地 = [[東京都]][[新宿区]][[西落合 (新宿区)|西落合]]1-31-4
 
|設立 = [[1951年]][[8月6日]]
 
|業種 = 3650
 
|統一金融機関コード =
 
|SWIFTコード =
 
|事業内容 = 医療機器の開発・製造・販売
 
|代表者 = 代表取締役会長兼CEO 鈴木 文雄
 
代表取締役社長兼COO 荻野 博一
 
|資本金 = 75億4,400万円
 
|売上高 = 単体1,033億円、連結1,655億円<br />(2016年3月期)
 
|総資産 =
 
|従業員数 = 単体2,011人、連結4,616人<br />(2015年3月31日現在)
 
|決算期 = 3月31日
 
|主要株主 = [[東芝メディカルシステムズ]]
 
|主要子会社 =
 
|関係する人物 =
 
|外部リンク = http://www.nihonkohden.co.jp/
 
|特記事項 = 一般的には日本光電、または光電と呼ばれている
 
}}
 
'''日本光電工業株式会社'''(にほんこうでんこうぎょう)は、[[医療機器]]を開発・製造・販売する東証一部上場企業である。
 
  
[[1951年]]創立。本社所在地は[[東京都]][[新宿区]]で、日本国内外で36社によるグループ経営を行っている。
+
'''日本光電工業株式会社'''(にほんこうでんこうぎょう)
  
== 概要 ==
+
通称日本光電。医療用電子機器の専門メーカー。 1951年設立。心電計や脳波計など生体計測機器を主体としていたが,各種の患者監視装置,その他医療用電子機器へと多角的な展開をはかっている。 70年代末以降アメリカ,西ドイツ (当時) ,イギリス,中国に現地子会社を設立,国際化を進めている。売上構成比は,生体計測機器 29%,生体情報モニタ 20%,治療機器 14%,その他 ME機器 35%,変成器3%。年間売上高 619億 5500万円 (連結。うち輸出 15%) ,資本金 75億 4400万円,従業員数 851名 (1999) 。
[[医療機器]]を幅広く開発・販売するメーカー。もともとは[[脳波計]]の開発・販売からスタートしたため、日本でのシェアは90.9%([[2005年]])と高い。[[筋電図検査装置]]、[[ポリグラフ]]、[[電気的除細動|除細動器]]、においても、国内はもとより世界でも高いシェアを持つ。 また、集中治療室、手術室、一般病棟等で利用されている[[生体情報モニタ]]は、はじめて開発・商品化した機種でもあり、国内トップのシェアをもつ。当初の主製品は脳波計であったが、[[1980年]]頃を境にして、生体情報モニタに主役の座を譲った。
 
  
[[画像:AED by MASA2.jpg|thumb|200px| 駅ホームに設置された(日本光電工業社製)のAED]]
+
{{テンプレート:20180815sk}}
また、[[自動体外式除細動器]](AED)の販売も手がけており、主力製品の一つである。[[2007年]]の[[東京マラソン]]では同社のAEDを36台提供、実際に同社のAEDにより2名の[[心停止]]者が救われた。翌年、[[2008年]]の東京マラソンでは公式スポンサーにもなった。[[2009年]]の同大会でも公式スポンサーとなり、タレントの[[松村邦洋]]が心肺停止に陥った際に使用されたAEDも同社のものであった。
 
 
 
なお、現在の医療で欠かすことのできない[[パルスオキシメーター]](動脈血酸素飽和度測定器)は、同社の[[青柳卓雄]]博士、岸道男によって[[1974年]]に原理発明され、アメリカの企業で開発されたものである。当時、基本特許を取得しながら、商品化には至らなかった。この製品が近年の爆発的普及に繋がったのは、アメリカの会社をはじめとする他社の商品化努力による成果である。
 
 
 
[[2003年]]度の「優れた会社」([[日本経済新聞]])ランキングにも選ばれている。
 
 
 
== 沿革 ==
 
* [[1951年]] - [[東京都]][[文京区]]に日本光電工業(株)を設立。世界初の8ch全交流直記式脳波装置ME-1Dを開発。特許取得。
 
* [[1952年]] - 東京都新宿区西落合に本社および工場を移転。
 
* [[1957年]] - 携帯型[[心電計]]MC-2Hを開発・販売。
 
* [[1958年]] - [[ソニー]]と提携。一般向け[[補聴器]]を制作。
 
* [[1960年]] - 日本初となる多用途監視記録装置([[ポリグラフ]])を開発・販売。
 
* [[1964年]] - 世界初となる[[生体情報モニタ]]を[[久保田博南]]らが商品化・販売。
 
* [[1967年]] - 日本で初めて開設された東北大学の集中治療室に生体情報モニタを納入。
 
* [[1972年]] - 自動[[血球]]計測器MEK-1100を開発・販売。
 
* [[1974年]] - [[パルスオキシメーター]](動脈血中酸素飽和度測定装置)の原理を[[青柳卓雄]]らが開発。
 
* [[1975年]] - 世界初の無線テレメータ式[[生体情報モニタ]]を[[久保田博南]]らが開発・販売。
 
* [[1979年]] - [[宇宙開発事業団]](NASDA)から調査・研究・開発業務を委託され、ライフサイエンス実験装置を開発。
 
* [[1982年]] - 世界初の[[不整脈]]解析機能内蔵の心電図モニタを販売。
 
* [[1990年]] - 日本初のデジタル[[心電図]]テレメータを販売。
 
* [[1996年]] - 病棟での看護業務をサポートする看護支援システムを販売。
 
* [[2000年]]
 
** 挿管器具スタイレットスコープを開発・販売。
 
** [[宝ホールディングス|宝酒造]]株式会社、[[和研薬]]株式会社と細胞医療関連製品の新会社[[宝光電細胞医療]]株式会社を設立。
 
* [[2001年]] - 業務提携関係を結んでいる[[東芝メディカルシステムズ]]株式会社と国内初となる画像・生体情報統合型心臓[[カテーテル]]検査システム用ネットワークを共同開発。
 
* [[2003年]]
 
** 超小型メインストリーム式CO2センサを山森伸二らが開発。
 
** [[帝人ファーマ]]株式会社と[[睡眠時無呼吸症候群]](SAS)領域において、販売提携を結ぶ。
 
* [[2006年]] - [[人工内耳]]システムの販売を開始。
 
* [[2007年]] - 国内初となるAEDの開発に成功。
 
 
 
== 工場 ==
 
* 鶴ヶ島研究開発・物流センタ - [[埼玉県]][[鶴ヶ島市]]富士見6-2-20
 
* 川本工場 - 埼玉県[[深谷市]]白草台2909-63([[春日丘工業団地]]内)
 
* 所沢工場 - 埼玉県[[所沢市]]下安松9430
 
* 富岡工場 - [[群馬県]][[富岡市]]七日市486
 
* 富岡第二工場 - 群馬県富岡市富岡2027番地1
 
 
 
== グループ企業 ==
 
* 日本光電北海道(株) - 製品の販売
 
* 日本光電東北(株) - 製品の販売
 
* 日本光電東関東(株) - 製品の販売
 
* 日本光電北関東(株) - 製品の販売
 
* 日本光電東京(株) - 製品の販売
 
* 日本光電南関東(株) - 製品の販売
 
* 日本光電中部(株) - 製品の販売
 
* 日本光電関西(株) - 製品の販売
 
* 日本光電中四国(株) - 製品の販売
 
* 日本光電九州(株) - 製品の販売
 
* 日本光電アメリカ(株) - 製品の販売
 
* 日本光電ラテンアメリカ(株) - 製品の販売
 
* 日本光電ブラジル(有) - 製品の販売
 
* 日本光電ヨーロッパ(有) - 製品の販売
 
* 日本光電ドイツ(有) - 製品の販売
 
* 日本光電フランス(有) - 製品の販売
 
* 日本光電イベリア(有) - 製品の販売
 
* 日本光電イタリア(有) - 製品の販売
 
* 日本光電UK(有) - 製品の販売
 
* 日本光電シンガポール(株) - 製品の販売
 
* 日本光電マレーシア(株) - 製品の販売
 
* 日本光電インディア(株) - 製品の販売
 
* 日本光電ミドルイースト(株) - 製品の販売
 
* 日本光電コリア(株) - 製品の販売
 
* 上海光電医用電子儀器有限公司 - 製品の製造・販売
 
* NKUSラボ(株) - 製品の販売・ソフトウェアの開発
 
* 日本光電フィレンツェ(有) - 純正試薬の生産・販売
 
* (株)イー・スタッフ - 業務委託・労働者派遣・IT機器販売
 
* (株)ベネフィックス - 医療情報システム製品の製造・販売
 
* スパン日本光電ダイアグノスティクス(株)
 
* (株)日本バイオテスト研究所
 
 
 
== 外部リンク ==
 
* [http://www.nihonkohden.co.jp/index.html 日本光電工業株式会社]
 
* [http://www.asas.or.jp/jsmbe/index.html 日本生体医学工学会]
 
* [http://www.ssk21.co.jp/repo/R_R04V0029.html SSK新社会システム総合研究所 - 医療機器・用品年鑑 2008年版 レポート]
 
 
 
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[[Category:日本の医療機器メーカー]]
 
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2019/4/27/ (土) 22:36時点における最新版

日本光電工業株式会社(にほんこうでんこうぎょう)

通称日本光電。医療用電子機器の専門メーカー。 1951年設立。心電計や脳波計など生体計測機器を主体としていたが,各種の患者監視装置,その他医療用電子機器へと多角的な展開をはかっている。 70年代末以降アメリカ,西ドイツ (当時) ,イギリス,中国に現地子会社を設立,国際化を進めている。売上構成比は,生体計測機器 29%,生体情報モニタ 20%,治療機器 14%,その他 ME機器 35%,変成器3%。年間売上高 619億 5500万円 (連結。うち輸出 15%) ,資本金 75億 4400万円,従業員数 851名 (1999) 。



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