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{{Otheruses|天球上の星座|星占いやその他|星座 (曖昧さ回避)}}
 
  
'''星座'''(せいざ、{{lang-en-short|constellation}})は、複数の[[恒星]]が[[天球]]上に占める見かけの配置を、その特徴から連想したさまざまな事物の名前で呼んだものである。古来さまざまな地域・文化や時代に応じていろいろなグループ化の方法や星座名が用いられた。
+
'''星座'''(せいざ、{{lang-en-short|constellation}})
 
 
[[ファイル:Celestial chart (asterisms and areas) (esp).png|thumb|right|400px|左は北半球、右は南半球の星座]]
 
 
 
== 概要 ==
 
天文学的には恒星同士の見かけの並びに特段の意味は無い。[[プレアデス星団|プレアデス]](すばる)などの散開星団を除き、星座を構成する星は互いに[[天体力学]]的な関連をもって並んでいるわけではなく、地球からの距離もまちまちで、[[太陽系]]の位置からたまたま同じ方向に見えるだけである。しかし、古来星座にまつわるさまざまな伝説・神話が伝承されているため、これらの物語が宇宙や天体観測に興味を持つきっかけとなる人も多く、天文学の入門として広く話題に取り上げられ、親しまれている。
 
 
 
星座以外に、特定の星の並びに対して付けられた非公式な呼び名({{lang-en-short|asterism}}、[[星群]])もある。例えば、「[[北斗七星]]」はおおぐま座の一部で、くまのしっぽにあたる目立った7個の星がひしゃく状をなすことから名づけられた名前である。
 
 
 
== 歴史 ==
 
=== 古代エジプト・メソポタミア・ギリシャ ===
 
古代エジプトの遺跡で、星の並びを人などに見立てた図が発見されている。この星座は総称して'''{{仮リンク|デカン (星座)|label=デカン|en|Decan}}'''と呼ばれ、一年を360日として十日ごとの区画に割る指標として用いられていたが、一部を除いて同定されていないものが多く、現在も研究が続けられている。これが記録に残る最古の星座である。なお、現在の88星座に直接結びついてはいない。星同士を結んで星座を作る風習がのちに[[メソポタミア]]文明に伝わり、ここで現在の星座の原型ができたと考えられる。ただし、エジプトとは独立して、別個に星座を作ったという可能性もある。
 
 
 
最初に決められた星座は、[[黄道十二星座]]である。物的な証拠は残っていないが、メソポタミア文明以前から住み着いていた羊飼いによって設定されたという説がある。ヒツジ、ヤギ、ウシといった家畜がすべてこの黄道十二星座に含まれているのが間接的な証拠とされるが、羊飼いが設定した星座は12個ではなかった可能性もある。
 
ただし、欧米ではこの「羊飼い説」はその資料を探すのも困難で、物的資料からも星座の起源は紀元前5世紀頃とされて久しい。日本でのみ羊飼い説が信じられているが、最近の関連図書ではようやく紀元前5世紀が正しいとするものも出てきた。
 
 
 
これらの黄道の星座はメソポタミア文明に取り入れられ、西洋占星術の基礎となった。メソポタミアの{{ill2|ムル・アピン粘土板|en|MUL.APIN}}([[紀元前6世紀]]、写しは[[大英博物館]]蔵)には、黄道十二星座を含め66の星座のリストが存在し、メソポタミアの神に基づく[[エンリル]]の道、[[アヌ (メソポタミア神話)|アヌ]]の道、[[エンキ|エア]]の道に大別される。これらは古代[[エジプト]]を通じて[[古代ギリシア]]に伝わり、ギリシア人たちは自分たちの神話体系にこれを取り入れるとともに、自分たちでもさらに新しい星座を設定した。ギリシア人が設定した星座にはみな神話がついている。
 
 
 
古代ギリシアでの星座への言及で最も古いものは、[[紀元前9世紀]]の[[ホメロス]]の二大叙事詩『[[イーリアス]]』『[[オデュッセイア]]』で、星座名としてはおおぐま座、オリオン座、うしかい座が登場した。
 
 
 
[[紀元前4世紀]]の天文学者エウドクソスは、現代につながる44星座を決定したとされるが、その著書は残っていない。かわりに[[紀元前3世紀]]の小アジア生まれのマケドニアの詩人[[アラトス]]がこの44星座を詩にし、これが残っている。プレアデスとヒュアデスの2星団を星座にしているほかは、ほぼ現行のものが使われていた。
 
 
 
現代につながる49星座の設定者は[[紀元前2世紀]]の天文学者[[ヒッパルコス]]で、アラトスのものに修正を加え、現在にすべてつながる46星座を決定した。この後、トレミーの48星座とかみのけ座を合わせた全49星座を決定したという説もあるが、その著書は残っていない。
 
 
 
紀元[[2世紀]]、[[クラウディオス・プトレマイオス]]が[[トレミーの48星座]]を決定した。彼はかみのけ座を認めなかった。この48星座を決定した者はヒッパルコスだという主張もあるが、著書の残るプトレマイオスの名をとり、今でもこれらの星座は'''「トレミーの48星座」'''と呼ばれ続けている。なお、トレミーはプトレマイオスの英語読みである。これは長く標準となり、16世紀までは変更が加えられることはなかった。
 
 
 
=== 古代中国 ===
 
* 星の集合体
 
中国では星空を天上世界の官僚機構に見立て、星同士を結ぶ線で構成される形を「[[星官]]」と呼んだ。西洋の星座と違い、1星や2星といった少数の星によって構成されるものも多いことが特徴である。古来より天文家ごとに星官の名称は異なっていたが、[[三国時代 (中国)|三国時代]]の陳卓が石氏・甘氏・巫咸三家の星官を統合して283官1464星とし、以後、この体系が沿用された。なお[[宋 (王朝)|宋]]代の「[[蘇州市|蘇州]]・石刻天文図」には1440星が刻されている<ref name="shibasen"/>。
 
 
 
*天球上の領域
 
星官は西洋天文学の星座と異なり、それ自体に星空を分割した区画の意味は含まれていない。天球上をある程度の面積をもった領域に区分した天区には[[三垣]][[二十八宿]]の体系が作られた。個々の天区は[[天の北極]]付近、および、[[黄道]]沿いにある主要な星官に[[距星]]が置かれ、その距星のある星官によって名前がつけられている。
 
 
 
また二十八宿を7宿ごとにまとめた[[四神|四象]]があり、東方[[青竜|青龍]]・北方[[玄武]]・西方[[白虎]]・南方[[朱雀]]に四分された。
 
 
 
なお、三垣二十八宿や四象は星官にもとづいた不均等区分の天球分割法であるが、中国天文学にはこの他に天球を12の区画に均等区分した[[十二次]]や[[十二辰]]といったものがあった。十二次・十二辰の領域や境界は二十八宿の度数を座標系として使用することによって表された。
 
 
 
=== 大航海時代以降 ===
 
16世紀、[[大航海時代]]が始まると、プトレマイオスが観測できなかった南天にも星が続々と見つかった。[[地動説]]が唱えられはじめ、プトレマイオスの絶対的な権威は薄らいだ。16世紀末に、オランダの航海者[[ペーテル・ケイセル]]と[[フレデリック・デ・ハウトマン]]が遺した記録を元に、[[1603年]]に[[ヨハン・バイエル]]が『[[ウラノメトリア]]』に南天の星座を描き、以後「[[バイエル星座]]」として知られるようになった{{R|Ridpath}}。この後、[[天動説]]が信じられなくなると、プトレマイオスの権威は低下し、さまざまな天文学者が続々と新しい星座を設定した。ただし、[[ヨハネス・ヘヴェリウス]]の7星座と[[ニコラ・ルイ・ド・ラカーユ]]の14星座を除き、ほとんどがその後は生き残れなかった。この時代に北天に設定された星座は、星が少なく星座が設定されていなかった領域に無理やり星座を作ったような例が多い。また、王侯貴族にちなんで名付けられたものも多かったが、その他の国に認められず、ほとんどが消えていった。その他、ドイツの天文学者で宗教家のジュリアス・シラーは、キリスト教の伝聞に基づいた星座を設定し1627年に出版したが、現在はどれも使われていない{{R|Hara}}<ref group="注">[[はと座]]は、シラーのキリスト教星座星図にも登場するが、これはシラーのオリジナルではなく[[ペトルス・プランシウス]]が16世紀末に考案したもので、ノアの箱舟の伝承と結び付けるアイデアもプランシウスやバイエルが先んじている。</ref>。
 
 
 
=== 現在の星座(IAU方式)===
 
1922年に[[ローマ]]で開催された[[国際天文学連合]](IAU)の設立総会で現在の88星座の名前と略語が定められ{{R|IAU1922}}、1928年の第3回総会で[[ウジェーヌ・デルポルト]]が検討した各星座の境界線が採択されたことにより、現在使われている88の星座が確立された。
 
 
 
この88星座は、「トレミーの48星座」をベースに、近世に考案された新たな星座を加えることで成立した。採用されなかった星座も数多くある。例えば、[[ジェローム・ラランド]]が考案した「しぶんぎ座」は、現在は[[うしかい座]]や[[りゅう座]]の一部とされている。これにちなんでりゅう座&iota;星近辺を輻射点とする流星群には正式に「[[しぶんぎ座流星群]]」の名が付けられている。
 
 
 
IAUの星座分類は、名称を定義しただけではなく、各星座の範囲を厳密に決めたことも特徴である。すべての星座は[[赤経]]・[[赤緯]]の線に沿った境界線で区切られている。このため、あらゆる太陽系外部の天体は必ずどれかひとつの星座に属することになる。各恒星は、星座内での光度の順番などにより、ギリシャ語のアルファベットと星座名をあわせ、「こと座 {{lang|el|&alpha;}}(アルファ)星」などと呼ぶ。国際的にはラテン語を使い、{{lang|el|&alpha;}} {{lang|la|Lyrae}} と書く。このとき星座名は[[属格]]に活用変化させる。3文字の略符を使い、{{lang|el|&alpha;}} {{lang|la|Lyr}} と書いてもよい。4文字の略符もあるが全く使われない。恒星は、星座内で明るい順に {{lang|el|&alpha;}}、{{lang|el|&beta;}}(ベータ)、{{lang|el|&gamma;}}(ガンマ)、…と名付けられる。この方式で最初の全天恒星図を作った[[ヨハン・バイエル]]にちなみ、この命名法による名を[[バイエル符号]]と呼ぶ。バイエル符号以外の命名法もある。恒星の命名法についての詳細は、[[恒星]]の項目を参照のこと。
 
 
 
=== 和名 ===
 
88の星座とそのラテン語での正式名は決まったが、日本語での翻訳は特に決定的なものがなく、各天文団体ごとに若干異なる訳名が使われた。1944年に学術研究会議(現[[日本学術会議]])が訳名を決定するとこれが全国的に使われるようになり、その後、数度改定され、現在に至っている。
 
 
 
また、これら学術用語とは別に、星の並びに対して地方によって様々な呼称が存在する([[星・星座に関する方言]]を参照)。
 
 
 
== 88星座の一覧 ==
 
{{main|星座の一覧}}
 
{|class=wikitable
 
|-
 
!和名||略号||ラテン語名等
 
|-
 
|[[アンドロメダ座]]||{{lang|la|And}}||{{lang|la|Andromeda}}
 
|-
 
|[[いっかくじゅう座]]||{{lang|la|Mon}}||{{lang|la|Monoceros}}
 
|-
 
|[[いて座]]||{{lang|la|Sgr}}||{{lang|la|Sagittarius}}
 
|-
 
|[[いるか座]]||{{lang|la|Del}}||{{lang|la|Delphinus}}
 
|-
 
|[[インディアン座]]||{{lang|la|Ind}}||{{lang|la|Indus}}
 
|-
 
|[[うお座]]||{{lang|la|Psc}}||{{lang|la|Pisces}}
 
|-
 
|[[うさぎ座]]||{{lang|la|Lep}}||{{lang|la|Lepus}}
 
|-
 
|[[うしかい座]]||{{lang|la|Boo}}||{{lang|la|Bo&ouml;tes}}
 
|-
 
|[[うみへび座]]||{{lang|la|Hya}}||{{lang|la|Hydra}}
 
|-
 
|[[エリダヌス座]]||{{lang|la|Eri}}||{{lang|la|Eridanus}}
 
|-
 
|[[おうし座]]||{{lang|la|Tau}}||{{lang|la|Taurus}}
 
|-
 
|[[おおいぬ座]]||{{lang|la|CMa}}||{{lang|la|Canis Major}}
 
|-
 
|[[おおかみ座]]||{{lang|la|Lup}}||{{lang|la|Lupus}}
 
|-
 
|[[おおぐま座]]||{{lang|la|UMa}}||{{lang|la|Ursa Major}}
 
|-
 
|[[おとめ座]]||{{lang|la|Vir}}||{{lang|la|Virgo}}
 
|-
 
|[[おひつじ座]]||{{lang|la|Ari}}||{{lang|la|Aries}}
 
|-
 
|[[オリオン座]]||{{lang|la|Ori}}||{{lang|la|Orion}}
 
|-
 
|[[がか座]]||{{lang|la|Pic}}||{{lang|la|Pictor}}(元々は {{lang|la|Equuleus Pictoris}})
 
|-
 
|[[カシオペヤ座]]||{{lang|la|Cas}}||{{lang|la|Cassiopeia}}
 
|-
 
|[[かじき座]]||{{lang|la|Dor}}||{{lang|la|Dorado}}
 
|-
 
|[[かに座]]||{{lang|la|Cnc}}||{{lang|la|Cancer}}
 
|-
 
|[[かみのけ座]]||{{lang|la|Com}}||{{lang|la|Coma Berenices}}(古来は星群だった)
 
|-
 
|[[カメレオン座]]||{{lang|la|Cha}}||{{lang|la|Chamaeleon}}
 
|-
 
|[[からす座]]||{{lang|la|Crv}}||{{lang|la|Corvus}}
 
|-
 
|[[かんむり座]]||{{lang|la|CrB}}||{{lang|la|Corona Borealis}}
 
|-
 
|[[きょしちょう座]]||{{lang|la|Tuc}}||{{lang|la|Tucana}}
 
|-
 
|[[ぎょしゃ座]]||{{lang|la|Aur}}||{{lang|la|Auriga}}
 
|-
 
|[[きりん座]]||{{lang|la|Cam}}||{{lang|la|Camelopardalis}}
 
|-
 
|[[くじゃく座]]||{{lang|la|Pav}}||{{lang|la|Pavo}}
 
|-
 
|[[くじら座]]||{{lang|la|Cet}}||{{lang|la|Cetus}}
 
|-
 
|[[ケフェウス座]]||{{lang|la|Cep}}||{{lang|la|Cepheus}}
 
|-
 
|[[ケンタウルス座]]||{{lang|la|Cen}}||{{lang|la|Centaurus}}
 
|-
 
|[[けんびきょう座]]||{{lang|la|Mic}}||{{lang|la|Microscopium}}
 
|-
 
|[[こいぬ座]]||{{lang|la|CMi}}||{{lang|la|Canis Minor}}
 
|-
 
|[[こうま座]]||{{lang|la|Equ}}||{{lang|la|Equuleus}}
 
|-
 
|[[こぎつね座]]||{{lang|la|Vul}}||{{lang|la|Vulpecula}}(元々は {{lang|la|Vulpecula Cum Ansere}})
 
|-
 
|[[こぐま座]]||{{lang|la|UMi}}||{{lang|la|Ursa Minor}}
 
|-
 
|[[こじし座]]||{{lang|la|LMi}}||{{lang|la|Leo Minor}}
 
|-
 
|[[コップ座]]||{{lang|la|Crt}}||{{lang|la|Crater}}
 
|-
 
|[[こと座]]||{{lang|la|Lyr}}||{{lang|la|Lyra}}
 
|-
 
|[[コンパス座]]||{{lang|la|Cir}}||{{lang|la|Circinus}}
 
|-
 
|[[さいだん座]]||{{lang|la|Ara}}||{{lang|la|Ara}}
 
|-
 
|[[さそり座]]||{{lang|la|Sco}}||{{lang|la|Scorpius}}(別名 {{lang|la|Scorpio}})
 
|-
 
|[[さんかく座]]||{{lang|la|Tri}}||{{lang|la|Triangulum}}
 
|-
 
|[[しし座]]||{{lang|la|Leo}}||{{lang|la|Leo}}
 
|-
 
|[[じょうぎ座]]||{{lang|la|Nor}}||{{lang|la|Norma}}
 
|-
 
|[[たて座]]||{{lang|la|Sct}}||{{lang|la|Scutum}}
 
|-
 
|[[ちょうこくぐ座]]||{{lang|la|Cae}}||{{lang|la|Caelum}}
 
|-
 
|[[ちょうこくしつ座]]||{{lang|la|Scl}}||{{lang|la|Sculptor}}
 
|-
 
|[[つる座]]||{{lang|la|Gru}}||{{lang|la|Grus}}
 
|-
 
|[[テーブルさん座]]||{{lang|la|Men}}||{{lang|la|Mensa}}(元々は {{lang|la|Mons Mens&aelig;}})
 
|-
 
|[[てんびん座]]||{{lang|la|Lib}}||{{lang|la|Libra}}
 
|-
 
|[[とかげ座]]||{{lang|la|Lac}}||{{lang|la|Lacerta}}
 
|-
 
|[[とけい座]]||{{lang|la|Hor}}||{{lang|la|Horologium}}
 
|-
 
|[[とびうお座]]||{{lang|la|Vol}}||{{lang|la|Volans}}(元々は {{lang|la|Piscis Volans}})
 
|-
 
|[[とも座]]||{{lang|la|Pup}}||{{lang|la|Puppis}}
 
|-
 
|[[はえ座]]||{{lang|la|Mus}}||{{lang|la|Musca}}
 
|-
 
|[[はくちょう座]]||{{lang|la|Cyg}}||{{lang|la|Cygnus}}
 
|-
 
|[[はちぶんぎ座]]||{{lang|la|Oct}}||{{lang|la|Octans}}
 
|-
 
|[[はと座]]||{{lang|la|Col}}||{{lang|la|Columba}}
 
|-
 
|[[ふうちょう座]]||{{lang|la|Aps}}||{{lang|la|Apus}}
 
|-
 
|[[ふたご座]]||{{lang|la|Gem}}||{{lang|la|Gemini}}
 
|-
 
|[[ペガスス座]]||{{lang|la|Peg}}||{{lang|la|Pegasus}}
 
|-
 
|[[へび座]]||{{lang|la|Ser}}||{{lang|la|Serpens}}
 
|-
 
|[[へびつかい座]]||{{lang|la|Oph}}||{{lang|la|Ophiuchus}}
 
|-
 
|[[ヘルクレス座]]||{{lang|la|Her}}||{{lang|la|Hercules}}
 
|-
 
|[[ペルセウス座]]||{{lang|la|Per}}||{{lang|la|Perseus}}
 
|-
 
|[[ほ座]]||{{lang|la|Vel}}||{{lang|la|Vela}}
 
|-
 
|[[ぼうえんきょう座]]||{{lang|la|Tel}}||{{lang|la|Telescopium}}
 
|-
 
|[[ほうおう座]]||{{lang|la|Phe}}||{{lang|la|Phoenix}}
 
|-
 
|[[ポンプ座]]||{{lang|la|Ant}}||{{lang|la|Antlia}}
 
|-
 
|[[みずがめ座]]||{{lang|la|Aqr}}||{{lang|la|Aquarius}}
 
|-
 
|[[みずへび座]]||{{lang|la|Hyi}}||{{lang|la|Hydrus}}
 
|-
 
|[[みなみじゅうじ座]]||{{lang|la|Cru}}||{{lang|la|Crux}}
 
|-
 
|[[みなみのうお座]]||{{lang|la|PsA}}||{{lang|la|Piscis Austrinus}}
 
|-
 
|[[みなみのかんむり座]]||{{lang|la|CrA}}||{{lang|la|Corona Australis}}
 
|-
 
|[[みなみのさんかく座]]||{{lang|la|TrA}}||{{lang|la|Triangulum Australe}}
 
|-
 
|[[や座]]||{{lang|la|Sge}}||{{lang|la|Sagitta}}
 
|-
 
|[[やぎ座]]||{{lang|la|Cap}}||{{lang|la|Capricornus}}(別名 {{lang|la|Capricorn}})
 
|-
 
|[[やまねこ座]]||{{lang|la|Lyn}}||{{lang|la|Lynx}}
 
|-
 
|[[らしんばん座]]||{{lang|la|Pyx}}||{{lang|la|Pyxis}}
 
|-
 
|[[りゅう座]]||{{lang|la|Dra}}||{{lang|la|Draco}}
 
|-
 
|[[りゅうこつ座]]||{{lang|la|Car}}||{{lang|la|Carina}}
 
|-
 
|[[りょうけん座]]||{{lang|la|CVn}}||{{lang|la|Canes Venatici}}
 
|-
 
|[[レチクル座]]||{{lang|la|Ret}}||{{lang|la|Reticulum}}
 
|-
 
|[[ろ座]]||{{lang|la|For}}||{{lang|la|Fornax}}
 
|-
 
|[[ろくぶんぎ座]]||{{lang|la|Sex}}||{{lang|la|Sextans}}
 
|-
 
|[[わし座]]||{{lang|la|Aql}}||{{lang|la|Aquila}}
 
|}
 
 
 
[[りゅうこつ座]]・[[とも座]]・[[ほ座]]の3星座は、かつては[[アルゴ座]]としてひとつの星座だった。
 
 
 
=== 現在採用されていない星座 ===
 
*[[アルゴ座]]
 
*[[アンティノウス座]]
 
*[[いんさつしつ座|いんさつしつ(印刷室)座]]
 
*[[おうしゃく座|おうしゃく(王杓)座]]
 
*[[大マゼラン雲|おおぐも(大雲)座]]
 
*[[おんどり座]]
 
*[[かんししゃメシエ座|かんししゃ(監視者)メシエ座]]
 
*[[きたばえ座|きたばえ(北蝿)座]]
 
*[[けいききゅう座|けいききゅう(軽気球)座]]
 
*[[ケルベルス座]]
 
*[[子蟹座]]
 
*[[七面鳥座]]
 
*[[小マゼラン雲|こぐも(小雲)座]]
 
*[[しぶんぎ座|しぶんぎ(四分儀)座]]
 
*[[しょうさんかく座|しょうさんかく(小三角)座]]
 
*[[ジョージのこと座|ジョージのこと(琴)座]]
 
*[[ジョン・ヒルの星座]]
 
*[[そくていさく座|そくていさく(測程索)座]]
 
*[[チグリス座]]
 
*[[チャールズのかしのき座|チャールズのかしのき(樫の木)座]]
 
*[[つぐみ座]]
 
*[[帝国宝珠座]]
 
*[[でんききかい座|でんききかい(電気機械)座]]
 
*[[となかい座]]
 
*[[ねこ座]]
 
*[[ハーシェルのぼうえんきょう座|ハーシェルのぼうえんきょう(望遠鏡)座]]
 
*[[ひどけい座|ひどけい(日時計)座]]
 
*[[ふくろう座]]
 
*[[ブランデンブルクのおうしゃく座|ブランデンブルクのおうしゃく(王笏)座]]
 
*[[フリードリヒのえいよ座|フリードリヒのえいよ(栄誉)座]]
 
*[[ポニアトフスキーのおうし座|ポニアトフスキーのおうし(牡牛)座]]
 
*[[らしんばん座|帆柱座]]
 
*[[ポロフィラックス]]
 
*[[マエナルスさん座|マエナルスさん(山)座]]
 
*[[南の矢座]]
 
*[[ゆり座]]
 
*[[ヨルダン座]]
 
 
 
== 日本からの観望 ==
 
{{国際化|section=節|領域=日本|date=2016-12}}
 
ここでは[[大気差]]、山などの遮蔽物、[[光害]]、低高度での大気の影響は考慮せず、単純に緯度と星座の[[赤緯]]のみで判断する。以下に記載していない55の星座は、理論上は日本のどこからでも全域を見ることができる日時がある。なお、星は高度が低いほど大気の影響を受け、特に20度以下では著しく像が悪化する<ref>[[ビクセン (企業)|ビクセン]] 天体望遠鏡で楽しむ星空ガイドブック 7p</ref>。例えば、みなみのかんむり座は理論上は札幌市から全域を観望できるが、実際には九州・沖縄まで行かないと肉眼では観望しづらい。
 
 
 
=== 日本からは全く見えない星座 ===
 
*[[カメレオン座]]
 
*[[テーブルさん座]]
 
*[[はちぶんぎ座]]
 
 
 
=== 日本からは一部だけしか見えない星座 ===
 
<>内は、これ以南で星座の一部を見る事が可能な主な地域。
 
*[[インディアン座]] - <[[札幌市]]>
 
*[[かじき座]] - <[[青森市]]>
 
*[[きょしちょう座]]  - <[[熊本市]]>
 
*[[くじゃく座]]  - <熊本市>
 
*[[コンパス座]]  - <熊本市>
 
*[[とびうお座]] - <[[西表島]]>
 
*[[はえ座]] - <西表島>
 
*[[ふうちょう座]] - <[[沖ノ鳥島]]>
 
*[[みずへび座]]  - <[[鹿児島市]]>
 
*[[みなみのさんかく座]]  - <[[那覇市]]>
 
*[[りゅうこつ座]] - <[[新潟市]]>
 
 
 
=== 日本の一部の地域からは、全く見えない星座 ===
 
上記11星座(日本からは一部だけしか見えない星座)も含む。()内は、これ以南で星座の全域を見る事が可能な主な地域。<>内は、これ以南で星座の一部を見る事が可能な主な地域。
 
*[[さいだん座]] - (沖ノ鳥島)<札幌市>
 
*[[ぼうえんきょう座]] - (鹿児島市)<札幌市>
 
*[[みなみじゅうじ座]] - (西表島)<熊本市>
 
*[[レチクル座]] - (沖ノ鳥島) - <[[東京都]]([[本州]]島内の地域)>
 
 
 
=== 日本の一部の地域からは、一部だけしか見えない星座 ===
 
()内は、これ以南で星座の全域を見る事が可能な主な地域。
 
*[[いて座]] - (札幌市)
 
*[[エリダヌス座]] - (鹿児島市)
 
*[[おおかみ座]] - ([[大分市]])
 
*[[がか座]] - (西表島)
 
*[[ケンタウルス座]] - (西表島)
 
*[[けんびきょう座]] - (札幌市)
 
*[[さそり座]] - (札幌市)
 
*[[じょうぎ座]] - (那覇市)
 
*[[ちょうこくぐ座]] - (青森市)
 
*[[つる座]] - (鹿児島市)
 
*[[とけい座]] - (沖ノ鳥島)
 
*[[とも座]] - (新潟市)
 
*[[ほ座]] - (那覇市)
 
*[[ほうおう座]] - (鹿児島市)
 
*[[みなみのかんむり座]] - (札幌市)
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
 
 
=== 注釈 ===
 
<div class="references-small"><references group="注"/></div>
 
 
 
=== 出典 ===
 
{{Reflist|refs=
 
<ref name="Hara">{{Cite book|和書
 
  |author=原恵
 
  |title=星座の神話 - 星座史と星名の意味
 
  |publisher=[[恒星社厚生閣]]
 
  |date=2007-02-28
 
  |edition=新装改訂版4刷
 
  |page=30
 
  |isbn=978-4-7699-0825-8}}</ref>
 
<ref name="Ridpath">{{Cite web
 
  |author=Ian Ridpath
 
  |title= Ian Ridpath's Star Tales
 
  |url=http://www.ianridpath.com/startales/startales1c.htm
 
  |accessdate=2017-02-06}}</ref>
 
<ref name="IAU1922">{{Cite web
 
  |url=https://www.iau.org/public/themes/constellations/
 
  |title=The Constellations
 
  |accessdate=2015-07-24
 
  |publisher=[[国際天文学連合]]}}</ref>
 
<ref name="shibasen">{{Cite book|和書
 
  |author=[[司馬遷]]
 
  |title=[[史記]]・上(天官書)
 
  |translator=近藤光男、頼 惟勤、吉田光邦
 
  |publisher=[[平凡社]]
 
  |series=世界の古典シリーズ
 
  |year=1973
 
  |isbn=978-4582331011
 
  |pages=246-247}}</ref>
 
}}
 
 
 
== 参考文献 ==
 
*近藤二郎『星座神話の起源 古代メソポタミアの星座』誠文堂新光社 ISBN 978-4416210246 。同書は「[[天文ガイド]]2009/9-2010/8月号」の「古代オリエントの天文学-メソポタミア星物語」をまとめたもの。
 
 
 
== 関連文献 ==
 
*『星座の事典』沼澤 茂美 脇屋 奈々代 (著) ISBN 978-4816343643
 
*『星座を見つけよう (科学の本)』 H・A・レイ ISBN 978-4834001839
 
*『星と星座 (小学館の図鑑NEO)』 渡部 潤一 ISBN 978-4092172081
 
*『星空の神々-全天88星座の神話・伝承 (Truth In Fantasy)』 長島 晶裕 ISBN 978-4883173280
 
 
 
== 関連項目 ==
 
{{Commonscat|Constellations}}
 
{{Wiktionary|星座}}
 
*[[星座の広さ順の一覧]]
 
*[[星座別の恒星の一覧]]
 
*[[星官]](中国の星座) - [[三垣]]、[[二十八宿]]、[[近南極星区]]
 
*[[:de:Liste der Sternbilder in verschiedenen Sprachen|List of all constellations in 15 languages]] (German WP, with interwiki-links to other languages)
 
 
 
==外部リンク==
 
*[http://www.dibonsmith.com/constel.htm 星座一覧] {{En icon}}
 
*[ftp://adc.gsfc.nasa.gov/pub/adc/archives/catalogs/6/6049/bound_18.dat.gz 国際天文学連合の公式な星座境界のデータファイル] (1875年分点で定義されていることに注意)
 
* [http://www.astro.wisc.edu/~dolan/constellations/ Stars and Constellations] {{En icon}}
 
  
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天球上の[[恒星]]をいくつかずつ適当に組合せて,いろいろな形に見立てたもの。古代天文学においては,天体現象の叙述の基礎になった。北天の星座はギリシア時代から名づけられはじめ,今日用いられる名称の大半は,プトレマイオス以前のもので,当時の神話中の人物名などがかなりみられる。その後,天の南極付近の星々も分けられ,現在その数は 88であるが,うち4つはアルゴ座を分けたものである。 1930年国際天文学連合において星座の境界線が決められ,本来の目的である天球の区分という性質が明瞭になった。
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[[Category:天文学に関する記事]]
 
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2018/10/25/ (木) 23:39時点における最新版

星座(せいざ、: constellation

天球上の恒星をいくつかずつ適当に組合せて,いろいろな形に見立てたもの。古代天文学においては,天体現象の叙述の基礎になった。北天の星座はギリシア時代から名づけられはじめ,今日用いられる名称の大半は,プトレマイオス以前のもので,当時の神話中の人物名などがかなりみられる。その後,天の南極付近の星々も分けられ,現在その数は 88であるが,うち4つはアルゴ座を分けたものである。 1930年国際天文学連合において星座の境界線が決められ,本来の目的である天球の区分という性質が明瞭になった。

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