普請(ふしん)
「ふしょう」とも読む。禅宗寺院ですべての僧が上下のへだてなく作務労役に従事すること。この語が建築に用いられるようになったのは室町時代頃からで,のち普請奉行などの役職も生じるようになった。また工事に関する費用の寄付募集の意味にも用いられる。