有田川町

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有田川町(ありだがわちょう)は、和歌山県中央部の有田郡にある

地理

和歌山県のほぼ中央に位置し、町の中央部を有田川が流れている。

  • 山:鷲ケ峰(589m)、千葉山(542m)、三本松峰(533m)、大鳴海山(733m)、雨山(851m)、尖峰山(862m)、堂鳴海山(670m)、鳥泊山(619m)、生石ヶ峰(870m)、白馬山(957m)、兵ヶ城山(701m)、矢筈山 (683m)、東谷山(928m)、立伍山(949m)、水ヶ宝形山(1,063m)、石堂山(1,080m)、白口峰(1,110m)
  • 平野:有田川平野
  • 河川:有田川二川ダム

隣接している自治体

歴史

行政

  • 町長:中山正隆(平成18年2月5日就任、2期目)

経済

産業

  • 主な産業
    • 農業が盛んであり、みかん有田みかん)生産量は有田市を凌ぎ、町内には5箇所以上の選果場がある。早生種が中心であり、収穫後はシラヌヒなどを特産する。また、金屋地区ではハッサク栽培も盛んで紀の川市(旧粉河町)と並ぶ産地。清水地区ではブドウ山椒と呼ばれる大粒の山椒の特産地であり、国内シェア1位を占める(以前は旧清水町が生産量の8割を占めていたが、紀美野町も盛んになっているため、相対的なシェアは下がっている)。また、柑橘類を利用した蜂蜜も特産とし、養蜂農家が多い。有田川は清流でも知られ、アユホンモロコなどの川魚漁も盛ん。
    • 企業団地:製造業10社
  • 産業人口

日本郵政グループ

(2012年12月現在)

五村簡易郵便局を除く各郵便局にゆうちょ銀行のATMが設置され、★印の郵便局ではホリデーサービスを実施。

※有田川町内の郵便番号は以下のとおり。

  • 643-00xx」「643-08xx」=旧吉備町域。湯浅郵便局(有田郡湯浅町湯浅)の管轄。
  • 643-01xx」=旧金屋町域(後述の地域を除く)。湯浅郵便局の管轄。
※民営化以前は金屋郵便局が同区域の集配業務を行っていたが、同局は2006年9月25日付で集配業務を湯浅郵便局に移管し、現在は窓口業務のみとなっている[1]
  • 643-03xx」=岩野河、川口、立石、谷(以上は旧金屋町域)、粟生、川合、北野川、中原、二沢、三瀬川(以上は旧清水町域)。岩倉郵便局の管轄。
  • 643-05xx」「643-06xx」=旧清水町域(前述の地域を除く)。清水郵便局の管轄。
※民営化以前、「643-06xx」区域(旧清水町域の北東部)は押手郵便局が集配業務を行っていたが、同局は2007年2月13日付で集配業務を清水郵便局に移管し、現在は窓口業務のみとなっている[2]

姉妹都市・提携都市

国内

  • 高石市大阪府) - 2006年11月19日友好都市交流提携。旧清水町の友好都市

地域

人口

有田川町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

健康

  • 平均年齢


教育

  • 高等学校
  • 中学校
    • 有田川町立吉備中学校
    • 有田川町立金屋中学校
    • 有田川町立石垣中学校
    • 有田川町立白馬中学校
    • 有田川町立八幡中学校
    • 有田川町立安諦中学校
  • 小学校
    • 有田川町立藤並小学校
    • 有田川町立御霊小学校
    • 有田川町立田殿小学校
    • 有田川町立鳥屋城小学校
    • 有田川町立小川小学校
    • 有田川町立上六川小学校
    • 有田川町立西ヶ峯小学校
    • 有田川町立五西月小学校
    • 有田川町立石垣小学校
    • 有田川町立修理川小学校
    • 有田川町立粟生小学校
    • 有田川町立城山西小学校
    • 有田川町立楠本小学校
    • 有田川町立八幡小学校
    • 有田川町立久野原小学校
    • 有田川町立安諦小学校

交通

鉄道

藤並駅が町の主要駅のひとつである。同駅から天王寺駅までの所要時間は、JR紀勢本線(きのくに線)で約90分である。

紀勢本線 : (湯浅町) - 藤並駅 - (有田市

路線バス

道路

阪和自動車道の有田インターチェンジから和歌山市まで約20分、大阪市まで約80分、関西空港までは約60分、また湯浅御坊道路の有田南インターチェンジから御坊市までは約15分である。

2005年4月1日、海南湯浅道路阪和自動車道に編入されたことに伴い通行料金の値下げが行われた。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

出身有名人

有田川町が舞台の作品

絵本のまち

有田川町が合併発足する前の金屋町の図書館では司書によって絵本の読み聞かせ活動が行われていた。有田川町内の藤並駅には駅構内に絵本が並ぶ「ちいさな駅美術館」が設立されているなど、「絵本のまちおこし」を目指した取り組みが行われている[3]

絵本作家を招いたイベントの開催や絵本のコンクール「有田川町絵本コンクール」も開催されている[4]

出典・脚注

  1. 日本郵政公社ホームページ「郵便局の改廃情報」2006年9月20日発表分
  2. 日本郵政公社ホームページ「郵便局の改廃情報」2007年1月31日発表分
  3. “「絵本のまちおこし」に取り組む司書 杉本和子さん”. 毎日新聞地方版. https://mainichi.jp/articles/20160804/ddl/k30/070/371000c . 2018閲覧. 
  4. “図書館を街づくりの核に 497自治体が取り組み”. 産経新聞. https://www.sankei.com/life/news/170116/lif1701160025-n1.html . 2018閲覧. 

外部リンク