東長崎駅

提供: miniwiki
2018/8/13/ (月) 00:05時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先:案内検索
北口(2008年6月)
ホーム(2008年6月)
2番ホームを通過する特急ちちぶ

東長崎駅(ひがしながさきえき)は、東京都豊島区長崎五丁目1番1号[1]にある、西武鉄道池袋線。駅番号はSI03。豊島区最西端の駅。

練馬駅から分岐する豊島線の列車も利用可能である。

年表

駅構造

島式ホーム2面4線を有する地上駅江古田駅の優等列車待避機能を移転させるために駅改修工事が施工され、2008年6月14日より当駅での優等列車通過待避を開始した。

橋上駅舎を有している。ホームと改札、改札階と北口・南口地上との間をそれぞれ連絡するエレベーターと、ホームと改札階、改札階と南口地上との間をそれぞれ連絡するエスカレーターが設置されている。トイレは2階改札内にあり、多機能トイレを併設する。

当駅のホーム有効長は10両編成に対応しているが、これは緊急時に優等列車等が臨時に使用することを想定したものである[3]

江古田寄りの上り本線と下り本線間に、片渡り線があり、3・4番ホームには下り方向の出発信号機が建植されている。現在では、臨時列車や、早朝に石神井公園駅6番線(電留線)始発の定期回送列車が当駅4番ホームに到着後、下り方面へ折返す時に使用されている(この列車は、豊島線豊島園駅まで回送された後、豊島園始発となる)。なお、夜間留置は現在行われていない[4]

のりば

ホーム 路線 方向 行先
1・2 SI 池袋線・豊島線 下り 所沢飯能豊島園方面
3・4 SI 池袋線 上り 椎名町池袋方面

駅構造の変遷

当駅の構造・配線は、2007年3月以降、駅舎改築および待避施設設置などにより、以下の通り変遷している。

- 2007年3月5日
ホーム 路線 方向 行先
1 SI 池袋線 上り 椎名町・池袋方面
2 SI 池袋線 下り 所沢・飯能・豊島園方面
2007年3月6日 - 2007年9月15日
ホーム 路線 方向 行先
1 SI 池袋線 下り 所沢・飯能・豊島園方面
2 SI 池袋線 上り 椎名町・池袋方面
2007年9月16日 - 2007年12月8日
ホーム 路線 方向 行先
1 SI 池袋線 下り 所沢・飯能・豊島園方面
2 未使用(2007年9月15日までの上りホーム)
3 SI 池袋線 上り 椎名町・池袋方面
4 未使用
2007年12月9日 - 2008年6月13日
ホーム 路線 方向 行先
1 未使用(2007年12月8日までの下りホーム)
2 SI 池袋線 下り 所沢・飯能・豊島園方面
3 SI 池袋線 上り 椎名町・池袋方面
4 未使用

長らく練馬・所沢・飯能方面行きホーム南側に側線を持ち、朝ラッシュ時に運用された編成の夕方までの一時留置に使用していたが、駅改良工事に伴い2005年10月に撤去され、当駅で留置されていた編成は池袋駅電留線、または保谷電留線への留置に転換された。また、かつては池袋方面行きホーム北側にも側線があり、工事・保線用機械が留置されていたり、保谷電留線から出庫し池袋に回送される旅客車両の時間調整や、定期列車の通過待ちに使用されていたことがある。

駅の改良工事は第三セクターの東長崎駅整備株式会社[5]を事業主体とし、国土交通省の鉄道駅総合改善事業として工事が行われ、2007年3月6日にホーム番号を変更、同年3月16日より新しい橋上駅舎の供用を開始した。さらに同年9月16日に新上りホームの供用を開始し、2面4線の形態となった[6]

利用状況

2017年度の1日平均乗降人員28,089人であり[7]、西武鉄道全92駅中36位。

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[8][9]
年度 1日平均
乗降人員[10]
1日平均
乗車人員[11]
出典
1990年(平成02年) 19,879 [* 1]
1991年(平成03年) 20,057 [* 2]
1992年(平成04年) 20,036 [* 3]
1993年(平成05年) 19,844 [* 4]
1994年(平成06年) 19,101 [* 5]
1995年(平成07年) 18,653 [* 6]
1996年(平成08年) 18,342 [* 7]
1997年(平成09年) 17,770 [* 8]
1998年(平成10年) 16,285 [* 9]
1999年(平成11年) 15,525 [* 10]
2000年(平成12年) 14,811 [* 11]
2001年(平成13年) 14,085 [* 12]
2002年(平成14年) 28,713 13,883 [* 13]
2003年(平成15年) 28,469 13,787 [* 14]
2004年(平成16年) 27,956 13,556 [* 15]
2005年(平成17年) 28,363 13,785 [* 16]
2006年(平成18年) 28,498 13,875 [* 17]
2007年(平成19年) 28,449 13,941 [* 18]
2008年(平成20年) 27,836 13,680 [* 19]
2009年(平成21年) 27,593 13,609 [* 20]
2010年(平成22年) 26,464 13,203 [* 21]
2011年(平成23年) 26,109 12,962 [* 22]
2012年(平成24年) 26,598 13,242 [* 23]
2013年(平成25年) 27,072 13,516 [* 24]
2014年(平成26年) 26,982 13,472 [* 25]
2015年(平成27年) 27,531 13,740 [* 26]
2016年(平成28年) 28,113 14,027 [* 27]
2017年(平成29年) 28,089

駅周辺

バス路線

都営バス

駅名の由来

所在地名(開業当時は長崎村)に由来する。「長崎」となったのは、長崎県長崎市長崎駅と区別するためである。

隣の駅

18px 西武鉄道
SI 池袋線
快速急行・急行・通勤急行・快速・通勤準急・準急
通過
各駅停車
椎名町駅 (SI02) - 東長崎駅 (SI03) - 江古田駅 (SI04)

脚注

  1. 豊島区公式ホームページより住居表示施行確認。
  2. 2.0 2.1 『写真で見る西武鉄道100年』(ネコ・パブリッシング)58ページ
  3. これは、桜台駅のホーム延伸と同じ理由である。また、江古田・椎名町両駅の改良工事においても、同じ理由でホーム延伸を施工している。
  4. 保谷駅の改良工事で同駅構内の留置線が一部使用できなくなった期間に、車両留置場所の分散を目的に当駅での夜間滞泊が行われていた。 4番ホームに豊島線上り終電豊島園練馬ゆき)に充当された編成が当駅まで回送ののち夜間留置され、翌日の豊島線下り初電(練馬発豊島園ゆき)用に練馬へ回送される際にこの片渡り線が使用された。さらに、東京メトロの車両も、深夜、回送で池袋駅まで送り込まれた後、折り帰し、当駅の1番ホームで夜間留置が実施されていた(翌朝、保谷駅へ回送で送り込まれた後、折返し、副都心線方面への保谷駅始発とされた)。
  5. 東長崎駅の工事完成後、同じ豊島区内の椎名町駅でも工事の事業主体となったため『東長崎駅・椎名町駅整備株式会社』に商号が変更された。
  6. このとき、上りホームへの駅名標・時刻表・停車駅案内図を一体化した新サインが設置された。下りホームへの設置はその後行われている。
  7. 駅別乗降人員(2017年1日平均) (PDF) - 西武鉄道
  8. 練馬区統計書 - 練馬区
  9. としまの統計 - 豊島区
  10. 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  11. 東京都統計年鑑

出典

東京都統計年鑑

関連項目

外部リンク

テンプレート:西武池袋線 テンプレート:西武池袋線