松浦党(まつらとう)
鎌倉~室町時代に肥前国松浦4郡を中心に割拠した武士集団の共和的連合組織。平安時代から水軍海賊として活躍したが,のち鎌倉御家人となった者も多い。南北朝時代には松浦一族以外の他氏族をも含めた地域的一揆結合を行い,室町時代以後には,党規のもとに団結を強めていった。斑島・佐志・波多・有浦・値賀石志・相知・大川野氏などから成る上松浦郡を中心とした上松浦党と,青方・宇久・平戸・大島・志自岐・中村・早田・山代氏などから成る下松浦郡を中心とした下松浦党に大別される。 (党 , 松浦氏 )
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