「核質」の版間の差分

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2018/8/19/ (日) 21:21時点における最新版

典型的な動物細胞の模式図: (1) 核小体(仁)、(2) 細胞核(下図参照)、(3) リボソーム、(4) 小胞、(5) 粗面小胞体、(6) ゴルジ体、(7) 微小管、(8) 滑面小胞体、(9) ミトコンドリア、(10) 液胞、(11) 細胞質基質、(12) リソソーム、(13) 中心体

核質もしくは核原形質(nucleoplasm, karyoplasm)とは、核膜に包まれている原形質の総称である[1]核液(nuclear sap)とも呼ばれる。細胞細胞質を含んでいるのと同様に、細胞核は核質を含んでいる。核質は粘度の高い液体で、染色体核小体を包んでいる。核質の中には、DNA複製等に必要なヌクレオチドをはじめとする多くの物質や、細胞核の中で直接作用する酵素などが溶解している。また、核基質として知られる線維のネットワークを核質内に見出すことができる。核質の液状の可溶画分は "nuclear hyaloplasm" と呼ばれている。

脚注

  1. 【核質】:『生物学辞典』 八杉竜一ほか、岩波書店、1996年、第4版。ISBN 978-4000800877。