沖縄米兵少女暴行事件
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沖縄米兵少女暴行事件(おきなわべいへいしょうじょぼうこうじけん)
1995年(平成7年)9月4日に沖縄県に駐留するアメリカ海兵隊員2名とアメリカ海軍軍人1名の計3名が、12歳の女子小学生を拉致した上、集団強姦した強姦致傷および逮捕監禁事件。
“起訴に至らなければ、関与が明らかでもアメリカ兵の身柄を日本側に引き渡すことができない”という日米地位協定の取り決めによって、実行犯である3人が引き渡されなかったことが大きな問題になった。この決定に対し、沖縄県民の間に燻っていた反基地感情及び反米感情が一気に爆発し、同協定の見直しのみならず、アメリカ軍基地の縮小・撤廃要求運動にまで発展する契機となった。
外部リンク
- 平成7年 第6回沖縄県議会(臨時会)会議録 第1号 9月19日 「米軍人による女子小学生暴行傷害事件に関する意見書」及び「米軍人による女子小学生暴行傷害事件に関する抗議決議」を可決
- 沖縄米軍基地問題に関する沖縄県の立場,米軍人による女子小学生暴行傷害事件に関する沖縄県議会抗議決議(データベース『世界と日本』)