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− | {{山系
| + | '''生駒山地'''(いこまさんち) |
− | |名称 = 生駒山地
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− | |画像=[[File:Ikoma Mountains Relief Map, SRTM-1.jpg|200px]]
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− | |画像キャプション =
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− | |所在地 = [[大阪府]]・[[京都府]]・[[奈良県]]
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− | |座標 = {{ウィキ座標2段度分秒|34|40|42|N|135|40|44|E|}}
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− | |上位山系 =
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− | |最高峰 = [[生駒山]]
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− | |標高 = 642
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− | |延長 = 35
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− | |幅 = 5
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− | |種類 =
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− | }}
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− | '''生駒山地'''(いこまさんち)は、[[大阪平野]]と[[京都盆地]]・[[奈良盆地]]とを隔てる丘陵性の[[山地]]である。[[河内国]]と[[山城国]]・[[大和国]]との国境、[[大阪府]]と[[京都府]]・[[奈良県]]の府県境のそれぞれ一部をなしている。主峰は[[生駒山]]。一部が[[金剛生駒紀泉国定公園]]に指定されている。 | |
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− | == 地理 ==
| + | [[奈良県]]と[[大阪府]]の境界に南北に連なる山地。[[生駒山]] (642m) を主峰とし,北端は男山丘陵,南端は[[大和川]]の構造谷である。南北約 35km,東西5~6kmの狭長な山地で,北に低く,南に高い。成因は基盤岩の褶曲運動によりできた背斜 ([[背斜構造]] ) とする説が有力。地質は大部分が花崗岩からなり,生駒山のみ斑糲岩,閃緑岩の残丘としてそびえる。[[大阪平野]]に臨む西側は急崖で,東側は緩傾斜をなす。大和川構造谷に面する南斜面は有名な亀の瀬の地すべり地帯。南方の[[金剛山地]],[[和泉山脈]]とともに[[金剛生駒紀泉国定公園]]に属する。 |
− | 生駒山地の範囲は[[八幡市]]の[[男山]]丘陵を北端とし、[[交野山]](341m)、[[飯盛山 (生駒山地)|飯盛山]](314m)、主峰の[[生駒山]](642m)、[[高安山]](487m)、[[信貴山]](437m)を経て[[大和川]]に至るおおむね南北35km余り、東西5kmほどの地域である。標高300m~400m程度の山が連なるなだらかな山地であるが、西側(大阪府側)では東側(奈良県側)と比べて傾斜がきつくなっている[[傾動地塊]]として知られている。
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− | === 主な山 ===
| + | {{テンプレート:20180815sk}} |
− | *[[男山]](鳩ヶ峰) (143m)
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− | *[[甘南備山]] (221m)
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− | *[[交野山]] (341m)
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− | *[[飯盛山 (生駒山地)|飯盛山]] (314m)
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− | *[[生駒山]] (642m)
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− | *[[高安山]] (487m)
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− | *[[信貴山]] (437m)
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− | *[[高尾山 (大阪府)|高尾山]] (278m)
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− | == 交通 ==
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− | 南北に細長い形状の山地であり、古くから大阪(難波)と奈良(平城京)の交通の要衝であるため、東西方向に多くの道が横断している。
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− | {{main|奈良街道}} | |
− | === 主な道路および峠 ===
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− | * [[国道1号]] - [[洞ヶ峠]]
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− | * [[第二京阪道路]]
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− | * [[国道307号]] - 河内峠
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− | * [[国道168号]] - 磐船越
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− | * [[国道163号]] - [[清滝峠]]
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− | * [[阪奈道路]] - 竜間越
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− | * [[第二阪奈有料道路]] - [[阪奈トンネル]]
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− | * [[国道308号]] - [[暗峠]]
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− | * [[十三峠]]
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− | * [[信貴山越]]
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− | == 特色 ==
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− | 大阪中心部より10km~20km程度の大都市近郊に位置するため、レジャー施設などが各所に点在している。京阪奈丘陵地域は[[関西文化学術研究都市]]に指定され、多くの研究施設が立地している。
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− | == 関連項目 ==
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− | * [[北摂山系]]
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− | * [[金剛山地]]
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− | * [[近畿自然歩道]]
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− | {{日本の山脈と山地}}
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| {{DEFAULTSORT:いこまさんち}} | | {{DEFAULTSORT:いこまさんち}} |
| [[Category:日本の山地]] | | [[Category:日本の山地]] |
2019/4/28/ (日) 23:50時点における最新版
生駒山地(いこまさんち)
奈良県と大阪府の境界に南北に連なる山地。生駒山 (642m) を主峰とし,北端は男山丘陵,南端は大和川の構造谷である。南北約 35km,東西5~6kmの狭長な山地で,北に低く,南に高い。成因は基盤岩の褶曲運動によりできた背斜 (背斜構造 ) とする説が有力。地質は大部分が花崗岩からなり,生駒山のみ斑糲岩,閃緑岩の残丘としてそびえる。大阪平野に臨む西側は急崖で,東側は緩傾斜をなす。大和川構造谷に面する南斜面は有名な亀の瀬の地すべり地帯。南方の金剛山地,和泉山脈とともに金剛生駒紀泉国定公園に属する。
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