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{{Otheruses||観月壌原作・平松伸二作画の漫画|相場師 -シテ-}}
 
{{複数の問題|出典の明記=2011年6月|国際化=2017年8月26日 (土) 23:11 (UTC)|領域=日本}}
 
'''相場師'''(そうばし)は、[[株式|株]]や[[為替]]・[[商品]]などの[[相場]]で、[[投機]]を行う者をさす呼称。
 
  
相場で利益を追求する投機行為の源流は遠く[[江戸時代]]の[[大坂]]・[[堂島米会所|堂島の米相場]]に遡る。米相場の参加者は幕府から免許を受けた米商人に限られていたが、[[明治]]に入って[[株式]]や[[生糸]]など市場が整備されるにつれ、現物商品を扱わず、取引所で投機的売買のみを行う者が現れ「相場師」と呼ばれるようになり、財閥を形成するほどの巨額の利益を得る者も現れる。明治[[大正]]期から[[昭和]]に至るまで、相場師は金融市場を巡る多くのドラマの主人公とされ、また[[大衆小説]]の主人公ともなって、世間の耳目を集めた。
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'''相場師'''(そうばし)
  
現在でも相場の世界ではよく使用される言葉であり、とくに株や商品先物と言った古くからある市場で活躍する人は依然「相場師」と自称し、またそう表現されることは珍しくない。日計り商い([[デイトレード]])をする者も相場師であるが、これは日計り筋([[デイトレーダー]])と呼ばれる。相場師は、一般に、日計りや鞘取りのほか、中長期投資で利益を得ようとする。しばしば[[仕手]]戦や、買い占めなど、大胆な相場操縦を試み、社会的に非難を浴びることもある。
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実物取引をせず、相場の変動を利用して、売値と買値との価格差によって生じる差金の利益を得ることを職業としている人。
  
== 著名な相場師 ==
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(生年月日順)
 
* [[本間宗久]]([[1724年]] - [[1803年]]) - [[酒田五法]]を考案。
 
* [[田中平八]]([[1834年]] - [[1884年]]) - 「天下の糸平」。
 
* [[渋沢成一郎]]([[1838年]] - [[1912年]]) - 明治時代の商品相場で活躍した。
 
* [[野村徳七]]([[1850年]] - [[1907年]]) - [[野村證券]]などを創立。
 
* [[岩谷松平]]([[1850年]] - [[1920年]]) - 公債に投資、「たばこ王」
 
* [[本多静六]]([[1866年]] - [[1952年]]) - 林学博士、収入の25%を株と土地に投資して億万長者となる。
 
* [[福澤桃介]]([[1868年]] - [[1938年]]) - 実業家転身後に電気事業を手がけ「電力王」と呼ばれる
 
* [[杉野喜精]]([[1870年]] - [[1939年]]) - [[山一合資]]([[山一證券]])初代社長
 
* [[松井房吉]]([[1871年]] - [[1950年]]) - [[松井証券]]の創業者
 
* [[鈴木久五郎]]([[1877年]] - [[1943年]]) -  通称・「鈴久」
 
* [[岩本栄之助]]([[1877年]] - [[1916年]]) - 大阪市中央公会堂の寄付者
 
* [[ジェシー・リバモア]]([[1877年]] - [[1940年]]) - 「ウォール街のグレートベア」
 
* [[徳田昂平]]([[1878年]] - [[1951年]]) -  東株一般取引組合委員長
 
* [[石井定七]]([[1879年]] - [[1945年]]) - 「横堀将軍」
 
* [[鈴木隆 (政治家)|鈴木隆]] ([[1882年]] - [[1978年]]) - 小学教師だったが相場で3千万円(今の数千億)を稼ぎ政界へ転身。
 
* [[近藤荒樹]]([[1888年]] - [[1986年]]) - 「丸ビル将軍」
 
* [[太田収]]([[1890年]] - [[1938年]]) - 「兜町の飛将軍」
 
* [[山崎種二]]([[1893年]] - [[1983年]]) - [[ヤマタネ]]・[[SMBCフレンド証券|山種証券]]を創立
 
* [[是川銀蔵]]([[1897年]] - [[1992年]])-「最後の相場師」「是銀(これぎん)」
 
* [[伊東ハンニ]] ([[1898年]] - [[1969年]]) - 「昭和の[[天一坊]]」
 
* [[立花義正]]([[1900年]] - [[1985年]]) - [[パイオニア]]を手がけ、自らをパイオニ屋と呼ぶ。「[[あなたも株のプロになれる]]」を執筆。
 
* [[佐藤和三郎]]([[1902年]] - [[1980年]]) - [[獅子文六]]『[[大番 (小説)|大番]]』のモデル
 
* [[近藤信男]]([[1904年]] - [[1973年]]) - [[中山製鋼所]]をめぐる[[仕手戦]]で[[糸山英太郎]]と激突
 
* [[石井久]]([[1923年]] - [[2016年]]) - 「独眼竜」・[[立花証券]]を経営
 
* [[栗山浩]]([[1929年]] - )  不文の秘法といわれる株式の異銘柄鞘取り[[ストラドル]]の相場師。
 
* [[加藤暠]]([[1941年]] - [[2016年]]) - 誠備グループ主宰
 
* [[糸山英太郎]]([[1942年]] - ) - [[中山製鋼所]]の株をめぐる中山仕手戦の仕掛け人
 
* [[高野恭壽]]([[1949年]] - ) - 元株式新聞大阪支社長 
 
* [[藤巻健史]]([[1950年]] - ) - 参議院議員、元モルガン銀行東京支店長 
 
* [[片野恒一]]([[1986年]] - ) - IronOxeCapitalパートナー、合同会社M&Sファウンダー
 
 
 
==相場師を題材とした作品==
 
*『[[相場師 -シテ-]]』 原作・観月譲 画・平松伸二
 
 
 
==参考文献==
 
* 鍋島高明 『相場師異聞―一攫千金に賭けた男たち』 河出書房新社 (2002)
 
* 鍋島高明 『相場師奇聞―天一坊からモルガンまで』 河出書房新社 (2003)
 
* 鍋島高明 『賭けた儲けた生きた』 河出書房新社 (2005)
 
* 鍋島高明 『相場ヒーロー伝説 -ケインズから怪人伊東ハンニまで』 河出書房新社 (2005)
 
* 鍋島高明 『相場師秘聞 波瀾曲折の生涯』河出書房新社  (2006)
 
* 鍋島高明 『日本相場師列伝』 日本経済新聞出版社 (2006)
 
* 鍋島高明 『日本相場師列伝II』 日本経済新聞出版社 (2008)
 
* 鍋島高明 『天才相場師の戦場』 河出書房新社 (2008)
 
* 鍋島高明 『一攫千金物語 日本相場師群像』(2009)
 
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[トレーダー]]
 
* [[デイトレーダー]]
 
  
 
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2019/4/27/ (土) 18:53時点における最新版

相場師(そうばし)

実物取引をせず、相場の変動を利用して、売値と買値との価格差によって生じる差金の利益を得ることを職業としている人。



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