「神奈川駅 (国鉄)」の版間の差分

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|社色      = #ccc
 
|文字色    = #000
 
|駅名      = 神奈川駅
 
|画像      =
 
|pxl        = 180px
 
|画像説明  =
 
|よみがな  = かながわ
 
|ローマ字  = Kanagawa
 
|副駅名    =
 
|前の駅    = [[東神奈川駅|東神奈川]]
 
|駅間A      = 1.2
 
|駅間B      = 1.5
 
|次の駅    = [[横浜駅|横浜]]
 
|電報略号  =
 
|駅番号    =
 
|所属事業者 = [[日本国有鉄道]](国鉄)
 
|所属路線  = [[東海道本線]]
 
|キロ程    = 28.2
 
|起点駅    = [[東京駅|東京]]
 
|所在地    = [[神奈川県]][[横浜市]][[神奈川区]][[鶴屋町 (横浜市)|鶴屋町]]
 
| 緯度度 = 35 | 緯度分 = 28 | 緯度秒 = 9
 
| 経度度 = 139 |経度分 = 37 | 経度秒 = 30.6
 
|駅構造    =
 
|開業年月日 = [[1872年]][[7月10日]]<br />([[明治]]5年[[6月5日 (旧暦)|6月5日]])
 
|廃止年月日 = [[1928年]]([[昭和]]3年)[[10月15日]]
 
|備考      = データは廃止時のもの
 
}}
 
 
 
'''神奈川駅'''(かながわえき)は、[[日本国有鉄道|国有鉄道]][[東海道本線]]に[[昭和]]時代初期まで設置されていた[[鉄道駅|駅]]([[停車場]])である。現在の[[京急本線]]・[[神奈川駅]]とは別の駅である。
 
 
 
== 概要 ==
 
[[1872年]]([[明治]]5年)[[5月7日 (旧暦)|5月7日]]([[旧暦]]、[[グレゴリオ暦]]だと[[6月12日]])、[[品川駅]] - [[横浜駅]](後の[[桜木町駅]]以下同)間で日本初の営業用鉄道が仮開業という形で2往復の列車によって運行が開始されたが、この時点では途中駅は設けられておらず、[[直行便|ノンストップ]]の運行であった。その後、諸整備が終わったため、[[6月5日 (旧暦)|6月5日]](新暦[[7月10日]])に2つの途中駅が開設される事になった。一つは[[川崎駅]]、そしてもう一つがこの'''神奈川駅'''であった。
 
 
 
[[神奈川区|神奈川]]は[[東海道五十三次]]の[[宿場]]([[神奈川宿]])として栄えたところであり、[[江戸時代]]は[[農村]]に過ぎなかった[[横浜市|横浜]]よりも、遥かに開けた場所であった。また[[日米通商修好条約]]では当初、ここを[[開港]]地として指定していたが、土地の狭さや[[国防]]の事情もあって、横浜に変更されたという経緯も有していた。そのため、駅の設置は必然的なものであったといえた。
 
 
 
駅は神奈川台という景観のよい[[高台]]と、海に挟まれた狭い土地に設けられた。駅舎は[[新橋駅]]や横浜駅と同様に、[[煉瓦|レンガ]]造りの立派なものであった。
 
 
 
なお神奈川 - 横浜間に関しては、線路敷設に関して[[品川駅|品川]]付近と同様に、[[用地買収]]が困難であったことから海上に[[築堤]]をつくって通していた。この辺りでは[[蒸気機関車]]が通ると魚が獲れなくなるという、[[漁民]]の反対があったことも伝えられている。
 
 
 
その後、今の[[東海道本線]]が全通したが、それから5年後に[[日清戦争]]が勃発すると、[[頭端式ホーム]]になっていて[[スイッチバック]]運転を強いられた横浜駅経由では[[軍需]]輸送に支障が出るという[[大日本帝国陸軍|陸軍]]の要請により、神奈川 - [[保土ヶ谷駅|程ヶ谷]](後の保土ヶ谷)間に[[連絡線|短絡線]]が設けられ、直通[[貨物列車]]に関してはこの短絡線を経由するようになった。更に[[1898年]](明治31年)になると、この短絡線は[[複線]]化され、[[速達列車]]を中心に[[旅客列車]]の運行も行われるようになる。しかしそれでは横浜駅を通過してしまうため、横浜市民の便を図ってこの短絡線を走る列車に連絡すべく、神奈川 - 横浜間(下り列車に接続)と横浜 - 程ヶ谷間(上り列車に接続)に連絡列車が運行された。これは短絡線上に[[平沼駅 (国鉄)|平沼駅]]が設置される[[1901年]](明治34年)までの、約3年間続けられた。
 
 
 
その後、[[八王子市|八王子]]や[[長野県|信州]]地方からの[[生糸]]・[[織物]]製品を円滑に輸送すべく、[[1908年]](明治41年)に[[横浜鉄道]]によって今の[[横浜線]]が開業すると、神奈川駅の1 km強東に[[東神奈川駅]]が設置され、この駅の意義は次第に低下するようになった。
 
 
 
そして[[1928年]](昭和3年)、横浜駅が2度目の移転を行って現在地に置かれる事になった際、神奈川駅は新しい横浜駅から約1 kmしか離れていないという事情もあって、開業56年目にして、日本で二番目に古い駅は廃止に至った。
 
 
 
なお、現在[[東京駅|東京]]方面からの列車が横浜駅に到着する直前に見られる、道路(通称[[環状1号線 (横浜市)|環状1号線]])が湾曲している箇所は、この神奈川駅の跡地であるという。
 
 
 
== 年表 ==
 
* [[1872年]][[7月10日]]([[明治]]5年[[6月5日 (旧暦)|6月5日]]) - [[川崎駅]]と共に日本で3番目の鉄道駅として開業。[[鉄道駅#旅客駅|旅客駅]]。
 
* [[1873年]](明治6年)[[11月15日]] - 貨物の取扱を開始([[鉄道駅#一般駅|一般駅]]となる)。
 
* [[1894年]](明治27年)9月 - 程ヶ谷駅との間に軍用短絡線を敷設。
 
* [[1898年]](明治31年)[[8月1日]] - 短絡線で旅客営業を開始し、神奈川~横浜間と横浜~程ヶ谷間で連絡列車を運行開始。下り優等列車の停車駅ともなる。
 
* [[1901年]](明治34年)[[10月10日]] - 平沼駅開設により、連絡列車廃止。
 
* [[1909年]](明治42年)[[10月12日]] - [[鉄道路線の名称|線路名称]]制定、東海道本線の駅となる。
 
* [[1916年]]([[大正]]5年)[[3月17日]] - 貨物の取扱を廃止(旅客駅に戻る)。[[スタンダード・オイル|スタンダード石油]]、[[昭和シェル石油|ライジングサン石油]]の[[専用鉄道|専用線]]があったとされている。
 
* [[1928年]]([[昭和]]3年)[[10月15日]] - 横浜駅移転に伴い、極端に近接しているとして廃止。
 
 
 
== 隣の駅 ==
 
1901年(明治34年)10月10日当時
 
: 東海道本線(本線)
 
:: [[鶴見駅]] - '''神奈川駅''' - [[平沼駅 (国鉄)|平沼駅]]
 
: 東海道本線(支線)
 
:: '''神奈川駅''' - 横浜駅(初代、現在の[[桜木町駅]])
 
 
 
廃止直前
 
: 東海道本線
 
:: [[東神奈川駅]] - '''神奈川駅''' - [[横浜駅]](2代目)
 
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[日本の鉄道駅一覧]]
 
* [[廃駅]]
 
 
 
{{Coor title dms|35|28|9|N|139|37|30.6|E|region:JP_type:railwaystation}}
 
{{DEFAULTSORT:かなかわ}}
 
[[Category:横浜市の廃駅|かなかわ_こくてつ]]
 
[[Category:日本の鉄道駅 か|なかわ]]
 
[[Category:1872年開業の鉄道駅]]
 
[[Category:1928年廃止の鉄道駅]]
 
[[Category:日本国有鉄道の廃駅]]
 
[[Category:東海道本線|廃かなかわえき]]
 
[[Category:神奈川区の歴史|かなかわえき こくてつ]]
 
[[Category:神奈川区の鉄道駅|廃かなかわ こくてつ]]
 

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