「西日本旅客鉄道和歌山支社」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2012年6月4日 (月) 07:11 (UTC)}}<!--部分的な出典は脚注でなされているが、記事の根幹たる部分について出典皆無のため。-->
 
{{Notice|鉄道部の廃止は、その事実に明確な出典があり[[WP:V|検証可能性]]を満たせる場合のみ編集を行ってください。明確でない場合は、差し戻されることがあります。}}
 
[[ファイル:Jr-wakayama.JPG|thumb|right|写真は和歌山支社の旧社屋(現在は、和歌山電車区及び和歌山車掌区社屋として使用)]]
 
'''西日本旅客鉄道和歌山支社'''(にしにほんりょかくてつどうわかやまししゃ)は[[和歌山県]][[和歌山市]]吉田にある[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)の支社の一つである。[[日本国有鉄道]](国鉄)時代の天王寺[[鉄道管理局]]を継承している。
 
 
 
== 沿革 ==
 
* [[1987年]]([[昭和]]62年)
 
** [[4月1日]]:大阪鉄道管理局・天王寺鉄道管理局・福知山鉄道管理局の運行部門を統合・継承した'''西日本旅客鉄道 近畿圏運行本部'''発足。
 
** [[10月1日]]:近畿圏運行本部より分離し、'''和歌山支店'''が発足。
 
* [[1988年]](昭和63年)10月1日:'''和歌山支社'''に改称<ref name="jrr92">『JR気動車客車情報』92年版 ジェー・アール・アール 1992年 ISBN 4-88283-113-9</ref>。
 
* [[1993年]]([[平成]]5年)[[3月14日]]:紀勢本線(きのくに線)に[[広川ビーチ駅]]が新規開業。
 
* [[1996年]](平成8年)[[7月31日]]:特急「スーパーくろしお・オーシャンアロー」運転開始。
 
* [[1997年]](平成9年)3月8日:高速化。「スーパーくろしお・オーシャンアロー」が「オーシャンアロー」に改称され和歌山駅 - 新宮駅間で約19分の短縮
 
* [[1998年]](平成10年)[[10月10日]]:海南駅周辺の[[連続立体交差事業|連続立体交差]]化工事が完成。
 
* [[2000年]](平成12年)3月11日:新宮駅 - 紀伊田辺駅間でワンマン運転開始、阪和線からの直通の快速列車が大幅に削減。
 
* [[2001年]](平成13年)3月3日:多気駅 - 新宮駅間でワンマン運転開始。
 
* [[2002年]](平成14年)[[11月2日]]:紀伊田辺駅 - 御坊駅間でワンマン運転開始。
 
* [[2003年]](平成15年)
 
** 10月:きのくに線電化25周年記念イベントとして、11・12日に天王寺駅 - 新宮駅間でキハ58系による急行「きのくに」を[[リバイバルトレイン|復活運転]]、12・13日に和歌山駅 - 白浜駅間でEF58 150牽引の12系客車による急行「紀勢線電化25周年記念号」を運転。
 
* [[2004年]](平成16年)6月2日:冷水浦駅付近にて高架橋で材木を運搬中のトレーラーが横転し積荷が架線と通信ケーブルを切断して線路上へ落下し快速列車が脱線、約1日半にわたって部分運休<ref>[http://www.47news.jp/CN/200406/CN2004061401000658.html 丸太落下で運転手逮捕 JR紀勢線の脱線事故] - [[47NEWS]] 2006年6月14日</ref>。
 
* [[2005年]](平成17年)[[12月7日]] - 那智駅にて紀伊勝浦発新宮行き上り普通列車がホームで停止できずに[[安全側線]]に進入し、砂利盛りに突っ込んでようやく停止した。この事故で約1日半にわたって運休やダイヤの乱れが生じたが、人的被害は避けられた<ref>[http://replay.waybackmachine.org/20051210055548/http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20051208k0000m040151000c.html JR紀勢線脱線:線路に草、車輪がスリップか](インターネット・アーカイブ)- 毎日新聞 2005年12月8日</ref>。
 
* [[2008年]](平成20年)
 
**[[8月1日]]:新和歌山車両センターが[[日根野電車区]]に統合されて新在家派出所になり、廃止。
 
** [[10月4日]]:紀和駅周辺の連続立体交差化工事完成。
 
* [[2009年]](平成21年)
 
** [[5月31日]]:橋本鉄道部を廃止。運転士は橋本運転区へ、保線業務は和歌山保線区と振り分け支社直轄に移管。
 
** [[7月15日]]:紀勢本線全通50周年記念として亀山駅 - 白浜駅間でキハ85系による快速「紀勢本線全通50周年記念号」を運転。キハ85系が紀伊勝浦駅 - 白浜駅間で運転されるのは初めて。
 
* {{要出典範囲|[[2010年]](平成22年)[[5月31日]]:新宮鉄道部を廃止。運転士・車掌は新宮列車区へ、保線業務は田辺保線区へ振り分け支社直轄に移管。|date=2011年1月}}
 
 
 
== 管轄路線 ==
 
[[和歌山県]]全域と[[大阪府]]南部([[泉南]]地方西部)、および[[奈良県]][[五條市]]のごく一部を管轄している。
 
 
 
;路線
 
JR西日本では、営業キロ上での[[JR支社境|支社境界]]を駅で区切っているため、該当[[停車場]]([[鉄道駅|駅]]・[[信号場]]など)を境界駅として扱う。和歌山支社が管轄する路線は次の通り。
 
 
 
{| class="wikitable" rules="all"
 
|-style="text-align:left;"
 
!路線名
 
!区間
 
!キロ程
 
!駅数
 
!備考
 
|-
 
! [[阪和線]]
 
| [[日根野駅]]<ref>五条駅構内は[[西日本旅客鉄道近畿統括本部|近畿統括本部]](駅運転・営業業務は[[西日本旅客鉄道大阪支社|大阪支社]])の管轄。鉄道資産上の支社境は[[長滝駅]]の下り場内信号機であるが、営業キロ上では日根野駅を境界としている。</ref> - [[和歌山駅]](日根野駅構内除く)
 
| style="text-align:right;" | 26.4km
 
| style="text-align:right;" | <ref group="*" name="wakayama">紀勢本線と接続する和歌山駅は含まない。</ref>8
 
| &nbsp;
 
|-
 
! [[紀勢本線]]
 
| [[新宮駅]]<ref>新宮駅以東を管轄する[[東海旅客鉄道|JR東海]][[東海旅客鉄道東海鉄道事業本部|東海鉄道事業本部]]との鉄道資産上の境界は新宮駅下り場内信号機であるが、営業上は新宮駅を境界としている。</ref> - 和歌山駅 - [[和歌山市駅]]<ref>和歌山市駅構内は[[南海電気鉄道]]の管轄であるが、[[共同使用駅]]の扱いとしてJR和歌山支社管内の駅としても計上される。</ref>
 
| style="text-align:right;" | 204.0km
 
| style="text-align:right;" | 56
 
| 「きのくに線」としては新宮駅 - 和歌山駅
 
|-
 
! [[和歌山線]]
 
| [[五条駅 (奈良県)|五条駅]]<ref>五条駅構内は近畿統括本部(駅運転・営業業務は大阪支社)の管轄。</ref> - 和歌山駅(五条駅構内除く)
 
| style="text-align:right;" | 52.1km
 
| style="text-align:right;" | <ref group="*" name="wakayama" />22
 
| &nbsp;
 
|-
 
! colspan=2 | 合計<ref>{{PDFlink|[http://www.westjr.co.jp/company/info/issue/data/pdf/data2015_07.pdf データで見るJR西日本2015]}} p.54 - 西日本旅客鉄道、2015年11月24日閲覧。</ref>
 
! style="text-align:right;" | 282.5km
 
! style="text-align:right;" | 86
 
| &nbsp;
 
|}
 
;駅数についての注釈
 
{{Reflist|group="*"}}
 
 
 
== 管理駅 ==
 
JR西日本では、主要駅に駅長を配置してその駅を管理駅としている。和歌山支社管内の管理駅と管轄範囲( )は次の通り。
 
* [[和泉砂川駅]]([[長滝駅]] - [[六十谷駅]]間)
 
* [[和歌山駅]]([[紀伊中ノ島駅]] 、[[紀和駅]] - [[下津駅]]間、[[田井ノ瀬駅]] - [[紀伊小倉駅]]間)
 
* [[御坊駅]]([[初島駅]] - [[切目駅]]間)
 
* [[紀伊田辺駅]]([[岩代駅]] - [[周参見駅]]間)
 
* [[新宮駅]]([[見老津駅]] - 新宮駅間)
 
* [[橋本駅 (和歌山県)|橋本駅]]([[船戸駅]] - [[大和二見駅]]間)
 
** この内、被管理駅である[[紀伊駅|紀伊]]、[[海南駅|海南]]、[[箕島駅|箕島]]、[[白浜駅|白浜]]、[[串本駅|串本]]の各駅には地区駅長が配置されている。
 
 
 
== 鉄道部 ==
 
2010年までに管内の鉄道部はなくなった。
 
* [[橋本鉄道部]] - [[2009年]][[6月1日]]に廃止され、支社直轄に移行。
 
* [[新宮鉄道部]] - {{要出典範囲|[[2010年]][[6月1日]]|date=2010年11月}}に廃止され、支社直轄に移行<ref>[http://www.westjr.co.jp/company/action/issue/data/ JR西日本 - データで見るJR西日本2010] (p.80 - p.83) - 西日本旅客鉄道</ref><!-- 鉄道部が廃止された事実のみで、この出典には廃止日は明確に記述されていない -->。
 
 
 
== 乗務員区所==
 
=== 運転士 ===
 
* [[紀伊田辺運転区]]
 
* [[和歌山電車区]]
 
 
 
=== 運転士・車掌 ===
 
* [[新宮列車区]]
 
 
 
=== 車掌 ===
 
* [[和歌山車掌区]]
 
 
 
== 廃止乗務員区所==
 
=== 運転士 ===
 
* [[橋本運転区]]
 
 
 
=== 運転士・車掌 ===
 
* [[和歌山列車区]]
 
 
 
== 車両基地 ==
 
和歌山支社管内には車両が所属する[[車両基地]]は設けられていない。かつて和歌山支社には、[[和歌山電車区|新和歌山車両センター]]が設けられていたが、[[2008年]][[8月1日]]に当時の[[西日本旅客鉄道大阪支社|大阪支社]]に移管された<ref>ジェー・アール・アール編『JR気動車客車編成表 2010』[[交通新聞社]]、p.235。ISBN 978-4-330-14710-9。</ref>。
 
 
 
なお、[[御坊駅]]・[[紀伊田辺駅]]・[[白浜駅]]・[[新宮駅]]構内に[[電留線]]がある。
 
 
 
== 設備保守区所 ==
 
以下は2010年6月以降のもの。
 
 
 
=== 保線区 ===
 
* 和歌山保線区
 
** 和歌山保線管理室
 
** 箕島保線管理室
 
** 粉河保線管理室
 
* 田辺保線区
 
** 田辺保線管理室
 
** 御坊保線管理室
 
** 古座保線管理室
 
 
 
=== 電気区 ===
 
* 和歌山電気区
 
* 田辺電気区
 
** 串本管理室
 
 
 
=== 機械区 ===
 
* 和歌山機械区
 
 
 
=== 土木技術センター ===
 
* 和歌山土木技術センター
 
 
 
== 輸送概況 ==
 
{{独自研究||date=2012年6月4日 (月) 07:11 (UTC)|section=1}}<!--外的環境(阪和道の交通量多寡など)と乗客数の因果関係、列車の利用状況(自由席利用状況)、利用者数と列車本数およびワンマン運転設定の因果関係(列車本数の記述は、従来との比較が述べられていないため主旨が不明)、不正利用の実態および特改の実施との関わりなどについて、検証可能性を満たすソースを提示ください。(現状は大半がエッセイおよび観察記録)-->
 
都市間輸送については、紀勢本線と並行している[[阪和自動車道]]の通行台数の急激な増加や[[白浜町]]・[[田辺市]] - [[和歌山]]・[[大阪]]・[[京都]]間の[[高速バス]]および、和歌山・大阪・[[名古屋市|名古屋]]方面からのホテル宿泊専用送迎バスなど対抗輸送機関の影響で減少傾向にある。集客施策として[[特別企画乗車券]]などがあるが、商品によっては2名以上での利用・乗車日の7日前までに購入・年末年始・ゴールデンウィーク・お盆期間中は利用設定除外日などの制約がある。朝夕の通勤時間帯の白浜駅・紀伊田辺駅 - 和歌山駅間は、通勤者の増加により特急列車の自由席が満席になることもある。
 
 
 
地域輸送に着目すると、紀勢本線は沿線の少子高齢化で通学・通勤客が減少し、和歌山駅 - 御坊駅間は毎時2本の普通でツーマン運転しているものの、御坊駅 - 紀伊田辺駅間は日中毎時1本で[[ワンマン運転]](ワンマン列車が検査などで運行できないときは、ツーマン運転)、紀伊田辺駅 - 新宮駅間は平均2時間に1本程度のワンマン運転(周参見発和歌山行を除く)を行っている。
 
 
 
和歌山線については、全列車ワンマン運転を行っており、岩出市の人口増加に伴い、岩出駅の乗降客数が増加傾向にあり、和歌山駅 - 粉河駅間は毎時2本で運行しているものの、きのくに線同様、少子高齢化で通学・通勤客が減少し、粉河駅 - 橋本駅間は毎時1本で運行している。また、無人駅が多く、運賃ほ脱(無賃乗車)や既に使用した回数券の使い回しが多発し、通勤・通学時間帯を中心に車内や、かつては橋本駅南海線のりかえ口で特別改札が随時行われていた。現在、同駅では、跨線橋が完成し、JR・南海の改札が分離され、車内での特別改札に特化されている。阪和線の日根野 - 和歌山間でも近年では本数が減少傾向であり、2011年3月の改正で[[関空快速・紀州路快速|紀州路快速]]が同区間が各駅停車になり、阪和線を全区間運行する普通は日中を中心に大幅に削減された<ref>{{PDFlink|[http://www.westjr.co.jp/ICSFiles/afieldfile/2010/12/17/1_20101217_wakayama.pdf 平成23年春ダイヤ改正について]}} - 西日本旅客鉄道和歌山支社プレスリリース 2010年12月17日</ref>。また和泉砂川駅の通勤客の増加により、同駅の特急列車の停車本数が増えている。
 
 
 
== その他 ==
 
[[2009年]][[2月]]、和歌山支社はJR西日本グループの[[建設会社]]に委託して、紀勢本線の[[線路 (鉄道)|線路]]沿いに[[落石]]防止ネットの設置工事を行っていたが、その際、和歌山県[[すさみ町]]内に存在する[[世界遺産]]・[[熊野古道]]にある[[江戸時代]]に造られたとみられる[[石垣]]を、工事用[[モノレール]]の設置の際に破損していたことが発覚した<ref>{{cite news|url=http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=162002|title=古道にモノレール設置 世界遺産で再び無断工事|publisher=[[紀伊民報]]|date=2009年2月7日}}</ref><ref>{{cite news|url=http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090208-OYT1T00059.htm|title=世界遺産・熊野古道の石垣破損、JRが無許可工事|publisher=[[読売新聞]]|date=2009年2月8日}}</ref>。和歌山支社がすさみ町[[教育委員会]]に対し、届出を行わず無断で工事を行っていたことも判明している。
 
 
 
ラインカラーは、基本的には[[アーバンネットワーク]]で制定されているものに従っており、ラインカラーのない線区は灰色で表現されている。ただし、[[おおさか東線]]開業などで運賃表が更新された駅については、きのくに線がコーポレートカラー(青)で表現されている。紀勢本線内で[[東海旅客鉄道]](JR東海)管内にまたがる近距離乗車券が購入可能な駅については、アーバンネットワークから大きく外れていることもあり、以前から全区間ともコーポレートカラーによる表現(新宮以西:青、新宮以東:オレンジ)を基本としている。
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
 
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[ジェイアール西日本メンテック]] - 紀勢本線(きのくに線)および和歌山線の一部の業務委託駅・簡易委託駅業務を受託する企業。
 
* [[東海旅客鉄道東海鉄道事業本部]] - 新宮駅を挟んで隣接するJR他社の組織。
 
 
 
{{JR西日本支社}}
 
{{西日本旅客鉄道和歌山支社}}
 
 
 
{{デフォルトソート:にしにほんりよかくてつとうわかやまししや}}
 
 
 
[[Category:西日本旅客鉄道|支わかやま]]
 
[[Category:和歌山線]]
 

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