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|所在地={{ubl|青ヶ島村無番地|{{ウィキ座標度分秒|32|27|58.9|N|139|45|48.1|E|region:JP}}|[[Image:Aogashima-mura office.jpg|256px|役場]]}}
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'''青ヶ島村'''(あおがしまむら)は、[[東京都]]に属する[[村]]である。[[伊豆諸島]]南部の[[青ヶ島]]全域が村域。所属する郡は無い。青ヶ島村を所管する行政出先機関は[[東京都]][[八丈支庁]]。
+
'''青ヶ島村'''(あおがしまむら)
  
日本国が実効支配していない[[北方領土]]各村や、[[福島第一原子力発電所事故]]により住民がすべて避難し人口が0人となっている[[福島県]]内の一部町村を除き、[[日本|日本国内]]で最も[[人口]]の少ない市町村である。
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[[東京都]],伊豆諸島南部の青ヶ島全域を占める村。八丈支庁に属する。青ヶ島は八丈島の南約 70kmに位置する複式火山島。高温多湿の亜熱帯気候に属し,全域にハマアジサイ,[[タブノキ]],オオバヤシなどが繁茂する。安永・天明年間には度重なる噴火に見舞われ,無人島となった時期もある。野菜栽培,畜産が行われる。島の周囲は断崖で港湾設備がなく,八丈島からの定期船は,南西岸の三宝港で本船とはしけで連絡し,接岸する。
 
 
== 地理 ==
 
青ヶ島村は、東京都内とは謂えども本州の[[東京都区部]]から358.4km南方の[[東京都島嶼部]]に在る。
 
 
 
本村の村域は他のどの地方自治体とも接しておらず、最も近くの[[八丈町]]からは68km離れている。
 
 
 
{{See also|青ヶ島}}
 
 
 
人が定住している集落は青ヶ島の北部にあり、西側の'''西郷'''<!--にしごう-->と東側の'''休戸郷'''<!--やすんどごう-->の二つである。
 
ただし、これら集落名は登記上の公式地名ではなく、本島内の住所は全て[[番外地]]扱いの「青ヶ島村無番地」であり、[[大字]]や[[小字]]も[[地番]]も存在しない。
 
 
 
上記のごとき地理的制約から選挙に関して公職選挙法施行令第146条(青ケ島村等における選挙の特例)において、東京都が管轄する選挙を村政選挙と同時に行う場合、都が管轄する選挙の投票用紙を村で調製することができるということ(1項)と開票録の写の提出と開票結果の報告は別々でよいとする特例(2項)が定められている(2項は[[小笠原村]]並びに[[沖縄県]][[島尻郡]][[南大東村]]、同郡[[北大東村]]、[[宮古郡]][[多良間村]]及び[[八重山郡]][[与那国町]]にも適用される)。
 
 
 
==歴史==
 
*1785年 - 天明の別れ
 
:4月18日から始まり5月頃まで続いた天明の大噴火が青ヶ島の最も新しい火山活動である。
 
:当時327人いたとされる島民のうち202人が[[八丈島]]からの救助により避難するも、避難に間に合わなかった残りの者は爆発に巻き込まれて全員死亡したとされる。
 
:八丈島での避難生活は、時には[[流人]]以下の扱いを受けるという悲惨なものであった。これは、不作続き([[天明の大飢饉]])で八丈島民だけでも食うのがやっとであったにもかかわらず、[[江戸幕府|幕府]]が避難民の他地域への移住を認めなかった(さらに八丈島の流人はもともと武家など身分の高い人物ばかりだった)というやむを得ない事情による。
 
:嘗ての豊かな青ヶ島を夢見て帰島を企てる者も幾度か在ったが、航海の途中で遭難したり、無事に辿り着いても噴火で荒廃した土地では生きていけず、叶わなかった。
 
*1817年
 
:[[佐々木次郎太夫]]が[[名主]]となり、彼の周到な計画のもとで、帰島事業が着々と進められる。
 
*1824年 - [[還住]]
 
:遂に[[還住]](全島民帰還)を果たす。
 
*1835年 - 島の再興が宣言される([[検地]]が行われ、正規の[[年貢]]が納められるまでになる。)
 
:天明の別れから復興まで半世紀もの歳月が掛かった。この時点での島の人口は241名(男133・女108名)であった。
 
:定期船「還住丸」の名称はこの一連の出来事に由来している。
 
*1940年4月1日 - [[町村制]]施行<ref group="" name="角川日本地名大辞典"/><ref group="" name="全国市町村名変遷総覧"/>
 
:青ヶ島は東京都八丈支庁の管轄となり、青ヶ島村が置かれる。
 
*1946年1月29日 - 日本からの一時的な[[行政]]権切り離し
 
:[[連合国軍最高司令官総司令部]](GHQ)の[[SCAPIN|連合軍最高司令部訓令]](SCAPIN)677号『特定外周領域の日本政府よりの政治的行政的分離に関する件』<!--{{lang-en-short|SCAPIN-677;"Governmental and Administrative Separation of Certain Outlying Areas from Japan"}}--><ref group="" name="連合軍最高司令部訓令677号"/>によって日本政府の行政権から切り離される
 
*1946年3月22日 - 日本の行政下に復帰する
 
:同令841号『特定外周領域の日本政府よりの政治的行政的分離に関する件』で伊豆諸島や小笠原諸島の他の町村と同じく、行政権が[[日本国政府]]に戻される
 
*1956年7月8日 - 初の国政選挙実施
 
:[[短波]]に拠る無線電話の整備に伴って、[[第4回参議院議員通常選挙]]が本島初の国政選挙として行われた。
 
:戦後からそれまでは青ヶ島は僻地で通信手段が無いとの理由から、国政選挙および都政選挙については[[日本国憲法]]で保障された参政権が制限され、選挙に参加できなかった<ref group="" name="青ヶ島_選挙"/>。
 
*1974年6月28日 - 村章を制定する<ref group="" name="図典_日本の市町村章"/>
 
 
 
==人口==
 
本村民の平均年齢は、人口の約半分が村外出身の村役場職員や学校教員および建設作業員とその家族で占められていることから、[[離島]]としては低く、30歳代後半である。
 
 
 
{{人口統計|code=13402|name=青ヶ島村}}
 
 
 
== 行政 ==
 
* 村長:菊池利光(きくち としみつ)(2001年10月1日就任、5期目)
 
 
 
== 議会 ==
 
=== 村議会 ===
 
* 定数:6人(任期満了日 : 2021年9月5日)
 
* 議長:
 
* 副議長:
 
 
 
=== 都政 ===
 
青ヶ島村が属する[[東京都島嶼部|島部]]選挙区から選出される[[東京都議会]]議員の定数は1議席である。
 
 
 
=== 国政 ===
 
; [[衆議院]]
 
[[品川区]]の一部、[[大田区]]の一部、および[[東京都島嶼部|島嶼]]から構成される[[東京都第3区]]が[[選挙区]]となる。
 
; [[参議院]]
 
参議院東京ブロック・[[東京都選挙区]]に属する。
 
 
 
なお、選出議員についての詳細は、それぞれの選挙区の項を参照のこと。
 
 
 
==産業==
 
 
 
青ヶ島村民の過半分が村役場職員や建設作業員であり、主な[[産業]]は[[公共事業]]及び島内出身者による[[農業]]である。
 
なお、来島者の大部分は農林水産・土木・設備関連を主とする公共事業目的の[[公務員]]及び建設作業の従事者である。
 
 
 
特に[[畜産]]業では、繁殖させた[[黒毛和種]]の子牛が本土へ出荷されており、1972年までは[[乳牛]]も飼養されていた。
 
嘗ては本島の基幹産業であった畜産業は近年では飼養者の高齢化などでその戸数や頭数を減らしているが、その一方では、[[シンノウヤシ|神農椰子]](フェニックス·ロベレニー)や[[キキョウラン|桔梗蘭]]などの切り葉類の[[農業]]生産が増えている。
 
 
 
また、本島の周辺海域は[[釣り|フィッシング]]スポットでもある。
 
しかし、訪れる[[釣船|遊漁船]]の多くは八丈島からのチャーターであり、本島に上陸する人は少ない。
 
 
 
岡部(集落が在る地区)には、[[民宿]](『御宿為朝』・『民宿マツミ荘』・『民宿杉の沢』・『あおがしま屋』・『ビジネス宿中里』・『あじさい荘』<!--・『やよい荘』-->)<ref group="" name="食事・宿泊"/>・[[商店]](『十一屋酒店』)<!--『青ヶ島おさんぽMAP』・食料品・雑貨・釣具など-->・[[居酒屋]](『居酒屋おじゃれ池之沢』・『居酒屋もんじ』)<ref group="" name="食事・宿泊"/>・運送業と[[レンタカー]]屋と[[ガソリンスタンド]]を兼ねた自動車整備工場([[青ヶ島整備工場]]<ref group="" name="青ヶ島整備工場"/>)が在る。
 
池之沢([[カルデラ]]の地域)には、[[キャンプ場]](青ヶ島村キャンプ場)・[[地熱]][[サウナ]](ふれあいサウナ)が在る。
 
 
 
===特産品===
 
青ヶ島生産者協議会などによって、様々な製品が造られている<ref group="" name="青ヶ島生産者協議会_特産品"/>。
 
「青酎」<ref group="" name="青酎"/>や「ひんぎゃの塩」<ref group="" name="ひんぎゃの塩"/>などのこれらの特産品は、青ヶ島内で唯一の[[商店]]である『十一屋酒店』の他にも、東京都区部の[[竹芝埠頭|竹芝客船ターミナル]]内に在るアンテナショップ『TOKYO ISLANDS CAFE』<ref group="" name="TOKYO_ISLANDS_CAFE"/>や通販等でも購入可能である。また来島者は民宿で味わえることが多い。
 
 
 
;[[島寿司]]<!--鮨・鮓-->
 
:伊豆各島で作られる寿司をこう呼ぶ。青ヶ島では酢飯に練り[[辛子]]と、[[醤油]]漬けにした様々な近海魚[[刺身]]をのせる<ref>[http://www.vill.aogashima.tokyo.jp/tourism/sp_product3.html 特産品・島寿司]青ヶ島村役場(2017年12月30日閲覧)</ref>。寿司ネタ としては[[メジナ|目近魚]]<!--眼仁奈・目品--><ref group="" name="島寿司_目近魚"/>が有名であるが、他にも、[[マグロ|鮪]]や[[カンパチ|勘八]](間八)<!--赤頭--><ref group="" name="島寿司_鮪_勘八"/>、[[キンメダイ|金目鯛]]、[[鯛]]、[[トビウオ|飛魚]]、[[イサキ]]、[[シイラ]]など。
 
;[[焼酎]](芋・麦)
 
:[[青ヶ島酒造]]が「青酎」各種を製造している(「青酎 池の沢」「青酎 伝承」「青酎 伝承 喜久一」「青酎 青宝」「あおちゅう」「青酎 麦」「恋ヶ奥」<ref>[http://ao-chu.com/item AO-CHU商品一覧]青ヶ島酒造(2017年12月30日閲覧)</ref>)<!--・『青酎 プレミアム』-->。2017年12月、「青酎特区」が[[構造改革特区]]に認定された。原料[[アルコール]](45度以上)の製造量下限規制が適用されず、希少性の高い焼酎の原酒「初垂れ」の販売が可能になる<ref>[http://www.www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/12/27/documents/03_02.pdf 島焼酎特区の認定について]東京都政策企画局(2017年12月26日)</ref><ref>[http://www.sankei.com/region/news/171227/rgn1712270005-n1.html 伊豆・青ケ島“幻の焼酎”を販売 アルコール度数60度「初垂れ」、特区認定で30年度から]『産経新聞』朝刊2017年12月27日</ref>。
 
;[[ケーキ]] - 「あおちゅうケーキ」
 
;[[唐辛子|辛子]][[醤油|だれ]] - 「島だれ」「中里のしまだれ」「マツミおばちゃんち 秘伝 島だれ」
 
:特産の唐辛子を使った少し辛めの味付けになっており、島寿司に好く合う。
 
;[[燻製]] - 「とびくん」
 
:青ヶ島整備工場が青ヶ島周辺海域で獲れた脂の乗った旬の飛魚を燻製にしている。
 
;[[塩|海塩]] - 「ひんぎゃの塩」
 
:三宝港で汲み上げられた[[海水]]を[[青ヶ島村製塩事業所]]にて[[火山]]の地熱で煮詰めている
 
;各種[[菓子]] - 「ひんぎゃの塩ドロップ」「ひんぎゃの塩キャラメルラスク」「ひんぎゃの塩クッキー」
 
;[[発酵食品|発酵]][[香辛料]] - 「鬼辛」
 
:辛さと風味に優れた島特産の青唐辛子や赤唐辛子を、あおがしまふぁーむが、ひんぎゃの塩で漬け込んで醗酵熟成させてペースト状に加工。
 
;鬱金([[うこん]]) - 「池乃沢七五三うこん」
 
:春・紫・秋の各鬱金がブレンドされた粉末。
 
;[[一味唐辛子]] - 「ひんぎゃの島とうがらし」「青ヶ島のとうがらし」
 
:市販されている唐辛子と比べると格段に辛い。
 
;[[ラー油|辣油]] - 「じゅんこの手作り島ラー油」
 
:特産の唐辛子と鬱金で製造されている。
 
;[[ラスク]] - 「ラー油んにんにくラスク」
 
:「じゅんこの手作り島ラー油」各種を使って作られている。
 
;[[石鹸]] - 「ひんぎゃの塩せっけん」
 
:ひんぎゃの塩が練り込まれている。
 
;その他 - 「青ヶ島マグネット」「青ヶ島ポストカード」など
 
 
 
==公共施設==
 
 
 
青ヶ島を[[俯瞰]]すると、岡部の南のカルデラ外縁部の一面で、[[雨水]]を集める[[取水施設]]の向沢取水場が緑色に目立つ。
 
 
 
;おじゃれセンター
 
:[[診療所]]・[[保健センター]]<!--介助浴室や会議室も備えている-->・[[保育所]](青ヶ島村保育所)を備えた福祉医療施設
 
:「おじゃれ」は島の言葉で「いらっしゃい」の意である。
 
;集会堂.図書,武道館
 
;[[青ヶ島村立青ヶ島小中学校|青ヶ島小中学校]]
 
 
 
その他にも、老人福祉館・物流センター・青ヶ島村役場・[[八丈島警察署|青ヶ島駐在所]]・青ヶ島村共同放牧場施設・和牛人工授精センターが有る。
 
また、本島外との異動の激しい公務員用の宿舎も整備されている。
 
 
 
==名所・行事==
 
 
 
青ヶ島村では観光地も整備されてきている。
 
 
 
===観光地===
 
 
 
;神子ノ浦展望広場
 
:[[黒潮]]の流れや嘗ての青ヶ島の住民が上陸や荷揚のために使っていた神子ノ浦を一望できる
 
:神子ノ浦へ続く断崖絶壁の道を降りる道(通行不能)が繋がっている。
 
;尾山展望公園
 
;青ヶ島の二重カルデラの地形を一望できる
 
:周辺を巡るハイキングコースの他にも、夜に星空を観察できるように足下を照らす照明が整備されている。
 
;ふれあいサウナ
 
:地熱を利用したサウナと海水を沸かせた風呂を備える[[温泉]](含有成分は無い)<!--[[温泉法]]第2条の定義に基づく-->
 
:水道水は、地熱で温められて、必然的に温水となってしまう。
 
;青ヶ島村キャンプ場<ref group="" name="青ヶ島村キャンプ場"/>
 
:炊事場・トイレ・竈および地熱蒸気噴気孔『ひんぎゃ』を利用した地熱釜が設置されている。「ひんぎゃ」は島言葉で「火の際」の意である<ref group="" name="ひんぎゃ_火の際"/>。
 
:利用には事前予約と当日申請が必要で、飲料水に関しては予め用意しておくか村役場の水道まで汲みに行く必要が有る。
 
 
 
===社寺===
 
 
 
;大里神社
 
:青ヶ島の総鎮守
 
:その参道は急斜面に丸石を300段に敷き詰めたものである。
 
;東台所神社<!--とうだいしょじんじゃ-->
 
:祟り神を祀る神社
 
:1757年に名主の息子の浅之助なる者が色恋沙汰で錯乱した挙句に青ヶ島民7名を斧で殺害し自らも入水した。その浅之助が祟り神として祀られている。
 
:参道は急斜面に丸石を石段状に積み上げたもので、通行困難であるが、これとは別に尾山展望台からの道も在る。
 
;金比羅神社
 
:還住(全島帰還)を果たした際の船頭の岩松が航海無事の報恩のため金比羅神を祀った。
 
;渡海神社
 
:天明の大噴火の犠牲者を祀る
 
;清受寺
 
:八丈島大賀郷の宗福寺([[浄土宗]])の末寺とされているが無住の堂が建つのみである
 
:本島内では唯一の寺院
 
 
 
他にも、カルデラ外周部を三宝港へ下る道路の傍と神子ノ浦展望広場から神子ノ浦へ下る遊歩道(崩落)の途中に、それぞれ小さな[[祠]]が在る。
 
<!--http://optix.sppd.ne.jp/mt/archives/001355.html--><!--http://www.arinoki.com/travel/aogashima/page04.shtml-->
 
 
 
===旧跡===
 
 
 
;名主屋敷跡
 
:1824年に還住を果たした佐々木次郎太夫の屋敷跡
 
 
 
===祭===
 
;牛祭り
 
:毎年[[8月10日]]に行われる島内最大の[[祭]](曜日に関係無く実施される)
 
:この日に合わせて青ヶ島外にいる出身者が大勢帰省してくるため、本島内は一斉に賑やかになる。また、牛祭りの実行委員会が作成する[[Tシャツ]]の『牛T』は[[牛]]を主題にして毎年異なった[[デザイン]]で作成されるため、本島外にもファンが多い。
 
 
 
===その他===
 
;三宝港
 
:[[伊豆諸島開発]]の『[[あおがしま丸]]』が、八丈島([[底土港]])との間を、週4往復ないし5往復就航している。
 
:就航している船舶の乗船手続きは青ヶ島港落石防護施設<ref group="" name="青ヶ島港落石防護施設"/>で行われる。
 
:[[クレーン]]で高架に留置された漁船の船揚げ降ろしを行っている
 
:[[海水]]汲み上げ式温泉(無料・湯張りや清掃は各自で行う・水着着用)が有った三宝港待合所は、[[平成21年台風第18号|2009年の台風第18号]]で高波に襲われて、廃墟と化した<ref group="" name="三宝港待合所_破壊"/>。
 
;青ヶ島ヘリポート
 
:[[東邦航空]]の『東京愛らんどシャトル』が、八丈島([[八丈島空港]])との間を、1日1往復就航している。
 
:八丈島に向けて[[ヘリコプター]]が離陸する際には、送迎者が手を振り[[八丈島警察署|青ヶ島駐在所]]の[[警察官]]が[[敬礼]]する風景が見られる。
 
<!--
 
;三宝港から集落に向かう都道の崩落箇所
 
;『平成流し坂トンネル』へ向けての急坂と『流坂農道』(旧道)
 
;崩落した大千代港とその復旧工事の足場
 
-->
 
 
 
==関連人物==
 
===出身者===
 
*[[奥山治]]
 
:5期(17年3か月)に亘って村長職を務めた
 
*[[奥山治郎]] (実業家)
 
*[[奥山一寸法師]] (実業家)
 
*[[佐々木ベジ]] (実業家)
 
 
 
===その他===
 
*[[飯島夕雁]] ([[政治家]])
 
:公募により2002年から2005年まで[[教育長]]を務めた
 
*[[篠原ともえ]] (歌手・タレント・デザイナー)
 
:青ヶ島村との[[タイアップ]]での特集企画が行われており<ref group="" name="篠原ともえ_青ヶ島村"/>、2010年には本島で[[ライブ]]も開催された。
 
:母親が青ヶ島の出身であり、祖母が青ヶ島に在住して青酎を製造している。本人はひんぎゃの塩のパッケージデザインを手掛けている<ref group="" name="篠原ともえ_ひんぎゃの塩"/>
 
 
 
==村内風景==
 
<gallery>
 
File:青ヶ島 2.jpg|青ヶ島
 
File:Aogashima02.jpg|三宝港
 
File:Aogashima03.jpg|出港した還住丸
 
</gallery>
 
 
 
==注釈==
 
{{Reflist|1|refs=
 
<ref group="" name="角川日本地名大辞典">{{cite book|和書|last=|first=|author=|authorlink=|last1=|first1=|author1=|authorlink1=|last2=|first2=|author2=|authorlink2=|last3=|first3=|author3=|authorlink3=|last4=|first4=|author4=|authorlink4=|coauthors=|translator=|editor=角川日本地名大辞典編纂委員会|others=|title=東京都|origdate=|origyear=|url=http://www.kadokawa.co.jp/product/200909000365/|format=|accessdate=|edition=|date=2009-10-23|year=|publisher=[[角川学芸出版]]|location=|series=角川日本地名大辞典<!--13-->|language=|id=|isbn=978-4-046-22917-5|ncid=|naid=|oclc=|doi=|asin=|lcc=|volume=|page=|pages=|chapter=|chapterurl=|quote=|ref=}}</ref>
 
<ref group="" name="全国市町村名変遷総覧">{{cite book|和書|last=|first=|author=|authorlink=|last1=|first1=|author1=|authorlink1=|last2=|first2=|author2=|authorlink2=|last3=|first3=|author3=|authorlink3=|last4=|first4=|author4=|authorlink4=|coauthors=|translator=|editor=日本加除出版|others=市町村自治研究会|title=全国市町村名変遷総覧|origdate=|origyear=|url=https://www.kajo.co.jp/book/40049000003.html|format=|accessdate=|edition=|date=2006-8-1|year=|publisher=[[日本加除出版]]|location=|series=|language=|id=|isbn=978-4-817-81318-3|ncid=|naid=|oclc=|doi=|asin=|lcc=|volume=|page=|pages=|chapter=|chapterurl=|quote=|ref=}}</ref>
 
<ref group="" name="連合軍最高司令部訓令677号">{{cite web|url=http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/takeshima/pdfs/g_taisengo01.pdf|title=Governmental and Administrative Separation of Certain Outlying Areas from Japan|accessdate=1946-1-29|last=|first=|author=H. W. Allen|authorlink=|coauthors=|date=|year=|month=|format=PDF|work=|publisher=[[連合国軍最高司令官総司令部]](GHQ)|page=|pages=|quote=|language=|archiveurl=|archivedate=|deadlinkdate=|doi=|ref=}}</ref>
 
<ref group="" name="青ヶ島_選挙">{{cite web|url=http://deirahon.com/sub/KAZ/KA04.html|title=伊豆七島と伊豆諸島|accessdate=2016-7-1|last=|first=|author=[[菅田正昭]]|authorlink=|coauthors=|date=|year=|month=|format=|work=|publisher=|page=|pages=|quote=|language=|archiveurl=|archivedate=|deadlinkdate=|doi=|ref=}}</ref>
 
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<ref group="" name="食事・宿泊">{{cite web|url=https://www.tama-100.or.jp/cmsfiles/contents/0000000/395/12_aoga.pdf|title=<!--東京島しょ地域 町村情報 8-->青ヶ島村 牛とかんもと神々の島|accessdate=2016-7-1|last=|first=|author=|authorlink=|coauthors=|date=|year=|month=|format=PDF|work=|publisher=[[東京市町村自治調査会]]|page=|pages=|quote=|language=|archiveurl=|archivedate=|deadlinkdate=|doi=|ref=}}</ref>
 
<ref group="" name="青ヶ島整備工場">{{cite web|url=http://www.aogashimaseibi.jp/index.php|title=有限会社 青ヶ島整備工場 -自動車分解整備事業,青ヶ島レンタカー,青ヶ島運送,産業廃棄物収集・運搬,浄化槽維持管理,Good One事業-|accessdate=2016-7-1|last=|first=|author=|authorlink=|coauthors=|date=|year=|month=|format=|work=|publisher=[[青ヶ島整備工場]]|page=|pages=|quote=|language=|archiveurl=|archivedate=|deadlinkdate=|doi=|ref=}}</ref>
 
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==関連項目==
 
*[[青ヶ島]]
 
*[[還住]]
 
  
 
==外部リンク==
 
==外部リンク==
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*[http://www.vill.aogashima.tokyo.jp/ 青ヶ島村公式サイト]
 
*[http://www.vill.aogashima.tokyo.jp/ 青ヶ島村公式サイト]
  
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青ヶ島村(あおがしまむら)

東京都,伊豆諸島南部の青ヶ島全域を占める村。八丈支庁に属する。青ヶ島は八丈島の南約 70kmに位置する複式火山島。高温多湿の亜熱帯気候に属し,全域にハマアジサイ,タブノキ,オオバヤシなどが繁茂する。安永・天明年間には度重なる噴火に見舞われ,無人島となった時期もある。野菜栽培,畜産が行われる。島の周囲は断崖で港湾設備がなく,八丈島からの定期船は,南西岸の三宝港で本船とはしけで連絡し,接岸する。

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