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| − | [[File:Kiyonaga Le neuvième mois (Minami juni ko).JPG|thumb|200px|right|「美南見十二候 九月 漁火（いざよう月）」 天明4年（[[1784年]]頃）[[千葉市美術館]]蔵。同シリーズの中では本図のみ2枚続ではなく1枚物。]] | + | [[ファイル:『風流江都之北』木版画（18世紀後期），鳥居清長作.jpg|サムネイル]] |
| | + | '''鳥居 清長'''（とりい きよなが、 [[宝暦]]2年〈[[1752年]]〉 - [[文化 (元号)|文化]]12年[[5月21日 (旧暦)|5月21日]]〈[[1815年]][[6月28日]]〉） |
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| − | '''鳥居 清長'''（とりい きよなが、 [[宝暦]]2年〈[[1752年]]〉 - [[文化 (元号)|文化]]12年[[5月21日 (旧暦)|5月21日]]〈[[1815年]][[6月28日]]〉）とは、[[江戸時代]]の[[浮世絵師]]。鳥居派四代目当主。[[鳥居派]]の代表的な絵師。
| + | 江戸時代後期の浮世絵師。俗称は市兵衛。書店の白子屋市兵衛の子。[[鳥居清満]]の門人となり師没後に鳥居家4代目を襲名。安永期 (1772～80) 頃は主として鳥居風の役者絵 ([[芝居絵]] ) を描く。その後美人画に転じて清長風と呼ばれる長身で健康的な美人を描き，群像表現，風景との組合せや続き物によって，天明期 (81～88) の浮世絵界で活躍。美人画のほか役者絵，肉筆画，絵本，黄表紙なども描き続け，特に役者絵では出語りの人も描き込んだ「出語り図」という新様式を創案。主要作品『雛形若菜の初模様』 (82) ，『当世遊里美人合』 (81～83) ，『美南見十二候』 (84) ，『飛鳥山の花見』，出語り図『三代沢村宗十郎の平清盛，四代芳沢あやめの仏御前，三代市川八百蔵の悪七兵衛景清』 (80頃) ，肉筆画『品海遊宴』 (83～84頃) 。 |
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| − | [[鈴木春信]]と[[喜多川歌麿]]にはさまれた[[天明]]期を中心に活躍し、それらや後の[[東洲斎写楽|写楽]]・[[葛飾北斎|北斎]]・[[歌川広重|広重]]と並び六大浮世絵師の一人。特に堂々たる八頭身の[[美人画]]で、今日世界的に高く評価されている。
| + | {{テンプレート:20180815sk}} |
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| − | == 来歴 ==
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| − | [[File:Le sixième mois Kiyonaga.JPG|thumb|250px|right|「美南見十二候 六月 品川の夏（座敷の遊興）」 天明4年（1784年頃）]]
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| − | [[鳥居清満]]の門人。[[江戸]]本材木町（現在の[[日本橋 (東京都中央区)|日本橋]]）の書肆白子屋関口市兵衛の子。関氏。俗称は市兵衛（一説に新助）。屋号は白子屋。住んでいた場所から「新場の清長」とも呼ばれた。
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| − | [[明和]]4年（[[1767年]]）に細判[[紅摺絵]]でデビュー。19歳より清長を名乗り（初めの号は長兵衛とされる）、[[安永]]（[[1772年]]‐[[1781年]]）年間に110点程の細判[[役者絵]]を残している。[[安永]]7‐8年（[[1778年]]‐[[1779年]]）頃から次第に鳥居派風を脱し、当時流行していた[[勝川春章]]らの似顔絵的な役者絵の影響を受けて紅摺絵から細判の錦絵に変わるが、役者絵の制作はすくない。代わって中判の[[美人画]]と[[黄表紙]][[挿絵]]の制作が増えてくる。黄表紙は安永4年（[[1775年]]）から描き始め、天明2年（[[1782年]]）まで120点余りの作に挿絵しており。この時期の作画の中心であった。
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| − | === 「江戸のヴィーナス」 ===
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| − | 鳥居派は役者絵を専門とする画派だが、むしろ清長の本領は一世を風靡した「美南見十二候」、「風俗東之錦」、「当世遊里美人合」などの美人画にある。初期は初め細身で繊細な鈴木春信や[[北尾重政]]･[[礒田湖龍斎]]の作風を学んでいるが、[[天明]]（[[1781年]]‐[[1789年]]）期になると次第に諸家の影響を離れ、堅実な素描をもとに八頭身でどっしりとした体つきの健康的な美人画様式を創り上げた。大判二枚続、三枚続の大画面を使いこなし、現実的な背景に美人を群像的に配する清長の作風は美人風俗画と称され、後の大判続物発展の基礎を築いた。続物でありながら単体でも、全体を繋げて鑑賞しても破綻なくまとめられており、清長の高い手腕が窺える。また美人画の背景に、実際の江戸風景を写実的に描いたのは清長が最初であるとされる。
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| − | その他天明期の画業に、[[歌舞伎舞踊|所作事]]の場面の背景に必ず[[長唄]]や[[常磐津]]連中などを書き込んだ「出語り図」を30点以上残し、舞台面をそのまま取入れた大判役者絵も描くなど、一段とリアルな作品を残した。また[[肉筆浮世絵]]も数は多くないが悉く優品で、彼の資質、力量を伝えている。特に「真崎の月見図」は代表作として知られている。隅田川の上流の真崎の渡し辺りの茶店で床机に腰を掛け、満月の清光を浴びる女性たちを描いており、月の光は水に良くたとえられるが、その光が水量豊かな川面に広がっている背景の爽やかさが印象的な作品である。
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| − | 天明5年（[[1785年]]）、師である清満が没すると孫の庄之助が成長するまでの中継ぎとして、二年後の天明7年（[[1787年]]）鳥居家四代目を襲名する。その後は美人画からは遠ざり、鳥居派の家業である看板絵や番付などの仕事に専念し、晩年になると黄表紙、芝居本、絵本などに力を注いだ。享年64。墓所は墨田区両国の回向院。法名は長林英樹居士。墓石は地震や戦災など度重なる災禍で失われ、長らく[[過去帳]]のみ残っている状態だったが、[[平成]]25年（[[2013年]]）4月回向院境内にその画業を顕彰するため「清長碑」が建立された<ref>[http://ekoin.or.jp/event201304/ 鳥居清長碑建立 _ 回向院]。</ref>。
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| − | 清長の門人として、[[鳥居清峰]]、[[鳥居清政]]、[[鳥居清元 (2代目) ]]がいる。
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| − | == 代表作 ==
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| − | [[Image:Kiyonaga Riverside01.JPG|thumb|200px|right|「濱屋 川岸の涼み」 [[平木浮世絵美術館 UKIYO-e TOKYO]]蔵]]
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| − | [[Image:Kiyonaga bathhouse women-2.jpg|thumb|200px|right|「女湯」 ボストン美術館蔵（[[エドガー・ドガ]]旧蔵）川崎・砂子の里資料館蔵品と比べると、右から2番めの女性の[[女性器|陰部]]を赤い腰巻きで隠しており、これは日本からの輸出時に上手く修正したものと想定される。]]
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| − | === 錦絵 ===
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| − | *「大川端の夕涼」 大判3枚続 [[太田記念美術館]]所蔵、[[シカゴ美術館]]蔵 平木浮世絵美術館蔵品は[[重要文化財]]
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| − | *「[http://www.mfa.org/collections/object/the-tachibana-district-from-the-series-contest-of-contemporary-beauties-of-the-pleasure-quarters-t-sei-y-ri-bijin-awase-226339 当世遊里美人合 たち花]」 大判 [[東京国立博物館]]蔵など
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| − | *「[http://digitalmuseum.rekibun.or.jp/app/collection/detail?id=0189204075&sk=%90%B4%92%B7 当世遊里美人合 辰巳艶]」 大判 [[江戸東京博物館]]蔵
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| − | *「[http://www.mfa.org/collections/object/geisha-of-tachibana-ch-kitsugi-from-the-series-contest-of-contemporary-beauties-of-the-pleasure-quarters-t-sei-y-ri-bijin-awase-177280 当世遊里美人合 橘妓]」 大判 [[ボストン美術館]]蔵
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| − | *「当世遊里美人合 芸妓と若衆」 大判 山種美術館所蔵
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| − | *「[http://digitalmuseum.rekibun.or.jp/app/collection/detail?id=0191200229&sk=%90%B4%92%B7 風俗東之錦 町家の袴着]」 大判 江戸東京博物館蔵
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| − | *「[http://www.mfa.org/collections/object/the-kamioki-ceremony-from-the-series-current-manners-in-eastern-brocade-f-zoku-azuma-no-nishiki-206301 風俗東之錦 髪置]」 大判 ボストン美術館蔵
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| − | *「風俗東之錦 凧の糸」 大判 城西大学水田美術館蔵
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| − | *「風俗東之錦 若君と侍女三人」 大判 [[山種美術館]]所蔵
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| − | *「風流三ツの駒」 城西大学水田美術館蔵
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| − | *「駿河町越後屋前」 [[三越]]資料館蔵
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| − | *「[http://www.artic.edu/aic/collections/artwork/21613?search_id=6 美南見十二候 三月 御殿山の花見]」 シカゴ美術館蔵
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| − | *「[http://www.honoluluacademy.org/art/9541-the-seventh-month-evening-send-offa_z 美南見十二候 七月 夜の送り]」 [[ホノルル美術館]]・ボストン美術館蔵
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| − | *「美南見十二候 九月 漁火（いざよう月）」 [[千葉市美術館]]蔵<ref name="chibanippo199452">{{Cite news
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| − | | title = アートぷらざ 千葉市収蔵作品 美南見十二候九月 鳥居清長
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| − | | newspaper = [[千葉日報]]
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| − | | date = 1994-05-02
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| − | | publisher = 千葉日報社
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| − | | page = 朝刊 12
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| − | }}</ref>など
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| − | *「[http://webarchives.tnm.jp/archives/img/2624 飛鳥山の花見]」 東京国立博物館蔵
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| − | *「[http://www.artic.edu/aic/collections/artwork/190349?search_id=8 亀戸の藤見]」 シカゴ美術館蔵
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| − | *「[http://www.artic.edu/aic/collections/artwork/21732?search_id=9 洗濯と張り物]」 シカゴ美術館蔵
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| − | *「隅田川船遊び」 [[メトロポリタン美術館]]
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| − | *「吾妻橋下の涼船」 ホノルル美術館蔵
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| − | *「地紙売」
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| − | *「[http://digitalmuseum.rekibun.or.jp/app/collection/detail?id=0190200021&sk=%90%B4%92%B7 座敷八景 塗桶暮雪]」 江戸東京博物館蔵
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| − | *「中村里好の丹波屋おつまと三代目市川八百蔵の古手屋八郎兵衛」 千葉市美術館蔵
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| − | *「[http://www.mfa.org/collections/object/interior-of-a-bathhouse-467811 女湯図]」 大判二枚続 天明後期 ボストン美術館と[[川崎・砂子の里資料館]]の2点しか確認されていない貴重な作品。[[幕末]]期には数点の「女湯図」が知られるが、銭湯をこれだけ詳細に描いた浮世絵としては最も早い時期の作例であり、[[風俗資料]]としても貴重。
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| − | *「出語り図 三代目瀬川菊之丞と四代目岩井半四郎」 大判
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| − | === 肉筆浮世絵 ===
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| − | * 「海辺楼上遊宴図」 紙本着色 1幅 40.2x65.5cm 個人蔵 天明3-4（1783-83）年頃款記「清長画」/「関清長」朱文方印 [[重要美術品]] 天明期の肉筆画は希少<ref>[[大和文華館]]編集・発行 『開館50周年記念特別展1 女性像の系譜―松浦屏風から歌麿まで―』 2011年4月3日、pp.97,150。</ref>。
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| − | *「真崎の月見図」 絹本着色 [[浮世絵太田記念美術館]]所蔵
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| − | *「詠歌弾琴図」 絹本着色 [[ニューオータニ美術館]]所蔵
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| − | *「駿河町越後屋正月風景図」 絹本着色 [[三井記念美術館]]蔵、[[東洋文庫]]蔵
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| − | *「[http://www.asia.si.edu/collections/singleObject.cfm?ObjectNumber=F1901.100 待乳山納涼図]」 絹本着色 [[フリーア美術館]]所蔵
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| − | *「[http://www.mfa.org/collections/object/two-women-beneath-a-willow-tree-26393 柳下美人図]」 絹本着色 [[ボストン美術館]]所蔵
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| − | *「女三人上戸図」 紙本着色 ホノルル美術館所蔵
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| − | *「曽我の対面図」 絹本着色 [[日本浮世絵博物館]]所蔵
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| − | *「暫図」 紙本着色 浮世絵太田記念美術館所蔵 5世市川団十郎賛
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| − | *「潤色八百屋お七図」（無款） 紙本四曲一双 [[早稲田大学坪内博士記念演劇博物館|早稲田大学演劇博物館]]所蔵 寛政5年
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| − | *「五郎と朝比奈図」 紙本扇面 東京国立博物館所蔵
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| − | *「[http://webarchives.tnm.jp/archives/img/15346 草摺引図]」 紙本扇面 東京国立博物館所蔵
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| − | *「夜討曽我図」 紙本扇面 浮世絵太田記念美術館所蔵
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| − | *「桜下の太夫と禿図」 紙本扇面 浮世絵太田記念美術館所蔵
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| − | *「矢の根五郎図」 板地着色 額絵馬 [[目黒区]]･成就院所蔵 文化7年（[[1810年]]） 重要美術品
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| − | *「草摺曳朝比奈と曾我五郎」 板地着色 額絵馬 [[悳俊彦]]コレクション 文化8年（[[1811年]]）<ref>[http://unno.nichibun.ac.jp/geijyutsu/ukiyoe-geijyutsu/lime/129_007.html 悳俊彦 「この一品 新発見 鳥居清長 絵馬額「草摺曳朝比奈と曾我五郎」」『浮世絵芸術』第129号、pp.10-11]</ref>
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| − | *「[http://www.city.nerima.tokyo.jp/annai/rekishiwoshiru/rekishibunkazai/bunkazai/bunkazaishosai/b6204.html 双蝶々曲輪日記図]」 板地着色 額絵馬 [[練馬区]]･[[長命寺 (練馬区) |長命寺]]所蔵 文化11年（[[1814年]]） 東京都指定有形文化財
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| − | === 春画 ===
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| − | *「[http://www.mfa.org/collections/object/the-scroll-of-the-sleeve-sode-no-maki-277959 袖の巻]」 十二枚組 天明5年（[[1785年]]）
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| − | ::清長の春画作品の中で最も知られた作。序文末尾に「自惚」という珍しい印が押されていることから、清長自身も本作に自信を持っていたことが窺える。縦12cm、横約67cm（最大73cm）という非常に横長の珍しい形式で描かれているが、[[トリム|トリミング]]の妙で窮屈さや違和感のない画面に仕上げている。[[大首絵]]を思わせる豊かな表情と抑えた色使いで、性の悦びと充足感を描ききった春画史上に残る名品。
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| − | *「色道十二番」（しきどうじゅうにつがい） 大判錦絵折本十二枚組 天明5年（1785年）
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| − | *「時籹十二鑑」（いまようじゅうにかがみ） 中判十二枚組
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| − | === 黄表紙 ===
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| − | *『名代干菓子山殿』画
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| − | == 脚注 ==
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| − | == 参考文献 ==
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| − | {{参照方法|date=2017年7月}}
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| − | * [[藤懸静也]] 『増訂浮世絵』 [[雄山閣]]、1946年、pp.147-153 [{{NDLDC|1068936}} 近代デジタルライブラリー]に本文あり。
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| − | * [[吉田漱]] 『浮世絵の見方事典』 [[北辰堂]]、1987年
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| − | * 稲垣進一編 『図説浮世絵入門』 [[河出書房新社]]〈ふくろうの本〉、1990年
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| − | * [[狩野博幸]] 『清長と錦絵』 [[至文堂]]〈日本の美術 364〉、1996年 ISBN 978-4-7843-3364-6
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| − | * [[林美一]]・[[リチャード・レイン]]共編 『鳥居清長【袖の巻】他―錦絵柱絵横判秘画巻』 [河出書房新社〈[[浮世絵春画名品集成]] 第24巻〉、1999年 ISBN 978-4-3099-1034-5
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| − | * [[小林忠]]監修 『浮世絵師列伝』 平凡社<別冊太陽>、2006年1月 ISBN 978-4-5829-4493-8
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| − | * 千葉市美術館編集・発行 『鳥居清長 江戸のヴィーナス誕生』図録、2007年4月。出品総数267点掲載
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| − | * [[新日曜美術館]] 『これが江戸のヴィーナスだ～初めて明かされる鳥居清長の全貌』 [[NHK教育テレビジョン|NHK教育テレビ]]、2007年5月20日放送
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| − | ==関連項目==
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| − | * [[浮世絵#代表的な浮世絵師]]
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| − | * [[浮世絵師一覧]]
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| − | * [[肉筆浮世絵]]
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| − | == 外部リンク ==
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| − | * [http://www.mfa.org/search/collections?keyword=kiyonaga ボストン美術館] - 鳥居清長作品が600点以上掲載されている。
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| − | {{Artist-stub}}
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| | {{DEFAULTSORT:とりい きよなか}} | | {{DEFAULTSORT:とりい きよなか}} |
| | [[Category:浮世絵師]] | | [[Category:浮世絵師]] |
