「2階建車両」の版間の差分

提供: miniwiki
移動先:案内検索
(1版 をインポートしました)
(内容を「{{テンプレート:20180815sk}} __NOINDEX__」で置換)
(タグ: Replaced)
 
1行目: 1行目:
{{otheruses2|物理的に2層構造を持った[[車両]]|運用の上で分割・併合を行う[[列車]]|多層建て列車|増解結}}
+
{{テンプレート:20180815sk}} __NOINDEX__
{{redirect|ダブルデッカー|そのほかの用法|ダブルデッキ}}
 
{{commonscat|Double-decker vehicles}}
 
'''2階建車両'''(にかいだてしゃりょう)とは、2層の客室構造で設計・製造された[[鉄道車両]]・[[自動車]]のこと。[[英語]]では「ダブルデッカー (Double Decker) 」と呼ばれる。1両あたりの床面積を増やして乗車定員を増強したり<!--平屋建ての車両に比べて、約1.5倍の定員確保が可能である。-->、2階席の眺望を付加価値とする目的で採用される。
 
 
 
[[キャンピングカー]]には居室を2層構造としたものもあるが、走行中に乗車するための構造ではないため、2階建車両として扱われない。
 
 
 
== 概要 ==
 
一般的には通常の車両よりも屋根の地上高を高く、1階部分の床の地上高を低くして2層の居住空間を確保している。[[鉄道車両]]で[[鉄道車両の台車|台車]]間の車両中間部分のみを2階建て構造とする場合には1階と2階の床面積はほぼ同等となるが、[[バス (交通機関)|バス]]の場合は1階の客室が[[ホイールベース]]間に制限されること<!--や、[[便所|トイレ]]や乗務員室の仮眠室を1階部分に設置すること ← これも床面積じゃないの? -->から、2階の床面積の方が広い場合が多い。鉄道車両でも前後に連結された車両への通路を2階に通す<!-- 371や2階建てTGV -->などのために2階部分が台車上まで広がり、バスと同様に1階よりも床面積が広くなっている場合がある。
 
 
 
鉄道車両の運用では、通常の車両より視点が低く眺望に劣る1階席と、逆に視点が高く眺望に優れている2階席とで、等級や料金を分けている場合がある<ref>日本で2階席を[[グリーン車|グリーン席]]、1階席を[[普通車 (鉄道車両)|普通座席]]とした車両の例としては、「[[マリンライナー]]」用の[[JR四国5000系電車|5100形車両]]、「[[グランドひかり]]」用の[[新幹線100系電車|100系電車]]、「[[あさぎり (列車)|あさぎり]]」用の[[JR東海371系電車|371系電車]]と[[小田急20000形電車|20000形電車「RSE」]]など。総2階建て新幹線車両「Max」の[[新幹線E1系電車|E1系電車]]と[[新幹線E4系電車|E4系電車]]では、一部の車両の2階のみにグリーン席を設け、他の車両は2階も普通席である。</ref>。<br/>
 
バスの運用では、1階部分を荷物置き場やフリースペースとしている例もある。<!--1階部分を荷物置場にするのはロンドンなどの空港バスで確認-->
 
 
 
車両の全高が高くなることにより、[[重心]]が高めになることから[[ローリング|ロール]]が大きくなりやすいほか、車体の前面投影面積および表面積が増すことから空気抵抗や空力騒音が大きくなる。このような理由から、[[東海道・山陽新幹線]]では運行速度の高速化を重視し、[[新幹線300系電車|300系]]以降の車両では2階建車両を採用していない。鉄道よりもロールが大きくなりがちなバスの2階席は通常の車両よりも横揺れが大きく感じられる。一方で通常の車両よりも床が低い1階席はロールセンターに近くなることから、通常よりも横揺れが小さく感じられる。
 
 
 
車室内の構造上、限られたスペースに設けられた階段を利用するため、乗客や乗員の移動に時間がかかる欠点を持つ。1階部分も車両両端部より床が低くなっていて、[[移動制約者]]の利用に配慮が必要となる<ref>[[日本]]の場合、2階建車両でも車端部は平屋であるため、移動制約者はたいていこの部分に誘導されることが多い</ref>ほか、[[車内販売]]に使用する[[ワゴン (荷台)|ワゴン]]の通り抜けに難がある。一方、プラットホームが低い海外の鉄道では、1階部分に扉を設けることで、乗降を容易にできる場合もある。
 
 
 
また、前述した走行特性の悪化や[[車両限界]]、法令や道路周辺の構造物による制限から、全高をやみくもに高くすることはできず、各階とも通常の車両より[[天井]]が低く、居住性がやや悪くなる傾向にある。
 
 
 
この構造を採り入れた最初の車両としては、[[馬車]]の[[オムニバス (曖昧さ回避)|オムニバス]]が最初といわれている。この場合、1両あたりの座席数を増やし、効率的な運用を行うという面が大きく、当初は[[屋根]]の上に乗りきれない場合は命がけで乗ったとされる。
 
 
 
== バス ==
 
=== 概要と沿革 ===
 
{{main|en:Double-decker bus}}
 
[[イギリス|英国]]およびその[[植民地]]・旧植民地で、[[路線バス]]として運行されている2階建バスは、オムニバスを馬車から[[自動車]]化した際にそのまま引き継がれたものといわれている。2階建バスが運行される[[都市]]は、[[ロンドン]]など英国内の都市、[[香港]]、[[シンガポール]]、[[インド]]の[[ムンバイ]]、[[カナダ]]の[[ビクトリア (ブリティッシュコロンビア州)|ビクトリア]]や[[ケロウナ]]などが挙げられる。
 
 
 
[[ロンドン]]では[[ルートマスター]]と称される2階建バスが[[1956年]]より運行され、市民に親しまれた存在であったが、[[自動車排出ガス規制|排出ガス規制]]や、構造上[[ワンマン運転]]ができないという理由などにより、保存路線を除き、[[2005年]]をもって新型の[[連節バス]]に代替されている。
 
 
 
韓国では、日本同様定期観光バスとして、ソウル市内の観光地を循環する[[ソウルシティツアーバス]]が運行されている。また、[[首都圏 (韓国)|ソウル首都圏]]では、隣接する[[京畿道]]内各地とソウル市内との間を高速道路や自動車専用道路経由で結ぶ[[韓国のバス#ソウル特別市とその外郭地域のバス運行システム|広域直行バス]]にも、輸送力不足・立席乗車・乗り残し問題<ref name=br14967>[[バスラマ・インターナショナル]]149号 p.67</ref>の解消を図る目的で2階建バスが導入されている<ref name=br15378>バスラマ・インターナショナル153号 pp.78-79</ref>。[[2014年]]11月から[[2015年]]にかけて、[[アレクサンダー・デニス・E500]]を使用して試験運行が行われ<ref name=br14967/>、2015年下期からは韓国の道路法令に適合する規格の[[ボルボ]]B8RLEの輸入が認められたことにより、本格的に導入されることとなった<ref name=br15378/>。
 
 
 
台湾では、台北市内、高雄市内を巡回する定期観光バスとして、ボルボB8RLEの[[オープントップバス]]タイプが導入されている。(運行は前者が三重客運、後者が[[高雄客運]])
 
 
 
中国では、北京、大連、上海(911路)、蘇州(86路)、無錫(81路)、寧波、深圳などで運行している。
 
 
 
<gallery>
 
Image:ctb2144.jpg|香港の2階建バス
 
Image:Routemaster RM871.jpg|2階建バスの代名詞<br>「[[ルートマスター|AEC・ルートマスター]]」<br>(ロンドンのヘリテイジ運行中)
 
Image:WrightBus_LT2.JPG|[[ニュー・バス・フォー・ロンドン]]
 
File:2015092002 Volvo B8RLE.png|韓国の京畿道広域直行バスに導入された[[ボルボ]]B8RLE
 
File:San Chung Bus KKA-1158 20170409a.jpg|三重客運による台北市内定期観光バス
 
File:VOLVO B8RLE 6X2 in Kaohsiung(Double-decker tour bus) 01.jpg|高雄客運による高雄市内定期観光バス
 
</gallery>
 
 
 
=== 日本の2階建てバス ===
 
日本の場合、[[車両制限令]]により全高が最大3.8m(特別認可を受ければ最大4.1m)と定められており、乗客が車内を頻繁に移動する市内[[路線バス]]として採用することが困難なため、[[高速バス]]や[[観光バス]]としての採用例が一般に知られる程度である。例外的に、[[ロンドン]]の市内交通用の車両である「ルートマスター」が輸入され、「特認」の下で運転されたことがある。
 
 
 
なお「2階だけバス」と呼ばれる車両もあるが、これは[[ハイデッカー]]のことであり、2階建車両ではない。
 
 
 
[[2010年]]9月現在日本国内では製造が中止されており、それ以降に日本での新造の2階建バス車両は存在しない。過去には[[三菱自動車工業]](現在の[[三菱ふそうトラック・バス]])の[[三菱ふそう・エアロキング|エアロキング]]([[1983年]] - [[2005年]]、[[2008年]] - [[2010年]])、[[UDトラックス|UDトラックス(旧:日産ディーゼル)]]の[[日産ディーゼル・スペースアロー#スペースドリーム (P-GA66T)|スペースドリーム]](1983年 - [[1990年]])と[[ヨンケーレ|ヨンケーレ・モナコ]]([[1993年]] - 2000年)、そして[[日野自動車]]の[[日野・セレガ#グランビュー|グランビュー]](1983年 - [[1988年]])が製造されていた。
 
<gallery>
 
ファイル:JR-bus-Kanto-D674-00505.jpg|三菱ふそう・エアロキング
 
ファイル:Kumamotodentetu_P-GA66T.jpg|日産ディーゼル・スペースドリーム
 
ファイル:Yokohamacitybus 3-4001 baysideline.jpg|日産ディーゼル・ヨンケーレ・モナコ
 
ファイル:Iwatekenpokubus-2191.JPG|日野・グランビュー
 
</gallery>
 
[[ヨーロッパ]]製車両の採用例としては、ドイツ・ネオプラン社製の「[[ネオプラン・スカイライナー|スカイライナー]]」、「[[ネオプラン・メガライナー|メガライナー]]」、ベルギー・[[バンホール]]社製「[[バンホール・アストロメガ|アストロメガ]]」、ドイツ・ドレクメーラー社製「[[ドレクメーラー・メテオール|メテオール]]」が挙げられる。2016年にはとバスがバンホール・アストロメガを再導入したことで日本国内での新造ダブルデッカーの投入が再開された。
 
<gallery>
 
ファイル:West JR Bus Seishun Mega Dream.jpg|ネオプラン・メガライナー
 
ファイル:Drogmoller-E440-Meteor-HatoBus.jpg|ドレクメーラ・メテオール
 
ファイル:Hato Bus 651 SCANIA-VAN HOOL TDX25 Astromega (Forward).jpg|バンホール・アストロメガ
 
</gallery>
 
 
 
==== 沿革 ====
 
[[ファイル:HINO SHISAKU NIKAIDATE.jpg|right|thumb|200px|日野2階建てバス 試作(自家用に転用後)]]
 
日本において、2階建で設計・製造されたバスの嚆矢となるのは、[[近畿日本鉄道]]自動車局(現在の[[近鉄バス]])が[[1960年]](昭和35年、量産車は翌[[1961年]])に導入した「日野・[[ビスタコーチ]]」(座席数83席)である。車体は[[近畿車輛]]製で、[[ホイールベース]]間を2階建構造とした。1階は右側に寄せて3列、2階は左右に2列ずつ座席を配したが、1階通路の天井高を確保するため、2階左側座席のみ30cmほど床が高くなっていた。昇降口は1階通路左側にあり[[ノンステップバス|ノンステップ]]構造であった。
 
 
 
日本での2階建バスの本格的な導入は、[[1979年]](昭和54年)に大阪の[[中央交通 (大阪府)|中央交通]]が[[西ドイツ]](当時)の[[ネオプラン]]から本格的な'''2階建バス'''「[[ネオプラン・スカイライナー|スカイライナー]]」を[[輸入]]したことに始まり、2階建バスブームが起きた。その後、西ドイツや[[ベルギー]]のライバル企業がこぞって日本市場に参入し、日本の[[観光バス]]事業者は看板車両として2階建バスを導入した。
 
 
 
路線バスでは、[[1982年]](昭和57年)より[[2001年]](平成13年)まで、[[東京都]][[台東区]]が西ドイツからの輸入車両を使用して[[東京都立恩賜上野公園|上野公園]] - [[浅草|浅草雷門]]間を[[東京都交通局]]([[都営バス]])に委託して運行していた。[[1989年]](平成元年)から[[2000年]](平成12年)まで、[[江戸川区]]が[[小岩駅]] - [[葛西臨海公園駅]]間で[[京成電鉄]](現在の[[京成バス]])と都営バスの2社局に委託して2階建バスを運行していた。
 
 
 
日本のメーカーも[[1983年]](昭和58年)から日野自動車・日産ディーゼル・三菱自動車の3社が参入した。日野自動車は、[[1985年]]に本格的2階建バス「グランビュー」を発売するに先立って、[[1982年]]に近畿日本鉄道と共同で低床路線バスをベースとした試作車(RE161改)を製造した。しかし、後述する問題点や、バス事業者の新規導入ブームが落ち着いていたことから需要が広がることはなかった。さらに2階建バスに代わり、より安価な[[ハイデッカー|スーパーハイデッカー]]がバス事業者の看板車両として導入されるようになり、日野と日産ディーゼルの2社は[[1980年代]]の終わりに相次いで2階建バスの製造を中止した。製造台数は両社とも非常に少なく、日野12台・日産ディーゼル11台という状態であった。いすゞ自動車は2階建バスを製造しなかったが、代理店として西ドイツ・[[ドレクメーラー]]社の2階建バスを輸入し、いすゞユーザー向けに販売した。
 
 
 
[[1990年代]]に入ってからの規制緩和で2階建バスのワンマン運行が条件付きで可能になり、3列化が進んだ夜行高速バスの定員増の手段として2階建バスの導入が見直されるようになった。三菱ふそう・エアロキングは[[JRバス]]の夜行高速バス「[[ドリーム号 (高速バス)|ドリーム号]]」で急速に需要を拡大し、高速バスを運行する他の事業者も2階建バスを導入するケースが増えた。加えて、ネオプラン社は再び日本国内向けに2階建バスを生産するようになり、「ドリーム号」や「[[昼特急]]」などで使用されている。日産ディーゼルは[[1993年]]から[[2000年]]まで、ベルギー・ヨンケーレ社に[[ディーゼルエンジン|エンジン]]と[[シャシ (自動車)|シャーシ]]を輸出し、同社でバスを組み立てて輸入する形で、再び2階建バスを日本国内で販売した。[[2000年]]にベースとなる3軸スーパーハイデッカー「[[日産ディーゼル・スペースアロー|スペースウィング]]」が製造中止となり、この逆輸入車も同時に製造中止となった。
 
 
 
[[ジェイアールバス関東|JRバス関東]]では慢性的な輸送力不足が続く「[[つくば号]]」の輸送力増強として、[[2002年]][[12月]]から2006年[[5月]]まで全長15mの「[[メガライナー]]」を運行していた。その後、「[[ドリーム号 (東京 - 京阪神)|青春メガドリーム号]]」で使用されていたが、車両火災により運行停止命令が下され、廃止となった。
 
 
 
一方で、三菱自動車の「エアロキング」は2階建てバス市場に参入して以来、[[夜行高速バス]]や観光バスなどで一定の採用実績を残してきた。[[2005年]]に三菱ふそうトラック・バスへ分社などの事情により生産中止となったものの、[[2006年]]にはJRバスが既存のエアロキングを改造してグレードアップを図った「[[ドリーム号 (東京 - 京阪神)|プレミアムドリーム号]]」が運行を開始するなど、需要は尽きず、[[2008年]]になり改良を加えて復活を果たした。私鉄系では古くから2階建て車の実績を持つ近鉄バスが多く採用しているほか、[[西日本鉄道]]では[[2009年]]に「[[はかた号]]」で採用している。しかし2010年8月末に生産・販売が中止された<ref>[http://www.47news.jp/ 47NEWS]サイト内・{{cite web
 
| url = http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010060801000768.html
 
| title = 三菱ふそう2階建てバス生産中止 国産で唯一
 
| accessdate = 2010-06-08}}</ref><ref>『[[鉄道ジャーナル]]』通巻524号(2010年6月号)p155では「2010年3月の製造分で再び生産中止となった」とあったが、これは誤りで実際には2010年7月1日のダイヤ改正で増発される「プレミアムドリーム号」向けなどに製造されていた(出典:[http://www.jrbuskanto.co.jp/topics/71_2.html 【おしらせ】プレミアムドリーム号が大増便!東京-京阪神間リニューアル!7/1~<jr hp="hp" 1f="1f">])。</ref>。
 
 
 
三菱ふそうと日産ディーゼルはバス事業において相互OEMを行っていたが、「エアロキング」は日産ディーゼルには供給されていない。
 
 
 
[[ファイル:Sky Bus Tokyo.jpg|thumb|200px|[[オープントップバス|オープントップ2階建バス]]「Sky Bus Tokyo」]]
 
2階部分の屋根がない車両([[オープントップバス]])を運行している例もある。[[日の丸自動車興業]]が[[2004年]][[9月10日]]から東京都内で「[[スカイバス東京]]」を、はとバスが[[2009年]][[11月1日]]から同じく東京都内で「オー・ソラ・ミオ」を、西日本鉄道が[[2012年]][[3月24日]]から福岡市内で「[[FUKUOKA OPEN TOP BUS]]」を、[[中国ジェイアールバス|中国JRバス]]が2014年[[4月19日]]から広島市内で「[[めいぷるスカイ]]」を、近鉄バスが 2014年[[7月10日]]から大阪市内で「OSAKA SKY VISTA」を運行している。
 
{{-}}
 
 
 
==== 問題点 ====
 
日本での2階建バス導入に際して問題になるのが道路に関する[[法令]]で、特認を除くと車高が3.8mに制限されている点である。この制限ために2階部分の客室は高さが1.7m程度となり、通常のハイデッカーに比べて居住性が大幅に劣ることから、観光バスとしての需要は急速に減少していった。
 
 
 
特認により4.1mまでの運行は認められるが、あくまでも特認であり、運行経路や時間などに条件が付けられるほか、道路構造物や多くの都市[[バスターミナル]]は車高3.8m以下の車両を前提に設計されているなど、運行上の制限が大きい。さらに3.8mの車高制限に適合していても、一部の古いバスターミナル([[北海道中央バス札幌ターミナル]]・[[浜松町バスターミナル]]・[[名鉄バスセンター]]・[[阪急三番街高速バスターミナル]]など)はそれ未満の車両を対象に設計されており、物理的に運行が難しい。
 
 
 
2016年にはとバスが2代目のバンホール・アストロメガを導入したときは、車高にくわえて車幅も問題となった。車幅がヨーロッパでは最大2.55mに拡大されたのに対し日本では2.5mのままで据え置かれているため、日本向け仕様を新たに開発しなければならず、くわえて小ロット生産になってしまうため、多くのメーカーが難色を示したという<ref>{{Cite web |date=2016-04-15 |url=http://scania-griffin.com/scania-way/product/292 |title=グリフィン・マガジン「SCANIAエンジンを搭載した“新しい日本の二階建てバス”。」 |publisher=スカニアジャパン |accessdate=2016-04-25}}</ref>。
 
 
 
=== セミダブルデッカー ===
 
セミダブルデッカーは、車両の一部が2階建構造になっているバスである。
 
 
 
本格的な2階建バスよりも古く、[[西日本鉄道]]が[[1954年]](昭和29年)に導入したのがその嚆矢である。車両後方が2階建構造であり、当初は貸切バスとして、後には動物園方面の一般路線に転用された。
 
 
 
その後、後部が2階建構造の[[ボルボ]]「[[ボルボ・アステローペ|アステローペ]]」や、スーパーハイデッカーの運転席上部に座席を設け床下運転席構造としたアンダーフロアコクピット (UFC) 車が登場する。アンダーフロアコクピット車は自社で2階建バスを生産した実績のないいすゞ自動車が[[1989年]]に「[[いすゞ・スーパークルーザー|スーパークルーザー]]」のラインナップに追加し、日産ディーゼルや三菱自動車も追随したが、需要が減少し最後まで製造されていたアンダーフロアコクピット車は三菱「[[三菱ふそう・エアロエース#ニューエアロバス/ニューエアロクィーン|エアロクィーンIII]]」のみであり、三菱ふそうトラック・バス分社後の[[2005年]][[10月12日]]のマイナーチェンジをもって生産を終了した。
 
 
 
=== 2階建バスの関連項目 ===
 
*[[三菱ふそう・エアロキング]]
 
*[[ネオプラン・スカイライナー]]
 
*[[ネオプラン・メガライナー]]
 
*[[ヨンケーレ]]
 
*[[バンホール#アストロメガ|バンホール・アストロメガ]]
 
 
 
== トロリーバス ==
 
現在では廃止されているものもあるが、ロンドンをはじめとした英国各都市、中国各地、[[ポルト]]、[[モスクワ]]などで2階建[[トロリーバス]]の運行例がある。
 
 
 
<gallery>
 
Image:Ex-Bournemouth-202.jpg|[[ボーンマス]]202号<br>[[:en:East Anglia Transport Museum|イーストアングリア交通博物館]]
 
Image:Double-decker trolleybus in Moscow.jpg|YaTB-3形<br>[[モスクワ]]
 
</gallery>
 
 
 
== 路面電車 ==
 
バス同様、英国各地の[[路面電車]]が早くから2階建車両を運行している。かつて英国領であった[[香港]]も、[[1904年]]に開業した[[香港トラム]]があり、開業時から現在に至るまで2階建車両が運行されている。国内では一時期、大阪市電にもあった。復元車と台車が保存されている。
 
<gallery>
 
Image:London tram cars 332.jpg|ロンドン[[路面電車|トラム]]
 
Image:712 at Bispham.jpg|[[ブラックプール]]トラム
 
Image:Hk tram jam.jpg|香港トラム
 
</gallery>
 
 
 
== 鉄道 ==
 
{{右|
 
[[ファイル:DB-Museum Breitspurbahn1.JPG|thumb|none|走るホテルといった趣の<br>ブライトシュプールバーン用客車<br>手前が優等車]]
 
[[ファイル:TGVDuplex Centre.JPG|thumb|none|[[フランス国鉄]](SNCF) [[TGV]]-Duplex([[客車]]部)]]}}
 
かつて[[ナチス・ドイツ]]で計画された巨大鉄道システムである[[ブライトシュプールバーン]]では、余裕ある車両規格を生かし、客車は窮屈さの全くない総2階建となる予定であった。
 
 
 
現実の鉄道の場合、[[フランス共和国|フランス]]の[[パリ]]近郊では、日本の[[首都圏 (日本)|東京]]近郊路線ほどに混雑が深刻ではないながらも、着席数増加による[[輸送]]力増強のため、[[1930年代]]から現在に至るまで、[[機関車]]牽引の全車2階建[[客車]]による[[快速列車|快速]]・[[普通列車]]([[動力集中方式#プッシュプル方式|プッシュプルトレイン]])が運行されている。[[RER (イル=ド=フランス)|RER]]においてもB線以外で2階建[[電車]]が運行されており、輸送力増強と乗降時間の短縮を両立させるため片側3扉の2階建車両もある。また[[TGV]]でも南東線・地中海線(パリと[[リヨン]]・[[マルセイユ]]方面を結ぶ)などでの輸送力増強のため、[[機関車]]を除く全車が2階建車両である[[フランス国鉄TGV Duplex|TGV-Duplex]]が運行されている。このほか地方路線([[地域圏急行輸送|TER]])にも2階建車両がある。
 
 
 
その他、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[アムトラック]]などでも[[スーパーライナー (客車)|スーパーライナー]]を筆頭に2階建車両が導入されている事例、[[ドイツ鉄道]]が2階建客車によるRE([[JR]]の快速に相当)を各地の路線で運行する事例、[[スイス連邦|スイス]]で[[インターシティ]]が[[スイス国鉄IC2000形客車|IC2000]]と呼ばれる2階建客車で運行される事例がある。ドイツ・スイス・[[オーストリア共和国|オーストリア]]などで運行される[[国際]][[寝台列車]]である[[シティナイトライン]]も、[[個室]]などの乗客1人あたりの空間を確保をしつつも、個室数や[[寝台]]数を可能な限り多くするため、2階建車両による[[寝台車 (鉄道)|寝台車]]を連結している。
 
 
 
[[欧米]]以外では、近年の[[中華人民共和国|中国]]で[[経済発展]]に伴う[[旅客]]輸送の[[需要]]増加に対応して、輸送力増強のため、プッシュプル式などの2階建客車による[[列車]]が、中・長距離の[[都市]]間輸送で運行されている。
 
 
 
なお、この他の国にも2階建車両は存在する。
 
 
 
=== 主な事例 ===
 
*フランス
 
*:TGV-Duplex
 
*:電車(パリ近郊・RER用):Z5600形(直流),Z8800形(交直流),Z20500形(交直流),Z20900形(交直流),Z22500形(交流)が存在する。
 
*:電車(地方線区ローカル用):Z92050形(Z20500形の地方線区用,交直流),Z23500形(TER形,交直流),Z24500形(TER形,交直流),Z26500形(TER形,交直流)が存在する。
 
*:客車:パリを始めとした都市近郊用として、V2N形,VB2N形,VO2N形,VR2N形が存在する。運転台付き客車もある。
 
*ドイツ
 
*:2階建て客車(Doppelstockwagen):長距離ローカル列車から都市近郊列車のSバーンまで、幅広く使われている。1970年代に旧東ドイツで大量に製作された。1990年代以降は旧西ドイツ地域にも投入されている。運転台付き客車もある。
 
*スイス
 
*:[[スイス国鉄IC2000形客車|IC2000用客車]]、チューリッヒSバーン用[[スイス国鉄Re450形電気機関車|Re450形]]、[[スイス国鉄RABe514形電車|RABe514形]]、[[スイス国鉄RABe511形電車|RABe511形]]
 
*オランダ
 
*:DD-IRM形電車:国内インターシティ用の主力系列
 
*:DD-AR形電車
 
*ルクセンブルク
 
*:2200形電車:フランスのZ24500形電車と同一仕様。
 
*イタリア
 
*:北ミラノ鉄道760形電車:[[ミラノ・マルペンサ空港]]とのアクセス列車「マルペンサ・エクスプレス」(Malpensa Express)にも使われる。
 
*チェコ
 
*:471形電車(CityElefant)
 
*香港
 
*:KTT客車(港鉄城際直通車)
 
*アメリカ合衆国
 
*:[[スーパーライナー (客車)]]:[[アムトラック]]の長距離列車で用いられる客車。寝台車、座席車、食堂車、展望車がある。
 
*:[[ハイライナー]]:[[シカゴ]]の通勤鉄道[[メトラ]]の電化路線および[[サウスショアー線]]で使われる通勤電車。
 
*カナダ
 
*:[[パーク・カー]]:[[カナダ太平洋鉄道]]向けとして製造され、[[VIA鉄道]]に引き継がれた寝台・展望合造車。展望室部分の一部が2階建てのドーム構造になっており、北米の鉄道黄金時代に広く見られたドーム展望車の趣を今日に伝えている。
 
*韓国
 
*:[[韓国鉄道公社368000系電車]]([[ITX-青春]])
 
 
 
ほか
 
 
 
=== 日本の事例 ===
 
日本の場合、[[大阪市交通局]]の[[路面電車]]で採用されたものが嚆矢である。路面電車ではない普通鉄道の車両では、[[戦後]]の[[近畿日本鉄道]]における[[ビスタカー]]がその緒であり、[[高速鉄道]]である[[新幹線]]では[[1985年]]に登場した[[新幹線100系電車]]のグリーン車と[[食堂車]]がその嚆矢である。
 
{{multiple image
 
 
 
| align    = left
 
 
 
| image1    = Kintetsu 10100 A at Kawatikokubu.jpg
 
| width1    = 180
 
| caption1  = <div style="text-align:left">[[近鉄10100系電車]](A編成)<br>(1978年、[[河内国分駅]]付近にて)</div>
 
 
 
| image2    = Kintetsu 30000 Old Ver.jpg
 
| width2    = 180
 
| caption2  = <div style="text-align:left">[[近鉄30000系電車]](車体更新前)<br>(1980年、河内国分-安堂間にて)</div>
 
 
 
| image3    = Kintetsu-20100-no6.jpg
 
| width3    = 180
 
| caption3  = <div style="text-align:left">近鉄20100系電車「あおぞら」<br>高安検車区にて</div>
 
 
 
| image4    = Kintetsu20000Series01.jpg
 
| width4    = 180
 
| caption4  = <div style="text-align:left">[[近鉄20000系電車]]「楽」<br>(2006年6月11日、<br>高安検車区にて)</div>
 
 
 
| image5    = KINTETSU50000 1.JPG
 
| width5    = 180
 
| caption5  = <div style="text-align:left">[[近鉄50000系電車]]「しまかぜ」<br>(2013年4月26日、<br>漕代駅 - 斎宮駅間)</div>
 
 
 
}}
 
{{-}}
 
==== 眺望を楽しむ目的 ====
 
[[File:Osakacity-tram-5-2017.jpg|thumb|大阪市電5号復元車]]
 
[[1904年]]([[明治]]37年)に大阪市交通局において製造された'''5号形電車'''が日本の路面電車における2階建車両。展望の良さに、乗客には大好評であったと伝えられている。当初は思わず靴を脱いで二階に上がってしまったり、二階のほうが一階より高い料金を取るか取らないかを聞く人までいたという<ref>[[保育社]]発行のカラーブックス『路面電車』</ref>。その後「家の中を覗かれる」という沿線[[住民]]の苦情により<ref>[[電気車研究会]]『[[鉄道ピクトリアル]]』1987年4月号(通巻478号)p53 [[高松吉太郎]] カメラと機関車を胸に抱いて(4)</ref>2階席はほどなくして撤去されたが、[[大阪市電]]創業50年記念として[[1953年]]([[昭和]]28年)に復元製造され、イベント時に運行された。現在は地下鉄緑木検車区内にある「大阪市電保存館」に静態保存されている(年2回公開)。しかし、[[集電装置]]は復元時の運行の便宜のため、実物車両のポールではなく、ビューゲルとしてある。
 
 
 
一方、[[1913年]](大正2年)に2両が[[松山電気軌道]]に売却され、[[愛媛県]][[三津浜町]](現:[[松山市]][[三津浜 (松山市)|三津浜]])で「二階電車納涼台」として[[海水浴]]シーズンに利用された<ref>[http://www.i-kahaku.jp/magazine/backnumber/47/02.html 二階付き電車が松山にあった][[愛媛県総合科学博物館]]</ref>が、[[1924年]](大正13年)には[[能勢電鉄|能勢電気軌道]]に売却され、普通の電車に改造されて使用された。その後、同社で廃車となった実車は、台車のみが系列会社である[[阪急電鉄]]の[[宝塚ファミリーランド]]内にあった「のりもの館」(旧・電車館)で静態保存されていたが、ファミリーランドの閉鎖に伴って大阪市交通局に寄贈され、現在は復元車と同じ「大阪市電保存館」内で保管されている。
 
 
 
[[ファイル:5100gata.JPG|thumb|180px|瀬戸大橋線快速「マリンライナー」の2階建車(5100形)]]
 
普通鉄道の2階建車両の日本における最初の事例としては、近畿日本鉄道の「ビスタカー」[[近鉄10000系電車|10000系電車]]である。そのルーツは、アメリカにおける「ビスタドームカー」と称される中間展望車といわれている<ref>ヤマケイ私鉄ハンドブック「13 近鉄」に掲載。同書籍では当時の社長であった[[佐伯勇]]がアメリカ出張時にビスタドームカーを実際に見たことでこの構想がスタートしたとある。</ref>。その改良形である[[近鉄10100系電車|10100系電車]]以来、[[近鉄21000系電車|21000系電車"アーバンライナー"]]が運行されるまで「[[近鉄特急]]=2階建車両"[[ビスタカー]]"」というイメージが確立された。
 
 
 
[[高速鉄道]]では、[[1985年]](昭和60年)に運行を開始した[[新幹線100系電車]]に初めて2階建て車両(グリーン車・[[食堂車]])が導入された。東海道新幹線の利用客は昭和51年をピークに減少傾向をたどり、列車の減便さえ行われる厳しい事態となっていた。そのような経緯から、新幹線100系電車は客室(サービス面)を中心としたモデルチェンジが指向された。そしてより明るく快適な新幹線として、話題性を高めイメージアップを図るべく、2階建て車両のグリーン車・食堂車が組み込まれた。<ref>雑誌『鉄道ファン』2004年10月号 No.522 P73</ref>
 
 
 
[[国鉄分割民営化]]後のJRでは、[[在来線]]の車両にもこのような事例が見られるようになった。[[四国旅客鉄道]](JR四国)の[[JR四国5000系電車|5000系電車]]に眺望目的の2階建車両がある他、[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)でも[[国鉄キハ183系気動車#キサロハ182形|キハ183系気動車]]に2階建ての[[付随車]]があり、「[[とかち (列車)|スーパーとかち]]」や「[[おおぞら (列車)|おおぞら]]」での運用があった。いずれも2階部分をグリーン席、1階部分を[[座席指定席|指定制]]の普通席としている。
 
 
 
特別料金不要で乗車できる車両として、[[京阪電気鉄道]]では[[特急形車両|特急専用車両]]である[[京阪8000系電車|8000系電車]]0番台([[京阪3000系電車 (初代)|旧3000系電車]]の30番台を含む)の中間1両に2階建車両を連結している。これは座席定員の増加も考慮したものでもあり、車内設備や空調ダクト、読書灯などの設計にあたっては後述のJR東日本近郊形電車のグリーン車を参考にしている<ref>[http://web.archive.org/web/20090524180354/http://www.keihan-o2.com/tr/54.html 京阪電車大津線公式サイト内「o2trains」コラム第11回・3000系ダブルデッカー誕生秘話]Internet Archive</ref>。なお、テストケースとなった旧3000系車両のダブルデッカー化改造においては『車両の中央部をくり抜いて、新造した2階建て部分を溶接する』という前代未聞の改造工事がなされた。
 
{{main|京阪3000系電車 (初代)#車体改修工事・固定編成化}}
 
 
 
==== 乗車定員の確保・増強 ====
 
[[ファイル:E4inKumagayaSt1.JPG|thumb|180px|2階建新幹線(E4系Max)]]
 
1両あたりの座席数を増やし、乗車定員を確保・増強を行う観点で製造されたのは、1962年に[[修学旅行用電車]]として製造された[[近鉄20100系電車]]が最初であった。[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)においては、[[1989年]]([[平成]]元年)に投入された[[国鉄211系電車|211系電車]]のサロ213・212形と[[国鉄113系電車|113系電車]]のサロ125・124形が最初であった。その後に同様の理由でJR東日本から製造された2階建車両は、製造費が嵩むのを極力防ぐために[[JR東日本E231系電車|E231系電車]]以降の車両では共通設計で製造された。
 
 
 
[[1991年]](平成3年)に試験的に製造された[[国鉄415系電車#クハ415-1901|クハ415-1901]]で[[普通車 (鉄道車両)|普通車]]に拡大、翌[[1992年]](平成4年)には両先頭車を除く全車両を2階建構造とした[[JR東日本215系電車|215系電車]]が製造された。「両先頭車以外の全車両が2階建」という特殊性から[[臨時列車]]を中心に、前述の「眺望を楽しむ目的」も合わせて持つ運用にも投入された。
 
 
 
[[1994年]](平成6年)には[[総武快速線]]・[[横須賀線]]の[[JR東日本E217系電車|E217系電車]]もグリーン車の2階建車両となった。
 
 
 
2004年(平成16年)度から、[[東海道線 (JR東日本)|東海道本線東京口]]、[[宇都宮線]]([[東北本線]])、[[高崎線]]、湘南新宿ラインに導入された[[JR東日本E231系電車|E231系電車]]でも、サロE231・E230形を製造して普通列車と快速列車で運用されている。また、サロ125・124形が211系への編入改造が施工されて運用されている。
 
 
 
[[2006年]](平成18年)度より、[[常磐線]]の[[JR東日本E531系電車|E531系電車]]にも、グリーン車としてサロE530・E531形が製造された。
 
 
 
高速列車用として乗車定員を確保・増強を行う観点で製造されたものとして、JR東日本の「[[Max (鉄道車両)|Max]]」シリーズ([[新幹線E1系電車|E1系電車]]・[[新幹線E4系電車|E4系電車]])やフランスのTGV-Duplexが挙げられる。
 
 
 
寝台列車では、ヨーロッパのシティナイトラインが古くから知られているが、同様にJRでも「サンライズ[[出雲 (列車)|出雲]]・[[瀬戸 (列車)|瀬戸]]([[JR西日本285系電車|285系電車]])」と「[[カシオペア (列車)|カシオペア]]([[JR東日本E26系客車|E26系客車]])」に2階建車両が運用されている。
 
{{multiple image
 
 
 
| align    = left
 
 
 
| image1    = JR tokai shinkansen 100kei 168-2+149-2.jpg
 
| width1    = 180
 
| caption1  = <div style="text-align:left">新幹線100系電車の2階建車両8号車168-2(前)と9号車149-2(後)</div>
 
 
 
| image2    = JRE 113 Saro 124 Tokyo Station.jpg
 
| width2    = 205
 
| caption2  = <div style="text-align:left">JR東日本東京地区近郊電車の2階建グリーン車(サロ124形)</div>
 
 
 
| image3    = Keihan 8000 double-decker.jpg
 
| width3    = 205
 
| caption3  = <div style="text-align:left">『[[義経 (NHK大河ドラマ)|義経]]』[[ラッピング車両|ラッピング]]の京阪8000系</div>
 
 
 
| image4    = KINTETSU30000 30150.JPG
 
| width4    = 180
 
| caption4  = <div style="text-align:left">近鉄30000系電車(車体更新後)の2階建車両</div>
 
 
 
| image5    = KINTETSU50000 SA50400.JPG
 
| width5    = 180
 
| caption5  = <div style="text-align:left">近鉄50000系電車の2階建車両</div>
 
 
 
}}
 
{{-}}
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
 
 
 
== 参考文献・出典 ==
 
*[[鉄道ジャーナル]] 1998年5月号
 
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[複層貨物鉄道輸送]]
 
 
 
{{rail-stub}}
 
{{bus-stub}}
 
 
 
{{DEFAULTSORT:にかいたてしやりよう}}
 
[[Category:旅客車]]
 
[[Category:2階建の鉄道車両|*]]
 
[[Category:バス車両]]
 

2019/5/7/ (火) 09:28時点における最新版



楽天市場検索: