Google Guice
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Google Guice(グーグルジュース[1])は、コンピュータのソフトウェア技術の1つであり、Google社によりApache Licenseでリリースされた、Javaプラットフォーム向けのオープンソースのソフトウェアフレームワークである。アノテーションを使用したJavaオブジェクトへの依存性の注入 (DI) をサポートしている[2]。
Guiceではインタフェースと実装クラスをプログラム上で紐付け、コンストラクタ、メソッド、またはフィールドに @Inject
アノテーションを使用して注入することができる。あるインタフェースに対して1つ以上の実装が必要な場合、実装を識別するためのカスタム・アノテーションを作成し、それを用いて注入を行う。
アノテーションを用いるDIフレームワークとしては早期に登場したGuiceは、2008年の第18回Jolt AwardsにおいてLibraries, Frameworks and Components部門の勝者に上げられている[2][3]。また2011年にリリースされたGuice 3.0は、Java EEのDI仕様の一つであるJSR 330のリファレンス実装とされている。[4]
関連項目
参考文献
- ↑ “第6回 DIフレームワークGuiceで,さらばXML!”. 注目のJavaフレームワーク詳細解説. ITPro (2007年7月20日). . 2011閲覧.
- ↑ 2.0 2.1 Guice (Google), Reviewed by Michael Yuan, retrieved 2010-04-09.
- ↑ 18th Annual Jolt Award winners (Internet Archive)
- ↑ “Google Guice 3.0を利用したアノテーション駆動による依存性注入”. InfoQ (2011年4月24日). . 2014閲覧.
- Vanbrabant, Robbie (April 21, 2008), Google Guice: Agile Lightweight Dependency Injection Framework (1st ed.), Apress, pp. 192, ISBN 978-1590599976
外部リンク
- Google Guice公式サイト (英語)