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{{Infobox football league
 
| name            = J3リーグ
 
| country        = {{JPN}}
 
| confed          = [[アジアサッカー連盟]](AFC)
 
| founded        =
 
| first          = 2014年
 
| folded          =
 
| divisions      =
 
| teams          = 14+3
 
| promotion      = [[J2リーグ]]
 
| relegation      =
 
| levels          = 3
 
| domest_cup      = [[天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会|天皇杯全日本サッカー選手権大会]]
 
| league_cup      =
 
| confed_cup      =
 
| champions      = [[ブラウブリッツ秋田]]
 
| season          = 2017年
 
| most_champs    = [[ツエーゲン金沢]]<br />[[レノファ山口FC]]<br/>[[大分トリニータ]] <br />[[ブラウブリッツ秋田]](1回)
 
| tv              =
 
| website        = [http://www.jleague.jp/ Jリーグ.jp]
 
| current        = [[2018年のJ3リーグ]]
 
}}
 
'''J3リーグ'''(J3 League)は、[[日本プロサッカーリーグ]](Jリーグ)における3部リーグのことを指す名称。略称は'''J3'''(ジェイスリー)。
 
 
 
== 概要 ==
 
2013年2月26日に開催された理事会において新設が正式に決定され<ref name="jiji20130226">{{Cite news|url=http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2013022600956|title=J3の14年開始を正式決定=12クラブ前後参加へ-Jリーグ|work=時事ドットコム|publisher=[[時事通信社]]|date=2013-02-26|accessdate=2013-02-26}}{{リンク切れ|date=2017年10月}}</ref>、2013年3月6日に概要が発表された{{Sfn|Jリーグ|2013}}。[[J1リーグ]]や[[J2リーグ]]と比べてクラブの参加要件が緩和されている<ref name="jiji20130306">{{Cite news|url=http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2013022600956|title=5000人の競技場も条件=J3ライセンスなどの概要発表-Jリーグ|work=時事ドットコム|publisher=[[時事通信社]]|date=2013-03-06|accessdate=2013-03-06}}</ref><ref name="sponichi20130306">{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/03/06/kiji/K20130306005335630.html|title=来年創設のJ3 10か12クラブで開始 参加要件は緩やかに設定|newspaper=[[スポーツニッポン]]|date=2013-03-06|accessdate=2013-03-06}}</ref><ref name="NHK20130306">{{Cite news |title=サッカーJ3は参加基準を緩和 |url=http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130306/k10013006276000.html |date=2013-03-06 |newspaper=NHKニュース |publisher=日本放送協会 |accessdate=2013-03-06 |archiveurl=http://megalodon.jp/2013-0306-2305-20/www3.nhk.or.jp/news/html/20130306/k10013006276000.html |archivedate=2013-03-06}}</ref>。
 
 
 
2016シーズンまでJリーグの放映権を有した[[スカパー!]]では、J3リーグの[[Jリーグ中継|中継]]の方針として、年間10試合程度を生中継するほか、それを含むJ3の全試合(2014年度198試合)の[[J3リーグハイライト|ハイライト中継]]を実施した<ref name="sanspo_20140130"/><ref>[http://www.j3league.jp/news/2014/01/29/20140129-7.html 2014 明治安田生命 J3リーグ 記者会見レポート](J3リーグ公式サイト2014年1月29日 同31日閲覧)</ref>。
 
 
 
2017シーズンからJリーグの放映権を有する[[DAZN]]はJ3リーグ全試合を生中継した。
 
 
 
=== 名称・ロゴ ===
 
Jリーグは、2013年12月17日の理事会で、3部の正式名称を「'''J3リーグ'''」とすること<ref name="release20131217">{{Cite press release|url=https://www.jleague.jp/release/article-00005551|title=J3リーグ大会名称・ロゴマークについて|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-12-17|accessdate=2017-12-8}}</ref>、ロゴマークもJ1・J2で使用する「J」のマークを黒い縁取りの白抜きに、3部リーグを示す3を組み合わせたもの<ref name="release20131217"/> を使用することを決めた。J3もJ2間との入れ替え制度が導入されるため「Jリーグ」の一員とみなしてリーグ戦の名称やロゴもJ2以上と同じものを使うことを予定していたが、「希少性が失せてしまう」として、J3は独自性を強めるためにロゴや名称を一部異なるものとしている<ref>{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/12/10/kiji/K20131210007170250.html|title=来春開幕J3、Jリーグとは別ロゴ使用へ! 17日に正式決定か|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-12-10|accessdate=2013-12-25}}</ref> 他、公式サイトについてもJリーグの公式サイトとは別に、J3専用の公式サイトも独自に設けられていた<ref group="注">2015年1月31日までの [http://www.jleague.jp/ Jリーグ公式サイト] のトップページにも各ディビジョンへのリンク[[バナー]]が貼ってあるが、J2以上がJリーグ公式サイト内の内部リンクであるのに対して、J3については外部リンクへの接続扱いとなっていた</ref> が、Jリーグ公式サイトのリニューアルに伴い、[[2015年]][[2月1日]]からは[[J's GOAL]]を含めてJリーグ公式サイトに統合された。
 
 
 
2014年1月29日、[[明治安田生命保険]]がJリーグトップパートナー(協賛スポンサーの最上位カテゴリ)と、J3リーグの特別協賛(タイトルパートナー)になることを発表。リーグの名称を「'''明治安田生命J3リーグ'''」とすることとなった<ref>{{Cite press release|url=http://www.j3league.jp/pr/2014/pdf/20140129-1.pdf|format=PDF|title=【2014 明治安田生命J3リーグ】パートナー&リーグ名称決定|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2014-01-29|accessdate=2014-01-29}}</ref>。明治安田生命の根岸秋男代表執行役社長は、協賛する理由について「地域に根ざすJリーグの理念に賛同した」と説明<ref name="sanspo_20140130">{{Cite news |title= J3開幕カード発表! 大東チェアマン「愛されるクラブ目指して」|newspaper= サンケイスポーツ|date= 2014-01-30|author= |url= http://www.sanspo.com/soccer/news/20140130/jle14013005110003-n1.html|accessdate=2014-01-30}}</ref>。なお、明治安田生命保険は2015年シーズンからJリーグ全体のタイトルスポンサーとしての契約(Jリーグタイトルパートナー契約)を締結し、J1・J2のリーグ正式名称もJ3に合わせて変更している<ref>{{Cite press release|url=https://www.jleague.jp/release/article-00006256/|title=明治安田生命保険相互会社とJリーグタイトルパートナー契約を締結|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2014-12-16|accessdate=2017-12-8}}</ref>。
 
 
 
== 導入の背景 ==
 
2008年6月発表の『[[J2リーグ#「J2リーグの将来像」の決定|J2リーグの将来像]]』について、「J2の参加クラブ数は最大22とする」「J2の参加クラブ数が22に達したシーズン以降は[[J2・J3入れ替え戦|J2とJFLの入れ替え制度]]を導入」といった昇降格要件等についてはいずれも[[2012年のJリーグ|2012年シーズン]]をもって達成されたが、その一方で「全国で100以上の[[Jリーグ加盟を目指すクラブ|Jリーグを目指しうるクラブ]]が活動することを、将来目標とする」という部分、ならびに「[[日本サッカー協会]](JFA)が、並行して検討する事項」として付記された「JFL(=[[日本フットボールリーグ]])の活性化、およびJ2から降格したクラブへの支援施策」などについては途上段階にあった{{Sfn|Jリーグ|2013|p=8}}。
 
 
 
加えてJリーグ側の現状認識として、「Jリーグは40クラブと[[Jリーグ準加盟クラブ|準加盟]]6クラブまで拡大したものの全国に広がっているとは言えない{{Refnest|name="J-pref"|group="注"|2012年3月6日現在でJリーグ正会員・準加盟46クラブが所在する都道府県は33都道府県で、14県(青森・岩手・福島・三重・福井・滋賀・奈良・和歌山・島根・山口・高知・宮崎・鹿児島・沖縄の各県)にはJリーグ正会員・準加盟のクラブが存在してなかった{{Sfn|Jリーグ|2013|p=6}}。}}」「サッカーファミリー拡大のためには『Jリーグを目指す』と意思を表示したクラブをできるだけ広くJリーグの『仲間』として受け入れて、地域に根づいた、経営基盤の整ったクラブになることをサポートすることで、Jリーグの理念を推進するクラブを日本に多く作ること」と考えられていた{{Sfn|Jリーグ|2013|p=6}}。
 
 
 
こういった状況を踏まえ、2012年1月30日・3月23日に開催された「JFA/Jリーグ将来構想委員会」において「J2下位クラブの地力強化」と「(下部リーグの)裾野の拡大」を視野に入れた検討がなされ{{Sfn|Jリーグ|2013|p=9}}、その後の議論で2012年9月1日に行われた「Jリーグ準加盟規程」の改定(要件緩和)と、J2からJFLに降格するクラブの不安を払拭する施策を総合的に加味したものとして、「Jリーグを目指しうるクラブ」を全国に100以上つくる施策の具現化の一つとしてJ2の下部リーグ、すなわちJ3設立の方向が示され{{Sfn|Jリーグ|2013|pp=11-12}}、2012年12月11日の「JFA/Jリーグ将来構想委員会」において「最速で2014シーズンからJ3をスタートさせること」をJFA・Jリーグの各理事会に諮ることが議論され、各理事会にて議論が進められた{{Sfn|Jリーグ|2013|pp=13-14}}。
 
 
 
=== 事前報道 ===
 
こういった流れを受けて、2012年から2013年にかけて、複数のメディアにおいて、[[J1リーグ|Jリーグ ディビジョン1]](J1)と[[J2リーグ|Jリーグ ディビジョン2]](J2)の下部リーグとして、それまでのプロ・アマ混成リーグである[[日本フットボールリーグ]](JFL)に代わる、Jリーグを目指すプロクラブのみによる3部相当リーグ(J3)の創設を検討しているとの報道が行われていた。
 
 
 
[[時事通信社]]の報道<ref>{{Cite news|url=http://www.jiji.com/jc/zc?k=201211/2012110400185&g=spo|title=Jリーグに「3部」設置構想=準加盟クラブで2014年にも|work=時事ドットコム|publisher=[[時事通信社]]|date=2012-11-04|accessdate=2013-01-02}}</ref><ref>{{Cite news|url=http://www.jiji.com/jc/zc?k=201212/2012122700041|title=3部相当、14年開始へ=名称候補に「J3」「Jチャレンジ」-Jリーグ|work=時事ドットコム|publisher=時事通信社|date=2012-12-27|accessdate=2013-01-02}}</ref> によると、[[J2・J3入れ替え戦|J2とJFLの入れ替え制度]]が始まったことにより、J2から降格するクラブと[[Jリーグ加盟を目指すクラブ]]がプレーする場としての3部相当リーグの設置構想が浮上し、2012年11月のJ1とJ2の合同実行委員会で、リーグ側が3部相当リーグを設置することを提案したと報じており、関係機関による議論を経て2014年シーズンから12クラブ程度で導入を目指すとしており、3部相当リーグの参加基準となる準加盟規定について、J1・J2よりも条件を緩和する方向で検討するとした。
 
 
 
[[読売新聞社]]の報道<ref>{{Cite news|url=http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/news/20121231-OYT1T00907.htm|title=サッカー新リーグは「J3」、14年にも発足|newspaper=[[読売新聞]]|date=2013-01-01|accessdate=2013-01-02}}</ref><!--Webになく、2013年1月1日付け紙面にのみ掲載された内容を含みます-->によると、3部相当リーグの名称は「J3」であるとしており、J1・J2に参加する「正会員」に対して「準会員」を対象としたリーグを想定している。具体的には、ホームスタジアムの基準(ナイトゲーム開催可能な照明設備を備え、J1で15,000人以上、J2で10,000人以上の収容人数)を、「J3」では照明設備なしの3,000人収容のスタジアムでもホームスタジアムとすることを認める方向で検討するなど、総じて[[Jリーグクラブライセンス制度|クラブライセンス]]の取得を必須とするJ1・J2に対して、クラブライセンスを必要とせず参入基準を緩和する方向性が見込まれているとしている。読売新聞は紙面での解説記事において、新たに「J3」を設けることについて「J入会に向けた『準備段階』としての役割」「指導者・選手の受け皿としての役割」の2つの面での期待が大きいとしている一方、「経営難のクラブをさらに増やすことにならないか」「現在のJFLの位置づけをどうするのか」といった課題も指摘している。
 
 
 
=== 発足 ===
 
2013年1月16日に行われたJ1・J2合同実行委員会の場で「J3」設置構想について議論された{{Sfn|Jリーグ|2013|pp=13-14}}。Jリーグ理事の[[中西大介]]は[[日刊スポーツ]]の取材に対し「J3設立に関しては基本、全クラブの理解は得た」と説明しており<ref>{{Cite news|url=http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20130117-1072938.html|title=J3設立へ中西理事「理解は得た」|newspaper=[[日刊スポーツ]]|date=2013-01-17|accessdate=2013-01-19}}</ref>、「J3」創設に向けて正式に動き出すことになった。2014年度の発足を目指す案に対しては反対論や慎重論が相次いだとの報道もあった<ref>{{Cite news|url=http://www.sanspo.com/soccer/news/20130117/jle13011705040000-n1.html|title=「J3」できる!? 10チームで検討|newspaper=[[サンケイスポーツ]]|date=2013-01-17|accessdate=2013-01-19}}</ref> が、2013年2月26日のJリーグ理事会で2014年からの「J3」新設を正式決定した<ref name="jiji20130226"/><ref name="sponichi20130226">{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/02/26/kiji/K20130226005280680.html|title= 来年からJ3新設を正式決定 Jリーグ理事会|newspaper=[[スポーツニッポン]]|date=2013-02-26|accessdate=2013-02-26}}</ref><ref name="sankei20130226">{{Cite news|url=http://sankei.jp.msn.com/sports/news/130226/scr13022619410001-n1.htm|title=【Jリーグ】2014年からJ3設立 理事会承認|newspaper=[[MSN産経ニュース]]|date=2013-02-26|accessdate=2013-03-04}}</ref>。大東和美チェアマンは理事会後の記者会見で「(J3は)やります。J1のブランド力を落とさずに、底辺を広げる」とした上で「底辺を広くすることで、地域での私たちの活動の場も広がる」としている。関連して、企画部の中に「J3準備室」を設立し準備を進めることになった{{Sfn|Jリーグ|2013|pp=13-14}}<ref name="nikkansports20130227">{{Cite news|url=http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20130227-1090642.html|title=J3、14年度開始へ条件付き承認|newspaper=日刊スポーツ|date=2013-02-27|accessdate=2013-03-01}}</ref><ref name="mainichi20130227">{{Cite news|url=http://mainichi.jp/select/news/20130227ddm035050145000c.html|title=サッカー「J3」発足を正式決定 本拠地収容5000人以上条件−リーグ理事会|newspaper=[[毎日jp]]|date=2013-02-27|accessdate=2013-03-01}}</ref>。
 
 
 
2013年7月16日Jリーグ理事会において、J3は2014年度に12チームで発足し、初年度は3回総当たり(1チームあたり33試合)で開催されることが決定した<ref name="nikkan20130717">{{Cite news|url=http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20130717-1158565.html|title=J3は12クラブで始動! 今後増加も|date=2013-07-17|newspaper=日刊スポーツ|accessdate=2013-07-17}}</ref>。当初は12クラブの場合は4回戦制も検討していた<ref group="注">年間4回総当たりはJ1では[[1993年のJリーグ|1993年]]から[[1995年のJリーグ|1995年]](年間4回総当たりの半分・2回ずつを1つのステージとした[[2シーズン制]])で、J2では[[1999年のJリーグ|1999年]]から[[2007年のJリーグ|2007年]](1シーズン制)で採用。3回総当たりはJ2で[[2008年のJリーグ|2008年]]と[[2009年のJリーグ|2009年]]にそれぞれ実施。</ref> が、3回戦制にした理由については、悪天候時の予備日の確保に加え、試合自体の質の向上を目的に試合の間隔を広げて行う、夏の時期のデーゲームの対応を踏まえ、日程の編成自体に余裕を持たせるためだと説明している<ref name="J_20130805">{{Cite web |date= 2013-08-05|url= http://www.j-league.or.jp/document/jnews/207/vol0207.pdf|title= JリーグニュースVol.207|format=PDF |publisher= Jリーグ|accessdate=2013-08-05}}</ref>。
 
 
 
2013年11月13日に行われた、JリーグのJ1・J2合同実行委員会で、予定通り、J3を12チームでスタートすることを確認。その内訳はJ3ライセンスを持っている10クラブと、地域リーグから1クラブ、それに、Jリーグの若手選抜チームである。<ref>{{Cite news |title= 【Jリーグ】12チームでスタート J3、19日に正式決定|newspaper= MSN産経ニュース|date= 2013-11-13|author= |url= http://sankei.jp.msn.com/sports/news/131113/scr13111321290006-n1.htm|accessdate=2013-11-14}}</ref>。
 
 
 
2013年11月19日のJリーグ理事会で、JFL9クラブ<ref name=j131119-1>{{Cite pressrelease|url=http://www.jleague.jp/release/article-00005487|title=Jリーグ入会審査(J2およびJ3)結果について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-11-19|accessdate=2017-12-8}}</ref> および22歳以下の選手で構成される1チーム<ref>{{Cite pressrelease|url=https://www.jleague.jp/release/article-00005488|title=22歳以下の若手選手育成施策について ~J3特別参加枠「JFA/Jリーグ U-22選抜チーム(仮称)」のJ3参加決定~|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-11-19|accessdate=2017-12-8}}</ref>。12月2日に[[グルージャ盛岡]]<ref>{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/article-00005518|title=Jリーグ入会審査(J3)結果について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-12-2|accessdate=2017-12-8}}</ref>。12月8日に[[J2・J3入れ替え戦#2013年|J2・JFL入れ替え戦]]に敗れた[[ガイナーレ鳥取]]の参加がそれぞれ決まった。
 
 
 
2013年12月17日の理事会後に、リーグ戦の概要<ref name="j3-first-year-format">{{Cite press release|url=https://www.jleague.jp/release/article-00005559|title=2014年度J3リーグ 大会方式および試合方式について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-12-17|accessdate=2017-12-8}}</ref> が発表された([[#大会方式|「大会方式」の節]]を参照)。
 
 
 
== 所属クラブ(2018年) ==
 
{{J3 League map 2018}}
 
各指標はJリーグ公式サイトのクラブプロフィールの記述に基づく。Jリーグ加盟年は正会員となった年。
 
{| class="sortable wikitable" style="font-size:small;"
 
!class="unsortable"|クラブ名!!Jリーグ加盟年!!J3在籍年
 
|-
 
|[[グルージャ盛岡]]||2014年||2014-
 
|-
 
|[[ブラウブリッツ秋田]]||2014年||2014-
 
|-
 
|[[福島ユナイテッドFC]]||2014年||2014-
 
|-
 
|[[ザスパクサツ群馬]]||2005年||2018-
 
|-
 
|[[横浜スポーツ&カルチャークラブ|Y.S.C.C横浜]]||2014年||2014-
 
|-
 
|[[SC相模原]]||2014年||2014-
 
|-
 
|[[AC長野パルセイロ]]||2014年||2014-
 
|-
 
|[[カターレ富山]]||2009年||2015-
 
|-
 
|[[藤枝MYFC]]||2014年||2014-
 
|-
 
|[[アスルクラロ沼津]]||2017年||2017-
 
|-
 
|[[ガイナーレ鳥取]]||2011年||2014-
 
|-
 
|[[ギラヴァンツ北九州]]||2010年||2017-
 
|-
 
|[[鹿児島ユナイテッドFC]]||2016年||2016-
 
|-
 
|[[FC琉球]]||2014年||2014-
 
|-
 
|[[FC東京#FC東京U-23|FC東京U-23]]||---||2016-
 
|-
 
|[[ガンバ大阪#ガンバ大阪U-23|ガンバ大阪U-23]]||---||2016-
 
|-
 
|[[セレッソ大阪#セレッソ大阪U-23|セレッソ大阪U-23]]||---||2016-
 
|-
 
|}
 
 
 
== J3加盟の条件 ==
 
2013年3月6日に行われた記者会見で明らかにされた概要によると、J3は初年度(2014年度)は10ないし12クラブで発足すること{{Sfn|Jリーグ|2013|pp=18}}、毎年およそ2クラブを拡大することを視野に入れて<ref name="hochi20130306">{{Cite news|url=http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130306-OHT1T00211.htm|title=【J3】将来は全国100クラブ! 東西分割プランも|newspaper=スポーツ報知|date=2013-03-06|accessdate=2013-03-07}}</ref> 徐々にクラブ数を増やしていく一方で、当面は成績要件によるJFLへの降格は行わない(経営面の問題によるライセンスの抹消(剥奪)による退会はあり得る)こと{{Sfn|Jリーグ|2013|pp=18}}、数が増えたところで東西ブロック制にするなど<ref name="hochi20130306"/><ref>{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/02/27/kiji/K20130227005280510.html|title=J3創設が正式決定! 10チーム前後でスタートへ|newspaper=スポーツニッポン|date=2013-02-27|accessdate=2013-03-01}}</ref> リーグの構造を柔軟に検討し{{Sfn|Jリーグ|2013|pp=18}}、Jリーグを目指すクラブを全国に100以上作ることを体現するリーグとすることを目指す{{Sfn|Jリーグ|2013|pp=18}}<ref name="hochi20130306"/>。
 
 
 
Jリーグでは初年度のJ3入会のための条件として以下の4段階を挙げている{{Sfn|Jリーグ|2013|pp=21-22}}{{Sfn|JFA|2013|p=7}}。
 
# [[Jリーグ準加盟クラブ|Jリーグに準加盟]]していること<ref name="jiji20130306"/><ref name="NHK20130306"/>。発表時点で準加盟していないクラブは2013年6月末までに準加盟の申請を行い、準加盟クラブとして承認を受けること。初年度入会のための準加盟の可否は9月末に決定する<ref name="jiji20130306"/>。
 
# 「J3ライセンス」資格審査及び「J3スタジアム要件」審査に合格すること(後述)。
 
# 「J3入会審査」を受け、Jリーグ理事会から入会を承認されること。J3入会金はJ2の4分の1となる500万円、年間費はJ2の半分の1000万円に抑え<ref name="NHK20130306"/>、これらにより、クラブの年間予算規模は2-3億程度が想定される<ref name="nikkansports20130227"/>。
 
# 2013年シーズン成績の上位であること。[[J2リーグ|Jリーグ ディビジョン2]](J2)自動降格→[[J2・J3入れ替え戦|入れ替え戦]]出場→[[第15回日本フットボールリーグ|JFL]]→[[第37回全国地域サッカーリーグ決勝大会]](地域決勝)決勝リーグ進出→地域決勝予選リーグ進出、の順に上位からクラブ数を割り当て、予定数になった時点で打ち切り{{Sfn|JFA|2013|p=6,14}}。
 
 
 
以上の条件を経てJ3に入会したクラブ(及び今後J3に昇格するクラブ)についてはJリーグ正会員のうち「J3会員」に位置づけられる<ref>{{PDFlink|[http://www.j-league.or.jp/aboutj/document/2014kiyakukitei/01.pdf 公益社団法人日本プロサッカーリーグ 定款(平成26年1月1日改正)]}}</ref>{{Refnest|group="注"|J3リーグ正式発足前の公表資料では、「Jリーグ準会員」と位置づける、との記述があった{{Sfn|Jリーグ|2013|pp=23}}{{Sfn|JFA|2013|p=8}}<ref name="J3準備室・準加盟の今後">[http://j3.j-league.or.jp/about/future.html Jリーグ準加盟クラブの今後]</ref>。}}。一方、Jリーグでは2014年から従来の準加盟との区分けを明確にするため、Jリーグ準加盟の承認を受けながら初年度のJ3入会の審査をクリアできなかったクラブや、今後Jリーグ加盟を目指すとしてJリーグが認定したJFL以下のクラブについては、Jリーグから『[[Jリーグ百年構想クラブ]]』と認定される(実質的に「Jリーグ準加盟クラブ」からの移行{{Sfn|JFA|2013|p=15}}<ref name="J3準備室・準加盟の今後"/>)。また、「Jリーグ百年構想クラブ」に認定されたクラブについては、Jリーグが[[2015年のJ3リーグ|2015年度]]以降のJ3リーグ昇格を目指す取り組みをサポートすることになる{{Sfn|Jリーグ|2013|pp=23}}{{Sfn|JFA|2013|p=8}}<ref name="mainichi20130307"/>。
 
 
 
J3への参戦にあたっては、出場各クラブに最低2-3名程度の22歳以下の選手の登録を義務付ける「U-22枠」の設置案が検討されている<ref name="hochi20130716">{{Cite news|url=|http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130716-OHT1T00267.htm|title=J3にU22枠 各チーム2〜3人以上義務づけへ|date=2013-07-16|newspaper=スポーツ報知|accessdate=2013-07-17}}</ref>。
 
 
 
2013年10月15日のJリーグ理事会で、ステップ2のJ3参加のための「J3ライセンス基準」の審査について、地域リーグ所属の3つのJリーグ準加盟クラブに対しては、当初の10月理事会までの審査終了から、11月の理事会にて審査結果を出すことを決めた<ref>{{Cite web |date= 2013-10-15|url= http://j3.j-league.or.jp/pdf/download/20131015_01.pdf|title= 地域リーグ所属のJリーグ準加盟クラブ3クラブに対するJ3参加のための「J3ライセンス基準」の審査終了延期について|format=PDF |publisher= 公益社団法人 日本プロサッカーリーグ|accessdate=2013-10-15}}</ref>。
 
 
 
=== J3ライセンス ===
 
{{see|Jリーグクラブライセンス制度#J3ライセンス}}
 
J3加盟の条件となる「J3ライセンス」発給の要件および「J3スタジアム要件」として、以下のようなものが挙げられており{{Sfn|JFA|2013|pp=20-33}}、総じてJ2ライセンスより緩やかな基準となっている<ref name="mainichi20130307">{{Cite news|url=http://mainichi.jp/select/news/20130307ddm035050122000c.html|title=サッカー:Jリーグ 「J3」に名称決定 初年度、10か12クラブで開始 要件緩和|newspaper=[[毎日jp]]|date=2013-03-07|accessdate=2013-03-07}}</ref>。
 
* ホームスタジアムの収容人員は原則として5000人以上を求める(原則として座席のみであるが、特に安全性などをJリーグが精査して、問題がないと判断された場合は芝生席も座席と同じ扱いとみなすことができる)<ref name="jiji20130306"/><ref name="sponichi20130306"/><ref name="NHK20130306"/><ref name="Jリーグ規約">{{PDFlink|[http://www.j-league.or.jp/aboutj/document/2014kiyakukitei/02.pdf J リーグ規約(平成26年1月21日改正)]}} - 日本プロサッカーリーグ</ref>。<br />座席の増築、並びに芝のグラウンドや照明設備がないクラブには、今後整備を目指す前提で設備がない状態でも発給を認める<ref name="NHK20130306"/>。
 
* プロ契約選手は1チームあたり3人以上{{Refnest|group="注"|J1・J2ではプロ契約でも年俸上限がない「プロA契約」選手の保有人数の下限が制定(J1:15人、J2:5人)されているが、J3では「プロ契約」選手の保有下限として3人以上としており、「A契約」とは明示されていない。<ref name="Jリーグ規約"/>(Jリーグ規約2014年度改正版29ページ参照) また、Jリーグの規約集には記載されていないが、日本サッカー協会「プロ選手の契約・登録・移籍に関する規則」には、C契約(年俸450万円未満で、なおかつプロ契約3年未満)の選手が、A契約(年俸上限なし)に移行するには、15試合フル出場に相当する1350分以上出場すること<ref>[http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/10.pdf プロサッカー選手の契約、登録及び移籍に関する規則]</ref> が明示されている。}}<ref name="sponichi20130306"/><ref name="NHK20130306"/><ref name="mainichi20130307"/>。
 
* [[日本サッカー協会チーム登録種別|U-18(ユース)・U-15(中学生)・U-12(小学生)]]などの下部組織を最低1つ保有する<ref name="sponichi20130306"/><ref name="mainichi20130307"/>。
 
* 監督は[[JFA 公認S級コーチ]]の資格を持っている者に限る<ref name="jiji20130306"/>。
 
* クラブの法人格はJ1・J2の[[公益法人]]、[[株式会社]]に加えて[[特定非営利活動法人|特定非営利活動法人 (NPO法人)]] も認める<ref name="mainichi20130307"/>。
 
 
 
2015年4月28日、J3リーグの参加資格を明文化した「J3リーグクラブライセンス交付規定」<ref name="j3ライセンス規則">[http://www.jleague.jp/docs/aboutj/clublicense2015_03.pdf J3クラブライセンス交付規則【J3ライセンス基準・J3スタジアム要件】]</ref> を制定した。基本的なルールは上記記載事項を踏襲しており、財務面で3期連続赤字、ないしは債務超過である場合はライセンス交付・発行を認めないことを原則とするが、J2以上のクラブにおいても財務面において参加基準を満たせなくなった場合、Jリーグが改善の見込みがあると認められた場合はJ3リーグに参加できるようにする。ただしこの場合、該当したクラブに対しては、そのシーズンについては獲得した勝ち点から最大で10点の減点処分となる。
 
 
 
== 初年度J3参入チーム決定までの経緯 ==
 
{{see also|Jリーグ・アンダー22選抜}}
 
=== 参入希望の動向 ===
 
2013年3月6日の発表では、[[Jリーグ加盟を目指すクラブ|Jリーグ加盟を目指す]]、[[Jリーグ準加盟クラブ]]を含めたJFLの12クラブ、[[地域リーグ (サッカー)|地域リーグ]]の5クラブ前後が関心を示していると報告され<ref name="nikkansports20130227"/>、発足時点では、この中から「10から12クラブ」に絞るとしていた<ref name="jiji20130306"/>。
 
 
 
2013年7月1日の報道<ref name="jiji20130701">{{Cite news|url=http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2013070100924|title=19クラブ審査へ=来年発足J3-Jリーグ|newspaper=時事ドットコム|publisher=時事通信社|date=2013-7-1|accessdate=2013-7-1}}</ref><ref>{{Cite news |title= J3、11月理事会で参加クラブを決定|author= |newspaper= 日刊スポーツ|date= 2013-07-01|url= http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20130701-1150758.html|accessdate=2013-07-01}}</ref><ref>{{Cite news|url=http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2013/07/01/0006122306.shtml|title=19クラブからJ3選出へ|newspaper=[[デイリースポーツ]]|date=2013-07-01|accessdate=2013-07-01}}</ref><ref name="sanspo20130627">{{Cite news|url=http://www.sanspo.com/soccer/news/20130627/jle13062717390004-n1.html|title=来季発足のJ3、19クラブが参加意思示す|newspaper=サンケイスポーツ||date=2013-06-27|accessdate=2013-06-27}}</ref> ならびに2013年7月16日に公開された「J3準備室」特設サイトでの公開情報によれば、初年度のJ3への参加意思があるのは後述の19クラブであり、この19クラブを対象に加入審査を行うと報じられている。内訳としてはJリーグ準加盟クラブが6クラブと、新たに準加盟申請を行う13クラブとなっている<ref name="nikkansports20130227"/><ref name="J_20130805"/><ref name="sponichi20130219">{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/02/19/kiji/K20130219005228610.html|title=J3に町田、長野など6クラブの参加確実|newspaper=スポーツニッポン||date=2013-02-19|accessdate=2013-02-26}}</ref>。19クラブのうち半数以上の11クラブがJ1、J2のクラブのない地域のチームであり、日刊スポーツは「地域や自治体が一体で将来的に「J1を目指す」という夢を共有できる意味は大きい。(いわゆる)「J空白県」が埋まることは「全国で100クラブ」を目指すJリーグの構想とも合致する。」と論じている<ref>{{cite news |title= J3名乗り半数以上がJ空白県から|author= |newspaper= 日刊スポーツ|date= 2013-06-27|url= http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20130627-1148785.html|accessdate=2013-06-28}}</ref>。
 
 
 
19クラブ以外には[[ヴィアティン三重|ヴィアティン桑名]]([[三重県サッカーリーグ|三重県]]2部)も2013年6月28日に準加盟申請を行った<ref>{{Cite press release|url=http://www.veertien.jp/fc/wtn/?p=781|title=Jリーグ準加盟申請提出に関してのご報告|publisher=ヴィアティン・フットボールクラブ|date=2013-06-28|accessdate=2013-06-29}}</ref> が、Jリーグ準加盟申請が書類不備で不受理となっており<ref name="jiji20130701"/>、Jリーグでは初年度J3参入希望の19クラブには含めていない。また、[[アイゴッソ高知|南国高知FC]]([[四国サッカーリーグ|四国]]・高知県)<ref>{{Cite news|url=http://mainichi.jp/area/kochi/news/20130307ddlk39050581000c.html|title=サッカー:「J3」に参入する、南国高知FCが決意表明 「知名度アップ図りたい」/高知|newspaper=[[毎日jp]]|date=2013-03-07|accessdate=2013-03-07}}</ref><ref name="hochi20130308">{{Cite news|url=http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130307-OHT1T00279.htm|title=Jクラブ、宮崎以外46都道府県に! 来年度新設J3新規加盟へ加速|newspaper=スポーツ報知||date=2013-03-08|accessdate=2013-03-08}}</ref>、[[ヴォルカ鹿児島]]([[九州サッカーリーグ|九州]]・鹿児島県)<ref name="sponichi20130219"/>、[[FC KAGOSHIMA]](九州・鹿児島県)<ref name="fckagoshima20130630">{{Cite press release|url=http://www.k-sapo.com/20130630/12431/|title=準加盟申請について|publisher=FC KAGOSHIMA|date=2013-06-30|accessdate=2013-07-02}}</ref>、[[FCガンジュ岩手]]([[東北社会人サッカーリーグ|東北]]1部・岩手県)も初年度のJ3入りを目指していたが、初年度のJ3入りの条件となる2013年6月までの準加盟申請を断念している<ref name="fckagoshima20130630"/><ref>[http://www.nkfc.jp/news.html#bj Jリーグ準加盟申請延期につきまして] - 南国高知FC公式サイト 2013年6月21日付</ref><ref>{{Cite press release|url=http://volca-kagoshima.jp/info.html?id=233||title=2014 J3参入に向けた準加盟申請について|publisher=ヴォルカ鹿児島|date=2013-07-01|accessdate=2013-07-01}}</ref><ref name="ganju20130628">{{Cite press release|url=http://www.fc-ganju.jp/news2013-2015.html|title=準加盟申請について|publisher=FCガンジュ岩手 代表 泉田幸輝|date=2013-06-28|accessdate=2017-12-8}}</ref>。
 
 
 
=== 審査結果 ===
 
2013年11月19日の理事会において、J3に参加希望していた19クラブのうち9クラブのJリーグへの入会が承認され<ref name=j131119-1/>、後述する[[Jリーグ・アンダー22選抜]]を併せてJ3発足12チームのうち10チームまでが決定した。
 
 
 
残る2クラブについては、1クラブは2013年12月1日・8日に行われる[[J2・JFL入れ替え戦]]で対戦する「[[ガイナーレ鳥取]]([[2013年のJリーグ|2013年J2]]最下位=22位)対[[カマタマーレ讃岐]]([[第15回日本フットボールリーグ|2013年JFL]]2位)」の結果でJ2参加とならなかったチーム、もう1クラブは17日のJリーグ理事会でJ3ライセンス交付が認められた地域リーグのチーム([[グルージャ盛岡]]、[[アスルクラロ沼津]]、[[レノファ山口FC]])の3クラブのうちから1クラブを選ぶこととした。
 
* J2・JFL入れ替え戦は讃岐が勝利したため、讃岐がJ2参入、鳥取がJ3参入となった。
 
* 地域リーグの3クラブの入会ヒアリングは地域リーグ決勝大会などの成績を踏まえ、優先順位を盛岡→山口→沼津の順番で審査を行うものとされ<ref name="renofa20131119">{{Cite press release|url=http://www.renofa.com/news/index.php?mod=news_top&act=detail&cate=&mon=&no=446#_news|title=2014シーズンJリーグクラブライセンス判定結果について|publisher=レノファ山口FC|date=2013-11-19|accessdate=2013-11-23}}</ref>、その後盛岡のJ3参入が承認された。このため山口・沼津はJ3入会審査に及ばなかった。その後山口・沼津はともに[[日本フットボールリーグ]](JFL)のチーム数減少に伴う新規参入希望枠([[第15回日本フットボールリーグ#地域リーグとの入れ替え]]を参照)によってJFLへの昇格が認められた。
 
 
 
下の表における「準加盟申請日」は、2013年3月以降に準加盟申請を行った日付を記す。同欄で「準加盟」とあるのは2013年3月時点で準加盟が承認されている6クラブ。審査段階については2013年12月2日時点の結果を示している<ref>{{Cite news|date=2013-12-02|url=http://www.j-league.or.jp/release/000/00005518.html|title=Jリーグ入会審査(J3)結果について|publisher=Jリーグ公式サイト|accessdate=2013-12-02}}</ref>。
 
 
 
{| class="sortable wikitable"
 
|+ 2014年度からのJ3参加意思のあったクラブ一覧
 
!クラブ名!!カテゴリ!!都道府県!!準加盟申請日!!準加盟承認日!!審査結果
 
|- style="background-color:#CCC"
 
|[[ヴァンラーレ八戸]]||[[東北社会人サッカーリーグ|東北]]1部||青森県||2013年6月28日<ref>{{Cite news|url=http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/06/29/new1306290902.htm|title=ヴァンラーレ、Jリーグに準加盟申請|newspaper=[[デーリー東北]]||date=2013-06-29|accessdate=2013-06-29}}</ref>||2013年9月17日<ref name="jleague20130917"/>||スタジアム要件未充足
 
|-
 
|[[グルージャ盛岡]]||東北1部||岩手県||2013年6月17日<ref>{{Cite news|url=http://www.iwate-np.co.jp/sports/y2013/m06/spo1306192.html|title=グルージャJ準加盟申請 来年度創設のJ3加入へ一歩|newspaper=[[岩手日報]]|date=2013-06-19|accessdate=2013-06-29}}</ref>||2013年8月20日<ref name="jleague20130820">{{Cite press release|url=http://www.j-league.or.jp/release/000/00005277.html|title=Jリーグ準加盟審査結果について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-08-20|accessdate=2013-08-20}}</ref>||J3参加決定
 
|-
 
|[[ブラウブリッツ秋田]]||JFL||秋田県||準加盟||2013年2月26日<ref name="jleague20130226"/>||J3参加決定
 
|-
 
|[[福島ユナイテッドFC]]||JFL||福島県||2013年6月25日<ref>{{Cite news|url=http://www.minyu-net.com/news/news/0626/news8.html|title=福島ユナイテッド“J3へ一歩” Jリーグに準加盟申請|newspaper=[[福島民友]]|date=2013-06-26|accessdate=2013-06-29}}</ref> ||2013年9月17日<ref name="jleague20130917">{{Cite press release|url=http://www.j-league.or.jp/release/000/00005325.html|title=Jリーグ準加盟審査結果について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-09-17|accessdate=2013-09-17}}</ref>||J3参加決定
 
|- style="background-color:#CCC"
 
|[[栃木ウーヴァFC]]||JFL||栃木県||2013年6月28日<ref>{{Cite press release|url=http://www.tochigi-uva.com/event/%EF%BD%8A%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%81%AB%E6%BA%96%E5%8A%A0%E7%9B%9F%E7%94%B3%E8%AB%8B%E6%9B%B8%E6%8F%90%E5%87%BA|title=Jリーグに準加盟申請書を提出|publisher=栃木アミスタスポーツクラブ|date=2013-06-28|accessdate=2013-06-29}}</ref>|| ||準加盟審議継続
 
|- style="background-color:#CCC"
 
|[[tonan前橋]]||[[関東サッカーリーグ|関東]]1部||群馬県||2013年6月27日<ref>{{Cite press release|url=http://tonan.sc/news/2013/20130628_jyunkameisinsei_teisyutsu.html|title=Jリーグ準加盟申請書提出について|publisher=図南サッカークラブ|date=2013-06-28|accessdate=2013-06-29}}</ref>||2013年9月17日<ref name="jleague20130917"/>||スタジアム要件未充足
 
|-
 
|[[FC町田ゼルビア]]||JFL||東京都||準加盟・元J2||2009年2月17日<ref name="jleague20090217">{{Cite press release|url=http://www.j-league.or.jp/release/000/00002818.html|title=Jリーグ準加盟審査結果について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2009-02-17|accessdate=2013-08-22}}</ref>||J3参加決定<ref name="J2license" group="注">クラブライセンスはJ2ライセンスを取得していたが、成績面でJ2昇格要件を満たさなかった。</ref>
 
|-
 
|[[横浜スポーツ&カルチャークラブ|Y.S.C.C.横浜]]{{Refnest|group="注"|チーム名表記についてはJリーグの2013年12月17日付けニュースリリース<ref>{{Cite press release|url=http://www.j-league.or.jp/release/000/00005554.html|title=2014 Jリーグ クラブ編成|date=2013-12-17|publisher=日本プロサッカーリーグ|accessdate=2013-12-25}}</ref> に基づいた。}}||JFL||神奈川県||2013年6月27日<ref>{{Cite news|url=http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1306270038/|title=YSCCが準加盟申請、来季発足J3参入目指し/神奈川|newspaper=カナロコ|publisher=[[神奈川新聞]]|date=2013-06-27|accessdate=2013-06-29}}</ref> ||2013年8月20日<ref name="jleague20130820"/>||J3参加決定
 
|-
 
|[[SC相模原]]||JFL||神奈川県||準加盟||2010年2月16日<ref name="jleague20100216">{{Cite press release|url=http://www.j-league.or.jp/release/000/00003381.html|title=Jリーグ準加盟審査結果について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2009-02-17|accessdate=2013-08-22}}</ref>||J3参加決定
 
|-
 
|[[AC長野パルセイロ]]||JFL||長野県||準加盟||2012年7月23日<ref name="jleague20120723">{{Cite press release|url=http://www.j-league.or.jp/release/000/00004604.html|title=Jリーグ準加盟審査結果について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2012-07-23|accessdate=2013-08-22}}</ref>||J3参加決定
 
|-
 
|[[ツエーゲン金沢]]||JFL||石川県||準加盟||2013年2月26日<ref name="jleague20130226">{{Cite press release|url=http://www.j-league.or.jp/release/000/00004933.html|title=Jリーグ準加盟審査結果について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-02-26|accessdate=2013-08-22}}</ref>||J3参加決定<ref name="J2license" group="注"/>
 
|-
 
|[[藤枝MYFC]]||JFL||静岡県||2013年6月28日<ref name="atS20130628">{{Cite news|url=http://www.at-s.com/sports/detail/696033737.html|title=J3に参加意思 藤枝MYFC、アスルクラロ沼津|newspaper=@S|publisher=[[静岡新聞社]]・[[静岡放送]]|date=2013-06-28|accessdate=2013-06-29}}</ref>||2013年9月17日<ref name="jleague20130917"/>||J3参加決定
 
|- style="background-color:#CCC"
 
|[[アスルクラロ沼津]]||[[東海社会人サッカーリーグ|東海]]1部||静岡県||2013年6月28日<ref name="atS20130628"/>||2013年9月17日<ref name="jleague20130917"/>||J3入会審査に及ばず<ref name="renofa20131119"/>
 
|- style="background-color:#CCC"
 
|[[鈴鹿アンリミテッドFC|FC鈴鹿ランポーレ]]||東海1部||三重県||2013年6月28日<ref>{{Cite press release|url=http://blog.fcsuzuka.net/article/367761857.html||title=準加盟申請書提出ご報告|publisher=三重すずかスポーツクラブ|date=2013-06-28|accessdate=2013-06-29}}</ref>|| ||準加盟審議継続
 
|- style="background-color:#CCC"
 
|[[MIOびわこ滋賀]]||JFL||滋賀県||2013年6月27日<ref>{{Cite press release|url=http://www.fcmi-o.com/page.html?submenuKey=1155013508806&id=1372478391834&mode=view|title=Jリーグ準加盟申請 書類提出のお知らせ|publisher=MIOびわこ滋賀|date=2013-06-29|accessdate=2013-06-29}}</ref>|| ||準加盟審議継続
 
|- style="background-color:#CCC"
 
|[[奈良クラブ]]||[[関西サッカーリーグ|関西]]1部||奈良県||2013年6月20日<ref>{{Cite news|url=http://sankei.jp.msn.com/region/news/130621/nar13062102040004-n1.htm|title=奈良クラブ 「J3」へ第1ステップ Jリーグ準加盟を申請|newspaper=[[MSN産経ニュース]]|date=2013-06-21|accessdate=2013-06-29}}</ref>||2013年9月17日<ref name="jleague20130917"/>||スタジアム要件未充足
 
|- style="background-color:#CCC"
 
|[[レノファ山口FC]]||[[中国サッカーリーグ|中国]]||山口県||2013年6月10日<ref>{{Cite news|url=http://www.asahi.com/area/yamaguchi/articles/SEB201306130011.html|title=レノファ山口FC、J準加盟へ書類受理|newspaper=[[朝日新聞デジタル]]|date=2013-06-13|accessdate=2013-06-29}}</ref> ||2013年8月20日<ref name="jleague20130820"/>||J3入会審査に及ばず<ref name="renofa20131119"/>
 
|- style="background:#cfc"
 
|[[カマタマーレ讃岐]]||JFL||香川県||準加盟||2011年2月15日<ref name="jleague20110215">{{Cite press release|url=http://www.j-league.or.jp/release/000/00003863.html|title=Jリーグ準加盟審査結果について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2011-02-15|accessdate=2013-08-22}}</ref>||[[J2・JFL入れ替え戦]]へ
 
|-
 
|[[FC琉球]]||JFL||沖縄県||2013年6月26日<ref>{{Cite news|url=http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-06-27_50982|title=J3向け準加盟申請 FC琉球|newspaper=[[沖縄タイムス]]|date=2013-06-27|accessdate=2013-06-29}}</ref> ||2013年9月17日<ref name="jleague20130917"/>||J3参加決定
 
|}
 
 
 
== 育成を目的としたチームの参加 ==
 
J3構想が明らかになった段階から、J3を若手選手の育成の場として活用しようという方策が検討されており、2014年と2015年には'''[[Jリーグ・アンダー22選抜]]'''が参戦し、2016年以降は'''J1・J2のU-23チーム'''が参戦している。
 
 
 
=== Jリーグ・アンダー22選抜 ===
 
{{main|Jリーグ・アンダー22選抜}}
 
若手選手主体のチームをJ3リーグに参加させる方策としては、日本サッカー協会 (JFA) による[[U-20サッカー日本代表|U-20選抜]]を参戦させる案<ref>{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/05/21/kiji/K20130521005846600.html|title=日本サッカー協会 U-20選抜を14年開幕のJ3参戦へ!|newspaper=[[スポーツニッポン]]|date=2013-05-21|accessdate=2013-06-25}}</ref><ref>{{Cite news|url=http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130701-OHT1T00040.htm|title=U-20選抜、J3参戦!リオ世代育成へJ1、J2各クラブから2人|newspaper=[[スポーツ報知]]|date=2013-07-01|accessdate=2013-07-01}}</ref> などが検討されてきたが、最終的に「J1とJ2のU-22(22歳以下)の選抜チームの参加」として検討を行うことになり、2013年7月12日に東京都内で行われたJリーグ強化担当者会議の場で、日本サッカー協会の[[原博実]]強化担当技術委員長から報告され、担当者の間で方向性を確認<ref>{{cite news |title= J3:Jクラブの選抜チーム参加提案 |author= |newspaper= 毎日新聞|date= 2013-07-12|url= http://mainichi.jp/sports/news/20130713k0000m050108000c.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20131202233758/http://mainichi.jp/sports/news/20130713k0000m050108000c.html|archivedate=2013-12-02|accessdate=2017-09-12}}</ref><ref>{{cite news |title= U-22選抜がJ3参戦へ! Jリーグ強化会議で確認 |author= |newspaper= スポーツニッポン|date= 2013-07-12|url= http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/07/13/kiji/K20130713006205030.html|accessdate=2013-07-20}}</ref>。同年7月16日の理事会で、J3参加クラブの中に「特別参加枠」(仮称)を1チーム加えることを検討していることが公表され、同年7月17日に行われた「J3進捗説明会」で正式に発表された<ref name="J_20130805"/>{{Refnest|group="注"|Jリーグがこの方針を7月の時点で各クラブに示した理由として、この「特別参加枠」が11月のJリーグ理事会で突然明らかになった場合は、「J3を目指すクラブにとって違和感は否めない」としている<ref name="J_20130805"/>。}}。その後詳細の検討が進められ、2013年11月19日に、J3参加クラブの中に「特別参加枠」として「JFA/Jリーグ U-22選抜チーム(仮称)」が参加することが決定<ref>{{Cite press release|url=http://www.j-league.or.jp/release/000/00005488.html|title=22歳以下の若手選手育成施策について 〜J3特別参加枠「JFA/Jリーグ U-22選抜チーム(仮称)」のJ3参加決定〜|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-11-19|accessdate=2013-11-23}}</ref>、のちに正式チーム名を『[[Jリーグ・アンダー22選抜]]』(J-22) として参戦が決まった。
 
 
 
しかし、各選手を「毎節試合直前に招集、試合後解散」という方式をとったこともあり、活動における継続性や選手のモチベーション維持の面で疑問視されることとなったこともあり、2015年をもって活動を終了した。
 
 
 
=== U-23チームの参加 ===
 
==== 参加の経緯 ====
 
J3にJ1チームの[[サッカークラブのリザーブチーム|セカンドチーム(リザーブチーム)]]を参戦させる構想は2013年の時点ですでにあった<ref>{{Cite news|url=http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130123-OHT1T00260.htm|title=新設J3にJ1セカンドチーム参戦も! 若手育成へバルサ方式|newspaper=[[スポーツ報知]]|date=2013-01-24|archiveurl=http://web.archive.org/web/20130130121240/http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130123-OHT1T00260.htm|archivedate=2013-01-30|accessdate=2013-07-13}}</ref> が、上述のJ-22参戦に伴いこの構想は一旦は下火となっていた。
 
 
 
2015年9月8日に行われたJ1・J2の合同委員会で、J1・J2のクラブがチーム単位でサテライト・セカンドチームを編成してJ3に参戦する方策について取り上げ<ref>{{Cite news|url=http://www.nikkansports.com/soccer/news/1535243.html|title=J1、J2クラブ2軍のJ3参戦を検討 若手強化へ|newspaper=日刊スポーツ|date=2015-09-08|accessdate=2015-09-25}}</ref>、Jリーグチェアマンの[[村井満]]も同年9月24日のJリーグ理事会後の記者会見でJ-22の問題点を指摘した上で、セカンドチームの参戦案を検討し始めたことを明らかにした<ref>{{Cite news|url=http://www.asahi.com/articles/ASH9S6HHPH9SUTQP02H.html|title=J1とJ2の「2軍」、J3参加案検討 村井チェアマン|newspaper=朝日新聞|date=2015-09-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20151115083000/http://www.asahi.com/articles/ASH9S6HHPH9SUTQP02H.html|archivedate=2015-11-15|accessdate=2017-09-12}}</ref>。この件に関しては10月6日のJ1・J2・J3の合同実行委員会やその後の検討会で検討が行われた<ref>{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/10/06/kiji/K20151006011272570.html|title=セカンドチームのJ3参戦へ検討会 FC東京、G大阪が前向き|newspaper=スポーツニッポン|date=2015-10-06|accessdate=2015-10-08}}</ref>。
 
 
 
[[2015年]][[11月17日]]、Jリーグ理事会において、[[2016年のJ3リーグ]]からJ1・J2クラブの「U-23チーム」が参加することを決定した<ref>{{Cite web|url=http://www.jleague.jp/news/article/3846|title=【Jリーグ】来季のJ3リーグにJ1・J2クラブの「U-23チーム」が参加|work=J.LEAGUE.jp|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2015-11-17|accessdate=2015-11-21}}</ref>。具体的なチーム編成としては、以下の基準が示された。
 
* 各クラブ所属メンバーのうち、当該シーズンの12月31日時点の満年齢で23歳以下のメンバーで構成する。ただし、試合エントリーメンバーのうち3名(GKに限り別に1人)の[[オーバーエイジ]]登録を認める。
 
* 参加チーム枠は「J3クラブの3分の1を超えない範囲」と規定する(2016シーズンの場合、J3クラブ数は13であることから「U-23チーム」は最大4チームが参加可能)。
 
* J2リーグへの昇格資格は有さない。
 
2015年[[12月15日]]に2016年シーズンからFC東京・G大阪・C大阪の「U-23チーム」の参戦が発表された<ref>{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/post-40975/|title=2016明治安田生命J3リーグへ参加するU-23チームが決定!|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2015-12-15|accessdate=2015-12-15}}</ref>
 
 
 
==== U-23チームに関する特則 ====
 
U-23チームに関する特則の主な内容は次のとおり<ref name="reg">{{Cite web |date=2016-01-19 |url=https://www.jleague.jp/docs/aboutj/regulation/2016/28.pdf |title=J3リーグへ参加するJ1およびJ2クラブが編成するU-23チームに関する特則 |format=PDF |publisher=Jリーグ.jp |accessdate=2017-09-11}}</ref>。。
 
 
 
* JFAへの登録は「トップ・U-23で同一」とし、U-23チームに対するリーグからの配分金は支払われない(ただし賞金を獲得する権利は有する)。参加時には入会金と年会費相当の「参加料」をJリーグに納入する。
 
* ホームタウン内(ないしは活動区域内)に所在するJ3基準を満たす固定のスタジアム(複数選定可)で、原則としてホームゲームの80%以上を開催することとする。
 
* 外国籍選手枠はJ3リーグのレギュレーションに準じる(ただし2016年シーズンからJ3における選手登録のレギュレーションがJ1・J2と統一化されている)。
 
* 監督はトップチームとは別に選任する([[JFA 公認S級コーチ|S級ライセンス]]を所持しているトップチームのコーチが兼任することは可)。監督以外のスタッフはトップチームと兼ねることが可能。
 
* 選手はトップチームとU-23チームそれぞれに別の背番号で登録可能(ただしシーズン途中の変更は認めない)。
 
* トップチームとU-23チームの試合が同日に重複した場合、一方の試合に出場していない(ベンチ入りは可)場合に限り他方の試合に出場可能。
 
* 累積警告・出場停止等のペナルティはリーグを跨いで加算しない。
 
* J3での出場試合時間は[[Jリーグの選手契約条件#プロA契約|プロA契約]]の締結の権利を得るための出場試合時間に算入できる。
 
* U-23チームがJ3リーグ戦上位に入った場合の取り扱いは従前のJ-22の時に準じる(U-23チームを除いたクラブの最上位がJ2自動昇格、2番目が入れ替え戦出場)。また、トップチームとU-23チームが同じリーグで戦うことは出来ない(トップチームがJ3降格の場合はU-23チームを結成できない)。
 
* 2017年以降、参加チーム枠を超えてU-23チームの参入希望があった場合については、U-23チームの成績下位クラブとの入れ替えを行う(詳細は別途理事会にて決定)。
 
 
 
==== U-23チームの参加方針と評価 ====
 
U-23チーム初年度となる2016年、J3に参戦した3クラブの参戦方針は、FC東京が制度導入時に想定されていたとおりにトップとU-23が一体になったチームとして活動した一方で、C大阪はU-18とトップの間にある新チームとしてU-23チームを位置付けて開幕前のキャンプから別チームとして活動、G大阪は練習の質を下げないためにトップチームのトレーニングに参加する選手を限定して出場機会のなかった選手がJ3に出場するという両者の中間のスタンスをとるなど、文字通り「三者三様」であった<ref>{{cite web |url=https://www.jleague.jp/column/article/418/ |title=「三者三様」U-23チームのJ3参戦はいかに(#35) |author=川端暁彦 |date=2016-04-25 |accessdate=2017-09-12}}</ref>。2017年のG大阪U-23監督の[[宮本恒靖]]は「トップチームで活躍する選手を育てるのが(チームの)第一目的」としつつ「J3チームの監督としてそれぞれの試合で勝ちにこだわる意識を欠いたことはないし、勝ちたくない監督はいない」と、U-23チームを率いることの難しさを語っている<ref>{{Cite news|url=http://www.asahi.com/articles/ASK3Y5RXKK3YULZU00P.html|author=吉田国夫(Jリーグ広報部グループマネージャー)|title=(新Jのつぶやき)元代表主将の宮本、J3で監督修行中|newspaper=[[朝日新聞]]|date=2017-03-29|accessdate=2017-11-04}}</ref>。
 
 
 
育成年代のサッカーについて多くの記事を発表している[[川端暁彦]]は2016年シーズンが終わった時点で、U-23チームのJ3参戦は育成の観点から次の4つのメリットが生じ、心配されていたJ3リーグの興行面への悪影響もなかったと述べている<ref>{{cite web |url=https://www.jleague.jp/column/article/491/ |title=J3で奮闘する若武者たちが示したU-23チームの4つのメリット(#49) |date=2016-11-18 |accessdate=2017-09-12}}</ref>。
 
# 試合ごとにメンバー招集が行われた[[#Jリーグ・アンダー22選抜|Jリーグ・アンダー22選抜]]とは異なり、試合で得た課題をトレーニングと次の試合に生かす「マッチ - トレーニング - マッチ」のメソッドが組める
 
# 若手選手たちが定期的な実戦経験を積め、トップチームで出番がなくとも試合勘を失うことがなかった
 
# 正規のリーグ戦への参加であり、下位のカテゴリから上がってきた選手たちとの実戦経験がタフな真剣勝負だった
 
# ユースチーム所属の選手たちにとって、同年代チームとの試合だけではわからない自分の課題や弱点と、上のレベルで通用する武器の両方を知る機会になった
 
 
 
また、J3に参戦している[[横浜スポーツ&カルチャークラブ|Y.S.C.C.横浜]]監督の[[樋口靖洋]]は2016年シーズン後に「シーズンがスタートしたころは、U-23の選手を見ていて、モチベーションにバラつきがあるなと感じていた。でも、(2回戦総当たりの)後半戦になると、『この子はすごく伸びたな』という印象の選手が増えていた」とコメントしている<ref>{{Cite web|url=https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2016/11/28/j3___split/|author=浅田真樹|title=久保くんだけじゃない。J3がサッカー界に残した「知られざる功績」|work=[[Sportiva]]|publisher=[[集英社]]|date=2016-11-28|accessdate=2017-11-04}}</ref>。
 
 
 
== 大会方式 ==
 
=== レギュレーション ===
 
2015年12月15日に発表された、2016年シーズンの概要<ref>{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/post-41038/|title=2016明治安田生命J3リーグ 大会方式および試合方式について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2015-12-15|accessdate=2015-12-20}}</ref> ならびに大会方式変更に関するアナウンス<ref name="reg20151216"/> に基づくレギュレーションは以下のとおり。2015年までは「若手選手の出場機会の確保」の観点から、J1・J2と一部異なるレギュレーションが導入されており<ref name="j3-first-year-format" />、これは[[J2・J3入れ替え戦]]の第1戦(J3側の進出チーム主管試合)にも準用されていた(J2側の進出チーム主管の第2試合ではJ2ルールを準用)。
 
* [[ホーム・アンド・アウェー]]の2回戦総当たり。2016年シーズンは16チームによる240試合(各チーム年間30試合)。
 
** 2015年シーズンまでは3回戦総当たり(ホーム・アンド・アウェーの2試合+どちらか一方のホームでの1試合。ただしJ-22選抜に限り全試合アウェー扱いとする)。2014年シーズンは12チームによる198試合(各チーム年間33試合)、2015年シーズンは13チームによる234試合(各チーム年間36試合)。
 
* 試合は前後半90分(45分ハーフ)とし、同点の場合は延長戦を行わず引き分けとする。勝ち点は勝ち3、引き分け1、負け0。
 
* 同勝ち点である場合は次の順番で順位を決定する
 
*# 当該チームの得失点差
 
*# 当該チームの総得点数
 
*# 当該チーム間の対戦成績(勝ち点→得失点差→総得点数)
 
*# 反則ポイント
 
*# 抽選(但し、抽選はJ2への昇格クラブの決定や、理事会が特に必要とする場合にのみ適用する)
 
このほか、2015年シーズンまでは選手交代に関してJ1・J2と異なる以下のレギュレーションが採用されていた。2016年シーズンからはJ1・J2と扱いが統一される<ref name="reg20151216">{{Cite web|url=http://www.jleague.jp/news/article/4246|title=【2016Jリーグ】大会方式が一部変更 昇格プレーオフ決勝はリーグ戦上位のホームで開催|work=J.LEAGUE.jp|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2015-12-15|accessdate=2015-12-16}}</ref>。
 
* 試合出場ベンチ入り登録は16人まで。[[外国人枠 (サッカー)|外国人]]については原則として1チーム2名までとし、これとは別にJリーグ提携国枠として、提携国<ref group="注">Jリーグがアジア戦略の一環として業務提携をしているタイ、ミャンマー、シンガポール、ベトナム、カンボジアの5か国(2014年のJ3発足当時)。2015年2月現在は[[インドネシア]]、[[イラン]]、[[マレーシア]]も対象となっており8か国。</ref> の国籍を持つ選手1名を追加登録することを認める。
 
* 試合中の選手交代は5名まで。
 
* 警告累積は4回に達した場合、直近の試合については出場停止とする。
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
|+2014年シーズンのJ1・J2の試合要領<ref>{{PDFlink|[http://www.j-league.or.jp/aboutj/document/2014kiyakukitei/15.pdf 2014 Jリーグ試合実施要項]}}</ref> との比較
 
!要件!!J1・J2!!J3
 
|-
 
!試合数
 
|ホーム・アンド・アウェー2回戦総当たり<br />(J1=34節・306試合、J2=42節・462試合)
 
|ホーム・アンド・アウェー3回戦総当たり<br />(33節・198試合)
 
|-
 
!試合エントリー
 
|18人まで
 
|16人まで
 
|-
 
!外国籍選手
 
|各試合3名まで+AFC加盟国枠1名+在日枠1名
 
|各試合2名まで+Jリーグ提携国枠1名
 
|-
 
!試合中の選手交代
 
|3名まで
 
|5名まで
 
|}
 
 
 
=== 試合方式の変遷 ===
 
* J3リーグでは当初より「延長戦なし」「勝ち点制」を採用。
 
* クラブ数にはJ-22及びU-23チームを含む
 
* 詳細な試合方式については各シーズンの項目を参照の事。
 
{| class="wikitable"
 
!年度!!クラブ数!!試合方式!!備考
 
|-
 
|2014||12||rowspan="2"|3回戦総当たり||J-22の参加
 
|-
 
|2015||13||
 
|-
 
|2016||16||rowspan="2"|2回戦総当たり||U-23チームの参加
 
|-
 
|2017||17||
 
|}
 
 
 
=== 賞金・賞品 ===
 
チームに対する表彰は、Jリーグ表彰規定に定めがある。下記は2014年の場合。<ref>ぴあJリーグ観戦ガイド2014より</ref>
 
 
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
!順位!!賞金!!賞品
 
|-
 
!1位
 
|500万円||Jリーグ杯、明治安田生命杯「球軌道」<ref>{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/post-40552/|title=明治安田生命J1リーグチャンピオンに授与される 明治安田生命杯「球軌道」が完成|publisher=J.LEAGUE.jp |date=2015-11-27|accessdate=2015-12-01}}</ref>
 
|-
 
!2位
 
|250万円||
 
|}
 
 
 
=== 昇・降格 ===
 
==== J2・J3間の入れ替え ====
 
J2への昇格条件は以下の通り。
 
* J3で1・2位となり、J2ライセンスを保有する場合にJ2の21・22位との入れ替え対象となる。
 
** 入れ替え対象チームの選定にあたっては、U-23チーム(2014・15年度はJ-22選抜)を除外した順位とする(U-23が2位以内となった場合、これを除外して順位を繰り上げる)。
 
** J3で1・2位のチームがJ2ライセンスを保有していない場合は、入れ替え対象のチーム数が減る(入れ替え対象の繰り上げはない)。
 
* 原則として、J3の1・2位は自動昇格(J2の21・22位が自動降格)となる。
 
** 2016年シーズンまでは、J3の2位がJ2の21位と[[ホーム・アンド・アウェー]]の入れ替え戦に臨み、勝者がJ2昇格(残留)となっていた(J3の1位がJ2ライセンスを保有していない場合は、J3の2位がJ2の22位との入れ替え戦に臨む)。{{See also|J2・J3入れ替え戦}}
 
 
 
==== JFLからJ3への入会 ====
 
2015年度以後、[[日本フットボールリーグ]](JFL)からJ3リーグに入会する場合の条件(Jリーグ百年構想クラブに認定されているクラブ限定。ただしJ3ライセンス申請をする前年の11月30日までに百年構想クラブを申請していることが前提となる<ref name="j3ライセンス規則"/>)について、Jリーグは次の通り示しており、これらの項目をすべて満たすことをJ3入会の条件としている<ref name="Jリーグ規約"/><ref>[http://www.j3league.jp/pr/2014/pdf/20140129-2.pdf 2014 明治安田生命 J3リーグ](日本プロサッカーリーグ2014年1月29日 1月31日閲覧)</ref><ref>[http://web.gekisaka.jp/412877_132092_fl 来季J3へJFLからの昇格は最大2チーム、「16クラブまでは増やしたい」](ゲキサカ2014年1月29日 1月31日閲覧)</ref>。
 
#J3スタジアム要件に関連する審査
 
#J3ライセンス基準に関連する審査
 
#(上記2項目に合格することを条件とした)J3入会審査
 
#(上記3項目すべてに合格することを条件として)当該年度のJFL年間順位が4位以内であり、なおかつ、百年構想クラブの中での上位2チームまでに入ること
 
#JFLにおける百年構想クラブの主催試合において、1試合平均入場者数が原則2,000人以上を超え、かつ、3,000人以上に到達することを目指して努力することが認められること
 
#年間事業収入1億5,000万円以上あり、なおかつ[[債務超過]]ではないと合理的に見込まれること
 
 
 
==== J3からの降格 ====
 
現在J3リーグには、ライセンス不交付による「退会」以外にJ3からの“降格”制度はない。このためJリーグでは、J3参入への手引き書において「じっくりと腰を据えてクラブの経営基盤の整備(諸施設の整備や財務強化など)に着手することが可能」とした上で、J3に所属する間に「しっかりとクラブの基礎を固めることが、クラブの持続的発展を考えるうえで重要」としている<ref>{{Cite web|url=http://www.jleague.jp/docs/aboutj/j3-01.pdf|format=PDF|title=Jリーグ入会(J3リーグ参加)の手引き|page=5|publisher日本プロサッカーリーグ|accessdate=2017-03-06}}</ref>。
 
 
 
[[Jリーグチェアマン]]の[[村井満]]は[[2017年]][[1月18日]]に行われた[[信濃毎日新聞]]とのインタビューで、東西分割方式など地域分割によるリーグ拡張を否定した上で、「U-23チームを独自リーグにしてJ3を例えば20クラブとすれば、JFLから毎年最大二つずつ上がるとしてあと3年でマックスになる。4年目で昇降格が始まってくる」と述べ、将来的にJ3にも降格制度を導入する可能性を示唆している<ref>{{Cite news|url=http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170119/KT170118IWI090015000.php|archiveurl=http://archive.is/Mqbe0|title=サッカーJリーグ・村井チェアマン、J3降格制度に言及|newspaper=信濃毎日新聞|date=2017-01-19|archivedate=2017-01-19|accessdate=2017-03-06}}</ref>。詳細については今後、Jリーグの実行委員会で長期的な議案として議論する方針を示しているといい、2017年6月に行われたJリーグ理事会でもJ3のあり方(全国リーグの維持等)を含めて議論が行われている<ref>{{Cite news|url=http://web.gekisaka.jp/news/detail/?219861-219861-fl|author=児玉幸洋|title=なぜ今J1参入プレーオフ導入? リーグはJ3、JFL入れ替えも議論|newspaper=[[ゲキサカ]]|publisher=[[講談社]]|date=2017-06-27|accessdate=2017-06-28}}</ref>。
 
 
 
== J3発足に付随する対応 ==
 
=== JFLの扱い ===
 
{{main|日本フットボールリーグ#J3発足による影響|第15回日本フットボールリーグ}}
 
J3発足に伴い、[[日本フットボールリーグ]](JFL)から離脱するクラブが多数見込まれたことから、2013年シーズン終了後はJFLからの降格が行われない・JFLへの昇格は、[[全国地域サッカーチャンピオンズリーグ|地域リーグ決勝大会]]成績上位クラブ以外にも参入希望のクラブを審査の上認める<ref>{{Cite press release|url=http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=660|title=2014年度 第16回JFL入会希望届、提出チームについて|publisher=日本フットボールリーグ|date=2013-10-24|accessdate=2013-10-25}}</ref>・翌年のクラブ数は14に減らす<ref>{{Cite news |title= 2014年度 第16回日本フットボールリーグ チーム数についてのお知らせ|newspaper= JFL公式サイトより|date= 2013-11-07|author= |url= http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=664|accessdate=2013-11-10}}</ref> といった変則的な扱いがとられた。
 
 
 
=== スポーツ振興くじ「toto」の扱い ===
 
日刊スポーツは、2014年から[[スポーツ振興くじ]](toto)が毎週発売されることになること、それに際してJ3もtotoに組み込まれる可能性があると報じていた<ref name="nikkansports20130213">{{Cite news|url=http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20130213-1084317.html|title=J3新設14年からtoto毎週BIG|newspaper=日刊スポーツ|date=2013-02-13|accessdate=2013-03-06}}</ref>。同報道では、J3がtotoの対象となった場合、最大で6億円が当たるtoto・BIGが毎週実施され、売り上げがおよそ3割増えると見込んでいる。totoの売り上げのおよそ7割を占めるBIGは、これまではJ1が実施されない週があるために毎週の発売ができなかったものの、J3がスタートすると、J2・J3合わせて毎週14試合以上行われるため、毎週の発売が可能となるためである<ref name="nikkansports20130213"/>。
 
 
 
なお、初年度の2014年シーズンにはJ3リーグを対象とした「toto」「BIG」の販売は行われず、2015年シーズンで8月2日開催のJ3リーグ第24節の試合を対象に含めた「toto」「BIG」が初めて発売された。
 
 
 
=== 天皇杯 ===
 
J3クラブは、天皇杯本大会のシード出場権は与えられず、都道府県予選からの参加となる。詳細は[[天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会#出場資格]]を参照のこと。
 
 
 
== 結果 ==
 
=== 順位 ===
 
{| class="wikitable"
 
!年度!!"|優勝!!"|2位!!"|3位!!チーム数
 
|-
 
|[[2014年のJ3リーグ|2014]]||style="background-color:yellow"|'''[[ツエーゲン金沢]]'''||[[AC長野パルセイロ]]||[[FC町田ゼルビア]]||style="text-align:center"|12
 
|-
 
|[[2015年のJ3リーグ|2015]]||style="background-color:yellow"|'''[[レノファ山口FC]]'''||style="background-color:yellow"|[[FC町田ゼルビア]]||[[AC長野パルセイロ]]||style="text-align:center"|13
 
|-
 
|[[2016年のJ3リーグ|2016]]||style="background-color:yellow"|[[大分トリニータ]]||[[栃木SC]]||[[AC長野パルセイロ ]]||style="text-align:center"|16
 
|-
 
|[[2017年のJ3リーグ|2017]]||[[ブラウブリッツ秋田]]||style="background-color:yellow"|[[栃木SC]]||[[アスルクラロ沼津]]||style="text-align:center"|17
 
|}
 
* '''背色黄'''は[[J2リーグ|J2]]に昇格したクラブ。
 
* '''太字'''は当該クラブがJ2に初参戦。
 
 
 
=== 得点王 ===
 
{| class="wikitable"
 
!年度!!選手名!!当時所属クラブ!!得点!!国籍
 
|-
 
|[[2014年のJ3リーグ|2014]]||[[鈴木孝司]]||[[FC町田ゼルビア]]||style="text-align:center"|19||rowspan=4|{{JPN}}
 
|-
 
|[[2015年のJ3リーグ|2015]]||[[岸田和人]]||[[レノファ山口FC]]||style="text-align:center"|32
 
|-
 
|[[2016年のJ3リーグ|2016]]||rowspan=2|[[藤本憲明]]||rowspan=2|[[鹿児島ユナイテッドFC]]||style="text-align:center"|15
 
|-
 
|[[2017年のJ3リーグ|2017]]||style="text-align:center"|24
 
|}
 
 
 
== 統計 ==
 
=== クラブ別優勝回数 ===
 
{| class="wikitable"
 
!クラブ名!!回数!!優勝年度
 
|-
 
|[[ツエーゲン金沢]]||style="text-align:center"|1||2014
 
|-
 
|[[レノファ山口FC]]||style="text-align:center"|1||2015
 
|-
 
|[[大分トリニータ]]||style="text-align:center"|1||2016
 
|-
 
|[[ブラウブリッツ秋田]]||style="text-align:center"|1||2017
 
|}
 
 
 
=== クラブ別通算成績 ===
 
{| class="sortable wikitable" style="font-size:small; text-align:right"
 
!class="unsortable"|クラブ名!!class="unsortable"| !!年<br />数!!試<br />合!!class="unsortable"| !!勝<br />利!!引<br />分!!敗<br />戦!!class="unsortable"| !!得<br />点!!失<br />点!!得<br />失
 
|- style="background:#d6ffd6"
 
|style="text-align:left"|{{Fb team Grulla}}
 
|rowspan="23"| || '''4''' || '''131''' ||rowspan="23"| || 33 || '''40''' || 58 ||rowspan="23"| || 154 || 182 || -28
 
|- style="background:#d6ffd6"
 
|style="text-align:left"|{{Fb team Blaublitz}}
 
| '''4''' || '''131''' || 54 || 28 || 49 || 165 || 154 || +11
 
|- style="background:#d6ffd6"
 
|style="text-align:left"|{{Fb team Fukushima Utd}}
 
| '''4''' || '''131''' || 42 || 32 || 57 || 146 || 173 || -27
 
|-
 
|style="text-align:left"|{{Fb team Tochigi SC}}
 
| 2 || 62 || 33 || 20 || 9 || 82 || 44 || +38
 
|- style="background:#d6ffd6"
 
|style="text-align:left"|[[ザスパクサツ群馬]]
 
| 0 || 0 || 0 || 0 || 0 || 0 || 0 || 0
 
|-
 
|style="text-align:left"|{{Fb team Zelvia}}
 
| 2 || 69 || 43 || 17 || 9 || 111 || 40 || +71
 
|- style="background:#d6ffd6"
 
|style="text-align:left"|{{Fb team YSCC}}
 
| '''4''' || '''131''' || 24 || 31 || '''76''' || 109 || '''221''' || -112
 
|- style="background:#d6ffd6"
 
|style="text-align:left"|{{Fb team SC Sagamihara}}
 
| '''4''' || '''131''' || 47 || 34 || 50 || 166 || 186 || -20
 
|- style="background:#d6ffd6"
 
|style="text-align:left"|{{Fb team Parceiro}}
 
| '''4''' || '''131''' || '''69''' || 34 || 28 || '''171''' || 98 || '''+73'''
 
|- style="background:#d6ffd6"
 
|style="text-align:left"|{{Fb team Kataller}}
 
| 3 || 98 || 40 || 28 || 30 || 111 || 98 || +13
 
|-
 
|style="text-align:left"|{{Fb team Zweigen}}
 
| 1 || 33 || 23 || 6 || 4 || 56 || 20 || +36
 
|- style="background:#d6ffd6"
 
|style="text-align:left"|{{Fb team MYFC}}
 
| '''4''' || '''131''' || 44 || 27 || 60 || '''171''' || 198 || -27
 
|- style="background:#d6ffd6"
 
|style="text-align:left"|{{Fb team Azul Claro}}
 
| 1 || 32 || 16 || 11 || 5 || 60 || 27 || +33
 
|- style="background:#d6ffd6"
 
|style="text-align:left"|{{Fb team Gainare}}
 
| '''4''' || '''131''' || 40 || 34 || 57 || 142 || 176 || -34
 
|-
 
|style="text-align:left"|{{Fb team Renofa}}
 
| 1 || 36 || 25 || 3 || 8 || 96 || 36 || +60
 
|- style="background:#d6ffd6"
 
|style="text-align:left"|{{Fb team Giravanz}}
 
| 1 || 32 || 13 || 7 || 12 || 44 || 37 || +7
 
|-
 
|style="text-align:left"|{{Fb team Trinita}}
 
| 1 || 30 || 19 || 4 || 7 || 50 || 24 || +26
 
|- style="background:#d6ffd6"
 
|style="text-align:left"|{{Fb team Kagoshima Utd}}
 
| 2 || 62 || 32 || 9 || 21 || 88 || 66 || +22
 
|- style="background:#d6ffd6"
 
|style="text-align:left"|{{Fb team FC Ryukyu}}
 
| '''4''' || '''131''' || 45 || 38 || 48 || 166 || 183 || -17
 
|- style="background:#d6ffd6"
 
|style="text-align:left"|{{Fb team FC Tokyo U-23}}
 
| 2 || 62 || 21 || 16 || 25 || 68 || 78 || -10
 
|- style="background:#d6ffd6"
 
|style="text-align:left"|{{Fb team Gamba U-23}}
 
| 2 || 62 || 17 || 13 || 32 || 73 || 106 || -33
 
|- style="background:#d6ffd6"
 
|style="text-align:left"|{{Fb team Cerezo U-23}}
 
| 2 || 62 || 16 || 19 || 27 || 77 || 90 || -13
 
|-
 
|style="text-align:left"|{{Fb team JLeague U22}}
 
| 2 || 69 || 16 || 13 || 40 || 65 || 134 || -69
 
|-
 
|}
 
* 2017年12月3日時点<ref>{{Cite web|url=https://data.j-league.or.jp/SFTD01/search?team_flag=0&competition_frames=3&competition_year_from=1993&competition_year_to=2017&HomeAwayId=0&competition_frames_name=%EF%BC%AA%EF%BC%93%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0&competition_year_from_name=1993%E5%B9%B4&competition_year_to_name=2017%E5%B9%B4&teams_name=|title=J.League Data Site / 通算勝敗表|accessdate=2017-12-04}}</ref>
 
* {{legend|#CFC|のチームは[[2018年のJ3リーグ]]所属クラブ}}
 
 
 
== 協賛団体 ==
 
2014年度はJ3独自の協賛スポンサーを定めていた(ただし大半の企業・団体は、J1・J2の同種カテゴリでの協賛も兼務していた)が、2015年からはJ1・J2と共通の協賛団体(パートナーシップ)が設定された([[日本プロサッカーリーグ#協賛団体]]参照)。
 
 
 
{| class="wikitable" style="font-size:small"
 
|+2014年度のJ3スポンサー
 
!J3協賛カテゴリー種別!!協賛団体名!!備考
 
|-
 
|J3タイトルパートナー
 
|[[明治安田生命保険]]
 
|兼・Jリーグトップパートナー<br />2015年からは「Jリーグタイトルパートナー」
 
|-
 
|rowspan="2"|J3オフィシャルパートナー
 
|[[モルテン]]<br />[[アディダス|アディダスジャパン]]
 
|兼・Jリーグオフィシャルエクイップメントパートナー
 
|-
 
|[[日本航空]]
 
|2015年からは新設カテゴリの「Jリーグアソシエイト<ref>{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/post-33477/|title=Jリーグ - 2015年Jリーグアソシエイト契約決定|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2015-01-30|accessdate=2015-03-09}}</ref>」に移行
 
|-
 
|J3オフィシャルブロードキャスティングパートナー
 
|[[スカパーJSAT]]
 
|兼・Jリーグオフィシャルブロードキャスティングパートナー
 
|-
 
|J3スポーツ振興パートナー
 
|[[日本スポーツ振興センター]]<br />([[スポーツ振興くじ]]・toto)
 
|兼・Jリーグスポーツ振興パートナー
 
|}
 
 
 
== 脚注 ==
 
=== 注記 ===
 
{{Reflist|group="注"|2}}
 
 
 
=== 出典 ===
 
{{Reflist|3}}
 
 
 
== 参考資料 ==
 
*{{Cite conference|url=http://www.j-league.or.jp/aboutj/document/pdf/J3-outline.pdf |title=「Jリーグディビジョン3 (J3)」の設立について |format=PDF |conference=J3説明会(メディア説明会) |author=公益社団法人日本プロサッカーリーグ 管理統括本部 企画部 |authorlink=日本プロサッカーリーグ (法人) |date=2013-03-06 |accessdate=2013-03-19 |ref={{SfnRef|Jリーグ|2013}} }}
 
*{{Cite conference|url=http://www.jfa.or.jp/jfa/rijikai/2013/20130314/PDF/h20130314_02.pdf|title=Jリーグディビジョン3 (J3) への、参加に向けた各種資格要件について|format=PDF|conference=日本サッカー協会 平成24年度 第12回理事会|conferenceurl = http://www.jfa.or.jp/jfa/rijikai/2013/20130314/riji_houkoku01.html|author=[[日本プロサッカーリーグ (法人)|公益社団法人 日本プロサッカーリーグ]]|publisher=[[日本サッカー協会]]|date=2013-03-14|accessdate=2013-03-16|ref={{SfnRef|JFA|2013}} }}
 
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[日本サッカーのリーグ構成 (1種)]]
 
* [[日本プロサッカーリーグ]]
 
* [[J1リーグ]]
 
* [[J2リーグ]]
 
* [[日本フットボールリーグ]]
 
* [[Jリーグ加盟を目指すクラブ]]
 
 
 
== 外部リンク ==
 
* [http://www.jleague.jp/ Jリーグ公式サイト]
 
* {{Wayback |url=http://www.j3league.jp/ |title=J3リーグ公式サイト |date=20150122021830 }}
 
 
 
{{日本のサッカー}}
 
{{日本プロサッカーリーグ}}
 
{{Jリーグシーズン}}
 
{{J3優勝チーム}}
 
 
 
{{デフォルトソート:しえい3りいく}}
 
[[Category:Jリーグ]]
 
[[Category:日本のサッカーリーグ]]
 
[[Category:明治安田生命保険]]
 

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