「JR九州キハ125形気動車」の版間の差分

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{{鉄道車両
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{{テンプレート:20180815sk}}
| 車両名  = JR九州キハ125形気動車
 
| 背景色  = red
 
| 文字色  = white
 
| 画像    = JR kyushu DC125-21 20070812.jpg
 
| 画像説明 = JR九州キハ125形気動車(日田駅/2007年8月12日)
 
| 運用者  = [[九州旅客鉄道]]
 
| 製造所  = [[新潟鐵工所]]
 
| 製造年  = 1993年
 
| 製造数  = 25両
 
| 軌間    = 1,067 mm
 
| 最高速度 = 95 km/h
 
| 車両定員 = 59(席)+64(立)=123名(0番台)<br/>30(席)+21(席)=51名(400番台)
 
| 自重    = 29.5 t
 
| 全長    = 18,500 mm
 
| 全幅    = 2,828 mm
 
| 全高    = 4,000 mm
 
| 台車    = インダイレクトマウント空気バネ台車<br />DT601K(動力)・TR601K(付随)
 
| 動力伝達方式 = 液体式
 
| 機関    = DMF13HZ
 
| 機関出力 = 330 ps ×1基
 
| 変速機  =
 
| 変速段  = 変速1段・直結2段
 
| 制動装置 = [[自動空気ブレーキ]]<br/>([[エンジンブレーキ|機関ブレーキ]]・[[排気ブレーキ]]併用)<br />[[保安ブレーキ|直通予備ブレーキ]]
 
| 保安装置 = [[自動列車停止装置#ATS-S改良形(ATS-Sx形)|ATS-SK]] 、[[自動列車停止装置#ATS-Dx (DN・DK・DF) 形|ATS-DK]]、 [[緊急列車停止装置|EB装置]]、防護無線
 
| 備考    =
 
| 備考全幅 = 0番台のデータ
 
}}
 
'''キハ125形気動車'''(キハ125がたきどうしゃ)は、[[九州旅客鉄道]](JR九州)の[[一般形車両 (鉄道)|一般形気動車]]。
 
 
 
== 車両解説 ==
 
=== 0番台 ===
 
[[JR九州キハ200系気動車|キハ200系]]に引き続いて、[[ローカル線]]で使用していた[[国鉄キハ45系気動車|キハ45系]]などを置き換え、同時に[[ワンマン運転]]を実施する目的で製造された。[[新潟鐵工所]]が製作した地方鉄道向け車両である「[[NDC (鉄道車両)|NDCシリーズ]]」の一つであり、[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)[[JR西日本キハ120形気動車|キハ120形]]、[[島原鉄道]][[島原鉄道キハ2500形気動車|キハ2500形]]、[[ひたちなか海浜鉄道]][[ひたちなか海浜鉄道湊線|湊線]]キハ3710形、[[松浦鉄道]][[松浦鉄道MR-400形気動車|MR-400形気動車]]、[[水島臨海鉄道]][[水島臨海鉄道MRT300形気動車|MRT300形]]など兄弟形式が多い。
 
 
 
==== 車体 ====
 
NDCシリーズの標準的な18m級[[炭素鋼|普通鋼]]製車体である。ワンマン運転に対応するため両端部に片開き扉を配置し、[[操縦席|乗務員室]]ドアは省略されている。窓は開閉可能なユニット窓(上段下降下段上昇窓)となっている。2両運転時でも[[ワンマン運転]]を可能とするため、前面中央部に[[貫通扉]]を設けている。
 
 
 
塗装は[[水戸岡鋭治]]率いるドーンデザイン研究所のデザインによる。車体外部を明るい黄色一色で塗装し、部分的に[[ロゴタイプ|ロゴ]](JRマーク・Y-DC125ロゴ)を配している。Y-DCは、"'''Y'''ELLOW ONE MAN '''D'''IESEL '''C'''AR"の省略形で、車体側部にこの文字が記載されている。
 
<gallery>
 
File:JR kyusyu kiha125-1.jpg|キハ125-1(伊万里駅 2000年)
 
</gallery>
 
 
 
==== 台車・機器 ====
 
[[鉄道車両の台車|台車]]は[[空気バネ|空気ばね]]台車のDT601K(動力台車)、TR601K(付随台車)が採用されている。[[ディーゼルエンジン|機関]]はNDCシリーズ標準の[[DMF13系エンジン (2代)|DMF13HZ]]エンジン (330ps/2000rpm) を1基搭載する。
 
 
 
ブレーキシステムは、キハ200系では[[電気指令式ブレーキ|電気指令式]]を採用したため在来車との併結に対応していないが、本形式は[[国鉄キハ40系気動車 (2代)|キハ40形]]など在来車との併結も可能な[[自動空気ブレーキ]]が採用されている。また[[排気ブレーキ]]も装備されている。
 
 
 
==== 車内設備 ====
 
[[ファイル:JR kyushu typekiha125 kiha125-18 interior 1.jpg.jpg|thumb|200px|right|キハ125-18 車内]]
 
[[鉄道車両の座席|座席]]は車端部をロングシート、他をクロスシートとしたセミクロスシートである。内装は灰色を基調としており、床材はグレー地に[[ヒョウタン|ひょうたん]]模様、壁面や[[カーテン]]もグレー地に白い水玉模様、座席モケットは紺地に、JR九州の車両で広く使われている[[ヒョウ|豹]]柄である。図柄の選択は大胆ではあるが落ち着いた感じに仕上がっている。[[機関直結式冷房装置]]を備える。
 
 
 
ワンマン運転用機器として、自動放送装置、[[運賃箱]]、[[運賃表示器]]、[[乗車整理券|整理券]]発行器を備えている。
 
 
 
{{-}}
 
<!--公式発表または報道があるまでコメントアウト
 
=== 100番台 ===
 
2014年7月にキハ125-13が[[小倉総合車両センター|小倉工場]]で車両番号の変更を伴う改造を受け、キハ125-113と改番されて出場した事によって生まれた新番台。優先席部分のロングシートが撤去されている。その後、キハ125-11、キハ125-14も改造を受け、キハ125-111、キハ125-114となった。
 
 
 
*キハ125-11, キハ125-13, キハ125-14 →キハ125-111, キハ125-113, キハ125-114 (優先席部分のロングシート撤去)
 
 
 
{{-}}
 
-->
 
=== 400番台(特急仕様車) ===
 
{{鉄道車両
 
| 車両名  = 400番台
 
| 背景色  = red
 
| 文字色  = white
 
| 画像    = JR Kyushu Umisachi Yamasachi 2009 1010.JPG
 
| 画像説明 = キハ125形400番台
 
| 製造所  = [[新潟トランシス]]
 
| 種車    = [[高千穂鉄道]][[高千穂鉄道TR-400形気動車|TR-400形]]
 
| 製造年  = 2003年
 
| 改造年  = 2009年
 
| 改造数  = 2両
 
| 運用開始 = 2009年10月10日
 
| 投入先  = [[日南線]]
 
| 最高速度 =
 
| 車両定員 =
 
| 自重    =
 
| 全長    =
 
| 全幅    =
 
| 全高    =
 
| 制動装置 =
 
| 保安装置 =
 
| 備考    =
 
}}
 
[[2009年]](平成21年)10月10日より[[日南線]]の観光[[特別急行列車|特急]]「[[海幸山幸 (列車)|海幸山幸]]」に使用される特急仕様車である。[[2008年]](平成20年)12月28日に廃止となった[[第三セクター鉄道]][[高千穂鉄道]]から購入した[[トロッコ列車|トロッコ風気動車]][[高千穂鉄道TR-400形気動車|TR-400形気動車]]が改造されたもの。本形式の400番台に区分される。2009年[[9月30日]]付で車籍編入された。
 
 
 
[[私鉄|民鉄]]・第三セクター鉄道に在籍していた車両がJR車籍に編入されるのは、[[2004年]]に[[東京臨海高速鉄道]]から[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)に移籍した[[JR東日本209系電車#3100番台|209系3100番台電車]]以来2例目となる<ref>その後[[北越急行]]から[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)に移籍した[[JR西日本681系電車|681系2000番台]]と[[JR西日本683系電車|683系8000番台]]の事例が出たため、現在はこれを含めて3例となっている。</ref>。
 
 
 
新旧の車両番号対照は次のとおり。
 
* TR401、TR402 → キハ125-401、キハ125-402
 
 
 
{{triple image|center|JR Kyushu Kiha 125-401.jpg|298|JR Kyushu Kiha 125-402.jpg|287|JR_Kyushu_Kiha_125125-401_inside.jpg|240|キハ125-401|キハ125-402|キハ125-401車内}}
 
<!--==== 車体 ====
 
==== 台車・機器 ====
 
==== 車内設備 ====-->
 
「海幸山幸」としての運用については、当該記事を参照されたし。{{-}}
 
 
 
== 製造・運用 ==
 
 
 
=== 0番台 ===
 
[[1993年]]([[平成]]5年)1月に1次車11両(キハ125-1 - キハ125-11)が製造された。1 - 6が[[唐津鉄道事業部#唐津運輸センター|唐津鉄道事業部唐津運輸センター]]に、7 - 11が大分運転所(現・[[大分鉄道事業部#大分車両センター|大分鉄道事業部大分車両センター]])に配置された。続いて同年12月に、2次車14両(キハ125-12 - キハ125-25)が製造された。全車が大分に配置された。その後、[[2006年]](平成18年)に、7 - 9が唐津に転配された。2015年3月には、1が唐津から大分に転配された。
 
 
 
1次車と2次車の相違は、冷房送風口および通風口のパーツの色が1次車では白で、2次車では黒であること、貫通扉の車内側の塗装が1次車では灰色で、2次車では朱色であること、さらには運転室の運賃箱上部の扉の形態が違うこと、エンジンから車内を通って屋根へと達する排煙ダクトのカバーが車内において1次車では角張っているのに対し、2次車では丸まっていることなどが挙げられる。
 
 
 
唐津配置車は[[唐津線]]([[長崎本線]][[久保田駅 (佐賀県)|久保田]] - [[佐賀駅|佐賀]]間を含む全線)および[[筑肥線]]([[山本駅 (佐賀県)|山本]] - [[伊万里駅|伊万里]]間)で運用されている。大分配置車は[[久大本線]]および[[豊肥本線]]<ref>2018年現在、阿蘇 - [[豊後竹田駅|豊後竹田]]間の普通列車は本系列のみの運用である。</ref>の運用を中心とし、<s>これに加えて[[日田彦山線]]([[田川伊田駅|田川伊田]] - [[夜明駅|夜明]]間)でも運用されている。</s>過去には大分配置車が[[筑豊本線]]([[飯塚駅|飯塚]] - [[原田駅 (福岡県)|原田]]間)で運用されたこともあった。
 
 
 
2014年現在では本形式のみ1 - 3両による組成以外にも、キハ47系との併結ならびに車両点検時の代走などに充当される<ref>キハ200系以降では密着連結器を装備するため自動連結器であるキハ47形や本形式とは連結不可。</ref>。
 
 
 
2次車落成以降はキハ200形を両運転台構造とした[[JR九州キハ200系気動車#キハ220形|キハ220形]]の製造に移行したため本形式の製造は終了した。
 
 
 
=== 400番台 ===
 
[[2009年]][[10月10日]]に臨時特急「[[海幸山幸 (列車)|海幸山幸]]」として運転開始。キハ125-401が『山幸』として南郷方、キハ125-402が『海幸』として宮崎方として常時連結している。編入時は[[鹿児島車両センター|鹿児島総合車両所]]所属(日南運用・[[南宮崎駅]]常備)だったが、[[2011年]]に『日南運用』が独立して編成された[[宮崎総合鉄道事業部|宮崎車両センター]]所属になっている。
 
 
 
専ら[[日南線]]の[[宮崎駅|宮崎]] - [[南郷駅|南郷]]間([[日豊本線]]の宮崎 - 南宮崎間を含む。)に充てられる。また、運転日以外は貸切団体列車として運転され、[[吉都線]]、[[肥薩線]]などで運転された。
 
 
 
「海幸山幸」としての運用については、当該記事を参照。
 
 
 
== 製造後の改造 ==
 
製造後から現在に至るまでの改造点としては、1次車の運転室後部の仕切窓が開閉式とされたこと(2次車は製造時から開閉式)、運賃箱に付属する[[両替]]器が新[[五百円硬貨]]対応とされたこと、非常用機関停止装置が装備されたことなどである。また、運転室後部仕切窓に[[運転士]]または[[車掌]]の氏名を掲出する粘着式名札入れも取り付けられた。これに関してはJR九州所有の他系列も同様である。
 
 
 
[[列車便所|トイレ]]は製造当初は設置されていなかったが、[[2003年]](平成15年)より[[小倉総合車両センター|小倉工場]]にて[[ユニバーサルデザイン]]の一環として[[車椅子]]にも対応したトイレの設置工事が行われるようになった。[[2005年]](平成17年)には全車完了した。その際にトイレ設置部の窓は埋められ、トイレ入口の向かい側の窓は開閉できないようにされた。
 
 
 
[[2002年]](平成14年)には[[大分スポーツ公園総合競技場]]が[[2002 FIFAワールドカップ|FIFAワールドカップ]]の開催会場の一つとされたのに際して、キハ125-18・19の車体にワールドカップの[[広告]]が貼付された。また、キハ125-20は同年に試験的に[[紫外線|UV]]カットフィルムを窓に貼付したが、乗客の悪戯により剥がされたりしたため、現在では一部の窓にしかフィルムがない状態である。
 
 
 
2005年1月にキハ125-24が久大本線の[[御井駅]]手前の御井踏切で[[貨物自動車|トラック]]と衝突、一部損傷し修繕を受けた。この際車両番号の表記位置が従来とは逆のトイレ側に移された。
 
 
 
2007年11月ごろには一部の列車において、ワンマン扉選択・扉開閉スイッチが、速度計などの上部に移され、扉開閉スイッチにはふたが取り付けられた。
 
 
 
2014年6月にキハ125-13が[[小倉総合車両センター|小倉工場]]で優先席部分のロングシートを撤去する改造を受けた上、原番台に+100されて、キハ125-113と改番されて7月に出場した。[[鉄道の車両番号|車両番号]]の変更を伴う改造はこれが初めてとなった。その後、キハ125-11、キハ125-14、キハ125-22も改造を受け、キハ125-111、キハ125-114、キハ125-122となった。
 
 
 
2016年3月から、大分車両センター所属車の運賃表がLEDから、キハ200系や817系0番台で順次交換されている、レシップ社のOBCビジョンに更新された。
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{reflist}}
 
 
 
{{Commonscat|JR Kyushu Kiha 125}}
 
 
 
{{JR九州の車両リスト|国鉄含=1}}
 
 
 
{{デフォルトソート:しえいああるきゆうしゆうきは125}}
 
[[Category:九州旅客鉄道の気動車|125]]
 
[[Category:1993年製の鉄道車両]]
 
[[Category:新潟鐵工所製の気動車]]
 
[[Category:他社から譲り受けた鉄道車両]]
 

2018/12/26/ (水) 09:05時点における版



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