アメリカ・ユニテリアン協会

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アメリカ・ユニテリアン協会(American Unitarian Association)は、アメリカ合衆国ユニテリアンの組織である。

1825年にアメリカ・ユニテリアンが組織され、会衆派教会と東部マサチューセッツ州の著名人の支持を得ることができた。しかし、1826年にボストンハノーヴァー街教会の牧師に就任したライマン・ビーチャーの指導により正統派、信仰復興運動がユニテリアンの増大を阻止した。[1]

1887年12月A・M・ナップが日本に、アメリカ・ユニテリアン協会から派遣されて来日した。彼らはユニテリアンを一教派ではなく、一つの精神運動としている。福沢諭吉慶応義塾大学部の教授にナップの母校ハーバード大学出身の3人を招聘した。

ナップは1889年、宣教師C・マコーレーと共に再来日していた。徳川義礼はナップのために金銭的援助をしていた。マコーレーはナップの後継者として、アメリカ・ユニテリアン協会のミッションを組織化した。また、1890年に「ゆにてりあん」を創刊し、1891年に東京自由神学校を設立した。[2]

脚注

  1. ウォーカー(1986年)、211頁
  2. 高橋(2003年)132-133頁

参考文献

  • 高橋昌郎『明治のキリスト教』吉川弘文館、2003年
  • ウィリストン・ウォーカー『近・現代のキリスト教』ヨルダン社、1986年