ウィルコム

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ウィルコムWILLCOM

2005年(平成17)から2014年まで存在した日本のPHSによる通信サービス会社、またはPHS通信サービスのブランド名。

加入者数が400万人を超えるPHS事業者として国内最大手であったが、利用者のPHS離れや他の携帯電話会社との競争激化により経営が悪化。ソフトバンクを中心とする企業グループ傘下に入って再建を目ざしたが、2014年にウィルコムという法人名、ブランド名ともに消滅した。ソフトバンクとしてPHS通信事業を続けているが、2018年にはPHSの新規契約受付を停止する計画である。

1994年(平成6)に第二電電(現、KDDI)傘下企業として発足したDDIポケットが前身で、1995年にPHS通信サービスを開始した。2004年にアメリカの投資ファンドのカーライルと京セラグループに買収され、2005年に社名をウィルコム(WILLCOM)に変更した。社名は「Wireless IP Local Loop」と「Communication」を組み合わせた造語。携帯電話各社との競争激化で加入者数が減少したうえ、次世代通信事業への投資負担がかさみ、経営難に陥った。

2009年に事業再生ADRを申請したが、事業を再生できず、2010年に会社更生法の適用を申請した。その後、ソフトバンクの支援を受け再建を果たしたが、2014年にソフトバンク傘下のイー・アクセスがウィルコムを吸収合併してワイモバイルに社名を変更した。この結果、ウィルコムは法人名、ブランド名ともに消滅した。なお沖縄地区のみはウィルコム沖縄がPHS事業を続けている。その後、ワイモバイルは2015年4月にソフトバンクモバイルに吸収合併され、さらに同年7月にソフトバンクモバイルがソフトバンクに社名を変更している。

脚注

外部リンク