エウティキアヌス (ローマ教皇)

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エウティキアヌスEutychianus, ? - 283年12月7日?)は、ローマ教皇(在位:275年1月4日 - 283年12月7日[1])。碑銘がカリストゥス1世カタコンベから見つかっているが[1]、この教皇についてはそれ以上何も分かっていない。在位期間も不確かである。『教皇の書』では8年と11か月の在位だが、エウセビオスはたった10か月としている。

エウティキアヌスは祭壇にぶどうと豆を捧げることを許可し、324人の殉教者を自分の手で埋葬したとされる。こうした伝説を疑う歴史家もいる。皇帝アウレリアヌスの死後は迫害は止んだはずであり、農作物を捧げるのはもっと後の時代のことだからである。

エウティキアヌスの記念日は12月8日である。

参考文献

  1. see Kraus, Roma sotterranea, p. 154 et seq.