エズラ・ヴォーゲル

提供: miniwiki
2018/8/8/ (水) 07:45時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先:案内検索
エズラ・ヴォーゲル
180px
2013年1月、北京市中国国家図書館にて
人物情報
全名 Ezra Frivel Vogel
別名 傅高義
生誕 (1930-07-11) 1930年7月11日(93歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 オハイオ州 デラウェア
出身校 ハーバード大学 (Ph.D.)
オハイオ・ウェスリアン大学
学問
研究分野 東アジア史
研究機関 ハーバード大学
イェール大学
主な指導学生 クリスチーナ・アメージャン
テンプレートを表示

エズラ・ファイヴェル・ヴォーゲル(Ezra Feivel Vogel、1930年7月11日 - )は、アメリカ合衆国社会学者。中国と日本を筆頭に東アジア関係の研究に従事した。中国名:傅 高義(フー・ガオイー)。

息子はカリフォルニア大学バークレー校教授のスティーヴン・ヴォーゲルクリスチーナ・アメージャン一橋大教授は教え子。

経歴

オハイオ州デラウェアアシュケナジム・ユダヤ系の家庭に生まれる。1950年にオハイオ・ウェスリアン大学を卒業。アメリカ陸軍に2年間勤務したのち、大学に入り直す。1958年にハーバード大学大学院社会関係学科で博士号を取得。

1960年にイェール大学精神医学部助教授になるものの、翌1961年にハーバード大学に移り、博士研究員として中国の歴史の研究に従事する。1964年からハーバード大学講師(中国研究)、1967年にハーバード大学教授(社会学)になる。

同大学内で、1972年から1977年まで東アジア研究所長、1977年から1980年まで東アジア研究評議会議長、1980年から1988年まで日米関係プログラム所長、1995年から1999年までフェアバンク東アジア研究センター所長などを歴任。

また1993年から1995年まではCIA国家情報会議(CIAの分析部門)の東アジア担当の国家情報官を務めた。

2000年にハーバード大学を退職して以降、鄧小平による中国の改革の研究を本格化させている。

2014年、福岡アジア文化賞大賞受賞。

著作

  • 1963年 : "Japan's New Middle Class"、『日本の新中間階級―サラリーマンとその家族』(1968, 1979)
  • 1969年 : "Canton Under Communism"、『中国の実験―改革下の広東』ISBN 4532140390(1991)
  • 1975年 : "Modern Japanese organization and decision-making"、ISBN 0520028570(英語)
  • 1979年 : "Japan as Number One"、『ジャパン・アズ・ナンバーワン―アメリカへの教訓』ISBN 4484841118(1984), ISBN 4813311989(2004)
  • 1985年 : Comeback: Case by case: Building the resurgence of American Business、『ジャパン・アズ・ナンバーワン再考―日本の成功とアメリカのカムバック』
  • 1989年 : One Step Ahead in China
  • 1991年 : "The Four Little Dragons"、『アジア四小龍―いかにして今日を築いたか』ISBN 4121011244(1993)
  • 1997年 : Living with China 編集
  • 2001年 : Is Japan Still Number One

関連項目

外部リンク