エネルギア・コミュニケーションズ

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株式会社エネルギア・コミュニケーションズ(Energia Communications Inc.)は、中国電力系列の電気通信事業者で、システムインテグレーターユーザー系)である。中国地方内において、ADSLFTTH接続サービスを行なっている。略称は「エネコム」である。

概要

本店所在地は広島市中区大手町二丁目11番10号のNHK広島放送センタービル内。

電力会社系のインターネットサービスプロバイダ(ISP)でありながら、元々独立系のISPであったアーバンインターネットのサービスを継承している関係で、中国電力系のFTTH接続サービス「MEGA EGG」と平行してNTT系のFTTH接続サービス(フレッツ光など)を行っている。

また、ひろしまケーブルテレビと提携し、同テレビ局のサービス提供地域(広島市廿日市市呉市の全域と、府中町海田町熊野町坂町のそれぞれ一部地域)ではMEGA EGGのIP電話サービスを含めた「トリプルサービス」[1]を2010年6月より提供。福山市の一部ではスカパーJSATと提携してMEGA EGGトリプルサービスによるスカパー!プレミアムサービスの番組配信サービス(光PerfecTV!)の提供、府中市・福山市新市町の各一部ではケーブル・ジョイと提携してMEGA EGGトリプルサービスによる番組配信サービスの提供を行っている。

かつてはアステル中国より事業譲渡を受けたアステルブランドのPHSサービスを行っていたが、現在は終了している。

沿革

  • 1985年 - 情報処理サービスを主体とした中国情報システムサービスCIS)設立。
  • 1992年 - 専用線サービスを主体とした中国通信ネットワークCTNet)設立。
  • 1993年 - 中国地方大手のマンションデベロッパーであるアーバンコーポレイションがISP運営企業であるアーバンエコロジー社(サービス名:アーバンインターネット)を設立。
  • 1999年 - CTNetがアーバンエコロジー社を完全子会社化(後にアーバンインターネットに社名変更)。
  • 2001年10月1日 - アステル中国がCISにPHS事業を譲渡(アステル中国は同年解散)。
  • 2003年 - CISがCTNetと合併し、株式会社エネルギア・コミュニケーションズに社名改称。
  • 2004年5月19日 - アステルPHSの音声サービス新規受付終了。12月9日サービス終了(PHSデータ通信サービスは継続)。
  • 2005年 - アーバンインターネットを合併。
  • 2005年9月30日 - インターネット接続サービス「CIS インターネット」新規契約受付停止。将来的にサービス終了。
  • 2005年11月1日 - オプティキャスト(現:スカパーJSAT)と提携して福山市の一部でMEGA EGGトリプルサービスによるスカパー!の番組配信サービス(光PerfecTV!)の提供を開始。
  • 2006年 - 中国データサービス、中国ネットワークサービスを合併。
  • 2007年2月28日 - 旧アステル系のインフラを継承したPHSデータ通信サービス(MEGA EGG64)及び無線インターネット(MEGA EGGウェーブ)新規契約受付停止。9月30日、MEGA EGG64のサービスを終了。
  • 2007年12月14日 - ケーブル・ジョイ府中市・福山市新市町の各一部でMEGA EGGトリプルサービスによる番組配信サービスの提供に関する業務提携を締結。
  • 2008年2月1日 - 本社を広島市中区小町4番33号の中国電力本社内から広島市中区大手町二丁目11番10号のNHK広島放送センタービル内に移転。
  • 2008年4月21日 - インターネット接続サービス「HIROSHIMA C-DASインターネット」新規契約受付停止。2009年3月31日をもってサービス終了。
  • 2008年5月 - ケーブル・ジョイと提携して府中市・福山市新市町の各一部でMEGA EGGトリプルサービスによる番組配信サービスの提供を開始。
  • 2010年12月1日 - 中国電力から会社分割により、電気事業用光ケーブル関連事業を承継。

関連項目

脚注

外部リンク