エンドラーズ・ライブベアラ

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エンドラーズ・ライブベアラ(Endler's Livebearer, 学名 Poecilia wingei)は、体長3cm - 6cm程の中南米に生息する卵胎生淡水熱帯魚1975年John A. Endler教授ベネズエラから持ち帰ったことにより広く知られるようになった。グッピーと同種として扱われる場合もあるが、2005年にグッピーと同属の別種として記載された[1]2007年5月現在、観賞魚として容易に入手が可能であり、飼育者・ブリーダーが増えてきている。

本種として流通しているものはほとんどがグッピーとの交雑種であり、雄体色の多様性はその交雑に由来するとも考えられている。様々な体色を持つものの、体色の固定を行うアクアリストが存在しまた特別なニックネームで呼ぶ場合がある[注釈 1]。また、ハイブリッドも見られる[2]

生態・飼育

雌雄の性的二型がある。は体格が小さく細身で色鮮やかな体色をし、混血の影響を受けるとラウンドテールではなくなる場合がある。は大きく灰色で腹部がふっくらしている。稚魚の時点では雄雌とも灰色である事から区別がつきにくい。

弱アルカリ性~弱酸性、摂氏22~28度程度と生育環境は比較的幅広い。水質が悪かったりストレスが多いと水カビ病や白点病、尾ぐされ病になる事もある。雑食性で様々な物を食べる。泳ぎは上手で物の動きや照明の変化などに驚くと一斉にすばやく動く。産まれたばかりでも短距離であるが素早く泳ぎ身を隠す。暗くなると非活動的になり眠る。

注釈

  1. 一例として、ラグナ・デ・パトス、ラグナ・デ・パトス オレンジ、ラグナ・デ・パトス ピーコック、ブラックピーコック、お年玉、ホワイトピーコック、イエロートップ、スネークスキン、フレイムテール

出典

関連項目

外部リンク