キャロル・W・グライダー

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ノーベル賞受賞者ノーベル賞
受賞年:2009年
受賞部門:ノーベル生理学・医学賞
受賞理由:テロメアとテロメラーゼによる染色体保護の発見

キャロライン・ウィドニー・「キャロル」グライダーCarolyn Widney "Carol" Greider 1961年4月15日 - )はジョンズ・ホプキンス大学に勤める分子生物学者であり、1984年エリザベス・H・ブラックバーンと共同でテロメラーゼを発見した。染色体の先端にあるテロメアの研究を行ったことで知られている。テロメアとテロメラーゼが染色体を保護する機序の発見により、ブラックバーン、ジャック・W・ショスタクと共同で2009年ノーベル生理学・医学賞が授与された。

経歴

カリフォルニア州デービス出身。1983年にカリフォルニア大学サンタバーバラ校を生物学を専攻し卒業、1987年にカリフォルニア大学バークレー校にてブラックバーンの指導の下、分子生物学で博士を取得している。この時期に、ガンの発生において重要な役割を果たすテロメラーゼをブラックバーンと共同で発見している。この業績で2009年にブラックバーン、ジャック・W・ショスタクとともにノーベル生理学・医学賞が授与された。

ポスドク生活の後、コールド・スプリング・ハーバー研究所に勤め、1997年にはジョンズ・ホプキンス大学に採用されている。

表彰・顕彰

主要論文

  • Greider, C.W. & Blackburn, E.H. (1985) "Identification of a specific telomere terminal transferase activity in Tetrahymena extracts." Cell v.43, (2 Pt. 1) pp. 405–413.
  • Greider, C.W. & Blackburn, E.H. (1996) "Telomeres, Telomerase and Cancer" Scientific American pp. 92–97.

参考文献

外部リンク


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