クライマックスシリーズ

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クライマックス・セ
開催中の大会:
2017年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ
開始年 2007
参加チーム数 3
加盟国 日本の旗 日本
前回優勝 横浜DeNAベイスターズ(初)
最多優勝 読売ジャイアンツ(4回)
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クライマックス・パ
開催中の大会:
2017年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズ
開始年 2007
参加チーム数 3
加盟国 日本の旗 日本
前回優勝 福岡ソフトバンクホークス(2年ぶり4回目)
最多優勝 北海道日本ハムファイターズ
福岡ソフトバンクホークス(4回)
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クライマックスシリーズ(Climax Series)とは、日本野球機構2007年シーズンから導入したポストシーズンゲームの名称である。「Climax Series」を略した「CS」という略記も用いられる。

導入の経緯

2004年から2006年の3シーズンの間、パシフィック・リーグでは、リーグ優勝・日本選手権シリーズ進出決定後の消化試合を出来る限り減らすことを目的に、シーズン上位3球団によるトーナメント方式プレーオフ制度が実施されていた[注 1]。これが興行的に成功を収め、さらに2004年・2005年の2シーズンはいずれもレギュラーシーズンを1位で通過しなかったチームがプレーオフを勝ち上がり、日本選手権シリーズを制した(2006年はレギュラーシーズン1位通過の北海道日本ハムファイターズがプレーオフを制し、そのまま日本シリーズも制した。)ことなどから、2006年にセントラル・リーグでも導入に対する待望論が浮上し、議論が進められた。そして同年9月4日のプロ野球実行委員会で、翌2007年シーズンからセ・リーグでも導入されることが決定され(当時は「ポストシーズンゲーム(PSG)」という仮称が付けられていた)、これに伴って両リーグで実施方式や名称を統一することになった。これに合わせてファンからネーミング案を一般公募し、1948通(メール1438件、ハガキ510件)寄せられた候補を元に検討した結果、名称を「クライマックスシリーズ」とすることが11月14日に決定した[1]。また、リーグ別の呼称も併せて発表され、セ・リーグが「クライマックス セ」、パ・リーグが「クライマックス パ」と決まった。

開始当初はリーグ2位球団対3位球団の対戦を「第1ステージ」(一般のトーナメント戦でいう準決勝・あるいは3位決定戦相当)、リーグ優勝球団対第1ステージ勝利球団の対戦を「第2ステージ」(同決勝戦相当)と称していたが、2010年シーズンから第1ステージを「ファーストステージ」、第2ステージを「ファイナルステージ」にそれぞれ名称変更することになった。これは、まずセ・リーグが同年8月2日のプロ野球実行委員会で改称を報告したもので、これを受けて同じく改称を検討していたパ・リーグもセに同調し、8月16日に改称を発表した。

本記事以下及び関連記事でのステージ名称は原則として当時の名称で表記するが、旧称と現称が混在する場合にはいずれかしか表記しないことがある。また、略称としてファースト(ステージ)を「第1」または「1st」、ファイナル(ステージ)を「最終」、ステージを「S」と表記することがある。

実施方式

クライマックスシリーズから日本シリーズ進出までの道のり

テンプレート:Round8 seed

(H)-そのステージのホームチーム
(☆)-隔年でホーム4:ビジター(アウェー)3の配分が異なる。(基本的に第1戦主管球団がホーム4、第3戦主管球団がホーム3の割合)

クライマックスシリーズは、両リーグの規定日時点でのレギュラーシーズンの成績が3位以上のチームによってステップラダー方式(2ステージ勝ち抜き制)で実施され、日本選手権シリーズの出場権を争う。

パ・リーグは全試合指名打者制を採用し、セ・リーグはこれを用いず9人制とする。

審判は球審・塁審の4名に加え、ライト側とレフト側に1名ずつ配置する6人制が導入される。

クライマックスシリーズでの成績は、チーム・個人共にレギュラーシーズンの記録には加算されない。また後述のとおり、レギュラーシーズンとは別に表彰が行われることやパ・リーグでは協賛者が付いていることから、事実上カップ戦の要素もある。

ファーストステージ(旧称:第1ステージ)

「ファーストステージ」ではレギュラーシーズン2位球団と3位球団が、2位球団の本拠地で3試合制で対戦する。勝利数が多い球団が勝者となり、ファイナルステージへ進出する。引き分け試合が発生し、3試合終了時点での対戦成績が「1勝1敗1分」或いは「0勝0敗3分」と同じ勝敗数になった場合は、2位球団が勝者となる。2試合終了の時点で勝者が決定した場合(「どちらかの球団の2勝」もしくは「2位球団の1勝1分」)、3試合目は行わない。

現称となった2010年以降も、新聞等では旧称と同じく第1ステージと表記されることがある。

ファイナルステージ(旧称:第2ステージ)

「ファイナルステージ」(新聞等では、「最終ステージ」の表記も)ではリーグ優勝球団とファーストステージの勝者が、リーグ優勝球団の本拠地で6試合制で対戦する。リーグ優勝球団にはレギュラーシーズンの成績を反映し、1勝のアドバンテージが与えられる。このアドバンテージによる1勝を含め先に4勝した球団を「クライマックスシリーズ優勝球団」とし、日本選手権シリーズの出場権を得る。ファーストステージ同様、引き分けて同じ勝ち数になった場合は、リーグ優勝球団がクライマックスシリーズ優勝となる[2]。1位球団の五分以上または負け越しのいずれかが決定した時点で終了し、残りの試合は行わない(実例として2008年セ・リーグ第2ステージの巨人対中日がある。第3試合に引き分けが生じ、第4試合で巨人が3勝目(アドバンテージ1含む)を挙げ、残り2試合に中日が連勝しても3勝3敗1分のタイにしかならないため、ステージ突破が決まった)。

ただし初年度の2007年は、前述のアドバンテージを与えない条件下で5試合制(3戦先勝)で対戦した。プレーオフ制度を先行導入していたパ・リーグ側はアドバンテージ制の導入を提案していたが、セ・リーグ側が興行面を理由に消極的だった為、導入は見送られていた。当初は「当面アドバンテージは採用しない」としていたが、その年のセ・リーグ第2ステージで中日がレギュラーシーズン優勝の巨人に3連勝したことをきっかけに、アドバンテージ「復活」(セ・リーグの場合は「新設」)となったという経緯がある。

主催

NPB(日本野球機構)の主催となる日本シリーズと異なり、主催はレギュラーシーズン同様にホームチームである。そのため、テレビ中継も基本的にレギュラーシーズンの中継を行っている放送局(BS・CS放送など、球団制作映像を全試合放送する放送局)が実施する。BSの無料放送がない場合はNHK BS1でも放送する場合がある。また、地域によっては地上波での中継も実施される。放映権も参照。

なお、チケットについても同様にホームチームが発売する。ただし、チケットの取り扱いについては、レギュラーシーズン同様開催日に対して有効とする場合と、日本シリーズ同様に第○戦に対して有効とする場合の両方がある。雨天等により中止となった場合、前者の場合は払い戻しとなり、後者の場合は有効日繰り下げとなる。

チケットの価格は球団によって違いはあるがレギュラーシーズンより高めになるケースが多い。例外として西武は「応援感謝価格」と称して安価に設定することが多い。

試合開始前の中止決定権は主催球団には無い(後述)。

中止・ノーゲーム及び振替試合

開催日程には予備日が設けられ、悪天候等で中止・ノーゲームとなった場合は原則として翌日以降に順延される。ただし、予備日を含めた日程で全試合を開催できなかった場合には、予備日以降の順延は行わずに開催打ち切りとなり、その時点の勝敗でステージ勝者を決定する。勝利数が同数の場合は、レギュラーシーズン上位チームがステージ勝者となる。中止の有無がステージの勝敗に関わるため、レギュラーシーズン終盤同様[注 2]、試合開始前までは各リーグの責任者が中止決定権を持つ。試合開始後はどの試合とも同じく審判団が判断する。

パ・リーグでは2試合以上の試合が中止・順延となり、予備日最終日の1日前までに決着がつかない場合はダブルヘッダーを行う場合がある(ただし勝敗によっては1試合目のみで終わる)。2013年のファイナルステージ[3]では、中止試合が発生した[4]ことで初めて開催の可能性が生じたものの、中止はその1試合のみで、予備日前にステージ勝利チームが決定した[注 3]

一方、セ・リーグではダブルヘッダーは実施していない[5]台風の接近が予測された2014年の1stステージにおいても、パ・リーグでは実施の可能性があったものの[6]。セ・リーグでは実施予定がなかった。このため、仮に2位チームが第1戦に勝利しその後2日間中止になった場合には、予備日の試合を行うことなくステージ勝利が決定する可能性もあった[7]。なお、結果的には台風接近前に開催した2試合でステージ勝利チームが決まったため、試合を消化せずに打ち切りとなる事態は回避された。2017年にも天候不良でセ・リーグ1stステージの開催が危ぶまれ、2位チームが第1戦に勝利した後の第2戦はグラウンドが水浸しの中強行され物議を醸した[8]

選手登録

出場できる選手は当該シーズンの8月31日時点で出場球団に支配下選手登録され、且つCS開催時点においても引き続き出場球団に支配下登録されていることが条件となる。レギュラーシーズン同様、28人以内の出場選手登録された選手の中から25人以内のベンチ入り選手が出場でき、登録抹消となった選手は10日間再登録できない。なお、この規定はレギュラーシーズンから継続して適用される。期間前に改めて白紙から登録されるわけではなく、レギュラーシーズン終了からCS開幕までの間に出場選手登録を抹消された場合、CSが開幕しても抹消日から10日経過しないと再登録できない。2017年より導入された引退試合特例制度を用いて出場選手登録し、抹消された選手は本シリーズに出場できない。

全選手の出場登録抹消

2011年より、レギュラーシーズンの全日程終了後、CSの初試合まで10日以上空く場合は、自動的に全選手が出場選手登録を抹消される。ただし、再登録時の全選手にその間のFA権関係での登録日数と追加参稼報酬(1軍最低年俸の1,500万円に満たない場合に、登録日数に応じて1,500万円を上限に加算する額)が認められる。これは、2010年のレギュラーシーズン全日程終了後に中日ドラゴンズが全選手の出場選手登録を抹消したことを受けて2011年にルールとして明文化したもので、この中日の事例についても遡って適用される[9]

全選手の出場選手登録が抹消された例
年度 球団 リーグ 順位 終了日 抹消日 参加ステージ CS初戦
2011年 日本ハム 2 10月18日 10月19日 ファースト 10月29日
西武 3
中日 1 10月20日 10月21日 ファイナル 11月2日
ソフトバンク 1 10月22日 10月23日 ファイナル 11月3日
2014年 ソフトバンク 1 10月2日 10月3日 ファイナル 10月15日
2016年 日本ハム 1 9月30日 10月1日 ファイナル 10月12日
広島 1 10月1日 10月2日 ファイナル 10月12日
2017年 広島 1 10月1日 10月2日 ファイナル 10月18日

予告先発

予告先発は2017年現在、パ・リーグでのみ実施されている。セ・リーグは2012年の公式戦より予告先発を実施しているが、クライマックスシリーズでは2017年まで実施されていなかった。2018年よりセ・リーグでも予告先発が実施される。

ただし、第2戦以降の予告先発の発表は、レギュラーシーズンとは異なり、当日の試合終了後となる(翌日にも試合が行われる場合のみ)。このため、翌日の先発候補投手を複数名準備させておき、当日の勝敗に応じて翌日の先発を決めるといった戦略も可能となる。

レギュラーシーズンでは、翌日の予告先発の発表は、当日の試合開始までに既に行っている(翌日にも試合が行われる場合のみ)。そのため、上記のような戦略を採る事は不可能である。

延長・引き分け

延長戦のイニング制限はセ・パともにレギュラーシーズンと同じ12回と定められており、12回を終えても同点の場合は引き分け試合となるが、引き分けが生じても再試合は行わない。引き分けを含め、ステージ勝者が確定した場合には残りの試合を開催しない。

また、セ・リーグでは2013年より、パ・リーグでは2015年より、勝つか引き分けで上位チームのステージ勝利が確定する試合では、12回表終了または12回裏途中で同点となった時点で試合を打ち切り、コールドゲームとする事に改正された[10][11]。該当事例は2014年のセ・リーグのファーストステージで初めて発生した。なお、この改正前の2011年にパ・リーグで該当する事例があり、この時は通常通り12回裏を実施した(結果は1位チームのサヨナラ勝ち)。

2011年・2012年のレギュラーシーズンで採用していた特別ルール(延長戦に関しては、試合開始から3時間30分経過後は新しいイニングに入らない)はクライマックスシリーズでは適用せず。時間制限なしで最大12回まで行った[注 4]

「リーグ順位」の決定方式

セ・リーグ、パ・リーグは共にレギュラーシーズンの成績によってのみ、そのシーズンのリーグ順位を確定する。リーグ優勝制度が維持されるため、クライマックスシリーズによる順位の入れ替えは行わない(但し、クライマックスシリーズ優勝球団の表彰は別途行う)。プロ野球ドラフト会議(年度により、大学生・社会人ドラフト)の指名順も、レギュラーシーズンの最終順位を基準に決定する。

レギュラーシーズンの順位については「クライマックスシリーズ開幕予定日の2日前までに組み込まれた日程終了時点での順位をもって確定する」と定めており、クライマックスシリーズの出場球団もこの時点の順位を元に決定する。

なお、出場チームや上位の順位形成に影響がなければ1stステージ開幕後でもレギュラーシーズンの試合を開催することは可能であり、2013年は1stステージ開催日の10月12日・13日に楽天(優勝)対オリックス(Bクラス確定)戦を開催した[12]

また、2014年はセ・リーグで特に、雨天中止による日程消化の問題が生じたため、消化試合の扱いが検討されたが、同シリーズへの出場チームは規定に沿って1stステージ開幕2日前の10月9日終了時の順位を参考として決定、またリーグ戦は基本的にこの10月9日までに全試合の日程を消化させることを大前提として試合を行うが、それでも消化試合が残った場合でも、極力同年度の日本シリーズ開幕前の10月20日までにすべての日程を消化させ、各チーム144試合ずつを消化した段階での順位で最終順位を決めるという取り決めがなされた[13]

従ってリーグ優勝が確定しないままにクライマックスシリーズ進出となるケースや、実際の確定順位と、クライマックスシリーズ出場選考のための順位が異なり、クライマックスシリーズに出場しても、最終的に実順位でBクラス(その逆で実順位はAクラスだが、クライマックスシリーズ出場を逃す)、ないしは実順位は3位でも選考順位2位で1stステージ主管権を得るなどといったケースが発生する恐れもありえたが、10月7日までに全日程が終了したため、このようなケースにはならなかった。

レギュラーシーズンの順位は勝率を基準とする。勝率の計算式については、引き分けを除外した次の公式が用いられている。

勝率=勝利数÷(試合数-引き分け試合数)=勝利数÷(勝利数+敗戦数)。尚、勝率が並んだ場合は以下のように順位を決める。

セ・リーグ[10]

  1. 勝利数が多い球団
  2. 直接対決で勝ち越している球団
  3. 前年度順位の上位球団

パ・リーグ

  1. 直接対決で勝ち越している球団(3チーム以上並んだ場合は当該チーム間でまとめて比較)
  2. セ・パ交流戦を除いたリーグ戦(全125試合[注 5])における勝率
  3. 前年度順位の上位球団

(例)同勝率で並んでいるA球団とB球団がある場合(143試合制での換算)

  • A球団が70勝70敗3分、B球団が71勝71敗1分、A球団とB球団の直接対決でA球団が13勝、B球団が12勝だった場合、セ・リーグでは勝ち数の多いB球団が上位、パ・リーグでは直接対決で勝ち越しているA球団が上位となる。万が一、勝敗数や対戦成績が同じ場合には一発勝負のプレーオフは行わず、セ・リーグは前年度順位の上位球団、パ・リーグは交流戦を除いたリーグ戦での勝率の高い方が上位となる(リーグ戦勝率も同じ場合は前年度順位の上位球団)。
なお、セ・リーグの同勝率で勝利数が異なるケースは5割以外の場合は勝率6割(84勝56敗3分 貯金28、81勝54敗8分 貯金27)や勝率6割6分7厘(94勝47敗2分 貯金47、92勝46敗5分 貯金46)といった切りの良い勝率と非常に稀なケースに限られてくる。また、パ・リーグの「交流戦を除いた勝率」は、交流戦の勝率が低かった方ということになる(交流戦での勝率の低いチームの方がリーグ戦に占める勝ちが多いため)。

この同率でも必ず違う順位にする順位決定方法はクライマックスシリーズが始まってからその実施のために決定されたものであり、それまでは同じ順位になることがあった。

クリンチナンバー

2009年までのシーズン終盤には、共同通信社がクライマックスシリーズ進出決定となる3位以内(いわゆるAクラス)が確定するまでの最少勝敗数を「クライマックスシリーズ進出マジックナンバー」として配信し、各メディアはこれを両リーグの順位表等と共に表示していた。これはリーグ優勝が確定するまでの勝利数を示す「マジックナンバー」に準ずるものだが、3位以内が条件となるとマジック点灯チームもマジック対象チームも複数となる上、最少勝数を求めるにはリーグの残り全試合の勝敗パターンをシミュレーションする必要があるなど計算方法が非常に複雑で、また引き分け試合が多く発生した場合など特定の条件では計算がより複雑になり、最少勝敗数に達しない可能性もあるなど算出はシステム的に困難で、特に2009年9月には共同通信社の計算プログラムに不具合が発生し、進出マジックの算出を巡って混乱が生じたことなどから「目安としては相応しいものではない」と指摘されていた。

こうした経緯から2010年、共同通信社は情報・システム研究機構統計数理研究所と共同でクライマックスシリーズ進出までの目安を算出する方式「クライマックスシリーズ・クリンチナンバー」を開発。最適化手法を用いて計算の必要のないパターンを排除することによって、短時間で最小数を計算することが可能となった。クリンチナンバーとはクライマックスシリーズ進出を確定するために必要な最少の勝利数で、ゼロになると進出決定となり「☆」で示される。逆にクリンチナンバーが残り試合数を越えた場合は自力での進出の可能性が消滅する。この場合はクリンチナンバーも消滅し、「△」で示される。さらに、進出の可能性が完全に消滅する4位以下(いわゆるBクラス)が確定した場合は「×」で示される。

「クリンチ (Clinch) 」には「決着を付ける」という意味があり、メジャーリーグベースボールでは地区優勝やプレーオフ進出決定までの目安の数字を「クリンチナンバー」と呼んでいる。なお共同通信社はこのクリンチナンバー開発にあたって同年7月28日に特許申請を行い、8月10日から各メディアへの配信を開始している。

表彰

チーム賞

優勝チームに対し、主催連盟よりセ・リーグは優勝盾(銀皿)、パ・リーグは優勝旗を額に入れた物を贈呈する。

個人賞

両リーグともファイナル(第2)ステージにて最も活躍した選手にMVP(最優秀選手)を表彰している。但しパ・リーグは導入当初の2007年からに対し、セ・リーグは1年遅れて2008年に導入した。2007年のパ・リーグのみ、第1ステージでもMVPを表彰した。

歴代クライマックスシリーズMVP
年度 セントラル・リーグ パシフィック・リーグ
選手名 所属球団 ステージ 選手名 所属球団
2007 制定なし - 第1 サブロー ロッテ
第2 ダルビッシュ有 日本ハム
2008 A.ラミレス 巨人 涌井秀章 西武
2009 脇谷亮太 巨人 T.スレッジ 日本ハム
2010 和田一浩 中日 第1 里崎智也 ロッテ
Final 成瀬善久
2011 吉見一起 中日 内川聖一 ソフトバンク
2012 石井義人 巨人 糸井嘉男 日本ハム
2013 菅野智之 巨人 田中将大 楽天
2014 呉昇桓 阪神 吉村裕基 ソフトバンク
2015 川端慎吾 ヤクルト 内川聖一 ソフトバンク
2016 田中広輔 広島 中田翔 日本ハム
2017 J.ロペス DeNA 内川聖一 ソフトバンク

その他、2007年のパ・リーグでは第2ステージで活躍したMVP以外の選手に敢闘賞を表彰し、2010年以降のパ・リーグでは、ファーストステージで最も活躍した選手、およびファイナルステージで活躍したMVP以外の選手において、それぞれ特別賞を表彰している。

記録

勝利チーム名のうち、当シリーズ優勝(日本シリーズに出場)したチームは太字で示す。チーム名に続く括弧内はレギュラーシーズンの順位(1位は優勝チーム)。星取表の☆/★はアドバンテージ(下表のA)による1勝/1敗を表す。

クライマックス セ

開催年 ステージ 開催球場 勝利チーム 成績 星取表 敗戦チーム
名称 試合制 A 1 2 3 4 5 6
2007年
詳細
第1 3 ナゴヤドーム 中日(2位) 2勝0敗 - 阪神(3位)
第2 5 東京ドーム 3勝0敗 - - 巨人(1位)
2008年
詳細
第1 3 京セラドーム大阪[注 6][注 7] 中日(3位) 2勝1敗 阪神(2位)
第2 6 東京ドーム 巨人(1位)[注 8] 3勝1敗1分 - - 中日
2009年
詳細
第1 3 ナゴヤドーム 中日(2位) 2勝1敗 ヤクルト(3位)
第2 6 東京ドーム 巨人(1位) 4勝1敗 - - 中日
2010年
詳細
ファースト 3 阪神甲子園球場 巨人(3位) 2勝0敗 - 阪神(2位)
ファイナル 6 ナゴヤドーム 中日(1位) 4勝1敗 - - 巨人
2011年
詳細
ファースト 3 明治神宮野球場 ヤクルト(2位) 2勝1敗 巨人(3位)
ファイナル 6 ナゴヤドーム 中日(1位) 4勝2敗 - ヤクルト
2012年
詳細
ファースト 3 ナゴヤドーム 中日(2位) 2勝1敗 ヤクルト(3位)
ファイナル 6 東京ドーム 巨人(1位) 4勝3敗 中日
2013年
詳細
ファースト 3 阪神甲子園球場 広島(3位) 2勝0敗 - 阪神(2位)
ファイナル 6 東京ドーム 巨人(1位) 4勝0敗 - - - 広島
2014年
詳細
ファースト 3 阪神甲子園球場 阪神(2位) 1勝1分 - 広島(3位)
ファイナル 6 東京ドーム 4勝1敗 - - 巨人(1位)
2015年
詳細
ファースト 3 東京ドーム 巨人(2位) 2勝1敗 阪神(3位)
ファイナル 6 明治神宮野球場 ヤクルト(1位) 4勝1敗 - - 巨人
2016年
詳細
ファースト 3 東京ドーム DeNA(3位) 2勝1敗 巨人(2位)
ファイナル 6 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 広島 (1位) 4勝1敗 - - DeNA
2017年
詳細
ファースト 3 阪神甲子園球場 DeNA(3位) 2勝1敗 阪神(2位)
ファイナル 6 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 4勝2敗 - 広島(1位)

クライマックス パ

開催年 ステージ 開催球場 勝利チーム 成績 星取表 敗戦チーム
名称 試合制 A 1 2 3 4 5 6
2007年
詳細
第1 3 千葉マリンスタジアム ロッテ(2位) 2勝1敗 ソフトバンク(3位)
第2 5 札幌ドーム 日本ハム(1位) 3勝2敗 ロッテ
2008年
詳細
第1 3 京セラドーム大阪 日本ハム(3位) 2勝0敗 - オリックス(2位)
第2 6 県営大宮(第1戦)
西武ドーム(第2戦以降)
西武(1位) 4勝2敗 - 日本ハム
2009年
詳細
第1 3 クリネックススタジアム宮城[注 9] 楽天(2位) 2勝0敗 - ソフトバンク(3位)
第2 6 札幌ドーム 日本ハム(1位) 4勝1敗 - - 楽天
2010年
詳細
ファースト 3 西武ドーム ロッテ(3位) 2勝0敗 - 西武(2位)
ファイナル 6 福岡Yahoo! JAPANドーム 4勝3敗 ソフトバンク(1位)
2011年
詳細
ファースト 3 札幌ドーム 西武(3位) 2勝0敗 - 日本ハム(2位)
ファイナル 6 福岡Yahoo! JAPANドーム ソフトバンク(1位) 4勝0敗 - - - 西武
2012年
詳細
ファースト 3 西武ドーム ソフトバンク(3位) 2勝1敗 西武(2位)
ファイナル 6 札幌ドーム 日本ハム(1位) 4勝0敗 - - - ソフトバンク
2013年
詳細
ファースト 3 西武ドーム ロッテ(3位) 2勝1敗 西武(2位)
ファイナル 6 日本製紙クリネックス
スタジアム宮城[注 9]
楽天(1位) 4勝1敗 - - ロッテ
2014年
詳細
ファースト 3 京セラドーム大阪 日本ハム(3位) 2勝1敗 オリックス(2位)
ファイナル 6 福岡ヤフオク!ドーム ソフトバンク(1位) 4勝3敗 日本ハム
2015年
詳細
ファースト 3 札幌ドーム ロッテ(3位) 2勝1敗 日本ハム(2位)
ファイナル 6 福岡ヤフオク!ドーム ソフトバンク(1位) 4勝0敗 - - - ロッテ
2016年
詳細
ファースト 3 福岡ヤフオク!ドーム ソフトバンク(2位) 2勝0敗 - ロッテ(3位)
ファイナル 6 札幌ドーム 日本ハム(1位) 4勝2敗 - ソフトバンク
2017年
詳細
ファースト 3 メットライフドーム 楽天(3位) 2勝1敗 西武(2位)
ファイナル 6 福岡ヤフオク!ドーム ソフトバンク(1位) 4勝2敗 - 楽天

セ・パ共通のクライマックスシリーズが導入される前の成績に関しては、該当項目を参照。

チーム別成績

  • 2017年度まで
    ※各チームの試合数・勝敗・勝率にファイナル(第2)ステージでのアドバンテージは含まない。また、出場回数に記された順位はレギュラーシーズンの順位である。
  • 「1st S」は「ファーストステージ」(2009年までは「第1ステージ」)、「最終S」は「ファイナルステージ」(2009年までは「第2ステージ」)。
  • 各ステージの「突破/出場」は、分母が出場回数、分子がステージ突破の回数。0のみは出場なし。
セントラルリーグ
球団 出場回数 1st S 最終S 試合 勝率
1位 2位 3位 合計 突破/出場 突破/出場
中日 2 3 1 6 4/4 3/6 37 22 14 1 .611
巨人 6 2 2 10 2/4 4/8 43 19 23 1 .452
ヤクルト 1 1 2 4 1/3 1/2 18 9 9 0 .500
阪神 0 5 2 7 1/7 1/1 21 8 12 1 .400
広島 2 0 2 4 1/2 1/3 16 6 9 1 .400
DeNA 0 0 2 2 2/2 1/2 15 9 6 0 .600
パシフィックリーグ
球団 出場回数 1st S 最終S 試合 勝率
1位 2位 3位 合計 突破/出場 突破/出場
日本ハム 4 2 2 8 2/4 4/6 38 22 16 0 .579
ソフトバンク 5 1 3 9 2/4 4/7 41 21 20 0 .512
ロッテ 0 1 4 5 4/5 1/4 32 15 17 0 .469
西武 1 4 1 6 1/5 1/2 21 8 13 0 .380
楽天 1 1 1 3 2/2 1/3 18 10 8 0 .555
オリックス 0 2 0 2 0/2 0 5 1 4 0 .200

レギュラーシーズン順位別の本シリーズ優勝回数

チーム名の太字はその年の日本シリーズ優勝チーム。

セントラル・リーグ
順位 優勝回数 年度 チーム名
1位 8 2008年 巨人
2009年 巨人
2010年 中日
2011年 中日
2012年 巨人
2013年 巨人
2015年 ヤクルト
2016年 広島
2位 2 2007年 中日
2014年 阪神
3位 1 2017年 DeNA
パシフィック・リーグ
順位 優勝回数 年度 チーム名
1位 10 2007年 日本ハム
2008年 西武
2009年 日本ハム
2011年 ソフトバンク
2012年 日本ハム
2013年 楽天
2014年 ソフトバンク
2015年 ソフトバンク
2016年 日本ハム
2017年 ソフトバンク
2位 0
3位 1 2010年 ロッテ

冠スポンサー

パ・リーグは毎年全球団連名で冠スポンサーを募っているが、セ・リーグではステージごとに主催球団が冠スポンサーを募っており、冠のつかない場合も多い。(太文字は「タイトル協賛」の企業・団体)

パ・リーグ セ・リーグ
協賛企業 タイトル 協賛企業 タイトル
2007 ヨドバシカメラ
第一生命
スカイパーフェクTV!
「2007 ヨドバシカメラ クライマックス パ」[14] NTTドコモ(特別協賛)
イトーヨーカドー
第一生命
Joshin
ぴあ
(なし)
2008 J SPORTS
西武鉄道
プリンスホテル
「2008 J SPORTS クライマックス パ」[15] KDDI
イトーヨーカドー
日本グッドイヤー
2009 クリック証券 「2009 クリック証券 クライマックス パ」[16] セブン&アイ・ホールディングス
2010 マニュライフ生命保険 「2010マニュライフ生命 クライマックス パ」 1st ダンディハウス 「ダンディハウス クライマックス セ・ファーストステージ」[注 10]
ファイナル (なし)
2011 「2011マニュライフ生命 クライマックス パ」 1st モバプロモブキャスト 「モバプロPresents 2011 クライマックスファーストステージ・セ」
ファイナル (なし)
2012 「2012マニュライフ生命 クライマックス パ」 1st (なし)
ファイナル 伊藤ハム
モブキャスト
「2012 伊藤ハム クライマックスシリーズ・セ ファイナルステージ」
2013 モブキャスト 「2013 Mobcast クライマックスシリーズ・パ」[17] 1st セブン-イレブン 「2013 セブン-イレブンクライマックスシリーズ セ ファーストステージ」[注 11]
ファイナル アットホーム 「2013 アットホーム クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ」[18]
2014 ローソン 「2014 LAWSON クライマックスシリーズ・パ」[19] 1st ローソン 「2014 LAWSON クライマックスシリーズ・セ ファーストステージ」[20]
ファイナル アットホーム 「2014 アットホーム クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ」[21]
2015 SMBC日興証券 「2015 SMBC日興証券クライマックスシリーズ・パ」[22] 1st アットホーム 「2015 アットホーム クライマックスシリーズ・セ 1stステージ」[23]
ファイナル マイナビ 「2015 マイナビ クライマックスシリーズ・セ ファイナルステージ」[24]
2016 日本通運 「2016 日本通運クライマックスシリーズ・パ」[25] 1st アットホーム 「2016 アットホーム クライマックスシリーズ・セ 1stステージ」
ファイナル マツダ 「2016 マツダ クライマックスシリーズ・セ ファイナルステージ」[26]
2017 ローソンHMVエンタテイメント 「2017 ローソンチケットクライマックスシリーズ・パ」 1st グンゼ 「2017 GUNZE クライマックスシリーズ・セ 1stステージ」
ファイナル マツダ 「2017 マツダ クライマックスシリーズ・セ ファイナルステージ」

課題

レギュラーシーズンの後に上位チームによるトーナメントを行うリーグは日本国内だけでなく世界でも珍しくないが(プレーオフ参照)、豊田泰光など実施自体に反対を表明する者も少なくない。また広澤克実など出場条件に批判を唱える者もいる[27]

これらの意見ではレギュラーシーズン1位以外のチーム同士の対戦になることや、勝率5割未満のいわゆる「借金」チームでも日本シリーズに駒を進める(ひいては同シリーズで優勝してしまう)という可能性があること、6チーム中3チームが出場できることなどが批判の対象[28]となっている。

しかしシリーズ自体の入場者数が多いことや消化試合が少なくなる[注 12]など興行としての効果は高く、クライマックスシリーズ開始後からは運営・経営側から運営見直しについて意見が公表されることは皆無である。

脚注

  1. またこの時代は、日本シリーズ出場権はもとよりリーグ優勝をもかけたプレーオフであり、第1ステージ勝利球団が日本シリーズに進出した場合は第1ステージ勝利球団がリーグ優勝球団という扱いであった。
  2. 連盟管理節と呼ばれる。それ以前はホームゲーム側が中止を決定できる。
  3. 同ステージは、2004 - 2006年のパ・リーグのプレーオフ、2007年以降の両リーグのCSを通じて初の、屋外球場開催のファイナル(第2)ステージであった。また、試合が中止となるのも2004年以降のプレーオフ・両リーグのCSを通じて初の事例であった
  4. なお2011年のクライマックスシリーズはセ・パとも引き分け試合はなく、延長戦はパのファーストステージ第1戦(延長11回)と同ファイナルステージ第3戦(延長12回)の計2試合があった。
  5. 2007年 - 2014年は120試合
  6. 2008年のセの第1ステージは、阪神の本拠地である甲子園球場が全面改修のため当初から10月以後使用できないという取り決めがあり、京セラドームでの振り替え開催を行った。
  7. もし2008年にオリックスが優勝、阪神が2位となった場合には、パの第2ステージとセの第1ステージの日程が重なり、本拠地のオリックスにドーム使用の優先権がある為、セの第1ステージをスカイマークスタジアムで開催する可能性があった。また、オリックス、阪神がともに優勝となった場合も、10月22日10月23日においてパとセの第2ステージの日程が重なる可能性がある為、同様にこの2日間のみあるいは全日程において、セの第2ステージをスカイマークスタジアムで開催する可能性があった。これは、改修工事が始まった前年の2007年から両球団で取り決めがあり、オリックスまたは阪神が優勝した場合は、阪神の第1ステージ、第2ステージをスカイマークスタジアムを使用する事が予め決まっており、2008年も同様な扱いであるとされた。
  8. 第4試合終了時点ではアドバンテージ込みで3勝(実勢2勝)だったが、第3試合での引き分けがあり、仮に残り2試合で中日が連勝してタイにもつれたとしても、規定により「上位球団の勝ち抜け」とする扱いから、第5試合以後は省略され、巨人が優勝・日本シリーズ出場権獲得となった
  9. 9.0 9.1 当球場は、2008年からの命名権を取得した日本製紙が同年に発覚した古紙配合率偽装問題を受け、2008年から2010年までは社名を外した「クリネックススタジアム宮城」が正式名称となった。2011年から2013年までは当初の予定であった社名を冠した「日本製紙クリネックススタジアム宮城」が正式名称であるが、上記の社名なしの旧称も引き続き用いられていた。
  10. リーグとしての冠協賛は設定されなかった(以下セ・リーグについては同様)ものの、阪神タイガースが主催権を得た場合はダンディハウスが協賛に付くという契約がなされ、阪神がリーグ2位となったことに伴い、ファーストステージの冠スポンサーとして「ダンディハウス クライマックス セ・ファーストステージ」と銘打って開催した。
  11. 阪神タイガースが主催権を得た場合はセブン-イレブンが協賛に付くという契約がなされ、阪神がリーグ2位となったことに伴い、ファーストステージの冠スポンサーとなった。
  12. 順位決定のかかった2011年・2013年の西武のシーズン最終戦は、平日ナイターで休日デーゲーム並みの動員を記録した。

出典

  1. ポストシーズンゲーム(PSG)ネーミングは「クライマックスシリーズ」に決定 - 日本野球機構・2006年11月14日付けプレスリリース《2017年9月21日閲覧;現在はインターネットアーカイブ内に残存》
  2. 一例・2011年度「クライマックスシリーズ・セ」開催概要」《日本野球機構Webサイトより(2017年9月21日閲覧;現在はインターネットアーカイブ内に残存)》
  3. 「モブキャスト クライマックスシリーズ パ」Kスタ宮城開催時の試合開始時間・チケット販売概要のお知らせ - 2013年9月27日 東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイト
  4. 10月20日(日)千葉ロッテマリーンズ戦(『mobcast クライマックスシリーズ パ』ファイナルステージ) 雨天中止のお知らせ - 2013年10月20日 東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイト
  5. 2015年度「クライマックスシリーズ・セ」開催概要 - 日本野球機構Webサイトより《2017年9月21日閲覧;現在はインターネットアーカイブ内に残存》
  6. 「2014 ローソン クライマックスシリーズ パ」チケット販売要項決定 - 2014年9月12日 オリックス・バファローズオフィシャルサイト
  7. 台風影響 阪神 1勝でもOK!?試合なしで勝ち上がりの可能性も - 2014年10月11日 Sponichi Annex
  8. 予備日1日、ダブルヘッダーなし…CS日程不備が招いた“泥試合”(Sponichi Annex・2017年10月16日)
  9. パシフィック・リーグ略史(2001年~) - パシフィック・リーグ公式サイト《2017年9月21日閲覧(「2011年10月3日」の項参照);現在はインターネットアーカイブ内に残存》
  10. 10.0 10.1 2013年度「クライマックスシリーズ・セ」開催概要 - 日本野球機構Webサイトより《2017年9月21日閲覧;現在はインターネットアーカイブ内に残存》
  11. 2015年度クライマックスシリーズに関するパ・リーグ・アグリーメント(抜粋) - 日本野球機構Webサイトより《2017年9月21日閲覧;現在はインターネットアーカイブ内に残存》
  12. 【試合日程変更】10月12日(土)・13日(日)Kスタ宮城でオリックス戦 - 2013年10月2日 東北楽天ゴールデンイーグルス オフィシャルサイト
  13. セ・リーグ、10月9日までの日程消化を最優先 - 朝日新聞・2014年9月25日付け掲載記事《2017年9月21日閲覧;現在はテキストデータのみインターネットアーカイブ内に残存》
  14. 冠協賛社にヨドバシカメラ - 日刊スポーツ・2007年9月30日付《2017年9月21日閲覧;現在はインターネットアーカイブ内に残存》
  15. J SPORTSプレスリリース
  16. プレスリリース(クリック証券・2009年8月25日)
  17. モブキャストがパ・リーグCSスポンサー - 日刊スポーツ・2013年9月12日付け《2017年9月21日閲覧;現在はインターネットアーカイブ内に残存》
  18. アットホーム株式会社がCSセ ファイナルステージの冠協賛社に決定読売ジャイアンツ公式サイト2013年9月26日付け。2013年10月5日閲覧)
  19. クライマックスのスポンサーにローソン=プロ野球パ・リーグ - 時事通信2014年9月19日付け掲載記事《2017年9月21日閲覧;現在はインターネットアーカイブ内に残存》
  20. クライマックスシリーズ セ ファーストステージのスポンサーシップ契約締結について阪神タイガース2014年10月2日付け。10月3日閲覧)。阪神タイガースが主催権を得た場合にローソンの協賛がつくという契約が発効する
  21. アットホーム株式会社がCSセ ファイナルステージの冠協賛社に決定(読売ジャイアンツ公式サイト2014年9月27日付け。2014年9月28日閲覧)
  22. 「2015年度パシフィック・リーグ クライマックスシリーズ」に冠協賛SMBC日興証券 2015年9月11日 9月18日閲覧)
  23. 「クライマックスシリーズ セ」の冠協賛社にアットホーム株式会社(讀賣ジャイアンツ2015年9月29日 10月1日閲覧) 読売ジャイアンツがレギュラーシーズン2位でクライマックスシリーズ主管開催権を得て進出することが決まったために発効
  24. 株式会社マイナビがCSセ ファイナルステージ/ファーストステージの冠協賛社に決定東京ヤクルトスワローズ2015年10月1日 10月2日閲覧) 東京ヤクルトスワローズがレギュラーシーズン1位でクライマックスシリーズ主管開催権を得て進出することが決まったために発効
  25. 日通が今年パ・リーグCSの冠スポンサーに ファーストSは10月8日開幕(『Full-count』2016年8月29日 2016年9月9日閲覧)
  26. マツダがCSセ ファイナルステージの冠スポンサーに決定(9月25日閲覧) 広島東洋カープがレギュラーシーズン1位でクライマックスシリーズ主管開催権を得て進出することが決まったために発効
  27. 広澤克実 (2013年10月13日). “理不尽CS、巨人が負けたら変わるのか” (日本語). 日本経済新聞. . 2013閲覧.
  28. 広澤克実 (2014年10月12日). “緩すぎるCSに限界 前後期制も一案” (日本語). 日本経済新聞. . 2014閲覧.

関連項目


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