サンエー (沖縄県)

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ファイル:San-a naha.jpg
サンエー第1号店である「那覇店」(現在はマツモトキヨシとして営業)

株式会社サンエー: SAN-A CO., LTD.)は、沖縄県宜野湾市に本社を置く総合小売会社である。2009年(平成21年)現在、スーパーマーケットショッピングセンターで店舗数と売上高が共に沖縄県内で第1位で、さらにホテルレストランも運営している。ニチリウグループの企業の1つでもある。また県外の企業とFC契約で沖縄県内への出店を多く手掛ける。

概要

2014年(平成26年)2月期の売上構成は衣料品9.8%、住居関連用品28.5%、食料品56.9%、外食4.6%、CVS0.2%となっている。

本土の小売企業とフランチャイズ契約や業務提携を結んでおり、沖縄県内のエディオン(旧:デオデオ)やマツモトキヨシはサンエーが経営している。また、沖縄県のコンビニエンスストアローソンもサンエーが子会社として運営されている。
(ショッピングセンターの食品売り場及び、「食品館」と呼ばれる食料品専門店では、ローソンのPB商品である「ローソンセレクト」を冷凍食品系を中心に販売している)

沖縄県の同業で初めてポイントカードを導入した。系列ホテルでの宿泊やエディオン、マツモトキヨシ(いずれも沖縄県内の店舗のみ)でもポイントが加算される。2008年(平成20年)2月から、随時各店舗にEdy(サンエーEdyカード)を導入している。

なお、独自のビール券を発行していたことがある。

また、奇数日には商品入荷量が多く、偶数日の2-3倍程度。

沿革

  • 1950年(昭和25年)1月 - 平良市(現・宮古島市平良)下里に折田喜作が「オリタ商店」を創業。
  • 1964年(昭和39年) - それまでの「オリタ商店」を、3階建て270坪増築すると同時に、名称を「オリタ百貨店」 に改名。
  • 1970年(昭和45年)5月 - 総合衣料専門店(セルフサービス)の開業を目的として、那覇市安里で、株式会社サンエーを設立。(アメリカ統治下であり資本金は5万ドルであった。)同時期に、同所で那覇店をオープン。
  • 1974年(昭和49年)1月9日 - ホテル業スタート。那覇市久米に「ホテルサンワ」オープン。
  • 1975年(昭和50年)7月 - 大阪府大阪市中央区に大阪事務所を開設。拠点のターゲットは、仕入れと情報収集であった。
  • 1977年(昭和52年)6月 - 沖縄市胡屋のファミリープラザコザ店(現:中の町タウン付近)に食品部門を開設。以降、大型総合店舗が次々と開設される。
  • 1981年(昭和56年)5月 - 宜野湾市真栄原に本社を移転。
  • 1982年(昭和57年)9月 - 流通部門強化のため、子会社として「サンエー運輸株式会社」を設立。
  • 1984年(昭和59年)11月 - 宜野湾市大山に大山流通センター開設。ディストリビューションセンター(DCセンター)を稼動。
  • 1985年(昭和60年)
    • 流通センター内にプロセスセンター開設。
    • 5月 - 宜野湾市大山に本社を移転。
    • 6月 - 大山流通センター内に生鮮加工センター(現:食品加工センター)を開設。
    • 11月 - 浦添市城間に、沖縄県で初めての郊外型ショッピングセンター「マチナトショッピングセンター」オープン。
  • 1988年(昭和63年) - 沖縄県のローカル企業で初めて1億円の私募債を発行。
  • 1989年(平成元年)9月 - 仕入の強化を図るため、ニチリウグループに加盟。
  • 1990年(平成2年)11月 - 中頭郡北谷町北前のハンビー飛行場跡地に、郊外型GMS店舗「ハンビータウン」オープン。
  • 1991年(平成3年)11月 - 単品管理を強化するため、POSシステムを導入。
  • 1992年(平成4年)9月 - 食品加工センター内に食品工場開設、稼動。
  • 1994年(平成6年)5月 - 那覇市小禄に、外食ロードサイド「和風亭」小禄店オープン。
  • 1995年(平成7年)4月 - ダイイチ(現 エディオン)とフランチャイズ契約を締結し、家電販売を始める。
  • 1996年(平成8年) - 島尻郡豊見城村(現 豊見城市)高安に、沖縄県初のハートビル法認定の「豊見城ウイングシティ」オープン。
  • 1998年(平成10年) - 顧客の固定化と、顧客管理を目的に、「サンエーポイントカード」を導入。
  • 1999年(平成11年) - 具志川市(現 うるま市)江洲に、同社最大規模(当時)の店舗「具志川メインシティ」オープン。外食新業態のとんかつ専門店「かつ乃屋」とイタリアンレストランピッツェリア・マリノ」同時オープン。
  • 2000年(平成12年)
  • 2001年(平成13年)10月 - ディストリビューションセンター(DCセンター)を隣接地に新築移転。
  • 2002年(平成14年)1月 - 「ジョイフル」とのフランチャイズ契約によるファミリーレストランジョイフル」チェーン展開開始。
  • 2002年(平成14年)
  • 2003年(平成15年)
    • 10月 - オークス(現在はOCSに事業譲渡)との提携クレジットカード「サンエーVISAカード」発行。
    • 10月 - 中頭郡西原町の中部製糖工場跡地に「西原シティ」オープン。
    • 11月 - 大阪府大阪市中央区にあった大阪事務所を閉鎖(業務効率化に伴い、本社に統合)。
  • 2004年(平成16年) - ジャスコ具志川店(現:イオン具志川店)に対抗するために「具志川メインシティ」を増築。
  • 2005年(平成17年)
  • 2006年(平成18年)
  • 2007年(平成19年)
    • 2月 - サンエー第1号店である「那覇店」が「那覇メインプレイス」と統合のため閉店。
    • 月日不明 - 「真栄原ホームセンター」閉店。
    • 8月 - 那覇市前島「ホテルニューサンワ」を閉店し売却。
  • 2008年(平成20年)
    • 2月 - 「サンエーEdyカード」(プリペイド型電子マネーEdy)を導入。3月までに全店舗に順次導入。
    • 6月16日 - 「大名衣料館」が同年秋に開店予定の「経塚シティ」と統合のため閉店。衣料館の入っていた建物には食品館が移転。
    • 11月19日 - 浦添市経塚に「経塚シティ」オープン。
  • 2009年(平成21年)
    • 1月21日 - 全国でコンビニエンスストアを展開する株式会社ローソンと沖縄県内での業務提携を行うことに合意。
    • 6月 - 全国に外食チェーンを展開しているイートアンドと業務提携を行い、具志川メインシティに「大阪王将」が6月11日にオープン。これにより和風亭・ジョイフル・大阪王将の三業態で、沖縄県内の「和・洋・中」の大衆外食マーケットをカバーする。
    • 9月28日 - ローソンとローソン沖縄に関する合弁契約締結。
    • 12月1日 - ローソン沖縄の株式51%をローソンより譲受。
  • 2011年(平成23年)
  • 2012年(平成24年)
  • 2013年(平成25年)
  • 2015年(平成27年)
    • 2月26日 - 西原町旧役場跡地に対して、西原町と新中糖産業が仮契約を結ぶ。同社はサンエーに貸し出す計画で、サンエー西原シティー分館として開発することが決定。

運営店舗

大型ショッピングセンター

中型ショッピングセンター

レストラン

ドラッグストア

電器館

ホテル・ペンション

  • ホテルサンワ(那覇市久米)
  • ペンション美留(恩納村真栄田)

関連項目

外部リンク