サンポコンツェルン
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サンポコンツェルン(フィンランド語:Sampo-konserni)はフィンランドの金融企業。保険業を行っているほか、2006年までは銀行業も行っていた。フィンランドで最大級の企業である。サンポはフィンランド神話で登場し、塩、食べ物、小麦粉、金などを作り出す機械の名前である。OMXH25銘柄の一つ。
イフ・スカデフォルサークリン・ホールディングス(If Skadeförsäkring Holding AB)を通して、スウェーデンの大手保険会社If Skadeförsäkring ABとフィンランドの姉妹企業If Vahinkovakuutusyhtiöを運営している。この二つの企業はノルウェー、デンマーク、バルト三国でも営業している。
また、有限会社マンダトゥム生命保険（Mandatum Life Insurance Company Limited)の全株式を所有している。マンダトゥム生命はサンポ生命保険バルトSEを所有しており、サンポ生命保険バルトSEはバルト地方全体で営業を担当し、エストニアに本拠を置いている。ラトヴィアとリトアニアでは支店を通して商売を行っている。マンダトゥム生命のバルト諸国及びフィンランドでの市場シェアは20%に上る。
サンポはノルデア銀行の株式の19.8%を保有している[1]。2009年10月にはサンポ社はスウェーデン当局から株式の20%以上を保有する許可を受けている[2]。
2006年11月に銀行業務のデンマークダンスク銀行への売却を発表し、保険業に集中することになった。主な所有者の一人はサンポ取締役会のビョルン・ヴァフルロース(Björn Wahlroos)である。フィンランドで最も裕福な個人の一人であり、UPMの経営にも関わっている。
参考文献
外部リンク
- 公式ウェブサイト （英語）